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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

フェリセルツ散20%の基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
863.5円(600mg1包)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の消化管造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の胃造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の空腸造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の十二指腸造影
  • 腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影の胆道膵管撮影時の消化管陰性造影
注意すべき副作用
下痢 、 胃部不快感 、 腹部膨満感 、 発疹 、 発赤 、 アレルギー反応 、 胸やけ 、 肩痛 、 血清鉄低下 、 血清フェリチン増加
用法・用量(主なもの)
  • 1.消化管(胃、十二指腸、空腸)造影:クエン酸鉄アンモニウムとして600mg(1包)を300mLの水に溶かし経口投与する
    • なお、必要に応じて1200mg(2包)まで増量する
  • 2.胆道膵管撮影時の消化管陰性造影:クエン酸鉄アンモニウムとして1200mg(2包)を150mLの水に溶かし経口投与する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • ヘモクロマトーシス
    • 鉄過剰症の治療中

副作用

主な副作用
下痢 、 胃部不快感 、 腹部膨満感 、 発疹 、 発赤 、 アレルギー反応 、 胸やけ 、 肩痛 、 血清鉄低下 、 血清フェリチン増加 、 血小板増多
上記以外の副作用
総ビリルビン上昇 、 血清カリウム上昇 、 過敏症 、 蕁麻疹 、 全身発疹 、 嘔気 、 嘔吐 、 食欲低下

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • ヘモクロマトーシス
    • 鉄過剰症の治療中
  • 慎重投与
    • 潰瘍性大腸炎
    • 胃腸管疾患
    • 限局性腸炎
    • 消化性潰瘍
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
テトラサイクリン系抗生物質<経口>
作用が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口>
作用が減弱
セフジニル<経口>
作用が減弱

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影における次記造影:
1.腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影における消化管造影(胃造影、十二指腸造影、空腸造影)。
2.腹部磁気共鳴コンピューター断層撮影における胆道膵管撮影時の消化管陰性造影。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
本剤はT1強調画像で造影効果を、T2強調画像で陰性造影効果を示す。

用法・用量(添付文書全文)

1.消化管(胃、十二指腸、空腸)造影:クエン酸鉄アンモニウムとして600mg(1包)を300mLの水に溶かし経口投与する。なお、必要に応じて1200mg(2包)まで増量する。
2.胆道膵管撮影時の消化管陰性造影:クエン酸鉄アンモニウムとして1200mg(2包)を150mLの水に溶かし経口投与する。

副作用(添付文書全文)

1.消化管(胃、十二指腸、空腸)造影:調査症例3,327例中9例(0.27%)に副作用が認められている(承認時及び再審査終了時)。
2.胆道膵管撮影時の消化管陰性造影:第3相試験において、122例中16例(13.1%)に副作用が認められている。副作用は、下痢が7例(5.7%)、発疹(発赤)、アレルギー反応、胸やけ、肩痛、血清鉄低下、血清フェリチン増加、血小板増多、総ビリルビン上昇、血清カリウム上昇が各1例(0.8%)であった(効能・効果追加時)。
次の副作用には別途市販後に報告された自発報告を含む。
発現頻度は承認時及び再審査終了時並びに効能・効果追加時の合計から算出した。
1.過敏症:(0.1%未満)発疹(発赤、蕁麻疹、全身発疹)、アレルギー反応[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
2.消化器:(0.1〜0.5%未満)下痢、(0.1%未満)嘔気・嘔吐、食欲低下、胸やけ等、(頻度不明)胃部不快感、腹部膨満感。
3.その他:(0.1%未満)肩痛、血清鉄低下、血清フェリチン増加、血小板増多、総ビリルビン上昇、血清カリウム上昇。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.ヘモクロマトーシスなど鉄過剰症の治療中の患者[症状が増悪する恐れがある]。
2.本剤の成分又は他の鉄剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎、限局性腸炎等の胃腸管疾患を有する患者[鉄が大量に吸収される恐れがあり、消化管粘膜を刺激し、潰瘍や炎症を増悪する恐れがある]。
(相互作用)
併用注意:テトラサイクリン系経口抗生物質、ニューキノロン系経口抗菌剤、セフジニル<服用>[併用医薬品の作用が減弱する恐れがあるので、造影終了後3時間程度服用時間をあける等注意する(消化管内で難溶性のキレートを形成して併用医薬品の吸収を阻害することが考えられる)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
便潜血反応で偽陽性となることがある。
(適用上の注意)
1.通常、本剤服用後、造影効果は約20分後まで持続するが、胃内通過時間は個人によって大きく異なることがあるので注意する。
2.陰性造影時には1.5T(磁場強度)以上のMRI機器を使用しTE(エコー時間)500msec以上の条件で撮像することが望ましい(第3相試験における撮像条件)。
(その他の注意)
1.本剤の投与により便が黒色を呈することがある。
2.本剤の投与により一過性に歯や舌が着色(黒色等)することがある。
(保管上の注意)
光及び湿度の影響を受けやすいので、使用の都度キャップをしっかり締める。

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