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2002.06.21

アベンティスの副腎癌治療薬「オペプリム」、8月からヤクルトが販売

 アベンティス ファーマとヤクルト本社は6月20日、副腎癌治療薬のミトタン(商品名:オペプリム)の販売権を、アベンティスからヤクルトへと移管する契約締結に合意したと発表した。

 ミトタンはコルチゾールなど副腎皮質ホルモンの抑制薬で、適応症は副腎癌および手術適応とならないクッシング症候群(コルチゾール過剰症)。日本ルセル(現:アベンティス ファーマ)が1984年からわが国で販売を行っていた。

 今回の契約で、2002年8月からヤクルト本社が販売および医療機関への情報提供、医療機関からの情報収集活動を担当。2003年7月からは輸入承認権もヤクルト本社に移管する。

 アベンティス ファーマは昨年から、「既存プロダクトラインの製品価値を最大化するための施策」として、医薬品の販売提携や共同販売促進活動(コ・プロモーション)契約を急速に進めている。例えば注射用抗菌薬「タゴシッド」(一般名:テイコプラニン)は今年1月から藤沢薬品工業が主要な販売・販促活動を実施しており、今夏に発売予定の注射用抗菌薬「シナシッド」(一般名:キヌプリスチン・ダルホプリスチン)も藤沢が単独で販売する。

 不整脈治療薬の「リスモダン」(一般名:ジソピラミド)は今年1月から医療機関への情報収集・提携活動を中止(販売を行っている中外製薬1社のみが実施)しており、食後血糖降下薬の「ファスティック」(一般名:ナテグリニド、その他の商品名:スターシス)は今年3月に販売権を三共に移管した。

 子宮内膜症などの治療薬「スプレキュア」(一般名:酢酸ブセレリン)は6月から持田製薬が主要な販売・販促活動を実施しており、5月に発売した骨粗鬆症治療薬「アクトネル」(一般名:リセドロン酸ナトリウム、その他の商品名:ベネット)についても、エーザイとコ・プロモーション契約を締結している。

 この件に関するアベンティス ファーマのプレス・リリースは、こちらまで。