2002.10.09

厚生労働省、テルミサルタンなど21品目を新医薬品として承認

 厚生労働省は10月8日、新医薬品として承認もしくは効能追加を受けた医薬品21品目を都道府県に事務連絡した。今回示されたのは、7月から9月にかけて開催された薬事・食品衛生審議会の医薬品第一部会あるいは第二部会などで了承されていた薬品。日本では4番目のアンジオテンシン2(A2)受容体拮抗薬となるテルミサルタンなどが含まれている。

 承認もしくは効能追加となった医薬品の商品名、一般名、申請者などは以下の通り。

・日本シエーリングの「リゾビスト注」(一般名:フェルカルボトラン)
 磁気共鳴イメージング(MRI)用肝臓造影剤で、磁気共鳴コンピューター診断撮影における肝腫瘍の局在診断のための肝臓造影を効能・効果とする新有効成分(フェルカルボトラン)含有医薬品。

・丸石製薬の「塩酸エスモロール」(一般名:塩酸エスモロール)
・丸石製薬の「ブレビブロック注100mg」(一般名:塩酸エスモロール)
 短時間作用型のβ1遮断薬で、手術時の上室性頻脈性不整脈に対する緊急処置を効能・効果とする新有効成分(塩酸エスモロール)含有医薬品。

・第一製薬の「アーチスト錠1.25mg」(一般名:カルベジロール)
・第一製薬の「アーチスト錠2.5mg」(一般名:カルベジロール)
・第一製薬の「アーチスト錠10mg」(一般名:カルベジロール)
 虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全(アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、ジギタリス製剤などによる基礎治療を受けている患者)の効能追加。

・十全化学の「プルリフロキサシンJZ」(一般名:プルリフロキサシン)
・日本新薬の「キスノン」(一般名:プルリフロキサシン)
・日本新薬の「プルリフロキサシン」(一般名:プルリフロキサシン)
・日本新薬の「キスノン錠100」(一般名:プルリフロキサシン)
・明治製菓の「スオード錠100」(一般名:プルリフロキサシン)
 ニューキノロン系抗菌薬である新有効成分(プルリフロキサシン)含有医薬品。

・日本化薬の「膀注用イムシスト」(一般名:生きたカルメット・ゲラン菌〔BCG〕・コンノート株)
 表在性膀胱癌、膀胱上皮内癌を効能・効果とする新有効成分(生きたカルメット・ゲラン菌〔BCG〕・コンノート株)含有医薬品。希少疾病用医薬品。

・万有製薬の「ストロメクトール錠3mg」(一般名:イベルメクチン)
 腸管糞線虫症を効能・効果とする新規駆虫薬。希少疾病用医薬品。

・藤沢薬品工業の「ファンガード」(一般名:ミカファンギンナトリウム)
・藤沢薬品工業の「ファンガード点滴用50mg」(一般名:ミカファンギンナトリウム)
・藤沢薬品工業の「ファンガード点滴用75mg」(一般名:ミカファンギンナトリウム)
 アスペルギルス属およびカンジタ属による感染症を効能・効果とするキャンディン系抗真菌薬。

・日本ベーリンガーインゲルハイムの「テルミサルタン」(一般名:テルミサルタン)
・日本ベーリンガーインゲルハイムの「ミカルディスカプセル20mg」(一般名:テルミサルタン)
・日本ベーリンガーインゲルハイムの「ミカルディスカプセル40mg」(一般名:テルミサルタン)
 高血圧症を効能・効果とするA2受容体拮抗薬。

・日本アルコンの「エイゾプト1%点眼液」(一般名:ブリンゾラミド)
 炭酸脱水酵素阻害作用を持ち、緑内障、高眼圧症を効能・効果とする懸濁性点眼薬。

・日清キョーリン製薬の「ペンタサ腸注1g」(一般名:メサラジン)
 潰瘍性大腸炎(重症を除く)を効能・効果とする注腸薬。従前は錠剤。

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