2002.09.12

WHOが325の必須薬剤に関する処方ガイドを発行、適正用量や副作用、禁忌など盛り込む

 世界保健機関(WHO)は9月4日、325種のWHO必須薬剤モデルリスト(WHO Model List of Essential Drugs)に関する、適正な処方用量、副作用、禁忌や服用に関する注意点などを盛り込んだ、初めての「WHO Model Formulary」を発行した。WHOは、この処方ガイドは科学的根拠のみに基づいて作成したもので、各国が独自の処方ガイドラインを作る基礎にして欲しいとしている。

 特に発展途上国では、薬の処方に関する情報は製薬会社の広告に限られている場合が多く、医療従事者や患者が公正な情報を入手することは難しいという。そこで、今回のModel Formularyを活用することで、そうした地域における無駄な投与を減らすと同時に、服用の安全性も上げることが期待されている。先進国でもまた、医療保険による支払い対象となる薬の処方量などを検討する際に役立ちそうだ。

 WHO Model Formularyは、インターネット上、www.who.int/medicines]から入手することができる。詳しくはWHOによる、ニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 若年男性に生じた腹痛、必ず聞くべきことは? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
  2. 学会はスーツで行くべきなのか 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:500
  3. 病院の「介護医療院」転換に予想外の傾向! 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:22
  4. お尻に注入しないで!(食事中に閲覧しないで) 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:297
  5. 民間病院から大学教授を毎年輩出する秘訣 東謙二の「“虎”の病院経営日記」 FBシェア数:43
  6. 大腸癌検診は旧態依然でいいの? 田中由佳里の「ハラワタの診かた」 FBシェア数:27
  7. 記憶障害のみでゆっくり進行する認知症とは 発見者の金沢大学脳老化・神経病態学(神経内科学)教授山田正仁氏に聞く FBシェア数:95
  8. 最年少教授が拓く「臓器の芽」による新移植医療 特集◎再生医療はここまで来た!《4》 FBシェア数:233
  9. 中年期以降の飲酒量と認知症のリスク BMJ誌から FBシェア数:106
  10. 60歳代女性。胸部異常陰影 日経メディクイズ●胸部X線 FBシェア数:0
医師と医学研究者におすすめの英文校正