031.日経メディカル 聴く論文(2021.07.26-07.30) 足関節骨折のギプス固定と着脱可能ブレースに差はない 他 2021年7月30日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 2021/07/30 その他
BMJ誌から 足関節骨折のギプス固定と着脱可能ブレースに差はない 英国の骨折患者を対象にしたRCTで16週後の機能評価スコアに有意差なし 英国Warwick大学のRebecca Kearney氏らは、成人の足関節骨折患者をギプス固定または着脱可能ブレースに割り付けて16週後のアウトカムを検討するランダム化比較試験を行い、両群のOlerud Molander ankle scoreなどの成績に有意差はなかったと報告した。結果は2021年7月6日のBMJ誌電子版に掲載され… 2021/07/30 骨・関節・筋
Lancet Diabetes & Endocrinology誌から イマチニブが1型糖尿病患者のβ細胞を保護する可能性 米国とオーストラリアで行われた第2相臨床試験 米国California大学San Francisco校のStephen E Gitelman氏らは、1型糖尿病患者に対して、慢性骨髄性白血病などに承認されているチロシンキナーゼ阻害薬のイマチニブを投与して安全性と有効性を検討する第2相臨床試験を行い、イマチニブはプラセボにくらべ12カ月後の膵臓β細胞の機能を温存してい… 2021/07/27 代謝・内分泌
7月12~18日の「話題になった論文」 スペインでSARS-CoV-2ワクチン接種後の皮膚反応405症例を分析 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/07/27 感染症
JAMA Neurology誌から タウPETはAD患者の認知機能低下を予測する能力が高そう スウェーデン、米国、韓国で行われたコホート研究 スウェーデンLund大学のRik Ossenkoppele氏らは、タウ蛋白に結合する放射性トレーサーを用いたPET(タウPET)検査がアルツハイマー病(AD)患者の認知機能低下を予測する能力を、アミロイドPET検査やMRI検査と比較するコホート研究を行い、ベースラインからのMini-Mental State Examination(MMSE… 2021/07/26 精神・神経
030.日経メディカル 聴く論文(2021.07.19-07.23) SARS-CoV-2ワクチン接種後は家庭内感染リスクが半減する 他 2021年7月23日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 2021/07/23 その他
7月5~11日の「話題になった論文」 チリ国民に対する中国の不活化ワクチン「CoronaVac」の有効性 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/07/20 感染症
学会トピック◎日本病院総合診療医学会と日本プライマリ・ケア連合学会 2学会が総合診療専門医のサブスペシャルティ構築へ 日本病院総合診療医学会(理事長・原土井病院の林純氏)と日本プライマリ・ケア学会(理事長・北海道家庭医療学センターの草場鉄周氏)は2021年7月16日、日本専門医機構が認定する総合診療専門医のサブスペシャルティ構築へ向けた合同声明を発表。学会認定方式の病院総合診療専門医と新・家庭医療専… 2021/07/19 医師のキャリア
Gut誌から 食習慣は腸内細菌叢を介して消化管炎症に関与 植物性蛋白質摂取で腸内環境が改善 食生活と腸内細菌叢の関連を調べたところ、クローン病(CD)、潰瘍性大腸炎(UC)、過敏性腸症候群(IBS)の患者と健常人に共通する因子が複数特定され、腸内細菌叢を標的とした食事戦略をとることで消化管の炎症を軽減・予防できる可能性が示された。結果はGut誌7月号に掲載された。 特定の化合… 2021/07/19 消化器
the Lancet Diabetes and Endocrinology誌から WHOの肥満の基準は多くの人種で適合せず 糖尿病の発症リスクを人種間で比較 BMIが30.0kg/m2の白人の2型糖尿病発症リスクに相当する、南アジア人、黒人、中国人、アラビア人のBMI値を調べたところ、いずれも白人より低かった。英国で行われた観察研究の結果で、the Lancet Diabetes and Endocrinology誌7月号に論文が掲載された。… 2021/07/16 代謝・内分泌
029.日経メディカル 聴く論文(2021.07.12-07.16) スコットランドで流行したデルタ株の特徴 他 2021年7月16日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 2021/07/16 その他
厚労省検討会、第8次医療計画の策定時期を踏まえ今年末取りまとめへ 外来機能報告制度の実施に向け議論スタート 厚生労働省は2021年7月7日、「外来機能報告等に関するワーキンググループ」を開催した。医療法改正に伴い2022年に施行される医療機関の外来機能報告制度の枠組みや、医療機関が毎年行う報告の内容、「医療資源を重点的に活用する外来」や「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医… 2021/07/15 行政・制度
COVID-19患者における多様な自己抗体 Nature誌より 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する液性免疫は、一方で中和抗体として感染から防御するために働くが、もう一方でCOVID-19患者において自己免疫疾患における自己抗体のような自己抗体活性が検出されたという報告が相次いでいる。こうした自己抗体が病態の進行に与える影響についてはあまり明… 2021/07/15 感染症
Diabetologia誌から 「代謝的に健康な肥満」は本当は健康ではない 「代謝的に不健康な非肥満者」よりも心不全と呼吸器疾患のリスクは高い 「代謝的に健康な肥満(MHO;metabolically healthy obesity)」は本当に健康なのか? この疑問に答えるために前向きコホート研究が行われ、MHOと様々な肥満関連アウトカムの関係が検討された。UK Biobankに登録された38万例以上を約10年間追跡した結果、MHOは非肥満者よりも心血管および呼吸器系… 2021/07/15 代謝・内分泌
Surgery誌から 周術期口腔ケアは非心臓手術後の肺炎抑制に有用 予後不良につながる術後肺炎(POP)の発生率は、クロルヘキシジンによる周術期口腔ケアで有意に低下し、また、歯科医療従事者が主導するよりも、看護師主導で実施した方が簡便で費用を削減できることが明らかになった。非心臓手術患者を対象とした初めての系統的レビューとメタアナリシスの結果が… 2021/07/14 外科
6月28日~7月4日の「話題になった論文」 外科系レジデントの「やる気」を調べた全米規模の調査 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/07/13 感染症
NEWS◎外国人診療や国際学会での発表を想定、情報共有のためのオンラインサロンも 海外在住の医師らが医療英語のオンライン学習プログラムを開始 海外で診療に当たっている日本人医師と英語教育の関係者で構成する「Medical English Hub」(通称めどはぶ)は今年9月、医療英語を専門に学べるプログラムの提供をオンライン上で本格的にスタートする。外国人患者を診療したり国際学会で研究発表したりする医師などに、それを可能にする英語スキ… 2021/07/12 海外
血清ニューロフィラメント軽鎖は新型コロナ入院患者の転帰と関連 Science Translational Medicine誌から 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の脳画像を検討すると、マクロおよびミクロの出血性病変、多巣性の白質の高信号域、後部可逆性白質脳症(posterior reversible leukoencephalopathy)に一致する病変の証拠が示されている。頭痛や脳症、発作などの神経学的症状を示すケースも少なくない… 2021/07/12 感染症
オンライン初診の制度化、今秋の指針改定目指す 指針適用時期はCOVID-19感染状況を見極めて判断 厚生労働省は2021年6月30日、「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」を開催し、初診からのオンライン診療の恒久化・制度化に向けて議論した。初診からのオンライン診療に必要な医学的情報や、初診からのオンライン診療に適さない症状や処方薬などに関する見直しの方針… 2021/07/09 プライマリケア
028.日経メディカル 聴く論文(2021.07.05-07.09) 米国のSARS-CoV-2ブレイクスルー感染の現状報告 他 2021年7月9日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 2021/07/09 その他
SARS-CoV-2に対するmRNAワクチン接種後の死亡例の検討 Legal Medicine誌より ドイツでは2020年12月27日から、ドイツBioNTech社/米Pfizer社のmRNAワクチン(BNT162b、製品名コミナティ)の接種が始まっている。ドイツにあるワクチンおよび生物製剤に関する連邦研究所には、2021年3月12日時点で、ワクチンを接種して1時間から40日の間で死亡したドイツ人286例の情報が登録され… 2021/07/07 感染症
NEJM誌から 共生細菌に感染させた蚊の野外放出でデング熱を減らす試み インドネシアで実施されたクラスターランダム化試験 デング熱を媒介するネッタイシマカ(Aedes aegypti)は、共生細菌であるWolbachia pipientisのwMel株に感染されると、デングウイルスを媒介しにくくなることが報告されている。インドネシアCenter for Tropical MedicineのAdi Utarini氏らは、インドネシアのジョグジャカルタの住民を対象に、この… 2021/07/06 感染症
6月21~27日の「話題になった論文」 2種類の異なるワクチンを使っても抗体価は上がりそう 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/07/06 感染症
学会トピック◎第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021) 「1割の患者は肥満外科治療に匹敵する効果」 抗肥満薬として承認された高用量セマグルチドでシンポジウム 米食品医薬品局(FDA)が6月4日に抗肥満薬として承認したグルカゴン様ペプチド1(GLP-1)受容体作動薬セマグルチドの高用量注射製剤(商品名Wegovy)に関するシンポジウムが、6月25日~29日にオンライン上で行われた第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)で開催された。同シンポジウムでは、承… 2021/07/05 代謝・内分泌
居宅患者では訪問回数が「月1回」の患者割合が3割超に 在宅患者が80万人を突破、施設入居者がけん引 厚生労働省は2021年6月30日、「2020年社会医療診療行為別統計」を公表した。2020年6月審査分(5月診療分)レセプトで、在宅患者訪問診療料(主治医による診療)を月1回以上算定されていた患者は前年比3万5764人増の83万1080人で、初めて80万人を超えた(図1)。訪問診療料の算定回数は前年比3万45… 2021/07/05 行政・制度
電話等再診料の算定回数は前年比5.7倍に急増、COVID-19の影響が鮮明に 2020年5月の初診料の算定回数、前年比4割減少 厚生労働省は2021年6月30日、「2020年社会医療診療行為別統計」を公表した。2020年6月審査分(5月診療分)レセプトで、初診料の算定回数が前年比4割減ったことが分かった。一方、電話等再診料の算定回数は前年比5.7倍に急増。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が鮮明に表れる結果となっ… 2021/07/02 行政・制度
中医協・入院医療等分科会が2022(診療報酬)改定に向けて個別事項の議論開始 急性期医療の評価方法の在り方を議論 厚労省、救急搬送件数や手術件数、高度急性期の実施有無などの詳細なデータを提示 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が2021年6月30日に開かれ、2022年度診療報酬改定に向けて一般病棟入院基本料等の個別事項の議論を開始した。同日は急性期医療の評価方法について意見が交わされ、… 2021/07/02 行政・制度
027.日経メディカル 聴く論文(2021.06.28-07.02) SARS-CoV-2ワクチン接種開始後も感染対策を緩めてはならない 他 2021年7月2日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 2021/07/02 その他