2018ダブル改定で変わる医療・介護・薬局連携 地域包括ケアシステムのベースとなる医療・介護・薬局の連携。社会保障費の抑制が強まる一方で、報酬は改定のたびに手厚く評価され、効率的な連携スキームが構築されてきました。それだけ国が重視している表れで、医療機関や介護施設・事業者、薬局は積極的な対応が欠かせません。 報酬面の連携… 2018/04/25 行政・制度
7%の減量で本当に脂肪肝が治るか検証してみた 筆者は、20代後半から毎年人間ドックを受けているのだが、少なくとも手元に記録がある2005年ごろから、エコー検査で「脂肪肝」を指摘され続けてきた。他にもこの頃から、あちこちの検査値に異常が出始め、その都度、主治医に相談して徐々に薬物治療を始めている。だが「脂肪肝」に関しては、以前… 2018/04/18 代謝・内分泌
腹腔鏡ではなくロボット手術でお願いします 「da Vinci Surgical System(ダヴィンチ)」を用いたロボット支援下内視鏡手術(ロボット手術)の保険適用の対象が大きく拡大された。新たに胃癌や食道癌、肺癌、直腸癌など、12の術式で保険の適用が認められることとなった。しかしながら既に保険適用されている前立腺癌や腎癌とは異なり、ダヴ… 2018/04/16 癌
治療1回1億円!新薬の高額化が止まらない理由 2017年後半に、米国で革新的な医薬品の承認が相次いだ。リンパ球の1種であるT細胞の遺伝子を組み換えて、特定の抗原を細胞表面に有する癌細胞を攻撃するように設計したキメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法がその一例。CD19という抗原を標的とするスイスNovartis社の「KYMRIAH」(tisagenlecleucel)… 2018/04/11 医薬品
癌患者の治療と就労の両立支援、診療報酬で弾み 定年後再雇用の普及や女性の就業率上昇などを背景に、癌を患う勤労者が増えている。筆者は1年半前の当コラムで、医療機関や職場の支援・連携体制が十分でなく、癌患者が退職を余儀なくされるケースは多いと書いた(関連記事:癌患者の治療と就労の両立に欠かせない「連携」)。そこで「就労管理料… 2018/04/11 癌
治療を拒む患者に出会ったとき考えるべきこと たとえ治療効果が高くて患者の利益が大きいと考えられる治療であっても、患者が拒む場合はその意思を尊重しなければならない――。世界医師会が採択した『医の国際倫理綱領』にも盛り込まれている倫理規定だ。ただし、いくつかの前提条件がある。… 2018/04/04 癌
季節性インフルエンザワクチン市場に黒船来航 これまで、内資系の企業4社だけが製造、販売してきた国内の季節性インフルエンザワクチンの市場に、最近、外資系の製薬企業が相次いで参入している。英アストラゼネカ社傘下のMedImmune社が製造し、海外で「FluMist」として販売されている経鼻噴霧ワクチン(VN-0107/MEDI3250)は、国内で第一三共… 2018/04/02 感染症