2割弱の病院で新卒看護職員の離職が増加 「自分は向いていないかも」が悩みのトップ:日本看護協会の調査から 日本看護協会が2月24日に発表した「新卒看護職員の早期離職等実態調査」(速報)で、就職後1年以内で離職する新卒看護職員が増加してきている実態が浮き彫りになった。 2005/02/28 コメディカル
経験年数多い医師ほど医療ケアの質は低い? 標準的治療行わず、知識レベルも低下:59文献のレビュー研究で明らかに 愕然とするような報告だ。医師の経験年数が多いほど医療ケアの質は逆に低下する傾向が見られるという。しかも半数を超える研究では、経験年数が増えるとすべての項目で品質が低下していた。米国Harvard大学のNiteesh K. Choudhry氏らが、Medlineなどを用い、過去の研究を再調査するシステマティッ… 2005/02/28 医師のキャリア
リンパ節転移陰性の乳癌患者で、遠隔転移の予測マーカーとなりうる76個の遺伝子を同定 米国Johnson & Johnson社のYixin Wang氏らは、リンパ節転移陰性患者由来の乳癌組織を対象に遺伝子発現解析を行い、遠隔転移の予測マーカーとなりうる76個の遺伝子を同定した。詳細はLancet誌2005年2月19日号に報告された。… 2005/02/28 癌
医学中央雑誌でガイドラインが検索可能に 特定非営利活動法人医学中央雑誌刊行会がインターネットで提供する医学文献の書誌情報データベース「[医中誌Webhttp://www.jamas.or.jp/]」で、3月下旬から診療ガイドラインの検索が可能になる。「一次検索」と「絞り込み検索」の両方に対応する。… 2005/02/28 医師のキャリア
【インフルエンザ速報】 流行が全国に拡大、210地域が警報レベルに:流行レベルマップ第6週分から 2月に入ってインフルエンザの流行は全国的に急拡大した。第6週(2月7日~2月13日)には、インフルエンザ定点における定点あたり報告数(1医療機関あたりの患者数)は、第5週の16.5からほぼ倍増して29.7になった。警報レベルに達した地域も全国34都道府県の210地域に及んでいるほか、全47都… 2005/02/26 感染症
禁煙指導で死亡率が有意に低下、1000人・年中1.5人の差 無症候性気道閉塞のある6000人対象の介入試験で判明 中年の無症候性気道閉塞の人に対し、禁煙指導をした場合としなかった場合で、原因を問わない死亡率が有意に低下することがわかった。死亡率は禁煙指導を行わなかった群が1000人・年中10.38人だったのに対し、禁煙指導を行った群では1000人・年中8.83人と、有意な差があった(P=0.03)。無作為化試… 2005/02/25 呼吸器
厚労省、医薬品・医療用具等安全性情報第210号を発行 レフルノミドと間質性肺炎について専門家による症例評価が出る 厚生労働省は2月24日、医薬品・医療用具等安全性情報210号を公表した。今回はまず、レフルノミドと間質性肺炎について専門家による症例評価と今後の対応について報告があった。このほか、重要な副作用などに関する情報が5件、使用上の注意の改訂についてが11件、それぞれ報告された。… 2005/02/25 医薬品
【インフルエンザ速報】 2月初旬の患者数は3万人超える、学級閉鎖などは累計3000校に 学校欠席者数第14報から インフルエンザの流行がピークを迎えつつあるようだ。国立感染症研究所の感染症情報センターが2月21日に発表したインフルエンザ様疾患発生報告の学校欠席者数第14報によると、2月6日~2月12日には、全国の学校で3万4108人の患者が発生した。このうち欠席者数は2万338人だった。… 2005/02/25 感染症
糖尿病患者の高血圧管理、積極的な降圧で腎症改善も可能に 「糖尿病学の進歩」学会から アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)を用いた厳格な血圧コントロールによって、糖尿病性腎症の進展を抑制できるだけでなく、改善を図れることが明らかになってきた。2月18日に開かれた「糖尿病学の進歩」学会のシンポジウム「糖尿病における心血管疾… 2005/02/24 循環器
「かかりつけ医がいる」は51.8%、「かかりつけ歯科医がいる」は58.6%--神奈川県調査 「かかりつけ医がいる」は51.8%、「かかりつけ歯科医がいる」は58.6%--。神奈川県のモニター調査で、かかりつけ医・歯科医が普及してきている実態が明らかになった。2月22日に発表された。様々な同様の調査があるが、50%を超えているのは珍しく、神奈川県民の「かかりつけ医・歯科医」に対… 2005/02/24 循環器
一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常、久山町研究の最新成果、「糖尿病学の進歩」学会で発表 一般住民における耐糖能異常者の割合が年々増えており、最近では男性の6割、女性の4割を占めることが、久山町研究の最新の解析結果から判明した。「糖尿病学の進歩」学会で2月18日に行われたセッション「EBMから見た糖尿病における心血管疾患予防の重要性」の中で、九州大学病院第二内科講師の… 2005/02/23 循環器
行政処分を受けた医師の再教育を義務化へ 厚労省の検討会が報告書案 厚生労働省の「行政処分を受けた医師に対する再教育に関する検討会」は2月22日、報告書案をまとめ、医療過誤などで行政処分を受けた医師に対する再教育を義務化する方針を打ち出した。ただし、再教育はどこで誰が行うのか、業務停止処分を受け医業に携われない医師に対してどんな形で技術的な教育… 2005/02/23 医師のキャリア
第39回「糖尿病学の進歩」学術集会が仙台で開催 のべ3200人が参加し、心血管疾患予防をテーマに熱い議論 宮城県仙台市の仙台国際センターで2月18~19日、第39回「糖尿病学の進歩」の学術集会が開かれた。これは、日本糖尿病学会が年に1回開催しているもので、医師だけでなく、看護師や薬剤師などの医療従事者が糖尿病診療の最新知見を共有し、チーム医療に生かすことを目的としている。教育講演やシ… 2005/02/22 代謝・内分泌
咽頭結膜熱が高水準、感染性胃腸炎と水痘は減少:感染症週報2005年第5週分から 国立感染症研究所の感染症情報センターが2月18日に公表した2005年第5週(1月31日~2月6日)の感染症週報(感染症発生動向調査)によると、咽頭結膜熱が、この時期としては高い水準で推移しており、第2週を除いて過去10年の最高値を上回っている。一方、感染性胃腸炎は2週連続で減少、水痘… 2005/02/22 感染症
精巣癌の罹患率が世界的に上昇 米国国立癌研究所(NCI)のMark P. Purdue氏らは、世界の21地域の精巣癌罹患率が1973~1997年にどう変化したかを調べた。その結果、罹患率は世界的に上昇していること、増加率の地域差が大きいことなどが分かった。詳細は、International Journal of Cancer誌電子版で2月9日に報告された。… 2005/02/22 癌
【MedWaveクイズ:個人情報保護法(第1回)】 第三者から患者の情報を求められた時 個人情報保護法の4月からの完全施行に向けて、医療現場でも様々な取り組みが進んでいることと思います。そもそも、患者さんに関する情報は、個人情報の固まりです。このため日々患者さんに接する医療関係者には守秘義務が課せられているのであり、個人情報の取り扱いについては、医療界は一般よ… 2005/02/22 医師・患者関係
セントジョンズワート抽出物が中・重度のうつ病に有効、パロキセチンと同等以上 ドイツBerlin大学付属病院のArmin Szegedi氏らは、ハーブの一種であるセントジョンズワート(Hypericum perforatum)の抽出物(WS5570)を中等度から重度の急性大うつ病患者の治療に適用し、効果をパロキセチンと比較する非劣性ランダム化比較試験(RCT:Randomized Controlled Trial)を行った。… 2005/02/21 感染症
英国St. George"s病院も個々の心臓外科医の患者死亡率を公表 英国London大学付属St. George"s病院は2月14日、同病院に所属する5人の心臓胸部外科医ごとに手術による患者死亡率を発表した。英国では既にManchester Heart CentreとPapworth病院が、外科医ごとの心臓手術の成績を公表している。… 2005/02/21 循環器
FDAが天然痘ワクチン合併症の治療薬を承認、生物テロ対策の一環 米国食品医薬品局(FDA)は2月18日、天然痘ワクチン合併症の治療薬、「Vaccinia Immune Globulin Intravenous 」(VIGIV)を承認した。VIGIVは、生物テロ対策に備えた天然痘ワクチン投与に伴うリスクを減らすことができるというもの。FDAによるとVIGIVは、ヒト血漿から作った初の静脈内投与薬だ… 2005/02/21 感染症
福島県、「今後の自殺予防対策のあり方について」を公開 2003年の自殺による死亡件数が3万2000人を超え過去最悪となってしまった。事態を重く受け止め、具体的な対策に乗り出す動きが広がっている。自治体などもその一つで、たとえば福島県は2月21日、「今後の自殺予防対策のあり方について」を公開し、自殺予防における課題や対策の提言を行った。… 2005/02/21 精神・神経
【インフルエンザ速報】 東京都、患者数が2000年以降の最高値上回り「流行発生警報」発令 2月に入ってインフルエンザの流行が拡大している。東京都ではインフルエンザ定点あたりの患者報告数(医療機関あたりの1週間の患者数)が2000年以降の全流行シーズンを通して最も多い38人超となった。このため、都福祉保健局は2月18日付けで「流行発生警報」を発令し、警戒を呼びかけている。… 2005/02/21 感染症
厚労省が有老ホームの定義・規制を全面見直しへ “類似施設”も行政の監督下に 厚生労働省は2月18日の全国高齢者保健福祉・介護保険関係主管課長会議で、有料老人ホームの定義や規制のあり方を全面的に見直す意向を明らかにした。有老ホームの入居定員やサービス提供内容を定めている老人福祉法を改正し、基準を緩和して多様な高齢者住宅を有老ホームの対象に加える。実態と… 2005/02/20 行政・制度
分娩初期に硬膜外麻酔を投与しても帝王切開リスクは増加しない 分娩初期に硬膜外麻酔を投与しても帝王切開リスクは増加せず、分娩時間も短縮することが、750人の初産の女性を対象に行った無作為化試験で明らかになった。分娩後期まで硬膜外麻酔を控え、痛みを我慢しなくてはならない科学的根拠はなさそうだ。これは、米Northwestern大学のCynthia A. Wong氏ら… 2005/02/18 産婦人科
3人に2人は「イライラやストレスを感じる」--東京都の調査 イライラやストレスを感じる人は3人に2人。特に多いのは20代の男女で、男性は77%、女性は82%に上る--。東京都が実施した健康に関する世論調査で、若い人ほど「イライラやストレス」に悩まされている人が多いことが分かった。… 2005/02/17 精神・神経
妊娠中に排気ガスを浴びると子供が癌になりやすい? NY住民の調査で判明 便利な都心に住みたいという若い世代が増えているが、こうした風潮に冷水を浴びせるような研究成果が発表された。妊娠中に車の排気ガスやタバコの煙などに含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)に被曝すると、胎児の染色体異常が増え、発癌の危険が高まるという内容だ。米国立衛生研究所(NIH)の一… 2005/02/17 産婦人科
厚労省が医療計画制度見直しの方向性を提示 「日常医療圏」ごとに効率的な医療提供体制の構築目指す 厚生労働省は、2月14日に開催された「医療計画の見直し等に関する検討会」に、「平成18年の医療制度改革を念頭においた医療計画の見直しの方向性について」と題した資料を提出した。厚労省は、同検討会での議論を踏まえ、2006年の通常国会に医療法改正案を提出する方針だ。… 2005/02/16 行政・制度
【インフルエンザ速報】 1月第5週の患者数は2万8000人、学級閉鎖などは1000校に迫る:学校欠席者数第13報から インフルエンザの流行がピークを迎えつつあるようだ。国立感染症研究所の感染症情報センターが2月17日に発表したインフルエンザ様疾患発生報告の学校欠席者数第13報によると、1月30日~2月5日には、全国の学校で2万8205人の患者が発生した。この件数は今シーズンの累計のほぼ6割に相当する… 2005/02/16 感染症
大阪府、花粉症対策のホームページ開設 大阪府は2月14日、[花粉症対策のホームページhttp://www.pref.osaka.jp/chiiki/kafun/]を開設した。健康福祉部地域保健福祉室が運営しているもので、花粉症の基礎、花粉の飛散予想、予防対策などをまとめている。例年にない規模の花粉飛散が予想される中、ホームページでも独自に花粉対策情報を… 2005/02/16 アレルギー・免疫
大阪府柏原市内の社会福祉施設で感染性胃腸炎が集団発生 大阪府は2月15日、柏原市内の社会福祉施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が発生したと発表した。2月13日に同施設職員から八尾保健所へ「2月11日から12日にかけて、施設利用者15人程が下痢・嘔吐症状を呈している」との連絡が入り、府立公衆衛生研究所で検査した結果、15日に13検体中9検体… 2005/02/16 感染症
グラクソ・スミスクライン、花粉情報サイトを開設、携帯に飛散情報を毎日配信 グラクソ・スミスクラインは花粉症を中心としたアレルギー性鼻炎に関する一般向けの情報サイト「[鼻のおまもり biennet.jphttp://biennet.jp/index.html]」をこのほど開設、2月1日から情報提供を始めた。登録者に対して、花粉飛散の予想と天気予報などを携帯電話に毎日配信する「花粉お知らせメ… 2005/02/15 アレルギー・免疫
【インフルエンザ速報】 流行パターンがらり、B型が半数上回る:インフルエンザ流行レベルマップ第5週分から 今シーズンのインフルエンザ流行は、A香港型(H3N2)が圧倒的に優勢だった2003-2004年シーズンとは流行パターンががらりと変わった。2003-2004年シーズンにはA香港型が94%と圧倒的に優勢だったが、今シーズンは、Aソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型が混在したまま流行期を迎えている。報告さ… 2005/02/15 感染症
米連邦控訴裁判所、RICO法に基づくタバコ会社への2800億ドルの請求を却下 2005年2月1日、米国政府は、タバコ業界を相手取った訴訟で手痛い敗北を喫した。Washington, DCの連邦控訴裁判所が、政府は、民事RICO法に基づいて、タバコ業界に、過去の収益から2800億ドルを返金するよう請求できないとの判決を下したからだ。… 2005/02/15 呼吸器
早期乳癌と診断された女性、パートナーの支援がないとうつや不安がより長く続く 早期乳癌と診断された女性では、信頼できるパートナーの支援がない場合、うつや不安が長引く傾向があるようだ。London大学のCaroline Burgess氏らは、早期乳癌と診断された英国人女性を5年間追跡し、臨床的に重要なうつと不安の発生率およびリスク因子を調べる観察コホート研究を行った結果、明… 2005/02/15 癌
自治体病院のニューモデル、高知医療センターが開院式 県と市の共同事業化によるスケールメリット生かす 県と市の共同事業、PFI(private finance initiative)方式の採用など、自治体病院の新たな経営スタイルとして注目を集めている高知医療センターの開院式が、2月13日、高知市内で行われた。3月1日から診療を始める。… 2005/02/14 医療経営
英国でアスベストに起因する中皮腫の死者が急増の予想 英国保健安全執行部(HSE)のJohn Hodgson氏らは回帰分析を行い、英国におけるアスベスト曝露に関連する死は、このところ増加しており、10年以内にピークを迎えるとの予想を示した。詳細は、British Journal of Cancer誌2005年1月25日号(92巻587-593ページ)に報告された。… 2005/02/14 呼吸器
グッドウィル・グループの中間決算、介護事業が5割増収に 介護業界第2位で軽作業の派遣・請負事業なども手がけるグッドウィル・グループは2月14日に2005年6月中間期(2004年7~12月)の決算を公表、子会社のコムスンが主に展開する介護事業が拠点の拡大に伴って順調に業績を伸ばしたことが明らかになった。… 2005/02/14 行政・制度
家族の死など過度の精神的ストレスが、冠動脈疾患のない人でも仮死心筋を引き起こす 家族の死といった過度の精神的ストレスによって、冠動脈疾患のない人でも一時的な仮死心筋を発症することがわかった。米Johns Hopkins大学のIlan S. Wittstein氏らが、19人の患者について調査し明らかにしたもので、New England Journal of Medicine誌2005年2月10日号で発表した。… 2005/02/14 循環器
痛風の新薬フェブキソスタット、アロプリノールを上回る血清尿酸値低下作用 重篤な副作用は認められず、国内の第3相臨床試験で明らかに 痛風・高尿酸血症に対する新規治療薬である「フェブキソスタット」(一般名)の第3相臨床試験の結果が、2月7日の第38回日本痛風・核酸代謝学会総会で発表された。フェブキソスタットは、プラセボとの比較において、有意でかつ用量依存的な血清尿酸値低下作用を示し、アロプリノール常用量との… 2005/02/14 代謝・内分泌
NIHが新制度、資金援助した研究もとにした論文をネット上で無料公開へ 米国国立衛生研究所(NIH)は2月3日、論文審査のある学術専門誌に掲載された研究報告の無料公開に向け、大きな一歩を踏み出した。 2005/02/14 医師のキャリア
歯周病の妊婦は、早産・低体重児出産のリスクが高い――日本人の疫学調査で判明 歯周病を治療すれば、リスク低減の可能性 歯周病にかかっている妊婦が出産すると、早産になって低体重児となるリスクが高まることが、日本人を対象にした疫学調査でわかった。2月8日、東京で行われたライオン主催の健康セミナーで、北海道医療大学歯学部教授の古市保志氏が報告したもの。… 2005/02/10 産婦人科
【連載:がんの検討会を読み解く その16】 がん拠点病院を大量指定、質向上には“落ちこぼれ”対策が急務 (日経メディカル2月10日号より) 厚生労働省が新たに地域がん診療拠点病院を大量指定し、その数は135カ所となった。ところが、数は増えたものの、診療の質のばらつきが問題視されはじめ、指定条件の見直しが急務になってきた。 2005/02/10 癌
【インフルエンザ速報】 学校患者数は1万人超える、今シーズンの3分の2の患者は1月第4週に発生 インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者)第12報から 昨シーズンには及ばないがインフルエンザの患者数は急増している。国立感染症研究所の感染症情報センターが2月7日に発表したインフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者)第12報によると、2005年1月23日~2005年1月29日の学校における患者数は前週の4倍近くに増え、全国で1万1690人になった… 2005/02/09 感染症
【インフルエンザ速報】 流行期迎え、7都県の10地域が警報レベルに:インフルエンザ流行レベルマップ2005年第4週分から 国立感染症研究所の感染症情報センターが2月8日に発表したインフルエンザ流行レベルマップによると、2005年第4週(1月24日~1月30日)には流行が拡大し、139保健所地域が注意報レベルに、10保健所地域が警報レベルに達した。インフルエンザ様疾患の定点当たり報告数(医療機関当たりの患者数… 2005/02/09 感染症
高齢の男性喫煙者、1回のスクリーニングで腹部大動脈瘤死亡4割減に 米国厚生省、エビデンスに基づいて実施を勧告 米国厚生省(HHS)の下部組織であるAgency for Healthcare Research and Quality (AHRQ)はこのほど、65~75歳の男性喫煙経験者に対し、超音波検査による腹部大動脈瘤スクリーニングを初めて勧告した。検診や予防接種などの予防効果について調査を行うAHRQ監督下の委員会であるU.S. Preventive S… 2005/02/08 循環器
50年に渡る追跡調査、男性の喫煙と11タイプの癌による死亡の関係を示す 癌の疫学調査で知られる英国Radcliffe附属診療所のRichard Doll氏らは、英国人の男性医師を50年間追跡したデータを基に、肺癌をはじめとする11タイプの癌による死亡と喫煙の関係を明らかにした。詳細は、British Journal of Cancer誌電子版に1月25日に報告された。… 2005/02/08 呼吸器
【コラム:編集委員の視点】 医療界で沸き起こる「株式会社化待望論」 「うちは株式公開を目指している」――。ある医療法人の理事長は、こう言い放つ。株式を証券取引所に上場すれば、マーケットから返済不要の事業資金を調達できる。医療事故でもあれば株価が下がるから、緊張感ある経営を行わざるを得ない。経営者にも患者にもメリットがあるからだという。… 2005/02/08 行政・制度
受動喫煙のリスクを示す証拠を追加、EPICコホートを対象とする大規模研究より London大学のPaolo Vineis氏らは、「癌と栄養に関する欧州前向き研究(EPIC)」の一部として、受動喫煙と血漿中のコチニン濃度の関係、また、呼吸器系の疾患および癌の発症との関係を調べた。詳細はBritish Medical Journal誌2005年2月5日号に報告された。… 2005/02/08 呼吸器
米国における死者の1.3%は性行為関連疾患で死亡 1998年には、米国人死者の1.3%が性行動に起因する病気で早い死を迎えていたことが分かった。米国疾病対策センター(CDC)のShahul Ebrahim氏らが行った分析の結果は、Sexually Transmitted Infections誌2005年2月1日号に報告された。… 2005/02/08 感染症
介護予防サービスの展開に向け、大手各社が早くも様々な取り組み 2006年度の介護保険制度改正で導入が予定されている介護予防。その基本的な枠組みがこのほど明らかになったが、大手各社は介護予防サービスの提供体制の構築に向けて早くも動き出している。筋力トレーニング機器の設置、専門スタッフの育成、ヘルパーへの研修実施など、各社の取り組みは様々だ。… 2005/02/08 行政・制度
「セレコキシブは心血管系イベントをプラセボの3倍以上増加させる」 米消費者団体がFDAに解析結果を提出、承認取り消しも請願 米国の非営利市民団体であるPublic Citizenの医師Sidney M. Wolfe氏は1月31日、セレコキシブがプラセボに比べ、心イベントを有意に増加させるとする解析結果を米食品医薬品局(FDA)に送付した(Public Citizenの[プレスリリースhttp://www.citizen.org/publications/release.cfm?ID=7359#_ftn2]… 2005/02/07 循環器
【インフルエンザ速報】 流行シーズン入りで学級閉鎖が100校超える、それでも患者数は昨年の14分の1 厚生労働省のインフルエンザシーズン入り宣言を裏付けるように、学校におけるインフルエンザ様疾患の患者数も急増している。国立感染症研究所の感染症情報センターが1月31日に発表したインフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者)第11報によると、2005年1月16日~2005年1月22日の学校における… 2005/02/07 感染症
【国際脳卒中学会2005速報】 視野欠損伴う片頭痛がある女性は脳卒中リスクが7割増し 片頭痛には、頭痛の直前などにきらきらした光が見えたり、視野が欠けたりする「前兆(オーラ)注」を伴う場合がある。このタイプの片頭痛の発症者は脳梗塞のリスクが高いことが既に報告されているが、前兆として視野の一部が欠ける症状がある場合には、脳梗塞を発症するリスクが特に高く、片頭痛… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 卵1日1~2個なら脳卒中や心臓病への影響なし、ただし糖尿病の方は控えめに 卵(鶏卵)に含まれるコレステロールは100g当たり約400mg と食品の中でも特に多い。卵1個と300gのヒレステーキがほぼ含有量になることから、生活習慣病が気になり始める中高年以降では食べるのを控える人が少なくないようだ。… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 アスピリン抵抗性──検査の信頼性向上と治療試験が急務 アスピリンは脳梗塞患者における再発を約25%抑制するといわれる。これは有意な効果ではあるが、逆にみると再発の3/4は防げないともいえる。アスピリン治療下でおこる再発の原因として種々の原因が指摘されているが、最近、そのひとつとして注目されているのがアスピリン抵抗性である。その定義や… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 症候性中大脳動脈病変は無症候性病変に比べ急速に進行する 白人では、脳卒中の8~10%が頭蓋内動脈硬化性病変が原因となって発症するといわれる。アジア系人種や黒人における頭蓋内動脈病変による脳卒中の頻度は白人より高いと推測されているが、その自然経過についてはまだほとんど情報がない。これは侵襲度の高い血管造影検査によって多数の患者を追跡… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 若年成人の急性脳梗塞、片頭痛が独立の危険因子に 片頭痛と脳卒中の関連を示唆する研究は、米疾病対策センター(CDC)とUniversity of Marylandの共同研究(MedWaveで既報)のほか、2月3日のポスターセッションでイタリアの研究グループからも報告され、若年成人の急性脳梗塞に対し、約3倍と高い独立のリスク要因になることが示された。… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 脳梗塞発作後の救急センター到着、米都市で3分の2が8時間超 米国の大都市シンシナティにおいて、脳梗塞の発作後、救急医療機関到着までの所要時間を調査した初の人口ベースの研究の結果、3時間以内の到着はわずか20%に過ぎず、実に3分の2(66%)の症例が8時間以上(または経過時間不明)かかっていたことが明らかになった。2月3日のポスターセッシ… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 2005年のトーマス・ウィリス賞は、Vladimir Hachinski氏に 2005年のトーマス・ウィリス賞は、世界脳卒中会議の前期会長であるWestern Ontario大学のVladimir Hachinski氏(写真)が受賞した。国際脳卒中会議の5つの賞でもっとも権威の高いもので、脳卒中研究に多大な貢献をした人物に贈られる。… 2005/02/06 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 脳卒中による視野欠損の改善に効果、視神経の可塑性応用したリハビリ新技術登場 脳卒中による視野欠損(視界の一部が欠ける症状)がある患者にとっては朗報だ。専用の装置を使って毎日1時間、6カ月間のトレーニングを行うことで、欠けてしまった視野の一部が回復できるという。ドイツOtto-von-Guericke University of MagdeburgのCarolin Gall氏らが2月3日のポスターセッシ… 2005/02/05 循環器
【国際脳卒中会議2005速報】 1日65g以上の総脂肪摂取は、虚血性脳卒中リスクを増大させる--NOMASより 1日65g以上の総脂肪の摂取は、虚血性脳卒中リスクを増大させることが分かった。Northern Manhattan Study(NOMAS)で明らかになったもので、2月3日、Halina White氏(写真)らが一般口演で報告した。 2005/02/05 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 心房細動時の脳梗塞予防、適切な投薬指示したのは内科医の8割、産婦人科医の2割:米国の調査で判明 心疾患に比べて脳血管疾患に対する関心が低い米国では、一般医療の現場で脳卒中の予防や治療を適切に指示できない医師が少なくないようだ。心房細動発作後の脳梗塞予防に必要な抗凝固薬投与の必要性について、内科医の8割は適切に指示できたが、産婦人科医では正答率が2割を切るというショッキ… 2005/02/05 循環器
低脂肪乳を飲むと体脂肪が減り、ウエストにクビレ!--日本人女性で確認 低脂肪牛乳を飲むと体脂肪が減り、筋肉量が増えるというダイエット効果が確認された。辻学園栄養専門学校中央研究室の広田孝子教授が、2月3日に開催された「第7回メディアミルクセミナー」(主催:日本酪農乳業協会)で研究成果を発表した。… 2005/02/05 代謝・内分泌
【国際脳卒中学会2005速報】 急性虚血性脳卒中に対する局所的表面冷却法に、脳の損傷を最小限に抑える可能性 脳卒中に対する低体温療法の応用が進んでいる。様々な療法が試みられている中、急性虚血性脳卒中に対する局所的表面冷却法に、脳の損傷を最小限に抑える可能性があることが報告された。国立循環器病センターの武信洋平氏(写真)らが2月3日、ポスターセッションで発表した。… 2005/02/05 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 中大脳動脈狭窄病変の進行・退縮を評価、経頭蓋超音波ドップラー法による判定基準を提唱 頭蓋内の動脈硬化性病変を評価する方法として経頭蓋超音波ドップラー法(TCD)による血流測定が広くおこなわれているが、病変の進行・退縮を判定する基準はまだ確立していない。この問題を解決するためSeoul National University(韓国)のYong-Seok Lee氏は、脳卒中患者を対象にTCDにより測定し… 2005/02/04 循環器
【国際脳卒中会議2005速報】 血管性痴呆症の患者で、肺炎クラミジア抗体価と高感度C反応性タンパク濃度が上昇 血管性痴呆症の患者では、肺炎クラミジア抗体価や高感度C反応性タンパク濃度の上昇が危険因子である可能性が発表された。2月3日、昭和大学医学部精神神経科の山本英樹氏らの研究グループがポスターセッションで発表した。… 2005/02/04 循環器
【国際脳卒中会議2005速報】 無症候性脳梗塞と白質病変は脳卒中の発症リスクだけでなく死亡リスクにも関連する 無症候性脳梗塞と白質病変は脳卒中の発症リスクと死亡リスクに関連していることが分かった。脳ドックを受診した人のデータベースを基にした解析から判明したもので、2月3日、島根大学の卜蔵浩和氏らがポスターセッションで発表した。… 2005/02/04 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 脳血管障害患者のクロピドグレル抵抗性、従来の報告上回る可能性も 過去数年間にアスピリン抵抗性に関する知見が急速に増えてきた。アスピリン抵抗性がみられる患者では、アスピリンの抗血小板作用が機能せず、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが増大するといわれるが、その病態生理の研究が進むなかで、他の抗血小板薬についても抵抗性に関する懸念が生じている。… 2005/02/04 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 高濃度の血漿中C反応性タンパクは、脳卒中のすべてのタイプで危険因子 高濃度の血漿中C反応性タンパク(CRP)は、脳卒中のすべてのタイプで危険因子であることが分かった。大規模コホート研究で知られるロッテルダムスタディによるもので、オランダのロッテルダム大学のMichiel J Bos氏(写真)らが2月3日の一般口演で発表した。… 2005/02/04 循環器
国内初となる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病発症例を確認 厚生労働省は2月4日、国内初となる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の発症例を確認した。患者は日本人男性で、2001年12月に40歳代で発病し、昨年12月に死亡した。1989年に1カ月間ほど英国に滞在した経験があり、輸血歴はないことなどから、厚労省は「短期間ではあるが、英国滞在時の曝露し… 2005/02/04 精神・神経
社保審医療部会 医療提供体制の見直しで論点整理 厚生労働省の社会保障審議会医療部会は2月2日、医療提供体制の改革に関する論点整理を行った。主な論点としては、広告規制の緩和や医療計画の見直しのほか、画期的な新薬の開発に関する環境整備など医薬品関係の項目も挙げており、その内容は広範多岐にわたるものとなった。… 2005/02/04 行政・制度
【国際脳卒中学会2005速報】 解き明かされる、メタボリックシンドロームと脳卒中の「危険な関係」 2月2日、今回の会議の目玉の一つであるシンポジウム「Metabolic Syndrome: A New Risk Factor for Stroke?」が開催され、メタボリックシンドロームと脳卒中の「危険な関係」が解き明かされた。 2005/02/04 循環器
「糖尿病対策推進会議」設立へ 日医と学会が協力して予防目指す 糖尿病の発症予防・早期発見・合併症予防を目指し、日本医師会と日本糖尿病学会、日本糖尿病協会の三者が共同して、「糖尿病対策推進会議」を設置することになった。2月1日に開かれた日医の記者会見で明らかにされた。同会議の設立総会は、2月9日に開催される。… 2005/02/03 代謝・内分泌
【国際脳卒中会議2005速報】 85歳以上の高齢で発症する脳卒中、特徴の一端が明らかに 85歳以上の超高齢で発症する場合の脳卒中像が明らかになった。秋田県脳卒中発症登録事業をもとに行った研究で、初回発症者を85歳以上と85歳未満にわけて比較したところ、85歳以上のグループの方が、高血圧や糖尿病などの脳卒中危険因子を持っている人の割合が少ないことが分かった。2月2日、ハ… 2005/02/03 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 脳卒中一次予防戦略の構築を目指して これまで脳卒中予防のための治療試験は主に二次(再発)予防を目的として行われてきた。二次予防では降圧療法、抗血小板療法、脂質低下療法などの有効性が認められているが、欧米や日本にみられる急速な高齢化は、一次予防対策の構築を急務としている。本学会ではそうした状況をふまえ、「Is It T… 2005/02/03 循環器
【国際脳卒中会議2005速報】 発症前の抗血栓療法、急性虚血性脳卒中にみられる進行性脳卒中のリスクを減らす可能性 抗血栓療法を発症前に受けていた場合、急性虚血性脳卒中にみられる進行性脳卒中のリスクを減らす可能性があることが分かった。日本の「脳卒中データバンク」をもとにした研究成果の一つで、島根大学医学部の小林祥泰氏らが2月2日のポスターセッションで発表した。… 2005/02/03 循環器
【国際脳卒中会議2005速報】 脳卒中発症リスクに及ぼす肥満の悪影響、白人女性にのみ観察される 白人の女性と男性、黒人の女性と男性の4グループを対象に比較検討した調査で、白人女性にだけ脳卒中発症リスクに及ぼす肥満の悪影響が観察された。South Carolina大学のJill E Abell氏らが2月2日、ポスターセッションで発表した。… 2005/02/03 循環器
【国際脳卒中会議2005速報】 1日4g以上のナトリウム摂取は虚血性脳卒中の危険因子 1日4g以上のナトリウム(食塩10.4gに相当)の摂取は、虚血性脳卒中の危険因子であることが分かった。Northern Manhattan Studyで明らかになったもので、2月2日、Armistead D Williams III氏(写真)らがポスターセッションで発表した。… 2005/02/03 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 1万5500例を対象とする脳卒中二次予防試験の全貌明らかに 虚血性脳卒中を対象に進行中の大規模二次予防試験PRoFESS(Prevention Regimen for Effectively Avoiding Second Stroke)の概要が同試験の運営委員会によって報告された。 2005/02/03 循環器
【国際脳卒中学会2005速報】 1日65g以上の総脂肪摂取は、虚血性脳卒中リスクを増大させる--NOMASより 1日65g以上の総脂肪の摂取は、虚血性脳卒中リスクを増大させることが分かった。Northern Manhattan Study(NOMAS)で明らかになったもので、2月3日、Halina White氏(写真)が一般口演で報告した。 2005/02/03 循環器
【連載:がんの検討会を読み解く その15】 院内がん登録研修会を2~3月に開催、拠点病院以外でも参加可能 国立がんセンターは、2月11日から3月22日まで、全国8カ所で地域がん診療拠点病院(以下、がん拠点病院)を対象とした「院内がん登録ワークショップ」を開催する。 2005/02/03 癌
国際医療福祉大学が東京専売病院を承継 3月1日オープンし臨床実習施設として活用へ 学校法人国際医療福祉大学(高木邦格理事長)は、今年3月1日付で東京専売病院(東京都港区、291床)の経営を承継し、国際医療福祉大学附属三田病院(仮称)として新規オープンさせる。同大では、病院を臨床実習施設としても活用していく方針だ。… 2005/02/02 医療経営
出資額限度の払い戻しは「非営利」、医療法人の多数が認識 日本医療法人協会は、2月1日、厚生労働省の第5回「医業経営の非営利性等に関する検討会」の中で、会員に対して実施した医療法人の非営利性等に関する調査結果を公表した。それによると、財産の払い戻し分配が出資額を限度に行われることを、約7割の医療法人が“非営利性の象徴”として捉えて… 2005/02/02 医療経営
脳卒中対策の新機軸「指ネット」、正常血圧群の健康増進をネットで支援 秋田県で脳卒中対策の新機軸となる「指ネット」が誕生した。血圧が正常範囲の人を対象に、パソコンや携帯電話などを駆使してネットで健康増進を支援するもので、今春から秋田県職員を対象とした実証実験がスタートする。保健師や栄養士、医師らが実践している職場や地域での健康教育、生活指導を… 2005/02/02 循環器
CMFによる乳癌の術後補助療法、30年間の追跡でも有効 イタリア国立癌研究所のGianni Bonadonna氏らは、再発リスクがある乳癌患者に対するCMF(サイクロフォスファミド、メトトレキセート、5-FU)を用いた術後補助療法について、長期的評価としては過去最長となる30年間の追跡結果をBritish Medical Journal誌2005年1月29日号に報告した。… 2005/02/01 癌
【日本消化管学会速報】 ピロリ除菌で消化性潰瘍の再出血を効果的に予防できることが明らかに 出血性消化性潰瘍患者にしばしばみられる再出血が、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)の除菌によって有意に抑えられることが分かった。1月28~29日に開催された第1回日本消化管学会総会で、佐賀大学消化器内科の吉川敦氏が発表した。… 2005/02/01 消化器
【サプリ&機能性食品2005速報】 「肥満解消に、ビタミンやミネラルが必須」--ビタミン外来の佐藤医師 「肥満の原因は、3大栄養素(炭水化物、脂肪、たんぱく質)の過剰摂取によるカロリーオーバーと、それを代謝するビタミン、ミネラルなどの副栄養素の圧倒的な不足にある。しかし、カロリーオーバーばかりにスポットが当たり、副栄養素の不足に着目しないのは問題」。… 2005/02/01 サプリ・食品
感染性胃腸炎、A群溶レン菌咽頭炎が増加:感染症週報2005年第2週分から 国立感染症研究所の感染症情報センターが1月28日に公表した2005年第2週(1月10日~1月16日)の感染症週報(感染症発生動向調査)によると、感染性胃腸炎が再び増加した。2004年第52週に定点当たり報告数の全国平均値が15.83と年間の最高値に達したあと第53週に10以下に減少し、2005年第1週は… 2005/02/01 感染症
新規HIV感染者とエイズ発症者がついに1000人を突破 2004年(2003年12月29日~2005年1月2日)に新規にHIVに感染したか、またはエイズを発症した患者がついに1000人の大台を突破したことが、厚生労働省エイズ動向委員会の2004年第4四半期の報告により明らかになった。2003年の976件を超え、過去最高の報告数になる。国内のHIV感染者とエイズ患者の… 2005/02/01 感染症