【第80回日本産業衛生学会速報】 メンタル不調による長期欠勤と復職 初の全国調査でその実態が明らかに 大阪で開催中の第80回日本産業衛生学会の口演発表で4月26日、メンタルヘルスの不調を原因とする会社員の長期欠勤とその職場復帰に関する国内初めての全国調査(以下、MHプロジェクトと略)の結果が、4人の演者によって報告された。… 2007/04/27 精神・神経
埋め込み型心臓補助装置の感染リスクは? 黄色ブドウ球菌の血流感染が高リスク 恒久的ペースメーカーや埋め込み型除細動器など、埋め込み型の心臓補助装置の感染症罹患率を調べる大規模研究が世界で初めて実施され、装置感染リスクは黄色ブドウ球菌による血流感染で高いこと、ペースメーカーより除細動器の方が感染が起こりやすいことが明らかになった。… 2007/04/27 医療機器
慢性心不全患者への遠隔監視システムは有効か テレモニタリングが死亡率と入院を減らす 慢性心不全患者が、定期的な受診または往診なしで遠隔監視システムを利用した場合に、臨床的な利益は得られるのだろうか。オーストラリアSouth Australia大学のRobyn A Clark氏らは、無作為化試験のメタ分析を行い、テレモニタリングまたは電話を使った患者支援が、死亡率低減と心不全による入院… 2007/04/27 医療の質
FDAがヒト用鳥インフルワクチンを初承認 パンデミックに備え国家備蓄へ 米国食品医薬品局(FDA)は2007年4月17日、フランスSanofi pasteur社のヒト用鳥インフルエンザワクチンを承認したと発表した。FDAがヒト用鳥インフルエンザワクチンとして承認したのは、これが始めてだ。 2007/04/27 感染症
国内初のカプセル内視鏡が承認獲得 小腸全域の観察が可能に 今まで発見が難しかった小腸疾患の診断を行うためのカプセル内視鏡「ギブン画像診断システム」が、4月23日、国内初の輸入販売承認を取得した。ギブン・イメージング(東京都千代田区)の製品で、5月末から販売を開始する。… 2007/04/26 医療機器
PPI投与で逆流性食道炎のQOL改善 1万人以上を対象とした日本で初の大規模調査 逆流性食道炎患者のQOLは一般的に低くなっており、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の投与で改善でき、生活指導も併用することでより効果が期待できる――。1万人以上の逆流性食道炎患者を対象としたREQUESTスタディの結果がまとまり、これらの“定説”が日本人における大規模調査で裏付けられた。… 2007/04/25 消化器
【第59回日本産科婦人科学会学術講演会】 胎盤剥離困難例の75%は予測できず 全国MFICUの前置胎盤の実態調査で明らかに 前置胎盤の妊婦では、出産時の出血量が2000mL以上になるケースが23.6%に上り、そうした胎盤剥離困難例の4分の3は術前の予測ができなかったことが明らかになった。これは、大阪府立母子保健総合医療センター産科部長の末原則幸氏らが、全国の総合周産期母子医療センターを対象に調査したもの。4月… 2007/04/24 産婦人科
利用頻度の高い循環器関連ガイドライン 「心房細動治療(薬物)ガイドライン」が第1位に 循環器病の診断と治療に関するガイドラインの中で、利用頻度が最も高いのは「心房細動治療(薬物)ガイドライン」であることが分かった。日経メディカル オンラインが実施した循環器病関連ガイドラインの浸透度調査で明らかになったもので、回答者全体の56%、循環器内科医の73%が日常診療で利用… 2007/04/23 循環器
ロスバスタチンの市販後調査結果が明らかに 「副作用発現率は他のストロングスタチンと同程度」 最も新しいストロングスタチンであるロスバスタチンの使用成績調査の最終解析結果が、4月20日に発表された。約1万人を対象にした調査の結果、副作用の発現頻度は他のストロングスタチンと同程度で、横紋筋融解症の報告もなく、現状で安全性に特段の問題は見られない結果となった。… 2007/04/23 医薬品
「病院側の説明不足は率直に認める」 女子医大と患者会が医療事故で共同会見(4/20 訂正) 東京女子医大病院と、同病院で手術を受けた患者家族で組織する「東京女子医大患者連絡会」は4月18日、共同記者会見を開き、両者が共同で取り組んできた「訴訟によらない解決(ADR)」で、これまで検討した8例全例について和解したと発表した。… 2007/04/19 医療安全
青少年への抗うつ薬の効果は自殺リスクを上回る 27件の比較試験のメタ分析より 青少年に対する抗うつ薬の効果は、自殺念慮/企図リスクを大きく上回ることが示された。米国Ohio州立大学のJeffrey A. Bridge氏らの報告で、詳細はJAMA誌2007年4月18日号に掲載された。 2007/04/19 精神・神経
医師は患者の自己負担額を考慮しているか 高価な医療で配慮が減少――米国の調査結果 医師は、日常診療において、患者の自己負担額をどの程度、考慮しているのだろうか。医師への聞き取り調査の結果、より高価な医療を選択する時に、患者の出費に対する配慮が行われにくいことが明らかになった。… 2007/04/19 医師・患者関係
「診療報酬の減点項目も提案を」 厚労省担当官が医学放射線学会で“逆”要望 「中医協の医療技術評価分科会に寄せられるのは、ほとんどすべてが診療報酬点数引き上げの要望。政府が改定率を決めている中で新しい要素を評価するためには、別の要素を適正化する必要があり、減点項目も併せて提案してほしい」――。… 2007/04/17 医療機器
内科・麻酔科医が大病院で減少 医師確保はいまだ医局頼み、日病の調査 過去3年間の医師数の増減を調査した結果、内科と麻酔科が病床規模の大きな施設で減少している一方で、産科では大きな施設で増加傾向にあることが明らかになった。 2007/04/17 医療経営
CADシステム使用で読影精度が低下 マンモグラム読影の精度向上に貢献せず コンピューター支援検出(CAD)システムは、マンモグラム上の疑わしい病変を発見し、放射線科の医師を助ける便利なツールとして広く利用されるようになっている。しかし一方で、CADの使用は疑陽性率の上昇、生検施行率の上昇、読影精度の低下をもたらすことが示された。米国California大学Davis校… 2007/04/17 癌
15年ぶりに国際疾病分類が大改定へ ICD11は電子カルテを意識した体系に 世界保健機構(WHO)は、国際疾病分類第11版(ICD11)作成に向けた第1回の改定運営会議を、4月16~18日に東京で開催する。ICDは、これまでもSARSや鳥インフルエンザのように新たに登場した疾患への対応などで、1年あるいは3年おきに小規模な改訂を繰り返してきたが、版が変わる大改訂は1989年以来15… 2007/04/17 行政・制度
CT読影の増大で放射線「死んだん」? 医学放射線学会シンポで現場から悲鳴 「X線CTの多列化や高速化は、短時間での撮影を可能にし精緻な画像をもたらしてくれた。しかし、それに伴って放射線科医の読影量が膨大になり、精神的に追い込まれている医師もかなりいるはずだ。抑うつ状態になって、『死ぬしかない』と思い詰めるようになれば、これは放射線“死んだん”だ」――… 2007/04/16 医療機器
勤務医の9割が「当直翌日も普通勤務」 7割強が週休も消化せず 当直を担当する勤務医の約2割が月5回以上の当直をこなし、当直翌日も忙しさと関係なく普通勤務せざるを得ない勤務医が9割に上ることが、日本病院会の調査で明らかになった。当直を除く勤務時間も週56時間以上が4割を超えており、勤務医の過酷な労働を裏付ける結果となった。… 2007/04/16 医師のキャリア
小児科医過労死裁判、東京高裁に控訴 控訴審では当直の過重性が焦点の1つに 小児科医の中原利郎氏の過労自殺をめぐる民事訴訟で、原告は3月29日の東京地裁の判決を不服とし、東京高裁に控訴したことを明らかにした。 2007/04/16 医師のキャリア
片頭痛にスマトリプタン-ナプロキセン合剤が有効 作用が異なる薬剤の組み合わせが効果 片頭痛は、病因や発症機序が複雑で、単剤投与では十分な効果が得られないことが多く、それぞれ別の経路に作用する複数の薬剤を併用する治療が有望と考えられている。スマトリプタン-ナプロキセン合剤と、スマトリプタン単剤、ナプロキセン単剤、プラセボ薬の片頭痛治療効果を無作為化試験で比較し… 2007/04/16 精神・神経
女性のアスピリン常用は死亡リスク低減 低-中用量アスピリン使用で心血管死亡リスクが25%減 低用量アスピリンの常用のメリットを示す研究結果が蓄積されつつある。女性を対象とする観察研究で、低-中用量アスピリンを1~5年間使用すると、心血管死亡リスクが25%減少することが明らかになった。米国Harvard大学のAndrew T. Chan氏らの報告で、詳細はArch Intern Med誌2007年3月26日に掲載… 2007/04/16 循環器
日本循環器学会の「禁煙宣言」のその後 日本循環器学会が2002年に発表した「禁煙宣言」は、着実に成果を生んでいるようだ。日経メディカル オンラインが実施した調査で明らかになったもので、「専門医で喫煙している人は以前より確実に減った」との回答は49.2%と半数近くに上っていた。… 2007/04/16 循環器
運転士の1割強が睡眠時無呼吸、東京メトロ 東京メトロ運転士の1割強が睡眠時無呼吸症候群(SAS)であることが、東京地下鉄保健医療センターが全運転士に実施した検査で明らかになった。SASの有病率は従来考えられていたよりも高いことを示唆する結果として、注目を集めそうだ。4月25日から大阪で開催される、第80回日本産業衛生学会で発表… 2007/04/14 呼吸器
気管支平滑筋の焼灼で喘息コントロール改善 筋肉量を減らして筋収縮を弱める カナダMcMaster大学のGerard Cox氏らは、喘息のコントロールを改善する目的で気管支熱形成術(bronchial thermoplasty)を開発し、中症から重症の持続性喘息患者で効果と安全性を確認した。詳細はNEJM誌2007年3月29日号に掲載された。… 2007/04/13 アレルギー・免疫
【第81回日本感染症学会総会】 36年ぶり「狂犬病」の詳細が明らかに 昨年末、36年ぶりに国内での発症例が確認された狂犬病。その患者を経験した洛和会音羽病院(京都市山科区)の総合診療科・感染症科のグループが、臨床経過の詳細を第81回日本感染症学会総会で報告した。… 2007/04/12 感染症
人工呼吸器関連肺炎の予防には口腔内洗浄を 殺菌薬の使用で罹患率が44%減少 人工呼吸器関連肺炎(VAP)の罹患率は9-27%と報告されており、死亡率も高い。シンガポールTan Tock Seng病院のEe Yuee Chan氏らは、殺菌薬の使用によりVAP罹患率が44%減少すること、しかし、全死亡率には有意な影響が見られないことを明らかにした。詳細は、BMJ誌電子版に2007年3月26日に報告さ… 2007/04/11 感染症
厚労省の終末期医療ガイドラインまとまる 具体的な医療内容には踏み込まず 厚生労働省は4月9日、終末期医療に携わる医療従事者が、終末期の治療中止や非開始などを決定する際に踏むべき手順を定めたガイドラインをまとめた。 2007/04/11 ターミナルケア
止まらない医療機関の倒産 負債総額は既に昨年、一昨年を超える 民間の信用調査機関、東京商工リサーチは、4月11日、2007年3月の倒産月報を発表した。それによると、今年1~3月の病院・医院の倒産は17件で、負債総額は183億円。負債総額は、既に2005年、2006年の年間合計額を上回っている。… 2007/04/11 医療経営
【2006-07インフルエンザ速報 Vol.10】 インフル流行、ようやく下火へ 国立感染症研究所(感染研)感染症情報センターの「インフルエンザ流行レベルマップ」の最新版によると、2007年第13週(3/26~4/1)の定点当たり報告数は21.5(前週は32.5)と大きく減少した。この週は、学校の春休みの時期であり、その影響もあってと報告数(患者数)が減少したものと考えられる… 2007/04/10 感染症
【第27回日本医学会総会】 セカンドオピニオンで患者の意識を高める 新しい医師・患者関係を築くための工夫を提示 これからの医師・患者関係で重要なことは、ペイシェント・ファースト(患者を第一に)の考えを徹底するとともに、患者自身にも病気に対抗するチームの一員という自覚を持ってもらうこと――。第27回日本医学会総会のパネルディスカッション「新しい医師・患者関係」では、医師・患者間のコミュニ… 2007/04/10 医師・患者関係
【企業提供】 腰痛―診断と治療の基本― 患者サイドに立った腰痛治療を 4月7日に開かれた第27回日本医学会総会ランチョンセミナー(大日本住友製薬株式会社 提供)において、福島県立医科大学副理事長・病院長の菊地臣一氏は腰痛診断時の重大疾患の見逃しに焦点を当て、それを回避するためには問診と理学所見の重要性を指摘した。… 2007/04/09 骨・関節・筋
【第27回日本医学会総会】 医師養成の方法は多様化すべき 医学教育のシンポで提起、リベラル・アーツ充実求める声も 医師養成の在り方を多様化すべき――。第27回日本医学会総会の特別シンポジウム「今日の医学教育、医療制度の問題点とその改革」の前半では、学部教育から卒後臨床研修まで多岐にわたるテーマについて議論された。各シンポジストに共通していたのは、一般の4年生大学を卒業後にメディカルスクール… 2007/04/09 医師のキャリア
【第27回日本医学会総会】 脇役脱した医療機器業界めぐり激論 制度改正求める産・学に、官がチクリ 日本医学会総会2日目のパネルディスカッション、「医薬品と医療機器の将来像」では、これまで薬に比べて目立たない存在であった医療機器の市場の現状や研究開発上の問題点、今後の方向性などに関し、産・官・学の関係者が熱い議論を繰り広げた。… 2007/04/09 医療機器
ロスバスタチンは低リスクで無症候性患者にも有効 METEOR試験の結果より 冠疾患リスクの低い無症候者にスタチンなどの高脂血症治療薬を投与することは、効果が期待できるのだろうか。冠疾患リスクは低く無症候だが、アテローム性動脈硬化が認められる中年の男女にロスバスタチンを2年間投与した結果、頸動脈内膜中膜肥厚度(CIMT)の増大が有意に抑制されることが明らかに… 2007/04/09 循環器
「専門医の氏名と所属先の公開はプラス」が多数 日本循環器学会アンケート調査から 日本循環器学会が取り組んでいるホームページ上での全専門医の氏名と所属先の公開制度について、半数以上の人が「医師にとってプラスになる」と考えていることが分かった。公開される側である学会認定専門医も、4割強の人が前向きに評価していた。日経メディカル オンラインが実施したアンケート… 2007/04/09 循環器
EPAはハイリスク患者の冠イベントを予防 日本人対象の長期介入研究で明らかに 日本人の高コレステロール血症患者に、スタチンと共にエイコサペンタエン酸(EPA)を投与すると、冠動脈イベント、特に非致死的なイベントが減少することが明らかになった。神戸大の横山光宏氏らの報告で、詳細はLancet誌2007年3月31日号に掲載された。… 2007/04/09 循環器
【第27回日本医学会総会】 「患者の意見が生かされていない」 医療制度の特別シンポで医師、一般市民へのアンケート結果を公表 「治療の選択に関して患者の意見や希望が生かされていると思うか」について、医師では7割超が「生かされている」と答えたものの、一般市民では4割弱にとどまり、両者の認識に大きな差があることが明らかになった。これは、医療関係者と一般市民を対象に実施した調査で、第27回日本医学会総会の特… 2007/04/08 行政・制度
【第27回日本医学会総会】 「適塾」開いた大阪の医家、緒方洪庵 人材育て、天然痘予防にも尽力 今回の日本医学会総会が開催された大阪は、1838年に緒方洪庵が適塾を開いた地でもある。それにちなみ、4月6日のシンポジウム、「適塾から先端医療まで、なにわの医学、過去から未来へ」では、緒方洪庵が話題の中心を占めた。… 2007/04/07 医師のキャリア
【第27回日本医学会総会】 新医師臨床研修制度に弊害も 基礎医学の希望者はわずか0.3%、医学の進歩に懸念 「5年生になると、もはや臨床研修が最大の関心事だ。臨床医学の修得は後回しになっている」――。4月6日に開幕した第27回日本医学会総会のパネルディスカッション、「医学教育を考える」で、シンポジストを務めた近畿大医学教育研究センター長の松尾理氏は、2004年度からスタートした新しい医師臨… 2007/04/06 医師のキャリア
第27回日本医学会総会が大阪で開幕 学術講演・市民向け展示など多彩な催し 「生命と医療の原点――いのち・ひと・夢」をテーマに、第27回日本医学会総会が4月6日に幕を開けた。4年に1度の医学会総会が大阪で開催されるのは、1983年以来24年ぶりのこと。8日までの3日間にわたり、大阪市内の各会場で、医師やコメディカルを対象とする学術講演・展示、市民向けの企画展示な… 2007/04/06 医師のキャリア
日本医師会が「あるべき医療の姿」示す 政府や厚労省との交渉の柱に 日本医師会は4月1日、「グランドデザイン2007」を発表した。同日開催された定例代議員会で、会長の唐澤祥人氏の所信表明演説や代議員からの質問への解答の中でも、繰り返し登場した。 2007/04/05 行政・制度
B型インフル感染者からタミフル低感受性ウイルス分離 家族内での感染、市中感染を示唆 2004-2005年の流行期にB型インフルエンザに感染した日本国内の患者から、ノイラミニダーゼ(NA)阻害薬低感受性ウイルス8株が分離された。東大病院感染症内科の畠山修司氏、東大医科学研究所教授の河岡義裕氏らの研究グループの報告で、詳細はJAMA誌2007年4月4日号に掲載された。… 2007/04/05 感染症
都内で麻疹が流行、特に学齢期での感染が増加 東京都をはじめとする関東地方で、麻疹が流行している。特に学齢期での感染が目立っている。新学期が間近に迫っていることから、東京都などは感染拡大への警戒を呼びかけている。 2007/04/04 感染症
HDL-C値を高めてもアテローム病変は進行 ILLUSTRATE試験の解析結果より HDL-C値の上昇が、冠動脈のアテローム性病変の進行を抑制するのだろうか。トルセトラピブの投与によりHDL-C値が有意に上昇した患者のアテローム性病変の変化を評価したところ、病変の進行の度合いは、偽薬群と同等であることが報告された。米国Cleveland ClinicのSteven E. Nissen氏らの研究報告… 2007/04/04 循環器
「日本人でのエビデンスが乏しい」が最大の不満 循環器病関連ガイドラインの浸透度調査から ガイドラインに対する最大の不満は、日本人でのエビデンスが乏しいこと--。これは、日経メディカル オンラインが実施中の「循環器病関連ガイドラインの浸透度調査」で明らかになったもので、回答者の約4割が挙げていた。海外エビデンス中心のガイドラインを日本人に応用することに対する臨床現… 2007/04/04 循環器
米国でパーキンソン病治療薬ペルゴリドが販売中止 心臓弁膜症リスクを確認した新データに対応(4/5 訂正) 米国食品医薬品局(FDA)は、2007年3月29日、パーキンソン病治療薬ペルゴリド(日本における商品名は「ペルマックス」)が、販売中止されることになったと発表した。「日本では、どのように対応するか、厚生労働省に相談をしている。一両日中に対応を決定する予定」(日本イーライリリー広報)だ… 2007/04/03 医薬品
医師資格や行政処分の検索が可能に 厚労省がホームページ上でサービスを開始 厚生労働省は4月1日、同省のホームページ上で「医師等資格確認検索」の提供を始めた。これは、医師と歯科医師の免許の有無や行政処分の状況などについて、検索できるサービス。無資格診療などを防ぎ、医療の安全の質向上などにつながることが期待される。… 2007/04/01 医師のキャリア
3月の閲覧ランキングー最も読まれた記事は? 「大学生が作ったわずか8坪の診療所」が第1位に 「大学生が作ったわずか8坪の診療所」は、開設準備も、また日々の運営も現役の大学生が中心となっている「コラボクリニック」(東京都新宿区)を取り上げた記事です。もちろん院長や診療を担うのは医師ですが、医療界の固定観念にとらわれない診療所づくりに高い関心が集まり、3月の第1位となりま… 2007/04/01 その他