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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

T&Tオルファクトメーターの基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
- (1セット)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 嗅覚感度の判定
用法・用量(主なもの)
  • (検査法)(1). 本剤(嗅覚測定用基準臭)は添付文書の表のように5種のにおいからなり、それぞれにおいは5を最も濃い濃度とし順次10倍単位に5、4、3、2、1、0、−1、−2の8段階の濃度を設定したものである
  • しかし、Bは溶解度の点でB5濃度の調製が不可能であるため、これを欠き、代わりに無臭の対照液がセットされている
  • 製品は各嗅覚測定用基準臭共5mLのびん詰とし、各臭毎に8種の濃度のものを箱詰め包装にしてある
  • (2). 幅0.7cm、長さ14cmの無臭のにおい紙を用い、検者はその一端をもち、他端を1cmほど、嗅覚測定用基準臭の中に浸してから被検者に手渡して、においをかがせる
  • においをかぐ要領は鼻より約1cmに基準臭を付けたにおい紙を近づける
  • においをかぐ場所は、出来るだけ臭気のない室内が好ましい
  • (3). においをかぐ順序は、Aから始めてB、C、D、Eの順にする
  • (4). 各嗅覚測定用基準臭は最低濃度−2から始めて、次第に強いにおいへとかがせるが、どこで初めてにおいを感じるかを被検者に言わせて、オルファクトグラムに記載してある番号の線上に○を記入する(検知閾値)
  • (5). 次に更に強いにおいをかがせて、それがどのにおいか又はどんな感じのにおいか分かるまで、一段一段強くしていく
  • 被検者が次記[においの表現法]の正しい答(又はそれに近い表現)をした時に、オルファクトグラムに記載してある番号の線上に×を記入する(認知閾値)
  • [においの表現法](認知閾値の測定の際に用いる)1). 基準臭A:バラの花のにおい、軽くて甘いにおい
  • 2). 基準臭B:焦げたにおい、カラメルのにおい
  • 3). 基準臭C:腐敗臭、古靴下のにおい、汗くさいにおい、納豆のにおい
  • 4). 基準臭D:桃のカンヅメ、甘くて重いにおい
  • 5). 基準臭E:糞臭、野菜くずのにおい、口臭、いやなにおい
  • (6). 検知閾値がなかなか決まらない時にはにおい紙を3本用意して、その内1本は嗅覚測定用基準臭に、他の2本は対照液に浸して、これら3本の中でどれににおいがあるか言い当てさせる
  • 正解を得た中で最も濃度の低いものを検知閾値とする
  • (判定基準)前記の検査によって、被検者の検知閾値及び認知閾値が記入されたオルファクトグラムから検知閾値及び認知閾値の平均値を求め、次記の基準により嗅覚の正常又は減退の程度を判定する
  • この場合、検知閾値の平均値より認知閾値の平均値の方が実際の生活の情況をよりよく表すので、判定には認知閾値の平均値を採用する
    • なお、最高濃度において検知または認知不能の場合は、それぞれ最高濃度に1を加えたものを閾値として計算する
  • 嗅覚閾値平均値(基準臭濃度平均値)=(a+b+c+d+e)÷5(a、b、c、d、eは嗅覚測定用基準臭A、B、C、D、Eの検知または認知閾値の濃度を表す)
  • [嗅覚度と5段階評価]1). 嗅覚閾値平均値〜1.0:嗅覚度1度
  • 2). 嗅覚閾値平均値1.1〜2.5:嗅覚度2度
  • 3). 嗅覚閾値平均値2.6〜4.0:嗅覚度3度
  • 4). 嗅覚閾値平均値4.1〜5.5:嗅覚度4度
  • 5). 嗅覚閾値平均値5.6〜:嗅覚度5度
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 検査順序検査は、必ずどの基準臭も最低濃度−2から始め、1段階ずつ濃度を上げて行うこと(上昇法)
  • 逆に最高濃度5より検査を行うと(下降法)嗅覚が早く減退し、あとの検査に大きな影響を残すので、特に注意のこと

副作用

注意事項

相互作用

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

嗅覚感度の判定に用いる。

用法・用量(添付文書全文)

(検査法)
(1). 本剤(嗅覚測定用基準臭)は添付文書の表のように5種のにおいからなり、それぞれにおいは5を最も濃い濃度とし順次10倍単位に5、4、3、2、1、0、−1、−2の8段階の濃度を設定したものである。しかし、Bは溶解度の点でB5濃度の調製が不可能であるため、これを欠き、代わりに無臭の対照液がセットされている。製品は各嗅覚測定用基準臭共5mLのびん詰とし、各臭毎に8種の濃度のものを箱詰め包装にしてある。
(2). 幅0.7cm、長さ14cmの無臭のにおい紙を用い、検者はその一端をもち、他端を1cmほど、嗅覚測定用基準臭の中に浸してから被検者に手渡して、においをかがせる。においをかぐ要領は鼻より約1cmに基準臭を付けたにおい紙を近づける。においをかぐ場所は、出来るだけ臭気のない室内が好ましい。
(3). においをかぐ順序は、Aから始めてB、C、D、Eの順にする。
(4). 各嗅覚測定用基準臭は最低濃度−2から始めて、次第に強いにおいへとかがせるが、どこで初めてにおいを感じるかを被検者に言わせて、オルファクトグラムに記載してある番号の線上に○を記入する(検知閾値)。
(5). 次に更に強いにおいをかがせて、それがどのにおいか又はどんな感じのにおいか分かるまで、一段一段強くしていく。被検者が次記[においの表現法]の正しい答(又はそれに近い表現)をした時に、オルファクトグラムに記載してある番号の線上に×を記入する(認知閾値)。
[においの表現法]
(認知閾値の測定の際に用いる)
1). 基準臭A:バラの花のにおい、軽くて甘いにおい。
2). 基準臭B:焦げたにおい、カラメルのにおい。
3). 基準臭C:腐敗臭、古靴下のにおい、汗くさいにおい、納豆のにおい。
4). 基準臭D:桃のカンヅメ、甘くて重いにおい。
5). 基準臭E:糞臭、野菜くずのにおい、口臭、いやなにおい。
(6). 検知閾値がなかなか決まらない時にはにおい紙を3本用意して、その内1本は嗅覚測定用基準臭に、他の2本は対照液に浸して、これら3本の中でどれににおいがあるか言い当てさせる。正解を得た中で最も濃度の低いものを検知閾値とする。
(判定基準)
前記の検査によって、被検者の検知閾値及び認知閾値が記入されたオルファクトグラムから検知閾値及び認知閾値の平均値を求め、次記の基準により嗅覚の正常又は減退の程度を判定する。この場合、検知閾値の平均値より認知閾値の平均値の方が実際の生活の情況をよりよく表すので、判定には認知閾値の平均値を採用する。
なお、最高濃度において検知または認知不能の場合は、それぞれ最高濃度に1を加えたものを閾値として計算する。
嗅覚閾値平均値(基準臭濃度平均値)=(a+b+c+d+e)÷5
(a、b、c、d、eは嗅覚測定用基準臭A、B、C、D、Eの検知または認知閾値の濃度を表す)。
[嗅覚度と5段階評価]
1). 嗅覚閾値平均値〜1.0:嗅覚度1度。
2). 嗅覚閾値平均値1.1〜2.5:嗅覚度2度。
3). 嗅覚閾値平均値2.6〜4.0:嗅覚度3度。
4). 嗅覚閾値平均値4.1〜5.5:嗅覚度4度。
5). 嗅覚閾値平均値5.6〜:嗅覚度5度。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 検査順序
検査は、必ずどの基準臭も最低濃度−2から始め、1段階ずつ濃度を上げて行うこと(上昇法)。
逆に最高濃度5より検査を行うと(下降法)嗅覚が早く減退し、あとの検査に大きな影響を残すので、特に注意のこと。

使用上の注意(添付文書全文)

(適用上の注意)
14.1. 検査前の注意
14.1.1. におい紙の取扱い:基準臭に浸した1本のにおい紙は、必ず1人の被検者のみにかがせ、同時に2人以上の被検者にはかがせないこと。また基準臭に浸したにおい紙は、必ずびんの口(内側)でぬぐってから手渡すこと。
14.1.2. 基準臭が瓶やセット容器に付着した場合:こぼれた箇所を先ず脱脂綿か濾紙で、出来るだけ広げないように吸いとってから、エタノールを少し浸したティッシュペーパーかガーゼで2、3回拭きとること。
14.1.3. 検査室の環境
(1). 室内自体ににおいが無いことが肝要であるため、壁のにおい、薬品のにおい等に留意すること。
(2). 室温は20℃〜25℃位が望ましい。
14.1.4. その他:嗅覚検査に当たっては、検査前に検者、被検者共に無臭石鹸で手を洗っておくのが望ましい。
14.2. 検査後の注意
14.2.1. 検査後のにおい紙の取扱い:一度、基準臭に浸したにおい紙は再使用しないこと(検者は被検者がにおい紙を1本かぐ毎に直ちに捨てること)。使い捨てたにおい紙は検査室の空気を汚すので、ポリ袋等に入れ、袋の口を輪ゴムで締めて、蓋のある汚物缶に捨てること。
14.2.2. 検査室の環境:検査を続ける間に部屋ににおいがこもってくるので、換気を充分に行うこと。
(取扱い上の注意)
20.1. 使用後は必ず密栓して、においが漏れないように注意すること。
20.2. 検査後は速やかに冷暗所に保存すること。
(保管上の注意)
冷暗所に保存。

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