BMJ誌から 握力の低下は死亡率上昇と関連する UK Biobankでベースラインの握力と50万人を7年追跡した研究 英国の40歳から69歳までの一般市民を対象に、ベースラインの握力とその後の総死亡率や、特定疾患の発症率と死亡率を調べた英国Glasgow大学のCarlos A Celis-Morales氏らは、同年代で同じ性別の人より握力が弱い人では、一部の例外を除いて疾患による死亡率が増加する傾向を示したと報告した。結果… 2018/05/31 公衆衛生・予防医学
JAMA誌から 血液分布異常性ショックにはバソプレシン追加 カテコラミン単独治療よりも心房細動リスクが低下する カナダMcMaster大学のWilliam F. McIntyre氏らは、系統的レビューとメタアナリシスを行い、血液分布異常性ショックを起こした患者にカテコラミン系昇圧薬に加えてバソプレシンを投与すると、カテコラミンを単独で使用した場合よりも心房細動のリスクが低下すると報告した。結果は、JAMA誌2018年5… 2018/05/30 救急医療・集中治療
JAMA Pediatrics誌から 小児救急患者の鎮静前の絶食は必須ではない ガイドラインの絶食時間を満たさなくても有害事象は増えない ガイドラインでは誤嚥などの有害事象を最小限にするために、小児に鎮静処置を行う前の数時間は絶食が推奨されている。カナダEastern Ontario小児病院のMaala Bhatt氏らは、同国の小児救急施設を受診した鎮静処置が必要な患者を対象にコホート研究を行い、ガイドラインの絶食時間を満たした場合と… 2018/05/29 小児科
Circulation誌から 高用量スタチンはアジア人でも心イベント抑制 冠動脈疾患の日本人患者を対象にしたREAL-CAD試験から 慢性冠動脈疾患を有する日本人患者を対象に、ピタバスタチンの高用量(4mg/日)治療と低用量(1mg/日)治療についてランダム化比較試験を行ったところ、高用量ピタバスタチンで心血管イベントなどの主要評価項目の発生が有意に減少した。このREAL-CAD試験の結果は、Circulation誌5月8日号に掲載さ… 2018/05/29 循環器
JAMA Intern Med誌から 認知症患者の股関節骨折を手術するべきか? 手術で短期死亡率は減らせるが、ケアの目標が判断を複雑に 股関節骨折には通常は外科的修復が行われるが、認知症が進行し、機能的な障害もあって、予測余命が短い患者については、緩和ケアの適用も検討される。米Harvard 大学医学部のSarah D. Berry氏らは、後ろ向きコホート研究を実施して、認知症患者でも骨折を外科的に修復すると6カ月以内の死亡率は減… 2018/05/28 精神・神経
J Am Coll Cardiol誌から 心不全が除外されてもBNP高値は無視できず BNP高値は非心不全患者でも死亡と関連 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の血漿中濃度は、心不全患者だけでなく、非心不全患者でも死亡リスクと関連していることが示された。結果はJ Am Coll Cardiol誌5月15日号に掲載された。 2018/05/28 循環器
「新たな財政健全化計画等に関する建議」を取りまとめ 財務省、社会保障費の伸びの数値目標示さず 財務省の財政制度等審議会は5月23日、「新たな財政健全化計画等に関する建議」をまとめ、麻生太郎財務相に提出した。6月に政府がまとめる「経済財政運営と改革の基本方針」(いわゆる「骨太の方針2018」)に先立って基本的な考え方を示したもので、財政健全化に向けて社会保障や防衛、インフラ整… 2018/05/25 医療経営
NEJM誌から CABGには大伏在静脈より橈骨動脈グラフト 6件のRCTのプール解析で術後5年の成績が良好 米国Mount Sinai医科大学のMario Gaudino氏らは、冠動脈バイパス手術(CABG)で左内胸動脈に加えて、橈骨動脈(RA)グラフトを用いた場合と大伏在静脈(SV)グラフトを用いた場合を比較したランダム化対照試験(RCT)を選び出して、系統的レビューとメタアナリシスを行い、RAグラフトを選択した方… 2018/05/25 循環器
JAMA Otolaryngology-Head & Neck Surgery誌から 補聴器使用が受診率や医療費に与える影響 米Michigan大学のElham Mahmoudi氏らは、米国の難聴高齢者の医療サービスの利用と医療費に補聴器の使用が及ぼす影響を調べる後ろ向きコホート研究を実施し、補聴器の利用により、高齢者の救急受診や入院の割合を減らせる可能性があると報告した。結果はJAMA Otolaryngology-Head and Neck Surgery… 2018/05/24 耳鼻咽喉科
学会トピック◎第7回臨床高血圧フォーラム 降圧目標の素案が示され活発な議論 血圧測定法などに検討の余地との指摘も 2019年に改訂される高血圧治療ガイドライン(JSH2019)では、降圧目標を引き下げるべきなのか、それとも据え置くべきなのか――。5月19~20日に京都市で開催された第7回臨床高血圧フォーラムにおいて、高血圧治療における降圧目標の素案をめぐる活発な議論が交わされた。… 2018/05/24 循環器
学会トピック◎第7回臨床高血圧フォーラム CKDガイドラインと整合性のあるJSH2019に 「蛋白尿の有無にかかわらず130/80mmHg」は否定的 高血圧を伴うCKD患者に130/80mmHg未満への降圧療法は推奨されるか? これは日本腎臓学会が6月に発行する『CKD診療ガイドライン2018』のクリニカルクエスチョン。その推奨内容は、高血圧治療ガイドライン(JSH2019)にも反映される見通しだ。日本腎臓学会理事長を務める川崎医大の柏原直樹氏は、… 2018/05/23 循環器
医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会 厚労省検討会が医学部定員削減の方向性を了承 働き方改革の効果も勘案し2022年度以降の減員を検討 厚生労働省は5月21日、医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会に第3次中間取りまとめ(案)を提示し、大筋で了承を得た。2020年度と2021年度の医学部定員は、2019年度の医学部定員を超えない範囲に設定。2022年度以降については将来的に医師供給が過剰になることを鑑み、医師の働き方改… 2018/05/23 医師のキャリア
BMJ誌から 心房細動の生涯リスクを推定する フラミンガム研究参加者を95歳まで追跡 米Boston大学のLaila Staerk氏らは、フラミンガム研究のデータを利用して55歳、65歳、75歳時点の危険因子の保有状況と、心房細動の生涯リスクの関係を調べるコホート研究を行い、55歳の人がその後の生涯で心房細動を発症する割合を37%と推定し、危険因子を持たない人でも23.4%だったと報告した… 2018/05/23 循環器
学会トピック◎第7回臨床高血圧フォーラム 糖尿病合併高血圧の降圧療法、第一選択薬は? JSH2019改訂で議論続く重要ポイント 糖尿病に合併した高血圧の降圧療法で、第一選択薬はRA系阻害薬か――。これは、日本高血圧学会が改訂作業を進めている高血圧治療ガイドライン(JSH2019)に盛り込まれるクリニカルクエスチョンの1つだ。この回答を得るためのシステマティックレビューを進めている札幌医大の大西浩文氏らが、第7回… 2018/05/22 循環器
NEJM誌から 早期の血管内治療が下肢潰瘍の治癒を促進 表在静脈の逆流に対するアブレーション介入 英国Cambridge大学病院のManjit S. Gohel氏らは、静脈瘤による下肢潰瘍の患者を対象に、圧迫療法に加えて早期に血管内カテーテルアブレーションを行うと、潰瘍の治癒後または半年後にアブレーションを実施した場合に比べ、治癒までの経過が早く、潰瘍なしで過ごせる期間も長くなると報告した。結… 2018/05/22 循環器
学会トピック◎第91回日本内分泌学会学術総会 家庭血圧の日間変動は腎症進行のリスクに 家庭血圧の日間変動の増大は糖尿病腎症進行のリスクになることを、京都府立医科大学内分泌・代謝内科学の北川暢子氏らが第91回日本内分泌学会学術総会(4月26~28日、開催地:宮崎市)で発表した。 2018/05/21 腎・泌尿器
NEJM誌から 血栓溶解薬はテネクテプラーゼが有利か アルテプラーゼと比較した脳梗塞患者のRCT 血管内血栓除去術を受ける予定の急性脳梗塞患者に対する血栓溶解療法には、アルテプラーゼが用いられることが多い。オーストラリアRoyal Melbourne HospitalのBruce C.V. Campbell氏らは、アルテプラーゼとテネクテプラーゼの再灌流効果を比較するランダム化対照試験を行い、テネクテプラーゼの方… 2018/05/21 循環器
Ann Intern Med誌から S状結腸鏡スクリーニングの有効性に男女差 ノルウェーでは男性の大腸癌死亡率を減らしたが女性では効果なし ノルウェーOslo大学のOyvind Holme氏らは、地域住民に対するS状結腸鏡検査での大腸癌スクリーニングがもたらす効果を約15年間追跡し、男性ではスクリーニングによる死亡率減少効果が見られたが、女性ではスクリーニングを受けなかった対照群と死亡率に差はなかったと報告した。結果はAnn Intern M… 2018/05/18 癌
J Am Coll Cardiol誌から 代謝的に健康な肥満も心血管疾患リスクは高い 肥満はMetSとCVDリスク両者の主要原因 肥満だが、メタボリックシンドローム(MetS)ではない「代謝的に健康な肥満(MHO)」と心血管リスクの関連が、コホート研究であるMESAのデータを用いて検討された。解析の結果、MHOはMetSを発症する可能性が高く、その場合には心血管リスクが高まることが明らかにされ、代謝的に健康であっても、… 2018/05/18 代謝・内分泌
JAMA Neurology誌から IBD患者はパーキンソン病を発症しやすい しかし抗TNF療法でリスクは大幅に減少する 炎症性腸疾患(IBD)患者では、通常よりもパーキンソン病(PD)を発症するリスクが高いことが知られている。米国Mount Sinai医科大学のInga Peter氏らは後ろ向きコホート研究を行い、IBD患者では健康な対照群に比べPDの発症リスクが28%高く、IBD患者が抗TNF療法を受けた場合は、発症率を大幅に減… 2018/05/17 消化器
学会トピック◎第91回日本内分泌学会学術総会 原発性アルドステロン症の機能検査で病型を予測 原発性アルドステロン症(PA)の機能確認検査として我が国では、カプトプリル試験、生理食塩水負荷試験、フロセミド立位試験、経口食塩負荷試験の4種類が推奨されている。これらの検査の特性に大きな差異はないとされるが、我が国の多施設共同研究JPASの解析から、生理食塩水負荷試験ではPAのサブ… 2018/05/16 循環器
JAMA誌から 大伏在静脈グラフトによるCABGの開存率比較 チカグレロルとアスピリンの併用は単剤治療に勝る 中国上海交通大学のQiang Zhao氏らは、大伏在静脈グラフトを用いたCABGを受けた患者にアスピリン、チカグレロル、両者の併用の影響を比較するDACAB試験を行い、1年後の開存率はチカグレロルとアスピリンを併用した方がアスピリン単剤よりも有意に高かったと報告した。結果は、JAMA誌2018年4月24日… 2018/05/16 循環器
JAMA Psychiatry誌から 握力は気分障害患者でも認知機能の指標になる 認知機能テストの5項目に対して、握力が正と負の相関 オーストラリアWestern Sydney大学のJoseph Firth氏らは、英国のコホートで住民ベースの研究を行い、筋力を評価するための客観的な指標である握力は、一般集団のみならず大鬱病や双極性障害患者でも、認知機能のマーカーになりうると報告した。結果はJAMA Psychiatry誌電子版に2018年4月18日に掲… 2018/05/15 精神・神経
JAMA誌から ロナファニブは早老症の早期死亡率を減らす ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群への投与試験 ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(HGPS)は、極めて稀だが致死的な早老症で、承認されている治療法はない。米国Hasbro Children’s HospitalのLeslie B. Gordon氏らは、臨床試験のデータと患者登録の情報を組み合わせて、HGPS患者にファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬であるロ… 2018/05/14 医薬品
Lancet誌から 安全な飲酒量の目安はエタノール週100g以下 現在飲酒者コホートの総死亡率を上昇させない範囲 健康的な飲酒量のガイドラインは、国によって大きくばらついている。総死亡と心血管イベントのリスクを指標に安全なアルコール摂取量を明らかにしようと考えた英Cambridge大学のAngela W Wood氏らは、総死亡についてはおおよそ100g/週が上限の目安となりそうだが、心血管イベントについては、明瞭… 2018/05/10 生活習慣
J Am Coll Cardiol誌から ICI関連心筋炎は1%超に、従来の認識より高く ステロイドに反応するも半数はMACEに至る 免疫チェックポイント阻害薬(ICI:immune checkpoint inhibitor)投与後に生じる心筋炎は、死亡に至る可能性がある重大な副作用であるものの、その詳細は不明であった。 2018/05/10 循環器
JAMA誌から DPP-4阻害薬の死亡率減少は確認できず 3種類の糖尿病治療薬を比較するネットワークメタアナリシス SGLT-2阻害薬、GLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬が2型糖尿病患者の死亡と心血管イベントに及ぼす影響とそれらの安全性を比較するネットワークメタアナリシスを行った英Imperial College Healthcare NHS Foundation TrustのSean L. Zheng氏らは、SGLT-2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は患者の総死亡リス… 2018/05/09 代謝・内分泌
ウェブでの治療体験談はNGに 医療広告ガイドラインが改正、ここに注意を! 厚生労働省は5月8日、医療機関の広告やウェブサイトの記載に関する新たな省令・告示と、その具体的内容を示した「医療広告ガイドライン」を公表した。施行日は6月1日。 国は従来、医療機関が掲出する看板やテレビCMなどの広告については医療法などで制限してきたが、医療機関が運営するウェブサ… 2018/05/09 医療情報
学会トピック◎第62回日本リウマチ学会総会・学術集会 関節リウマチへのバイオ、「次」も考えた選択を 実臨床の観察研究データを加味した長期戦略を示す 関節リウマチに生物学的製剤を使用する際は、最初の製剤が無効となった場合に次にどの製剤を使うかを考えた上で選択すべき――。名古屋医療センター整形外科リウマチ科長の金子敦史氏は、第62回日本リウマチ学会総会・学術集会(4月26~28日、東京)のMeet the Expertに登壇。実臨床での観察研究… 2018/05/09 骨・関節・筋
JAMA Oncology誌から 臨床試験の論文化までに300日は遅すぎる 癌のフェーズ3試験のプレスリリースから全データの発表まで 完全な臨床試験データの時宜を得た公表は、あらゆる医学の領域において必須だ。公表の遅れや不完全なデータ公開は、患者のケアと科学研究の両方に有害な影響を及ぼす可能性がある。米Brown大学のLindor Qunaj氏らは、癌治療薬に関する100件のフェーズ3試験を調べ、試験終了のプレスリリース作成か… 2018/05/08 癌
学会トピック◎第62回日本リウマチ学会総会・学術集会 ANCA関連血管炎診療ガイドライン2017の浸透度は? 診療科間の意見の食い違いは減少、免疫抑制薬の使用法で認識に差 顕微鏡的多発血管炎と多発血管炎性肉芽腫症を対象とした『ANCA関連血管炎診療ガイドライン2017』は、リウマチ・膠原病内科、腎臓内科、呼吸器内科の専門医において幅広く参考にされていることが示された。厚生労働省の難治性血管炎に関する調査研究班(班長:東京女子大附属膠原病リウマチ痛風セ… 2018/05/08 骨・関節・筋
JAMA Ophthalmology誌から PD-1/PD-L1阻害薬の有害事象に脈絡膜滲出症 米国の症例報告で、使用中止後に症状改善 免疫チェックポイント阻害薬であるPD-1/PD-L1阻害モノクローナル抗体の主な有害事象としては、皮膚や内分泌系、消化器系の炎症などが知られている。米Michigan大学のMerina Thomas氏らは、抗PD-1/PD-L1抗体の投与開始後に脈絡膜滲出症を発症した3症例に関するケースシリーズ研究の結果をJAMA Opht… 2018/05/07 癌
Circulation誌から 高強度トレーニングは座りがちな生活の悪影響を無効化 健康な65歳未満ならまだ心不全予防に間に合う 座っていることが多い中高年者が高強度インターバルトレーニングを長期間行うと、心臓に及ぶ悪影響を無効化できるという研究結果が報告された。65歳未満の座りがちな中高年がまだ健康なうちに処方すべき運動の種類、運動量を示した今回の結果は、Circulation誌4月10日号に掲載された。… 2018/05/07 循環器
JAMA Dermatology誌から 乳癌の内分泌療法は男性型と似た脱毛を起こす 局所用ミノキシジルで約80%が症状改善 乳癌患者に対する内分泌療法に起因する脱毛症(EIA)の臨床特性やQoLへの影響を検討した、米Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのAzael Freites-Martinez氏らは、EIA患者の多くは軽症だが、QoLに大きな影響を及ぼすこと、ミノキシジルが奏功する患者も多いことを報告した。結果はJAMA Dermat… 2018/05/02 癌
Circ J誌から スタチン使用例の3分の1は開始から100日前後で投与中止 約10%の患者にスタチン不耐性の疑い 心血管リスクが高い日本人患者を対象とした後向きコホート研究で、スタチン使用者の3分の1は投与開始から100日前後で投与を中止しており、約10%の患者にスタチン不耐性の疑いがあることが分かった。また、スタチンを投与していても相当数の患者が心血管事象(CVE)を発症した。結果は、Circulati… 2018/05/02 循環器
次期高血圧治療ガイドライン(JSH2019)を占う 高血圧基準値「日本だけ孤立する必要もない」 2019年春に改訂される我が国の「高血圧治療ガイドライン」(JSH2019)で、高血圧の基準値は現状の140/90mmHgが維持されるのか、2017年11月に発表された米国の新しいガイドラインに合わせて130/80mmHgに切り下げられるのか。4月27日に開催された日本高血圧学会のプレスセミナーでJSH2019作成委員長… 2018/05/01 循環器
学会トピック◎第62回日本リウマチ学会総会・学術集会 もっと積極的に関節リウマチ患者の骨折予防を 初回骨折からの骨折連鎖を防げぬ症例も多く 関節リウマチ患者は、骨折リスクがあるにもかかわらず骨粗鬆症治療がされていない――。横浜市立市民病院整形外科の中澤明尋氏からのメッセージだ。同氏は、第62回日本リウマチ学会総会・学術集会(4月26~28日、東京)の教育研修講演に登壇。同整形外科で治療に当たった170例293骨折の調査結果を… 2018/05/01 骨・関節・筋
JAMA Pediatrics誌から 小児外傷患者にルーチンの全身CTは勧めない 選択的CT検査に比べ死亡率を減らさない 成人の重症外傷患者に全身CT検査を行うと、隠れた損傷部位が見つかり生存率が向上することが報告されている。しかし小児では確かめられていなかった。米国Albert Einstein医科大学のJames A. Meltzer氏らは、鈍的外傷を負い救急搬送された小児のデータから、全身CT検査または選択的CT検査を受けた… 2018/05/01 小児科