診療データを宝の持ち腐れにしていないか 先日、日本移植学会が開催したメディア・ワークショップに参加してきた。会場では、同学会の理事で国立病院機構水戸医療センター臓器移植外科医長の湯沢賢治氏による、「日本の臓器移植の現状」と題する国内の臓器移植登録システムについてのプレゼンテーションが印象に残った。… 2014/01/30 先端医学
経口新薬登場で重要性増すC型肝炎の病診連携 最近、直接作用型抗ウイルス薬と呼ばれるプロテアーゼ阻害薬が複数登場し、C型肝炎の治療成績が向上している。今までかかりつけ医に通院していたC型肝炎患者が治療を望むケースは増えるとみられ、C型肝炎診療においても今後、病診連携が進む可能性が高そうだ。… 2014/01/27 消化器
「選挙活動は人格改造」と語った虎雄氏の真意は 筆者は先日、ある人物から徳田虎雄氏に関する興味深いエピソードを聞いた。虎雄氏はかつて「選挙活動は人格改造」と熱く語っていたというのだ。今をさかのぼること20年以上前の話である。 2014/01/23 医療経営
人が集まる徳洲会医療救援隊(TMAT)の秘密 今年3月で、東日本大震災から3年が経過する。震災発生直後、多くの医療支援チームが現地入りし、被災者の診療に当たった。当時、取材をした中で最も興味深かったのは、徳洲会グループが独自に派遣した医療支援チーム、徳洲会医療救援隊(TMAT)の活動だった。… 2014/01/20 救急医療・集中治療
米国で3つの高血圧ガイドラインが登場したワケ 「Joint National Committee」ではなかったJNC 8 年の瀬も押し迫った2013年12月18日、わが国でもよく引き合いに出される米国の「高血圧治療ガイドライン」の改訂第8版、通称「JNC 8」が、やっと発表された。現行の第7版(JNC 7)から実に10年ぶりの改訂ということで、私は早速、記事執筆のためにインターネットで情報収集を始めたのだが、その過… 2014/01/16 循環器
多様化が進む「3年目のサ付き住宅」 2011年10月、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者住まい法)が施行されて以降、サービス付き高齢者向け住宅(サ付き住宅)の登録数はうなぎ登り。2013年11月末時点で13万2639戸と、市場は順調に拡大している。しかし、少し気になる動きも出てきた。実は2013年4月から、登録のペースが… 2014/01/14 老年医学・介護
医療イノベーションの実用化促進とはリスクを受け入れることでもある 昨年末、再生医療分野で著名なA教授と議論する機会があった。A教授は、研究活動の一方で、政府の検討会の委員を務め、規制緩和などライフサイエンスの研究環境の整備を長年、訴えてきた。 2014/01/09 先端医学
「○○ができる看護師」を生かしていますか? 看護師以外の医療従事者はご存じだろうか? 最近、通常の看護に加え、特定の領域の看護にも秀でた看護師が増えている。医療の高度化や複雑化に伴って、医師にさまざまな専門医の資格が設けられたように、看護師にも専門看護師や認定看護師など、かなりの数の資格が作られている。… 2014/01/06 コメディカル