医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会 医師が多い地域での新規開業に「条件」、2020年度から 在宅医療や初期救急医療など地域に必要な医療機能を担うよう求める 厚生労働省「医療従事者の需給に関する検討会」の医師需給分科会が12月26日に開かれ、地域における外来医療の提供体制の確保のあり方について議論した。外来医療機能の偏在を解消するため、外来医師数が多い地域で新規開業する場合、在宅医療や初期救急医療など地域に必要な医療機能を担うよう求… 2018/12/28 医療経営
JACC Heart Fail誌から 癌化学療法開始後に心不全ステージは進行する? 治療開始3カ月後の心不全進行の有無から長期予測できる可能性 癌化学療法を開始する外来患者を対象に、心毒性リスクのある抗癌剤を含む治療と心不全ステージ進行の関連について検討する観察研究を行ったところ、患者の約20%は、治療開始3カ月後には心不全ステージがAからBに移行していた。また、この3カ月間のステージ変化が、より長期の心不全ステージ変化… 2018/12/28 循環器
日本医療機能評価機構が事例を報告 病理診断報告書の確認忘れ、最も多いのは消化器科 「病理診断報告書の確認忘れ」が日本医療機能評価機構が2012年に行った注意喚起から6年の間に35件発生していたことが明らかになった。同機構が12月27日、「医療事故情報収集等事業 第55回報告書」を公表し、再度、注意喚起を行った。… 2018/12/28 医療安全
BMJ誌から インクレチン関連薬は胆管癌を増やす? 英国のプライマリケア診療データを分析した研究 カナダMcGill大学のDevin Abrahami氏らは、英国のGPの診療データベースUK Clinical Practice Research Datalink(CPRD)の情報を分析して、インクレチン関連薬のDPP-4阻害薬とGLP-1アナログを使用すると、他の第2選択薬または第3選択薬を使用している2型糖尿病患者に比べ、胆管癌リスクが増加して… 2018/12/28 癌
JAMA Network Open誌から プラセボ群の有害事象発生率は無視できない 分子標的薬などの癌の臨床試験でグレード3-4の有害事象が18% 癌の切除後に、分子標的薬や免疫治療薬とプラセボを比較する補助療法のランダム化フェーズ3試験を対象に、系統的レビューとメタアナリシスを行ったアルゼンチンArgentine Association of Clinical Oncology(AACO)のMatias Rodrigo Chacon氏らは、プラセボ群の18%がグレード3-4の有害事象を経験… 2018/12/27 癌
サブスペシャルティ領域の専門医認定は2019年夏に 改めて申請を受けた全学会の認定については否定 日本専門医機構は2018年12月25日、定例の記者会見を実施。サブスペシャルティ領域について認定要件を決定した旨を明らかにした。今後、専門医の認定を希望する各学会にレビューシートを送付し、審査を経て2019年9月にも認定したサブスペシャルティ領域の専攻医の研修を開始する。… 2018/12/26 医療の質
入試不正に伴う募集定員減に文科省が対応を公表 2019年度入試は入学人数超過を認め、5年かけて帳尻合わせ求める 文部科学省は2018年12月25日、過去の入試不正で影響を受けた受験生を救済するための追加合格で影響を受ける医学部に対し、2019年度の募集定員は減らすことなく、翌年以降の定員から削減することを可能にする臨時措置を発表した。既に出願手続きが始まっている大学もある中で、マクロでの医師数に… 2018/12/26 行政・制度
JAMA Network Open誌から 地中海食が良い理由をバイオマーカーで探る Women's Health Studyのデータから食事の遵守度別に要因を比較 地中海食の遵守度が高い人では、心血管疾患(CVD)リスクが低いことは示されていたが、その分子的な機序は明らかではなかった。スウェーデンUppsala大学のShafqat Ahmad氏らは、Women's Health Studyのデータを用いて地中海食がCVDリスクを減らす要因について分析し、リスク減少の一部は炎症マー… 2018/12/26 循環器
BMJ誌クリスマス特集から 心筋梗塞はクリスマスイブにやってくる? スウェーデンの患者登録データを16年分解析した研究 スウェーデンの主要な休暇シーズンと、世界規模の大きなスポーツイベントが行われた期間の、心筋梗塞による入院のリスクを16年間にわたって調べたスウェーデンLund大学のMoman A Mohammad氏らは、1年中で最も発症率比が高いのはクリスマスイブで、心筋梗塞を起こしやすいのは75歳以上、糖尿病患者… 2018/12/25 循環器
Lancet誌から フルオキセチンは脳卒中後遺症を改善せず 1日20mgを6カ月投与してもプラセボ群と機能回復に差はない 脳卒中後のうつ病治療に、SSRIのフルオキセチンを用いると、機能回復も促進される可能性を報告した研究がある。この効果を確かめるためのランダム化対照試験FOCUS Trial Collaborationを企画した英国の研究者たちは、フルオキセチンの機能回復効果はプラセボと差がなく、介入群ではうつ病を減少さ… 2018/12/21 循環器
Circulation誌から 代謝パラメータの変動性は死亡や心血管事象の予測因子 韓国の一般集団を対象としたコホート研究 韓国の一般集団を対象としたコホート研究で、空腹時血糖、コレステロール値、収縮期血圧、体格指数(BMI)の変動性が、死亡や心血管事象に対する独立した予測因子であることが示された。結果は、Circulation誌12月4日号に掲載された。… 2018/12/20 循環器
Lancet誌から 脳死ドナーからの子宮移植で出産に成功 ブラジルでMRKH症候群の不妊患者が女児を出産 ブラジルSao Paulo大学のDani Ejzenberg氏らは、先天性の子宮性不妊症であるメイヤー・ロキタンスキー・キュスター・ハウザー(MRKH)症候群の患者に、脳死ドナーからの子宮移植を行い、続いて体外授精を行って、健康な女児の出産に成功した。治療の経過はLancet誌電子版に2018年12月4日に掲載さ… 2018/12/20 産婦人科
妊婦加算、世論を受けて2019年1月から凍結へ 2020年度改定までに改めて枠組みを検討する方針 根本匠厚労相は12月19日、2018年度診療報酬改定で新設された妊婦加算の運用を2019年1月1日から一時的に凍結することを、中央社会保険医療協議総会に諮問した。総会は、妊婦加算についての誤解と不安がある状況では、妊婦加算導入の意図が十分に実現できないという判断から、「やむを得ないこと」… 2018/12/19 産婦人科
Lancet誌から 頸動脈の状態を図解で示すと予防効果が増加 健康的な生活習慣改善と服薬の遵守率に影響か 禁煙、運動、スタチンや降圧薬の使用は、有効で低コストの心血管疾患予防法であることは知られているが、1次予防戦略はしばしば、失敗に終わる。主な原因は、患者と医師の1次予防ガイドラインの遵守が不良だからだ。スウェーデンUmea大学のUlf Naslund氏らは、頸動脈超音波検査の結果をシンプルな… 2018/12/19 循環器
JAMA誌から PPI併用で抗凝固治療に伴う消化管出血は減少 メディケア患者データで入院リスクを比較 経口抗凝固薬を使用している患者には、しばしば上部消化管出血が生じる。個々の抗凝固薬をPPI併用あり/なしで投与した場合の、上部消化管出血による入院の発症率を比較するために後ろ向きコホート研究を実施した米Vanderbilt大学医学部のWayne A. Ray氏らは、入院率はリバーロキサバン投与群が最… 2018/12/18 循環器
医学部の入試不正、9大学で確認 聖マリアンナ医大は文科省の指摘を否定 文部科学省は2018年12月14日、医学部の入試不正に関する緊急調査の最終まとめを公表した。これは、東京医科大学での入試不正事件を受けて8月より文科省が調査を行ってきたもの。不適切な事案として指摘されたのは、岩手医科大学、金沢医科大学、北里大学、神戸大学、順天堂大学、昭和大学、東京医… 2018/12/17 事件・話題
日大は卒業生の子女を優先して追加合格 同窓会から出された名簿から合格者を決定 日本大学は2018年12月12日、医学部入試の追加合格者を出す際、医学部卒業生の子女を優先的に合格させていたと発表した。2017年度は11人、2018年度は3人について繰り上げて合格させていたが、2017年度は8人、2018年度は2人が本来の合格ラインに到達していなかった。女性や多浪生も含めて、その他の… 2018/12/17 事件・話題
JAMA Network Open誌から 患者はなぜ医師に真実を告げないのか? 「医師の勧めに同意できない」または「理解できない」から 医師患者関係を良好にし、より適切ケアを行うためには、患者から医師への情報提供が欠かせないが、患者が特定の情報を医療従事者に告げないことは少なくない。米Middlesex Community CollegeのAndrea Gurmankin Levy氏らは、インターネットでオンラインサーベイを行い、どんな情報を提供しないの… 2018/12/17 医師・患者関係
J Am Coll Cardiol誌から 経カテーテル大動脈弁置換術と外科手術に有意差なし 死亡と脳卒中で同様の結果 経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)と外科的大動脈弁置換術(SAVR)の5年間のアウトカムを比較した解析結果が報告された。TAVRとSAVRの死亡と脳卒中の発生率に差は見られず、重度の構造的弁劣化および弁への再介入はまれであった。この結果はJ Am Coll Cardiol誌12月4日号に掲載された。… 2018/12/17 循環器
39~56歳男性で風疹の予防接種を原則無料へ 2019年より実施、予防接種前の抗体検査も原則無料で実施 厚生労働省は2018年12月13日、第28回厚生科学審議会感染症部会を開催し、流行が続く風疹への今後の対策案を発表した。「風しんに関する追加的対策骨子(案)」では、抗体保有率の低い世代の男性に対し、市町村が予防接種法に基づき抗体検査と予防接種を無料で2019年から3年間原則無料で実施する方… 2018/12/14 感染症
循環器病の予防と治療体制整備を推進する新法 脳卒中・循環器病対策基本法が成立 12月10日の衆議院本会議で、議員立法の「脳卒中・循環器病対策基本法」が全会一致で可決、成立した。同法では、脳卒中や心筋梗塞などの循環器病の予防推進と、迅速かつ適切な治療体制の整備を進めることで、国民の健康寿命の延伸と医療・介護費の軽減を目指す。… 2018/12/14 循環器
JAMA Pediatrics誌から 米国で急性弛緩性脊髄炎の定義見直し提案 現在の定義では横断性脊髄炎や脊髄虚血を識別しにくい 急性弛緩性脊髄炎(AFM:acute flaccid myelitis)は、2014に米国でエンテロウイルスD68(EV-D68)感染症の流行と同時に発生したポリオ様の麻痺を、サーベイランスの対象とするために定義された疾患だ。米国Johns Hopkins大学医学部のMatthew J. Elrick氏らは、米国内で発症しCDCの定義に合わせて… 2018/12/14 小児科
JAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌から 福島原発事故後の甲状腺癌スクリーニング結果 事故から5年後までの甲状腺癌の増加は示唆されず 2011年の福島第1原発の事故以降に、福島県民を対象に超音波検査を用いた甲状腺癌スクリーニングを行った福島県立医科大学の大津留晶氏らは、当初5年間に行われた2回のスクリーニングに参加した、事故時点で18歳以下だった小児のデータをJAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌電子版に2018年11月29日… 2018/12/13 癌
JAMA Cardiology誌から 米国の心疾患病院ランキングと治療成績比較 ランキング上位病院は30日死亡率が低い 雑誌U.S. News and World Report(USNWR)が発表した、心臓病と心臓外科病院ランキングでトップ50に入った病院と、ランキング外となった病院の治療の質を30日死亡率、30日再入院率、患者の満足度という3点について比較した米Harvard大学医学部のDavid E. Wang氏らは、死亡率と満足度はトップ50病… 2018/12/12 循環器
JAMA Pediatrics誌から 早産児でもBCG接種時期を遅らせる必要はない 生後7日以内と8日~1年の接種時期による違いを比較 英国Oxford大学のShiraz Badurdeen氏らは、系統的レビューとメタアナリシスを行い、臨床状態が安定しているならば、早産児や低出生体重児でも正期産児と同様に、生後7日以内にBCGを接種しても有効性と安全性に差はなかったと報告した。結果はJAMA Pediatrics誌電子版に2018年11月26日に掲載された… 2018/12/11 小児科
順天堂大では2年間で165人が入試不正の影響 「女性は精神的な成熟が早いため、補正した」 順天堂大学は2018年12月10日、2017年度と2018年度の医学部入試に関して女性や浪人生に不利になるように取り扱っていたとする第三者委員会の調査結果を公表した。一般入試枠の1次試験で女性や多浪生の一部について不利になるよう取り扱っていた他、2次試験では一般入試枠、センター利用入試枠のい… 2018/12/10 医師のキャリア
学会トピック◎米国心臓協会学術集会(AHA2018) 新しい米コレステロール管理GLのアルゴリズム 米国のコレステロール管理ガイドライン(2018 Guideline on the Management of Blood Cholesterol)が5年ぶりに改訂された。2013年版は薬物治療としてスタチンのみを推奨、治療目標値は示さないなど斬新な内容だった。2018年版では基本的な考え方は踏襲しつつも、一部の対象者についてはCTによる… 2018/12/10 循環器
JAMA Neurology誌から 磁気刺激の併用で脳卒中リハの回復を促進 3週間の間欠的シータバースト刺激法とシャム治療の比較 イタリアSanta Lucia Foundation IRCCSのGiacomo Koch氏らは、脳卒中による片麻痺のある患者を対象として、対側の小脳に磁気刺激(シータ波帯域の間欠的なバースト刺激を与えるCRB-iTBS法)を理学療法と併用する二重盲検のフェーズ2a試験を行い、シャム治療群と比較してCRB-iTBS群には歩行とバラ… 2018/12/10 精神・神経
医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会 医師の多寡に応じた医師確保の方針が示される 二次医療圏よりも小さい「医師少数地区」の設定が可能に 厚生労働省「医療従事者の需給に関する検討会」の医師需給分科会が11月28日に開かれ、都道府県が策定する医師確保計画の内容について議論した。医師の多寡に応じた医師確保の方針や、医師偏在対策の実効性の確保策などが提示され、了承された。… 2018/12/07 医師のキャリア
東京医大の来春の一般入試定員は34人に 入試不正に伴う再判定で44人を追加合格に 東京医科大学は2018年12月7日、2017年度および2018年度の入試不正に伴う追加合格者を発表した。両年度の一般入試、センター利用入試、推薦入試の追加合格者は合計で44人で、2019年度の一般入試とセンター利用入試の枠から割り当てる。結果として、2019年度の東京医大の一般入試枠は34人、センター… 2018/12/07 医師のキャリア
定点当たり報告数が0.93人に、15道府県が全域で流行 インフルエンザ、今週中にも全国的に流行入り 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月2日までの1週間(第48週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は4599人となり、定点当たりで0.93人と流行の目安となる1人に迫った。薬局サーベイランスなどの先行指標は12月3日以降も患者数が増えてることから… 2018/12/07 感染症
JAMA Oncology誌から 造血幹細胞移植後の2次性固形癌の治療成績 癌の種類によって5年生存率は大幅に異なる 造血幹細胞移植(HSCT)を受けた患者に見られる晩期合併症の中で、最も恐れられているのが2次性固形癌(SSC)だ。スイスBasel大学病院のAndre Tichelli氏らは、欧州でHSCTを受けた後にSSCを発症した患者を対象に後ろ向きコホート研究を実施し、その後のアウトカムを検討したところ、癌の種類によ… 2018/12/07 癌
学会トピック◎第46回日本救急医学会総会・学術集会 重症呼吸不全へのECMO、ホントに有効? Pros&Consセッションから 重症呼吸不全に対して、体外式膜型人工肺による生命維持治療を実現するECMO(Extracorporeal membrane oxygenation)。劇的な救命が得られる一方で、その有効性を証明しようと取り組まれた臨床試験はクリアにポジティブとならず、その効果については未だに賛否がある。… 2018/12/07 呼吸器
Lancet誌から EPAとアスピリンの大腸癌予防を証明できず 1年後のポリープ発見患者の割合に有意差なし エイコサペンタエン酸(EPA)とアスピリンは、それぞれ大腸癌の化学予防に有用と考えられている。大腸癌リスクが高い人々を対象にそれらを単独、または併用した場合の有効性と安全性を検討する二重盲検のランダム化試験を行った英St James’s University HospitalのMark A Hull氏らは、1年後に腺… 2018/12/06 癌
Eur Heart J誌から HFrEFとHFpEFに合併するAFの違い リスクマーカー・プロファイルに大きな差 駆出率(EF)が低下した心不全(HFrEF)とEFが保たれた心不全(HFpEF)に合併する心房細動(AF)の病態生理学的機序の差を解明するため、欧州の研究者らが92種類のリスクマーカーを調査した。その結果、HFrEFではAF合併者のリスクマーカーはほぼ全て、洞調律(SR)者より上昇していたが、HFpEFで… 2018/12/05 循環器
NEJM誌から ピーナッツアレルギーを改善する臨床試験 アレルゲンを徐々に増量する脱感作療法のフェーズ3試験 米Aimmune Therapeutics社のDaniel C. Adelman氏らは、ピーナツアレルギーと診断された患者を対象に、ピーナッツ蛋白質を主成分とする経口免疫薬AR101を徐々に増量していく脱感作療法のフェーズ3試験を実施し、介入群の患者ではプラセボ群に比べ、約1年後のピーナッツの耐用摂取量が大きく上昇す… 2018/12/05 アレルギー・免疫
ACPの愛称は「人生会議」に決定 厚労省の選定委員会が現役看護師の案を採用 厚生労働省は2018年11月30日、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称に関する発表会を開催。選定委員会の総意として「人生会議」を選定したと発表した。併せて11月30日を「いいみとり」「いいみとられ」の語呂にちなんで人生会議の日と定めた。… 2018/12/04 ターミナルケア
BMJ誌から 高齢者への不適切処方は入院後に増える アイルランドのプライマリケア診療記録から アイルランドのプライマリケアを受診していた65歳以上の患者の診療データを4年分調べて、潜在的に不適切な処方(PIP)と入院の関係を検討した、スペインMadrid大学のTeresa Perez氏らは、対象となった患者の半分近くが毎年PIPを経験しており、入院はPIPを増加させる独立した危険因子だったと報告… 2018/12/04 医薬品
BMJ誌から SGLT2阻害薬はGLP-1アナログより下肢切断リスクが高い スウェーデンとデンマークの全国診療データを用いたコホート研究 SGLT2阻害薬は2型糖尿病治療の選択肢の1つになっているが、安全性に関する懸念が浮上している。スウェーデンKarolinska大学病院のPeter Ueda氏らは、スウェーデンとデンマークの全国規模の診療データベースを利用したコホート研究を実施し、SGLT2阻害薬による治療を開始した患者は、条件をマッチ… 2018/12/03 代謝・内分泌