2001.11.08

【生物テロ】 NEJM誌、炭疽に関する論文を早期公開

 New England Journal of Medicine(NEJM)誌は11月6日、炭疽の最新知識や症例に関する二つの論文をホームページ上で公表した。疾患の治療や予防に大きなインパクトを持つ論文を、雑誌掲載に先立って公表する「Early Release」(早期公表)制度による。 今回公表された2論文は、NEJM誌11月29日号に掲載される。

 論文は、炭疽に関する最新情報を網羅的に紹介したものと、今年9月にニューヨークで皮膚炭疽に罹患した小児の症例報告の2報。前者は、炭疽菌の生物学的・病理的な特徴や炭疽の疫学、肺炭疽や皮膚炭疽など各種炭疽の臨床症状や転機、抗菌薬を用いる治療や予防、院内感染の防止策などについて、現在までに得られた知見を解説している。後者は、親の勤務するテレビ局で皮膚炭疽に罹患したと考えられる2歳小児の症例を、写真付きで報告している。

 論文のタイトルは、「Recognition and Management of Anthrax -- An Update」と「Cutaneous Anthrax Infection」。前者はこちら、後者はこちらで、アブストラクトを閲覧できる。このページから全文(PDF形式)のダウンロードも可能だ。

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