日経メディカルのロゴ画像

2002.02.04

米国で炭疽菌ワクチン定期製造の施設整う、FDAが承認

 米国で1月31日、炭疽菌ワクチンを定期製造する施設が整備、承認された。これは、米国食品医薬品局(FDA)が同日、BioPort社がHollister-Stier Laboratories社に委託し、炭疽菌ワクチンの充填を行う施設を承認したことによるもの。同ワクチンの製造自体は、BioPort社の施設で行われ、同施設については昨年12月27日に既にFDAの承認を受けている。米国厚生省(HHS)は、炭疽菌ワクチンは、米国の生物テロに対抗する重要な手段とし、今回の承認を重要視している。

 FDAは、製造されたワクチンの全てのロットについて、出荷前に、その純度、効能、同一性、無菌性の検査を行う。なお、BioPort社が製造する炭疽菌ワクチンは全て、米国国防総省(DOD)が保有することになる。米国疾病管理センター(CDC)はまた、一般人の同ワクチンの使用は推奨していない。

 詳しくは、FDAによるニュース・リリースまで。(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)