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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ビジクリア配合錠の基本情報

先発品(後発品なし)

基本情報

効能・効果
  • 大腸内視鏡検査前処置の腸管内容物の排除
注意すべき副作用
悪心 、 血清カリウム低下 、 血清リン低下 、 血清ビリルビン上昇 、 血清リン上昇 、 トリグリセリド上昇 、 直接ビリルビン上昇 、 嘔吐 、 腹部膨満感 、 腹痛
用法・用量(主なもの)
  • 大腸内視鏡検査開始の4〜6時間前から本剤を1回あたり5錠ずつ、約200mLの水とともに15分毎に計10回(計50錠)経口投与する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 胃腸管閉塞症
    • 腸管穿孔
    • 中毒性巨大結腸症
    • 過敏症
    • 重篤な腎機能障害
    • 重篤な心室性不整脈
    • 腹水
    • 透析
    • 不安定狭心症
    • 高血圧症の高齢者
    • QT延長症候群
    • 急性リン酸腎症
    • うっ血性心不全
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 高齢者
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 高血圧症の高齢者(65歳〜)

副作用

主な副作用
悪心 、 血清カリウム低下 、 血清リン低下 、 血清ビリルビン上昇 、 血清リン上昇 、 トリグリセリド上昇 、 直接ビリルビン上昇 、 嘔吐 、 腹部膨満感 、 腹痛 、 肛門不快感
重大な副作用
急性腎不全 、 急性リン酸腎症 、 腎石灰沈着症 、 低カルシウム血症 、 テタニー 、 しびれ 、 ピリピリ感 、 筋力低下 、 意識障害 、 低ナトリウム血症 、 痙攣
上記以外の副作用
AST上昇 、 ALT上昇 、 血清クロル上昇 、 血清ナトリウム上昇 、 血清カルシウム低下 、 眩暈 、 寒気 、 気分不快 、 過敏症 、 発疹 、 心室性期外収縮 、 心電図変化 、 T波逆転 、 T波振幅減少 、 Al−P上昇 、 γ−GTP上昇 、 LDH上昇 、 BUN上昇 、 血清クレアチニン上昇 、 尿蛋白陽性 、 白血球数増加 、 白血球数減少 、 血清カリウム上昇 、 血清カルシウム上昇 、 尿酸上昇 、 コレステロール上昇 、 頭痛 、 感覚減退 、 倦怠感 、 脱力感 、 尿糖陽性 、 口渇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 胃腸管閉塞症
    • 腸管穿孔
    • 中毒性巨大結腸症
    • 過敏症
    • 重篤な腎機能障害
    • 重篤な心室性不整脈
    • 腹水
    • 透析
    • 不安定狭心症
    • 高血圧症の高齢者
    • QT延長症候群
    • 急性リン酸腎症
    • うっ血性心不全
  • 慎重投与
    • QT延長
    • 急性心筋梗塞
    • 心臓手術
    • 痙攣発作
    • 高血圧症
    • 腎機能障害
    • 心筋症
    • 腎疾患
    • 脱水
    • 不整脈
    • 弁膜症
    • 薬物過敏症
    • 基礎心疾患
    • 高度便秘
    • 腸管狭窄
    • 循環血液量減少
    • 腸管憩室
    • 腹部手術
    • アルコールの禁断症状
    • アルコールの退薬症状
    • ベンゾジアゼピンの禁断症状
    • ベンゾジアゼピンの退薬症状
    • 冠動脈バイパス手術
    • 腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中
    • 腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中
    • 不整脈のコントロールができなかった
    • 慢性炎症性腸疾患が急性増悪
    • 痙攣発作のリスクが高い
    • 活動期の大腸炎
    • 循環血流量減少
    • 痙攣発作の閾値を低下させる薬剤使用中
    • 三環系抗うつ薬使用中
  • 注意
    • 腸管穿孔
    • 炎症性腸疾患
    • 腎不全
    • 糖尿病用薬投与中
    • 過量投与
    • QT延長を来す恐れのある薬剤投与中
    • 誤用
    • 高リン血症を誘発する薬剤投与中
    • 低カリウム血症を誘発する薬剤投与中
    • 低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中
    • 電解質濃度に影響を及ぼし得る薬剤投与中
    • 痙攣発作の既往のない
  • 投与に際する指示
    • 腸管穿孔
    • 炎症性腸疾患
    • 腎不全
    • 糖尿病用薬投与中
    • 過量投与
    • QT延長を来す恐れのある薬剤投与中
    • 誤用
    • 高リン血症を誘発する薬剤投与中
    • 低カリウム血症を誘発する薬剤投与中
    • 低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中
    • 電解質濃度に影響を及ぼし得る薬剤投与中
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 高齢者
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 警告
    • 高血圧症の高齢者(65歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 禁止
    • 高血圧症の高齢者(65歳〜)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中
急性腎不全
腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中
急性腎不全
利尿剤
急性腎不全
ACE阻害剤
急性腎不全
アンジオテンシン2受容体拮抗剤
急性腎不全
非ステロイド系抗炎症剤
急性腎不全
腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中
急性リン酸腎症
腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中
急性リン酸腎症
利尿剤
急性リン酸腎症
ACE阻害剤
急性リン酸腎症
アンジオテンシン2受容体拮抗剤
急性リン酸腎症
非ステロイド系抗炎症剤
急性リン酸腎症
腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中
腎石灰沈着症
腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中
腎石灰沈着症
利尿剤
腎石灰沈着症
ACE阻害剤
腎石灰沈着症
アンジオテンシン2受容体拮抗剤
腎石灰沈着症
非ステロイド系抗炎症剤
腎石灰沈着症
腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中
永続的腎機能障害
腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中
永続的腎機能障害
利尿剤
永続的腎機能障害
ACE阻害剤
永続的腎機能障害
アンジオテンシン2受容体拮抗剤
永続的腎機能障害
非ステロイド系抗炎症剤
永続的腎機能障害
腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中
透析が必要
腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中
透析が必要
利尿剤
透析が必要
ACE阻害剤
透析が必要
アンジオテンシン2受容体拮抗剤
透析が必要
非ステロイド系抗炎症剤
透析が必要
三環系抗うつ剤
痙攣発作
痙攣閾値を低下させる薬剤
痙攣発作
電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤投与中
QT延長
低カリウム血症を起こす恐れがある薬剤
QT延長
インスリン製剤
QT延長
β−刺激剤
QT延長
副腎皮質ホルモン剤
QT延長
ループ利尿剤
QT延長
チアジド系薬剤
QT延長
低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中
QT延長
血糖降下剤
QT延長
向精神薬
QT延長
抗痙攣剤
QT延長
高リン血症を誘発する薬剤投与中
QT延長
緩下剤<リン酸ナトリウム含有製剤>
QT延長
輸液<リン含有製剤>
QT延長
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤
QT延長
成長ホルモン
QT延長
甲状腺ホルモン剤
QT延長
QTを延長する薬剤
QT延長
抗不整脈剤
QT延長
三環系抗うつ剤
QT延長
電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤投与中
電解質平衡障害
低カリウム血症を起こす恐れがある薬剤
電解質平衡障害
インスリン製剤
電解質平衡障害
β−刺激剤
電解質平衡障害
副腎皮質ホルモン剤
電解質平衡障害
ループ利尿剤
電解質平衡障害
チアジド系薬剤
電解質平衡障害
低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中
電解質平衡障害
血糖降下剤
電解質平衡障害
向精神薬
電解質平衡障害
抗痙攣剤
電解質平衡障害
高リン血症を誘発する薬剤投与中
電解質平衡障害
緩下剤<リン酸ナトリウム含有製剤>
電解質平衡障害
輸液<リン含有製剤>
電解質平衡障害
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤
電解質平衡障害
成長ホルモン
電解質平衡障害
甲状腺ホルモン剤
電解質平衡障害
QTを延長する薬剤
電解質平衡障害
抗不整脈剤
電解質平衡障害
三環系抗うつ剤
電解質平衡障害
電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤投与中
低カリウム血症
低カリウム血症を起こす恐れがある薬剤
低カリウム血症
インスリン製剤
低カリウム血症
β−刺激剤
低カリウム血症
副腎皮質ホルモン剤
低カリウム血症
ループ利尿剤
低カリウム血症
チアジド系薬剤
低カリウム血症
低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中
低カリウム血症
血糖降下剤
低カリウム血症
向精神薬
低カリウム血症
抗痙攣剤
低カリウム血症
高リン血症を誘発する薬剤投与中
低カリウム血症
緩下剤<リン酸ナトリウム含有製剤>
低カリウム血症
輸液<リン含有製剤>
低カリウム血症
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤
低カリウム血症
成長ホルモン
低カリウム血症
甲状腺ホルモン剤
低カリウム血症
QTを延長する薬剤
低カリウム血症
抗不整脈剤
低カリウム血症
三環系抗うつ剤
低カリウム血症
電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤投与中
低カルシウム血症
低カリウム血症を起こす恐れがある薬剤
低カルシウム血症
インスリン製剤
低カルシウム血症
β−刺激剤
低カルシウム血症
副腎皮質ホルモン剤
低カルシウム血症
ループ利尿剤
低カルシウム血症
チアジド系薬剤
低カルシウム血症
低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中
低カルシウム血症
血糖降下剤
低カルシウム血症
向精神薬
低カルシウム血症
抗痙攣剤
低カルシウム血症
高リン血症を誘発する薬剤投与中
低カルシウム血症
緩下剤<リン酸ナトリウム含有製剤>
低カルシウム血症
輸液<リン含有製剤>
低カルシウム血症
ビスホスホン酸塩系骨吸収抑制剤
低カルシウム血症
成長ホルモン
低カルシウム血症
甲状腺ホルモン剤
低カルシウム血症
QTを延長する薬剤
低カルシウム血症
抗不整脈剤
低カルシウム血症
三環系抗うつ剤
低カルシウム血症
経口薬剤
吸収を妨げる

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

大腸内視鏡検査前処置における腸管内容物の排除。

用法・用量(添付文書全文)

大腸内視鏡検査開始の4〜6時間前から本剤を1回あたり5錠ずつ、約200mLの水とともに15分毎に計10回(計50錠)経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.大腸内視鏡検査前日の夕食は翌日の経口投与開始12時間前までに終了させ、夕食後は、大腸内視鏡検査終了まで絶食(水分[水、お茶等]摂取のみ可)とする。
2.本剤の服用に要する時間は、2時間30分である。また、本剤は排泄液の状態で服用継続の可否を判断するのではなく、用法・用量に従い、規定用量を服用する。
3.海外で類薬の投与により、著明な体液移動、高度電解質異常、及び不整脈を来し死亡に至ったとの報告があるので、このような所見は、腎不全又は腸管穿孔を有する症例の他、誤用又は過量投与の症例で認められているので本剤の投与の際には用法・用量を遵守する。
4.高齢者に投与する際には、1回あたりの5錠を小分けし、15分間をかけて約200mLの水で投与し、投与中は十分に観察し、異常が認められた場合は投与を中止する。

副作用(添付文書全文)

承認時までの調査における安全性評価対象例545例中268例(49.2%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。内訳は、自他覚的副作用が62例(11.4%)、臨床検査値異常が238例(43.7%)であった。主なものは、悪心30件(5.5%)等の胃腸障害、血清カリウム低下95件(17.4%)、血清リン低下60件(11.0%)、血清ビリルビン上昇55件(10.1%)、AST(GOT)上昇29件(5.3%)、血清リン上昇22件(4.0%)、トリグリセリド上昇20件(3.7%)、直接ビリルビン上昇19件(3.5%)及びALT(GPT)上昇18件(3.3%)等の臨床検査値異常であった。
使用成績調査における安全性評価対象例10,842例中713例(6.6%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。主なものは、嘔吐244件(2.3%)、悪心225件(2.1%)、腹部膨満50件(0.5%)等の胃腸障害、異常感(気分不良)49件(0.5%)及び血清カリウム低下133件(1.2%)、血清リン上昇42件(0.4%)等の臨床検査値異常であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用
1).急性腎不全・急性リン酸腎症(0.1%未満):重篤な事象として、急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
2).低カルシウム血症(0.1%未満):テタニー、しびれ、ピリピリ感、筋力低下、意識障害等を伴う低カルシウム血症が現れることがあるので、この様な症状が現れた場合には、電解質補正等の適切な処置を行う。
3).低ナトリウム血症(0.1%未満):嘔吐等によって低ナトリウム血症を来し、意識障害、痙攣等が現れることがあるので、この様な症状が現れた場合には、電解質補正等の適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1%未満)発疹。
2).消化器:(1〜5%未満)悪心、嘔吐、(0.1〜1%未満)腹部膨満感、腹痛、肛門不快感。
3).循環器:(0.1%未満)心室性期外収縮、心電図変化(T波逆転、T波振幅減少)。
4).肝臓:(0.1〜1%未満)血清ビリルビン上昇、直接ビリルビン上昇、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、(0.1%未満)Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇。
5).腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、血清クレアチニン上昇、尿蛋白陽性。
6).血液:(0.1%未満)白血球数増加、白血球数減少。
7).代謝・電解質:(1〜5%未満)血清カリウム低下、(0.1〜1%未満)血清クロル上昇、血清ナトリウム上昇、血清カルシウム低下、血清リン上昇、血清リン低下、トリグリセリド上昇、(0.1%未満)血清カリウム上昇、血清カルシウム上昇、尿酸上昇、コレステロール上昇。
8).精神神経系:(0.1〜1%未満)眩暈、寒気、気分不快、(0.1%未満)頭痛、感覚減退(しびれ)。
9).その他:(0.1%未満)倦怠感、脱力感、尿糖陽性、口渇。
発現頻度は承認時及び使用成績調査(再審査終了時)の合計から算出した。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
1.重篤な事象として、急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)が現れることがあり、このような事象が発現した場合には、永続的腎機能障害に至ることが多く、また、長期にわたり透析が必要となることもあるため、予め十分な問診・観察を行い、次の高リスクに該当する患者への投与は、慎重に行う;高齢者、高血圧症の患者、循環血液量減少、腎疾患、活動期の大腸炎のある患者、腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中・腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中(利尿剤、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬、NSAIDs等)の患者。特に、高血圧症の高齢者には、本剤を投与しない。
2.本剤の投与により重篤な不整脈や痙攣等の有害事象が発生する恐れがあるので本剤の適用に際しては、次の点について予め十分確認してから投与する。
1).心疾患、腎疾患、電解質異常(脱水、又は利尿剤使用に伴う二次性電解質異常など)を疑わせる所見のないことを十分確認してから投与する。
2).電解質濃度に影響を及ぼし得る薬剤を服用中でないことを十分確認してから投与する。
3).QT延長を来す恐れのある薬剤を服用中でないことを十分確認してから投与する。
4).血清電解質濃度が正常値であることを十分確認してから投与する。
3.類薬において、腸管内圧上昇による腸管穿孔が認められていることから、排便、腹痛等の状況を確認しながら、慎重に投与するとともに、腹痛等の消化器症状が現れた場合は投与を中断し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、投与継続の可否について慎重に検討する。特に、腸閉塞を疑う患者には問診、触診、直腸診、画像検査等により腸閉塞でないことを確認した後に投与するとともに、腸管狭窄、高度な便秘、腸管憩室のある患者では注意する。
(禁忌)
1.透析患者を含む重篤な腎機能障害のある患者、急性リン酸腎症のある患者[吸収されたリンの排泄が遅延し、血中リン濃度の上昇が持続する恐れがあり、腎機能障害、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)を悪化させる恐れがある]。
2.高血圧症の高齢者[急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)等が発現する恐れがある]。
3.うっ血性心不全又は不安定狭心症の患者[心不全症状や狭心症状を悪化させる恐れがある]。
4.QT延長症候群、重篤な心室性不整脈を有する患者[QT延長や重篤な心室性不整脈症状を悪化させる恐れがある]。
5.腹水を伴う疾患を合併する患者[リン酸ナトリウムの過度の吸収を促す恐れがある]。
6.胃腸管閉塞症又は胃腸管閉塞症の疑いのある患者[腸管穿孔を起こす恐れがあり、また、リン酸ナトリウムの過度の吸収を促す恐れがある]。
7.腸管穿孔又は腸管穿孔の疑いのある患者[腹膜炎その他重篤な合併症を起こす恐れがある]。
8.中毒性巨大結腸症の患者[穿孔を引き起こし腹膜炎、腸管出血を起こす恐れがある]。
9.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者[発疹、斑状丘疹状皮疹、アレルギー性浮腫等が現れる恐れがある]。
(慎重投与)
1.高齢者。
2.高血圧症の患者[急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)等が発現する恐れがある]。
3.循環血流量減少(脱水等)のある患者[急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)等が発現する恐れがある]。
4.腎機能障害のある患者[リン酸又はナトリウムの排泄が遅延し、腎機能障害の悪化や、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)等が発現する恐れがある]。
5.腎血流量に影響を及ぼす薬剤使用中・腎機能に影響を及ぼす薬剤使用中(利尿剤、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬、NSAIDs等)の患者[急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)等が発現する恐れがある]。
6.慢性炎症性腸疾患が急性増悪している患者[リン酸又はナトリウムの吸収が亢進される恐れがある]。
7.急性心筋梗塞及び心臓手術(冠動脈バイパス手術等)の既往のある患者[本剤投与時の血清電解質変動により、不整脈を発現する恐れがある]。
8.基礎心疾患(弁膜症、心筋症、不整脈等)のある患者[本剤投与時の血清電解質変動により、不整脈を発現する恐れがある]。
9.過去に心筋症、QT延長及び不整脈のコントロールができなかったことのある患者[本剤投与時の血清電解質変動により、不整脈を発現する恐れがある]。
10.痙攣発作の既往がある患者及び痙攣発作のリスクが高い患者(三環系抗うつ薬使用中など痙攣発作の閾値を低下させる薬剤使用中の患者、アルコールの退薬症状(アルコールの禁断症状)やベンゾジアゼピンの退薬症状(ベンゾジアゼピンの禁断症状)がある患者)[本剤投与時の血清電解質変動により、痙攣発作を発現する恐れがある]。
11.高度便秘の患者[腸閉塞、腸管穿孔等を起こす恐れがある]。
12.腹部手術歴のある患者[腸閉塞、腸管穿孔等を起こす恐れがある]。
13.過去の大腸内視鏡検査やX線造影検査により腸管狭窄や腸管憩室が認められ、臨床症状を呈している患者[腸閉塞、腸管穿孔等を起こす恐れがある]。
14.薬物過敏症の既往歴のある患者[発疹、斑状丘疹状皮疹、アレルギー性浮腫等が現れる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.飲水について注意する。
1).本剤を服用する際の飲水について:本剤の用法を超えた大量の水を摂取することにより、低ナトリウム血症を発現し、低ナトリウム血症に関連した痙攣、意識喪失が引き起こされる恐れがある。また、飲水量が不十分な場合、他の有効な下剤と同様、過度の体液喪失から循環血液量減少を来すことがある。飲水量が不十分、嘔吐又は利尿剤の使用により脱水が増悪する場合がある。
2).検査前日から本剤服用前及び本剤服用後の飲水について:大腸内視鏡検査の前処置により、脱水状態が現れることがあるので、検査前日から本剤服用前及び本剤服用後は適度に水分摂取させる。
2.副作用が現れた場合、対応が困難な場合があるので、一人での服用は避けるようにする。
3.急性腎不全、急性リン酸腎症:本剤服用後に、重篤な急性腎不全、急性リン酸腎症(腎石灰沈着症)が現れたとの報告がある。大腸内視鏡検査実施後においても、腎機能低下を疑わせる所見(浮腫、尿量減少、持続する全身倦怠感等)が現れた場合には、速やかに受診するよう指導する。
4.リン酸ナトリウムを主成分とした下剤又はリン酸ナトリウムを主成分とした浣腸剤の追加投与は行わないようにする。
5.本剤の投与によりQT延長を来した症例が認められ、このような症例では、電解質平衡障害(低カリウム血症及び低カルシウム血症など)との関連性が指摘されており、また、本剤を投与する際、次の薬剤を投与中の患者でないことを予め確認する(特に低カリウム血症を誘発する薬剤には注意が必要である):1)電解質濃度に影響を及ぼし得る薬剤投与中:低カリウム血症を誘発する薬剤投与中(インスリン、β刺激薬、副腎皮質ホルモン、ループ利尿剤、チアジド系利尿剤等)、低ナトリウム血症を誘発する薬剤投与中(血糖降下剤、向精神薬、抗痙攣薬、ループ利尿剤、チアジド系利尿剤等)、高リン血症を誘発する薬剤投与中(緩下剤<リン酸ナトリウム含有製剤>、輸液<リン含有製剤>、ビスホスホネート系製剤、成長ホルモン、甲状腺ホルモン等)、2)QT延長を来す恐れのある薬剤投与中(抗不整脈薬、三環系抗うつ薬、向精神薬等)。
6.類薬において、腸管内圧上昇による腸管穿孔が認められていることから、投与に際しては次の点に留意する。特に高齢者の場合は十分観察しながら投与する。
1).患者の日常の排便状況を確認し、本剤投与前日あるいは投与前にも通常程度の排便があったことを確認した後投与する。
2).本剤の投与により排便があった後も腹痛、嘔吐が継続する場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、腸管穿孔等がないか確認する。
7.痙攣発作:痙攣発作の既往のない患者において、まれではあるが全身性強直性間代性発作又は意識喪失が現れることがある。電解質異常(低ナトリウム血症、低カリウム血症、低カルシウム血症、低マグネシウム血症など)及び低血漿浸透圧に関連した痙攣発作は、電解質の補正・補液によって回復した。
8.不整脈:海外でまれではあるが、リン酸ナトリウム含有製剤の使用に関連した重篤な不整脈が報告されている。
9.糖尿病用薬投与中の患者への投与:糖尿病用薬の投与は検査当日の食事摂取後より行う[食事制限により低血糖を起こす恐れがある]。
10.薬剤の吸収に及ぼす影響:本剤による腸管洗浄が経口投与された薬剤の吸収を妨げる可能性があるので、投与時間等に注意する。また、薬剤の吸収阻害が臨床上重大な問題となる薬剤を投与中の患者については、院内で十分観察しながら投与する。
11.海外でリン酸ナトリウム含有製剤の投与による大腸粘膜のアフタ性潰瘍が大腸内視鏡所見として認められており、本剤の投与もこうした病変を引き起こす恐れがある(本剤を炎症性腸疾患の既往例又は疑診例に投与する場合、本所見を考慮する)。
12.大腸内視鏡所見において本剤由来の不溶成分(主に添加剤であるステアリン酸マグネシウム)を認めることがある。
(高齢者への投与)
1.高齢者において、まれではあるが急性腎不全等の重篤な腎疾患が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。特に、高血圧症の高齢者には、本剤を投与しない。
2.一般に高齢者では生理機能が低下しているので、十分観察しながら慎重に投与する(臨床試験では、「心電図異常及び心臓障害」の発現頻度が高齢者では21.1%(15/71例)と、非高齢者の11.2%(53/474例)と比較して高い傾向が認められている)。特に、リン酸ナトリウムは大部分が腎により排泄されるため、高齢者の腎機能低下患者に投与した場合には、副作用が発現する可能性が高くなる。高齢者では腎機能等が低下していることが多く、電解質異常が起こりやすいことから、本剤投与前に腎機能及び血清電解質の検査を実施することが望ましい。また、眩暈、ふらつき、血圧低下等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
3.高齢者において腸管穿孔、腸閉塞をおこした場合は、より重篤な転帰をたどることがあるため、投与中は観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、適切な処置を行う。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
(過量投与)
本剤の過量投与に関する報告はない。しかし、故意又は過失により用法・用量を超えて服用した場合、高度電解質異常(高リン酸血症、低カルシウム血症、高ナトリウム血症又は低カリウム血症の他、脱水、循環血液量減少及びこれらの随伴徴候や症状)を起こす可能性がある(また、高度の電解質異常により不整脈を起こし死亡に至る可能性もあるので、過量に服用した場合には十分観察を行い、症状が認められた場合、回復又は軽減するまで対症療法を行う)。
(適用上の注意)
1.本剤を服用する際の水:本剤を服用する際は、水とする(なお、ミネラルウォーター及びお茶での服用は可とする)。
2.排便:本剤服用後の排便は、服用開始後、約1時間30分頃から始まり、約2時間30分間持続し、服用開始後4時間(240分)以降には、大腸内視鏡検査が実施可能となる。なお、服用開始約3時間30分後には排泄液がほぼ透明となる。
3.再投与:本剤の7日間以内の再投与は行わない。
4.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するように指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
開封後防湿。

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