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2001.09.12

【EASD学会速報】 「欧州からの頭脳流出を防げ」、総額100万ユーロの研究助成金制度が発足

 欧州糖尿病学会(EASD)の関連団体、欧州糖尿病研究基金(EFSD)とフランスServier社は、9月10日午前の記者会見で、2型糖尿病関連の研究に対する助成金制度を発足すると発表した。2002年から2004年の3年間で、総額100万ユーロ(約1億円)の研究助成金を支給する。EFSDによる糖尿病助成金制度は、1型糖尿病関連研究に関する制度に続き二つ目。

 EFSDは、欧州における糖尿病関連の研究費を募る目的で、1999年にEASDが組織した非営利団体。こうした研究助成金制度を通し、米国と欧州における糖尿病研究資金の格差を是正して、欧州の優秀な研究者の“頭脳流出”を抑えたいとしている。

 今回スタートした助成金制度の対象は、2型糖尿病の血管合併症に関する研究。初年度の2002年に4件、2003年と2004年は3件ずつ、計10件の研究に各10万ユーロ(約1000万円)ずつ支給する。初年度の応募期間は来年2月1日まで。(八倉巻尚子、医療ライター)


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