学会のバーチャル開催はアリなのか 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、多くの学術集会が中止または延期を余儀なくされた。一方で、バーチャル開催に踏み切った学会もあり、米国糖尿病学会はその1つ。6月12日から5日間に渡って行われた第80回米国糖尿病学会学術集会(ADA2020)は当初シカゴでの開催を予定していた… 2020/06/29 組織
「勤務医よりも開業医の方が儲かる」は本当か まずはこちらのシミュレーション(図1)をご覧ください。45歳で開業した医師と、定年まで勤務医を続けた医師の65歳までの預貯金額の推移をグラフ化したものです。皆さんはどんな印象をお持ちになるでしょうか。 これは、今年3月末に発行した書籍『知らなきゃマズい 医師×お金のルールとマナー』… 2020/06/24 医師の職場環境
ORCAの哲学が流れる「新型コロナウイルス接触確認アプリ」 厚生労働省は2020年6月19日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」を公開した。これは海外で「コンタクトトレーシング」として利用されているアプリで、スマートフォン(スマホ)のBluetooth機能を用いて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染陽性者との接触を匿名で把握できるようにする… 2020/06/19 医療情報
地域包括ケアで中小病院と企業の競合が始まる? 2020年度診療報酬改定の最大のテーマは「働き方改革」でした。その一方、後期高齢者が急増する2025年を見据えた地域包括ケアシステムの構築、病院からの早期退院を推進する項目も数多く盛り込まれました。 高齢者が住み慣れた地域で在宅生活を継続できるように、介護事業者は医療ニーズの高い重… 2020/06/17 医療提供体制
年間薬剤費が6000万円超の治療の登場は幸せ…ですよね? 年間薬剤費が6000万円を超える薬物治療登場の意義をどう受け止めればいいのか──。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により外出自粛を余儀なくされた4月、自粛でぽっかりと空いた時間を使って考えてみたのが、TTR心アミロイドーシスに対する薬物治療の年間薬剤費のことです。… 2020/06/15 循環器
身近な動物はSARS-CoV-2に感染するのか? イヌは心配なさそうだが、ネコとフェレットは要注意 約2カ月前の4月6日。米国のAP通信がニューヨーク発のニュースとして、ブロンクス動物園の2頭のトラと3頭のライオンが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の検査で陽性反応を示したことを報じた。米国でのCOVID-19流行により、動物園は3月16日から休園していたが、3月27日にマレートラの「ナディア」… 2020/06/10 感染症
これで十分? 新型コロナ慰労金 医療機関や介護施設などの従業者で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者・入所者等に対応した者に20万円、その他の人には5万円を慰労金として支給する――。5月27日に閣議決定された第2次補正予算で、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」を大幅に拡充し、医療従事者などへの… 2020/06/08 感染症