基本情報

薬効分類

オピオイド鎮痛薬(麻薬)詳しく見る

  • 鎮痛作用などに関与するオピオイド受容体に作用することでより強い鎮痛作用をあらわす薬
オピオイド鎮痛薬(麻薬)の代表的な商品名
  • デュロテップMTパッチ,ワンデュロパッチ
  • フェントステープ
  • イーフェンバッカル錠,アブストラル舌下錠
  • オキシコンチン
  • オキノーム散
  • オキファスト注
  • MSコンチン錠
  • オプソ内服液
  • ナルサス錠
  • ナルラピド錠

鎮咳薬(コデイン類含有製剤)詳しく見る

  • コデインによる咳中枢への作用などにより咳を抑え呼吸症状などを改善する薬
鎮咳薬(コデイン類含有製剤)の代表的な商品名
  • サリパラ・コデイン液
  • カフコデN
  • フスコデ
  • コデインリン酸塩,リン酸コデイン

効能・効果詳しく見る

  • 疼痛時の鎮痛
  • 激しい下痢症状の改善
  • 呼吸器疾患の鎮咳
  • 呼吸器疾患の鎮静

注意すべき副作用詳しく見る

薬物依存あくびくしゃみ流涙発汗悪心嘔吐下痢腹痛散瞳

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • コデインリン酸塩水和物として、1回20mg(散10%:0.2g)、1日60mg(散10%:0.6g)を経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 気管支喘息発作中
    • 急性アルコール中毒
    • 痙攣状態
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な呼吸抑制
    • ストリキニーネ中毒
    • てんかん重積症
    • 破傷風
    • 出血性大腸炎
    • 慢性肺疾患に続発する心不全
    • 重篤な細菌性下痢
    • 18歳未満のアデノイド切除術後
    • 18歳未満の重篤な肺疾患
    • 18歳未満の肥満
    • 18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群
    • 18歳未満の扁桃摘除術後
    • 細菌性下痢
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 12歳未満の小児(0歳〜11歳)
    • 18歳未満の扁桃摘除術後(0歳〜17歳)
    • 18歳未満のアデノイド切除術後(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の肥満(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の重篤な肺疾患(0歳〜17歳)

副作用

主な副作用

不整脈血圧変動顔面潮紅眠気眩暈視調節障害便秘過敏症発疹そう痒感排尿障害

重大な副作用

薬物依存あくびくしゃみ流涙発汗悪心嘔吐下痢腹痛散瞳頭痛不眠不安譫妄振戦全身筋肉痛全身関節痛呼吸促迫退薬症候呼吸抑制息切れ呼吸緩慢不規則呼吸呼吸異常錯乱無気肺気管支痙攣喉頭浮腫麻痺性イレウス中毒性巨大結腸

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 気管支喘息発作中
    • 急性アルコール中毒
    • 痙攣状態
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な呼吸抑制
    • ストリキニーネ中毒
    • てんかん重積症
    • 破傷風
    • 出血性大腸炎
    • 慢性肺疾患に続発する心不全
    • 重篤な細菌性下痢
    • 18歳未満のアデノイド切除術後
    • 18歳未満の重篤な肺疾患
    • 18歳未満の肥満
    • 18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群
    • 18歳未満の扁桃摘除術後
  • 原則禁止
    • 細菌性下痢
  • 慎重投与
    • アジソン病
    • 肝機能障害
    • 器質的幽門狭窄
    • 痙攣
    • 甲状腺機能低下症
    • 呼吸機能障害
    • 尿道狭窄
    • ショック状態
    • 心機能障害
    • 腎機能障害
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 代謝性アシドーシス
    • 胆石
    • 胆嚢障害
    • 粘液水腫
    • 脳器質的障害
    • 尿路手術術後
    • 副腎皮質機能低下症
    • 最近消化管手術を行った
    • 重篤な炎症性腸疾患
    • 麻痺性イレウス
    • 薬物依存
  • 注意
    • 遺伝的にCYP2D6の活性が過剰
    • 18歳未満のアデノイド切除術後
    • 18歳未満の重篤な肺疾患
    • 18歳未満の肥満
    • 18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群
    • 18歳未満の扁桃摘除術後

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 12歳未満の小児(0歳〜11歳)
    • 18歳未満の扁桃摘除術後(0歳〜17歳)
    • 18歳未満のアデノイド切除術後(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の肥満(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の重篤な肺疾患(0歳〜17歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 18歳未満の扁桃摘除術後(0歳〜17歳)
    • 18歳未満のアデノイド切除術後(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の肥満(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(0歳〜17歳)
    • 18歳未満の重篤な肺疾患(0歳〜17歳)
    • 12歳未満の小児(0歳〜11歳)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
中枢抑制剤 呼吸抑制
フェノチアジン系薬剤 呼吸抑制
バルビツール酸誘導体 呼吸抑制
吸入麻酔剤 呼吸抑制
モノアミン酸化酵素阻害剤 呼吸抑制
三環系抗うつ剤 呼吸抑制
β−遮断剤 呼吸抑制
エタノール摂取 呼吸抑制
中枢抑制剤 低血圧
フェノチアジン系薬剤 低血圧
バルビツール酸誘導体 低血圧
吸入麻酔剤 低血圧
モノアミン酸化酵素阻害剤 低血圧
三環系抗うつ剤 低血圧
β−遮断剤 低血圧
エタノール摂取 低血圧
中枢抑制剤 顕著な鎮静
フェノチアジン系薬剤 顕著な鎮静
バルビツール酸誘導体 顕著な鎮静
吸入麻酔剤 顕著な鎮静
モノアミン酸化酵素阻害剤 顕著な鎮静
三環系抗うつ剤 顕著な鎮静
β−遮断剤 顕著な鎮静
エタノール摂取 顕著な鎮静
中枢抑制剤 昏睡
フェノチアジン系薬剤 昏睡
バルビツール酸誘導体 昏睡
吸入麻酔剤 昏睡
モノアミン酸化酵素阻害剤 昏睡
三環系抗うつ剤 昏睡
β−遮断剤 昏睡
エタノール摂取 昏睡
クマリン系抗凝血剤 作用が増強
ワルファリン 作用が増強
抗コリン作用を有する薬剤 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘
抗コリン作用を有する薬剤 尿貯留

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静。
    2.疼痛時における鎮痛。
    3.激しい下痢症状の改善。

    用法・用量(添付文書全文)

    コデインリン酸塩水和物として、1回20mg(散10%:0.2g)、1日60mg(散10%:0.6g)を経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).依存性:連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与する。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、譫妄、振戦、全身筋肉痛・全身関節痛、呼吸促迫等の退薬症候が現れることがあるので、投与を中止する場合には、1日用量を徐々に減量するなど、患者の状態を観察しながら行う。
    2).呼吸抑制:呼吸抑制が現れることがあるので、息切れ、呼吸緩慢、不規則呼吸、呼吸異常等が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う(なお、本剤による呼吸抑制には、麻薬拮抗剤(ナロキソン、レバロルファン等)が拮抗する)。
    3).錯乱:錯乱が現れるとの報告があるので、このような場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫:無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫が現れるとの報告がある。
    5).麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸:炎症性腸疾患の患者に投与した場合、麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸が現れるとの報告がある。
    2.重大な副作用(類薬)
    譫妄:類似化合物(モルヒネ)において、譫妄が現れるとの報告があるので、このような場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3.その他の副作用(頻度不明)
    1).循環器:不整脈、血圧変動、顔面潮紅。
    2).精神神経系:眠気、眩暈、視調節障害、発汗。
    3).消化器:悪心、嘔吐、便秘。
    4).過敏症:発疹、そう痒感[投与を中止する]。
    5).その他:排尿障害。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強する]。
    2.気管支喘息発作中の患者[気道分泌を妨げる]。
    3.重篤な肝障害のある患者[昏睡に陥ることがある]。
    4.慢性肺疾患に続発する心不全の患者[呼吸抑制や循環不全を増強する]。
    5.痙攣状態(てんかん重積症、破傷風、ストリキニーネ中毒)にある患者[脊髄刺激効果が現れる]。
    6.急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制を増強する]。
    7.アヘンアルカロイドに対し過敏症の患者。
    8.出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢のある患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来す恐れがある]。
    (原則禁忌)
    細菌性下痢のある患者[治療期間の延長を来す恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.心機能障害のある患者[循環不全を増強する恐れがある]。
    2.呼吸機能障害のある患者[呼吸抑制を増強する恐れがある]。
    3.肝機能障害・腎機能障害のある患者[代謝・排泄が遅延し、副作用が現れる恐れがある]。
    4.脳器質的障害のある患者[呼吸抑制や頭蓋内圧上昇を起こす恐れがある]。
    5.ショック状態にある患者[循環不全や呼吸抑制を増強する恐れがある]。
    6.代謝性アシドーシスのある患者[呼吸抑制を起こす恐れがある]。
    7.甲状腺機能低下症(粘液水腫等)の患者[呼吸抑制や昏睡を起こす恐れがある]。
    8.副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者[呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている]。
    9.薬物依存の既往歴のある患者[依存性を生じやすい]。
    10.高齢者。
    11.衰弱者[呼吸抑制作用に対し、感受性が高くなっている]。
    12.前立腺肥大による排尿障害、尿道狭窄、尿路手術術後の患者[排尿障害を増悪することがある]。
    13.器質的幽門狭窄、麻痺性イレウス又は最近消化管手術を行った患者[消化管運動を抑制する]。
    14.痙攣の既往歴のある患者[痙攣を誘発する恐れがある]。
    15.胆嚢障害及び胆石のある患者[胆道痙攣を起こすことがある]。
    16.重篤な炎症性腸疾患のある患者[連用した場合、巨大結腸症を起こす恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.重篤な呼吸抑制が現れる恐れがあるので、12歳未満の小児には投与しない。
    2.重篤な呼吸抑制のリスクが増加する恐れがあるので、18歳未満の扁桃摘除術後又は18歳未満のアデノイド切除術後の鎮痛には使用しない。
    3.重篤な呼吸抑制のリスクが増加する恐れがあるので、18歳未満の肥満、18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群又は18歳未満の重篤な肺疾患を有する患者には投与しない。
    4.連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、慎重に投与する。
    5.眠気、眩暈が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    (相互作用)
    本剤は、主として肝代謝酵素UGT2B7、UGT2B4及び一部CYP3A4、CYP2D6で代謝される。
    併用注意:
    1.中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤、バルビツール酸系薬剤等)、吸入麻酔剤、MAO阻害剤、三環系抗うつ剤、β−遮断剤、アルコール[呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある(相加的に中枢神経抑制作用が増強される)]。
    2.クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがある(機序不明)]。
    3.抗コリン作用を有する薬剤[麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こる恐れがある(相加的に抗コリン作用が増強される)]。
    (高齢者への投与)
    低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら、慎重に投与する[一般に高齢者では生理機能が低下しており、特に呼吸抑制の感受性が高い]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されている]。
    2.分娩前に投与した場合、出産後新生児に退薬症候(多動、神経過敏、不眠、振戦等)が現れることがある。
    3.外国において、分娩時の投与により、新生児に呼吸抑制が現れるとの報告がある。
    4.授乳中の婦人には、本剤投与中は授乳を避けさせる[母乳への移行により、乳児でモルヒネ中毒(傾眠、哺乳困難、呼吸困難等)が生じたとの報告がある。なお、授乳中でCYP2D6の活性が過剰であることが判明している患者(Ultra−rapid Metabolizer)では、母乳中のモルヒネ濃度が高くなる恐れがある]。
    (小児等への投与)
    12歳未満の小児には投与しない[呼吸抑制の感受性が高い(海外において、12歳未満の小児で死亡を含む重篤な呼吸抑制のリスクが高いとの報告がある)]。
    (過量投与)
    1.徴候・症状:過量投与により、呼吸抑制、意識不明、痙攣、錯乱、血圧低下、重篤な脱力感、重篤な眩暈、嗜眠、心拍数減少、神経過敏、不安、縮瞳、皮膚冷感等を起こすことがある。
    2.処置:過量投与時には次の治療を行うことが望ましい;1)投与を中止し、気道確保、補助呼吸及び呼吸調節により適切な呼吸管理を行う、2)麻薬拮抗剤投与を行い、患者に退薬症候又は麻薬拮抗剤の副作用が発現しないよう慎重に投与する[なお、麻薬拮抗剤の作用持続時間はコデインのそれより短いので、患者のモニタリングを行うか又は患者の反応に応じて初回投与後は注入速度を調節しながら持続静注する]、3)必要に応じて補液、昇圧剤等の投与又は他の補助療法を行う。
    (適用上の注意)
    患者等に対する指導:本剤が不要となった場合には、病院又は薬局へ返却するなどの処置について適切に指導する。
    (その他の注意)
    遺伝的にCYP2D6の活性が過剰であることが判明している患者(Ultra−rapid Metabolizer)では、本剤の活性代謝産物であるモルヒネの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなる恐れがある。

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