画像所見共有されず、術前カンファレンスも機能せず 名大病院、肺癌診断・治療が3年遅れた事例公表 名古屋大学附属病院(石黒直樹院長)は12月26日、胸部の画像所見が共有されなかったことから肺癌の診断・治療が3年遅れた事例について調査報告書を公表した。患者は、外耳道癌と診断され治療を受けた80歳代女性で、最終的に肺癌の増悪によって死亡した。同病院は、この事例に対する診療行為が不適… 2016/12/28 医療安全
BMJ誌から 妊婦1万人当たり7~8人のVTE患者を予測する 分娩後6週間以内のVTEリスク予測モデル構築の試み 妊娠中は静脈血栓塞栓症(VTE)リスクが上昇しているが、最もリスクが高いのは分娩後6週間だ。英Keele大学のAlyshah Abdul Sultan氏らは、分娩時に得られる15の要因を用いて、6週間以内のVTEのリスクを予測するモデルを作製し、その精度を検証した。詳細は、BMJ誌電子版に2016年12月5日に報告され… 2016/12/28 循環器
Circulation誌から LDL-Cの達成目標値に下限なし 50mg/dL未満でもMACE発生率との相関は減弱せず LDLコレステロール(LDL-C)値はどこまで下げればよいのか。例えば25mg/dLといった値まで下げることに意味があるのだろうか。新薬の出現により治療の更なる強化が可能となった脂質降下療法の目標設定に一石を投じる研究結果がCirculation誌12月13日号に掲載された。… 2016/12/27 循環器
JAMA Pediatrics誌から 乳幼児突然死症候群のレビュー 昔に比べ半減したが2006年から発症率の減少が止まる 米国では、乳幼児突然死症候群(SIDS)は、生後1カ月から1年の乳児の主な死因となっている。米Children's National Medical CenterのRebecca F. Carlin氏らは、現在の利用可能な情報に基づいて、SIDSの危険因子と予防策に関するレビューを行った。その結果、原因となる可能性のある要因に関するデ… 2016/12/27 小児科
「くすりの部屋―クスリウム」が新設 科学技術館、小中学生向け“薬”がテーマの常設展 小中学生などが展示や体感型プログラムを通じて科学技術の原理や産業応用について学べる科学技術館(東京・千代田、野依良治館長)に、「くすりの部屋―クスリウム」が新設され、2016年12月21日、完成式典が開催された。… 2016/12/26 医薬品
JAMA Neurology誌から パーキンソン病の診断にもPMCA法は有用 健常人と他の神経疾患患者の標本を調べ、感度88.5%特異度96.9% プリオン病を引き起こす異常プリオン蛋白質を検出するために開発されたprotein misfolding cyclic amplification(PMCA)法が、パーキンソン病(PD)の生化学的診断にも役立つことが示唆された。米Texas大学のMohammad Shahnawaz氏らは、折りたたみが異常になったαシヌクレイン(αSyn)を検出す… 2016/12/26 精神・神経
東大医科研、臨床試験に関わった患者の声を収集・分析 臨床試験参加者に対する意義のあるICとは 臨床試験に参加する患者の多くは、インフォームドコンセント(IC)の前から参加を決めている――。2016年12月18日、「臨床試験・治験の語り」データベース構築プロジェクト(研究代表者は東京大学医科学研究所公共政策研究分野の武藤香織教授)が都内で開催したシンポジウムにおいて、臨床試験に参… 2016/12/23 医薬品
JAMA Neurology誌から SSRIは頭蓋内出血リスクを高める 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と三環系抗うつ薬(TCA)の頭蓋内出血リスクを比較する住民ベースのコホート研究を行ったカナダJewish General HospitalのChristel Renoux氏らは、SSRIの使用は頭蓋内出血のリスク上昇に関係しており、特に使用開始から30日以内のリスク上昇が大きかった… 2016/12/22 循環器
Eur Heart J誌から ゲノムリスクスコア追加で冠動脈疾患予測能が向上 若年期にリスクを把握して早期介入を可能に 多数の一塩基多型(SNP)に基づいて作成したゲノムリスクスコア(GRS)を従来の臨床リスクスコアに加えると、冠動脈疾患(CHD)発症予測能が向上することが多国籍研究チームによって明らかにされた。この結果は、Eur Heart J誌11月14日号に掲載された。… 2016/12/22 循環器
三重県四日市市保健所が注意を呼びかけ 高速道路サービスエリアで2人の麻疹患者 三重県四日市市保健所は12月19日、市内の高速道路のサービスエリアの店舗で2人の麻疹患者が相次いで確認されたと発表した。同保健所は感染拡大の防止策に着手、感染の疑いがある人は最寄りの保健所に相談するよう求めている。… 2016/12/21 感染症
Circulation誌から 診察室血圧正常な労働者、6人に1人は「仮面高血圧」 診察室血圧と24時間自由行動下血圧を比較 平均年齢45歳の米国労働者を対象に、診察室血圧と24時間自由行動下血圧を測定したところ、心血管疾患がなく降圧薬投与を受けていない集団では、覚醒時血圧は診察室血圧より有意に高く、覚醒時血圧と診察時血圧の差は、高齢者より若年者、肥満者より非肥満者の方が大きかった。診察室血圧正常者の… 2016/12/21 循環器
BMJ誌から α遮断薬は尿管結石の排出を促す 結石が大きいと差がつきやすい 米国Michigan大学のJohn M Hollingsworth氏らは、α遮断薬を用いた尿管結石治療の有効性と安全性を評価するために、ランダム化対照試験を抽出した系統的レビューとメタアナリシスを行い、α遮断薬は結石の位置にかかわらず、大きめの結石を有する患者に利益をもたらしていたと報告した。詳細は、B… 2016/12/21 腎・泌尿器
日本医療機能評価機構が『医療安全情報』で 経鼻栄養チューブの気道誤挿入で注意喚起 日本医療機能評価機構の医療事故情報収集等事業で、2013年1月1日~2016年10月31日の間に11件の経鼻栄養チューブの誤挿入が報告されていたことが明らかになった。同機構が12月15日に『医療安全情報No.121』として公開し、医療関係者に注意を喚起した。… 2016/12/20 医療安全
Lancet誌から 失った上肢を動かす練習は幻肢痛を半減させる 仮想現実技術やゲームを利用したリハビリテーション スウェーデンChalmers工科大学のMax Ortiz-Catalan氏らは、慢性的な幻肢痛を訴える14人の患者に、拡張現実・仮想現実技術を利用した訓練を行ったところ、幻肢痛がほぼ半減し、効果は少なくとも訓練終了の6カ月後まで維持されていたと報告した。訓練方法と結果はLancet誌電子版に2016年12月1日に掲… 2016/12/20 麻酔科
脳心血管病関連の21学会が5カ年計画を発表 脳卒中・循環器病の死亡率を5年で5%低下 日本脳卒中学会と日本循環器学会は12月16日、脳心血管病関連の19学会と協力し策定した『脳卒中と循環器病克服5カ年計画』を発表した。脳卒中と循環器病による年齢調整死亡率を5年で5%低下させ、かつ健康寿命を延伸させることを目標とする。計画実現のために、各都道府県が策定する第7次医療計画… 2016/12/19 循環器
BMJ誌から 死亡リスクが最も低いのはBMIが18.5~22.4 生活習慣を加味するとUカーブではなくなる Body Mass Index(BMI)は高すぎても低すぎても死亡リスクが上昇すると言われてきた。米Washington大学のNicola Veronese氏らは大規模コホート研究の参加者を最長32年間追跡し、食事内容、身体活動量、飲酒量、喫煙習慣という4つの要因を加えると、最も死亡リスクが低いのは、健康に良い食事を摂… 2016/12/19 生活習慣
麻疹流行の影響で供給量が不足 MRワクチン、小児科医の3分の1が「足りない」 日本外来小児科学会は12月12日、同学会に所属する会員の3人に1人がMRワクチンの供給について「注文しても必要な本数が納品されない」と感じていることを明らかにした。MRワクチンの供給が順調ではないという会員の声を受けて、学会が「MRワクチンの供給状況に関する緊急調査」を実施した。回答者数… 2016/12/16 小児科
JAMA Ophthalmol誌から LASIK患者の術後調査で新たな眼症状が発症 患者の満足度は高いが、医師に訴えない症状も レーザー角膜内切削形成術(LASIK)の有効性と安全性は示されているが、治療後にドライアイの症状や、視覚の異常、手術に対する不満などを訴える患者がいる。米国FDAのMalvina Eydelman氏らは、質問票を用いたウェブベースの調査をLASIKの前と後に行い、術後に新たにドライアイを発症する患者が3… 2016/12/16 眼科
母体保護法の指定を受けていない医師が中絶手術 水口病院が保護法違反を認め謝罪、死亡との因果関係は否定 母体保護法の指定を受けていない医師による人工中絶手術を受けた患者が、手術の6日後に急死した事件について、水口病院(東京都武蔵野市)を運営する医療法人財団緑生会(吉田文彦・理事長代行)が声明を発表。前院長の責任の下で非指定医による人工妊娠中絶手術が行われていたことを、法人として… 2016/12/15 産婦人科
JAMA誌から 米国で薬物有害事象による救急受診例を分析 小児では抗菌薬、高齢者では抗凝固薬や糖尿病治療薬が多い 処方薬、市販薬、ワクチンなどに起因する有害事象により救急部門(ED)を受診した患者のデータを詳しく分析した米CDCのNadine Shehab氏らは、2013~14年には米国の救急外来受診者1000人当たり4人が薬の有害事象によってEDを受診しており、患者の年齢によって原因となった薬剤が異なっていたと報告… 2016/12/15 救急医療・集中治療
J Am Coll Cardiol HF誌から 高血圧・肥満・糖尿病の予防で心不全リスク低下 生存期間は延長、心不全有病期間は短縮 高血圧、肥満、糖尿病という3つの危険因子と生涯の心不全発生リスクとの関連性を調べた疫学研究から、いずれの危険因子もない中高年では、全ての危険因子を有する中高年と比べ、心不全発症リスクが大きく低下することが示された。結果はJ Am Coll Cardiol HF誌12月1日号に掲載された。… 2016/12/15 循環器
2018年度の診療報酬改定見据え留意点を明示 日本病理学会が遠隔病理診断の手引きを作成 日本病理学会は12月1日、「デジタル病理画像を用いた病理診断のための手引き」を学会ウェブサイトで公開した。デジタル病理画像を用いて遠隔から画像診断を行うことが、保険診療の枠組みで今後実施されることを想定し、画像作成における使用機器の基準や病理標本作製方法、画像の取り込みや転送の… 2016/12/14 検査
BMJ誌から 体外授精による生児出生確率モデルを作る試み 治療回数が増えるほど成功確率は減るが条件で大きな違い 体外授精による不妊治療は、高額の費用がかかる上に、失敗が続けばカップルは精神的に追い詰められていく。英Aberdeen大学のDavid J McLernon氏らは、治療開始前のカップルの特性と、初回の体外授精の間に収集される情報を用いて、個々のカップルが、体外授精を複数回受ける間に生児出生が得られ… 2016/12/14 産婦人科
NEWS◎2017年の花粉飛散開始は例年並みの2月上旬 来春のスギ・ヒノキ花粉飛散、西日本で多め 日本気象協会はこのほど、2017年のスギ・ヒノキの花粉飛散数は前シーズン(2016年)に比べて、東海・北陸以西で多くなると予測した。スギやヒノキの花粉飛散数は、花粉が形成される前年夏の気象条件と関係があり、2016年の夏は全国的に気温が高かったこと、九州・四国・近畿・東海・北陸などで日照… 2016/12/13 アレルギー・免疫
Lancet誌から ステロイド鼓室内注入がメニエール病に有効 ゲンタマイシンを対照とした試験で有意差なし 難治性のメニエール病患者に対して、ゲンタマイシンの鼓室内投与とメチルプレドニゾロンの鼓室内投与を比較するランダム化対照試験(RCT)を行った英国Imperial College LondonのMitesh Patel氏らは、治療後2年間の追跡でどちらの群も治療前に比べめまい発作の回数が減少しており両群に差はなかっ… 2016/12/13 耳鼻咽喉科
J Am Coll Cardiol誌から アジア人の非弁膜性心房細動患者でダビガトランはワルファリンよりも急性腎障害のリスクが低い アジア人の非弁膜性心房細動(NVAF)患者を対象として、ダビガトランとワルファリンの急性腎障害(AKI)のリスクを比較する後向きコホート研究が台湾で実施された。傾向スコアを用いた解析の結果、ダビガトランはワルファリンよりもAKIのリスクが低かった。この結果はJ Am Coll Cardiol誌11月29日… 2016/12/12 循環器
Lancet誌から タウ阻害薬LMTM、フェーズ3で有効性示せず アルツハイマー患者の進行に対照群と有意差なし 基礎研究でタウ蛋白の凝集を阻害する効果を示したメチルチオニニウムの新しい化合物を、軽症または中等症のアルツハイマー病(AD)患者に投与するフェーズ3試験を行ったカナダDouglas Mental Health University InstituteのSerge Gauthier氏らは、設定されたエンドポイントを達成できなかったこと… 2016/12/12 精神・神経
離乳食早期からの卵摂取で卵アレルギー8割予防 国立成育医療研究センターのチームが報告 アトピー性皮膚炎を発症した乳児に、生後6カ月から固ゆで卵を少量ずつ与えると、固ゆで卵を与えなかった群と比較して、鶏卵アレルギーの発症を約8割予防できることが分かった。国立成育医療研究センターアレルギー科医長の大矢幸弘氏らによるランダム化比較試験(PETIT試験)の結果で、1歳時点での… 2016/12/11 アレルギー・免疫
社会保障審議会医療部会で厚労省の議論の進め方に批判が噴出 医師需給の議論の進め方は「異常かつ非礼」 医師勤務実態調査の内容にも批判相次ぐ 厚生労働省は12月8日に社会保障審議会医療部会を開催し、非公開で議論が進められている「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の検討状況と議論の進め方を報告。2017年2~3月に議論の内容を取りまとめ、その内容を踏まえて医師需給分科会の議論を再開することを説… 2016/12/10 医師のキャリア
NEJM誌から 遺伝的冠疾患リスクは生活習慣で修正可能 リスクが高くても健康な生活で冠疾患は半減できる 遺伝的な要因とライフスタイルは、どちらも冠動脈疾患のリスクに影響を与えるが、遺伝的なリスクが高い人が、健康なライフスタイルを継続すれば、遺伝的リスクを相殺できるのかどうかは明らかではなかった。米Massachusetts総合病院のAmit V. Khera氏らは、3つのコホート研究と1つの横断研究に参… 2016/12/09 循環器
NEJM誌から CABGのグラフト比較、5年で動脈と静脈の差なし 中間解析で差がつかずさらに10年まで追跡 症候性の多肢冠動脈病変がありバイパス手術を行う予定の患者に、片側内胸動脈グラフトと静脈グラフトを用いた場合と、両側内胸動脈グラフトを用いた場合の長期成績を比較するランダム化試験を進行中の英Oxford大学のDavid P. Taggart氏らは、5年時点の中間解析結果をNEJM誌電子版に2016年11月14日… 2016/12/08 循環器
認知症学会、来年3月道交法改正で専門医向けQ&A集を発行へ 免許更新時の認知症診断、対象者は年1000人から5万人に 日本認知症学会は改正道交法施行まで数カ月となっても子細が明らかになっていない状況を重く見て、警察庁や厚生労働省に制度運用の詳細を確認し、認知症専門医が改正道交法に対応するためのQ&A集を年内に制作する。… 2016/12/07 行政・制度
政府の薬剤耐性対策アクションプランが始動 国主導で『抗菌薬適正使用の手引き』作成へ 厚生労働省の厚生科学審議会感染症部会の中に設置された薬剤耐性(AMR)に関する小委員会は12月5日、AMR対策アクションプランに含まれる抗菌薬適正使用のガイドライン・マニュアルの作成について議論した。… 2016/12/07 感染症
JAMA Neurology誌から 妊娠高血圧や勃起不全も脳卒中の危険因子に 高血圧など男女共通ではない性別特異的リスクを探した研究 一般的な脳卒中の危険因子とは別に、性別特異的な危険因子を同定するために、系統的レビューとメタ分析を実施したオランダUtrecht大学医療センターのMichiel H. F. Poorthuis氏らは、女性では妊娠高血圧症などが、男性ではアンドロゲン抑制療法などが脳卒中の危険因子になり得ることを報告した。… 2016/12/07 循環器
JAMA Pediatrics誌から 通行人によるCPRは小児の生存率も向上させる ただし乳児には人工呼吸併用でないと効果が消失 米国Pennsylvania大学のMaryam Y. Naim氏らは、CDCとEmory大学が協力して構築したCardiac Arrest Registry to Enhance Survival(CARES)データベースを利用して、医療機関外で心停止を起こした小児患者のアウトカムを解析し、バイスタンダー(その場に居合わせた人)による心肺蘇生(BCPR)の実… 2016/12/06 循環器
Lancet誌から 左主冠動脈狭窄ではCABGがPCIに勝る 中央値3.1年の追跡でMACCEが少ない フィンランドOulu大学病院のTimo Makikallio氏らは、左主冠動脈病変に対する血行再建術として、薬剤溶出ステントを用いたPCIと冠動脈バイパス手術(CABG)を比較するために、オープンラベルのランダム化対照試験NOBLEを実施した。その結果、治療から5年間の重大な心・脳血管有害イベント(MACCE)… 2016/12/05 循環器
Lancet誌から 金属に対する生体吸収ステントの優位性示せず 欧州のABSORB II試験で有害事象発生率は高め 英国Imperial College LondonのPatrick W Serruys氏らは、エベロリムス溶出生体吸収スキャフォールドとエベロリムス溶出金属ステントの治療成績を比較する臨床試験ABSORB IIを行い、手技から3年後の時点の血管運動性を評価したが、両群の成績に有意差は見られなかったと報告した。結果はLancet誌… 2016/12/02 循環器
Circulation誌から 歯科処置前の予防的抗菌薬投与の有用性を確認 完全中止勧告後の英国で費用対効果を検証 英国立医療技術評価機構(NICE)は2008年に侵襲的歯科処置を受ける有リスク患者に対する感染性心内膜炎(IE)予防を目的とした抗菌薬予防投与(AP)を完全に中止する勧告を出し、これを受けて英国内のAP処方は急激に減少していた。このような特殊な状況にある英国において、侵襲的歯科処置を受け… 2016/12/02 循環器
Lancet誌から 光干渉断層法ガイド下PCIの優位性示せず 血管内超音波、血管造影と比較したランダム化試験 より新しい血管内イメージング法である光干渉断層法(OCT)が提供する画像は血管内超音波法(IVUS)より解像度が高く、画像化に要する時間は短い。米Columbia大学のZiad A Ali氏らは、OCTガイド下の経皮的冠動脈インターベンション(PCI)とIVUSガイド下のPCI、通常の冠動脈造影法でのPCIを比較す… 2016/12/01 循環器
「乳腺科医のプライドにかけて無罪を主張します」 わいせつ容疑の外科医、初公判で無罪を主張 11月30日、右乳腺腫瘍摘出手術後で麻酔が残る女性患者に対し、術後診察に訪れた医師がわいせつ行為をしたとして、柳原病院(東京都足立区)の非常勤外科医が準強制わいせつで起訴された事件の初公判が東京地方裁判所であった。被告医師は、「医師として、私は右乳腺腫瘍切除術を適切に行い、術後… 2016/12/01 事件・話題