2002.06.26

患者一人1日当たり点数は診療所3.4%減、病院0.8%減−−日医の速報結果より

 日本医師会は6月21日、「緊急レセプト調査」の速報結果を発表した。2002年4月の患者一人1日当たりの点数は、診療所が694点で対前年同月比3.4%減、病院が1307点で同0.8%減だった。この調査は、全体で2.7%マイナスという4月の診療報酬改定による影響を調べる目的で実施。今回の速報結果は2001年と2002年の4月診療分データについて、会員の診療所3162カ所、病院318カ所のデータを比較したもの。

 レセプト1件当たりの点数でみると、診療所が2993点(対前年同月比3.6%減)、病院が1万6930点(同1.6%減)で、患者一人1日当たりの点数と同じく診療所の方が減少率は大きかった。レセプト1件当たりの日数については、診療所が3.7日(同0.8%増)、病院が10.8日(同0.4%減)だった。

 診療所(入院外)で診療科目別に患者一人1日当たりの点数を比較すると、内科が649.3点(同1.6%減)、小児科が471.3点(同1.6%減)、精神科が620.0点(同0.1%減)、外科が472.5点(同3.8%減)、整形外科が331.0点(同6.9%減)、産婦人科が494.0点(同2.9%減)、眼科が541.4点(同1.0%減)、耳鼻咽喉科が346.5点(同1.0%減)、皮膚科が387.2点(同2.9%減)、泌尿器科が1337.7点(同6.3%減)で、整形外科と泌尿器科の減少が目立っている。

 診療所(入院外)で院外処方と院内処方の別で患者一人1日当たりの点数を比べると、院内処方が555点(同10.4%減)、院内処方が491点(同3.3%減)となっており、院内処方への影響が大きかったようだ。

 なお、日医は、4〜6月の3カ月分の分析結果を基に対応を決めるとしている。この調査の最終的な結果は8月中旬に発表する予定。

■関連トピックス■
◆2002.6.24 日本病院学会速報】
4月の診療報酬改定により入院は1.2%減、外来は3.0%減−−日病の調査結果から

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