「教授になりたくない医師が9割」って本当? 少し前の話になるが、『教授はつらいよ』という記事を担当した。医学部教授と言えば、「絶対的な権力を握っている」「派閥争いの勝者」というイメージが先立つが、実際には多くの教授が医局員に気を配りながら様々な管理業務を抱え、収入は激務に見合うものとは言い難い――。取材からは、そんな… 2015/06/29 医師のキャリア
養護学校の看護師一斉辞職はなぜ起きた? 今月初め、鳥取県の県立鳥取養護学校に勤務する看護師6人全員が辞職を申し出たとのニュースが、全国紙で報じられた。「ケアのやり方について、特定の看護師が保護者から『実施時間が数分遅れた』などと厳しく指摘を受けたほか、こうした保護者の要望や看護師の訴えを組織として受け止める体制が不… 2015/06/24 事件・話題
介護保険の「改革」で医師はもっと忙しくなる? 「デイケア」と「デイサービス」の違いをご存じだろうか。正直に白状すると、筆者は数年前に日経ヘルスケア編集部に配属されるまで、その違いを全く理解していなかった。 2015/06/24 老年医学・介護
日本発の肝硬変治療薬候補の開発が臨床段階に C型慢性肝炎の治療が今、急速に進化している。高い抗ウイルス効果を持ち、経口投与可能な直接作用型抗ウイルス薬(DAAs)が続々登場。従来よりも短期間で、かつインターフェロンの投与なしにウイルスを排除することができるようになった。しかし、ウイルス排除を達成する前に、肝臓の線維化が進ん… 2015/06/17 消化器
在宅での看取りを妨げる「同一建物減算」 最期を病院で迎えるか、それとも介護施設や自宅で迎えるか──。多死時代に入り、我が国では終末期のあり方が重要な社会問題となっている。 2015/06/15 ターミナルケア
期待集めるα線内用療法、放医研が実用化に挑戦 放射線同位元素(RI)内用療法という治療手段がある。一般に広く行われている癌の放射線治療は腫瘍部位に放射線を外部から照射するというものだ。これに対してRI内用療法は放射性化合物を医薬品として体内に取り込み、内部から放射線を照射する。… 2015/06/10 放射線科
あの先生の診断が当たるのには訳がある 医療系の記者をしていると、「門前の小僧習わぬ経を読む」のごとく、何らかの愁訴を聞くと、思わず、どんな疾患であろうかとあれこれ考えてしまう。 2015/06/08 プライマリケア
学会のポスター発表もペーパーレス時代に 国内外を問わず、学会でもペーパーレス化の動きは以前からあり、学会プログラムや抄録集がスマートフォンのアプリやパソコン(PC)のソフトで閲覧できるケースが増えてきた。特に発表演題数が多い学会ほど、重い紙の抄録集を廃止する動きは早かったように思う。… 2015/06/03 組織
創薬研究者になっていた児童文学の主人公 だんだん気温と湿度が上がってくると、もうすぐ夏休み。旅行に行くならそろそろ計画を立てなければなりません。子どもの頃の夏休みといえば、冷房の効き過ぎた学童保育室で冷え切ったお弁当を食べる毎日、というようなさえない思い出ばかりですが、それでも夏休みを素晴らしいもののように感じる… 2015/06/01 アレルギー・免疫