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バックス発泡顆粒の基本情報
基本情報
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3:重曹)を主成分とし、酸の中和作用や発泡・膨張作用などにより、アシドーシス、胃炎や便秘などの消化器症状、めまいなどを改善したり、発泡剤などとして使われる薬
- 炭酸水素ナトリウム,重曹,重曹錠
- メイロン
- 新レシカルボン
- ビットサン
- 十二指腸の透視の造影補助
- 十二指腸の撮影の造影補助
- 胃の透視の造影補助
- 胃の撮影の造影補助
- 透視開始に際して、造影剤投与開始直前あるいは投与開始後、年齢、胃内容積の個人差、造影の体位に応じて、約100〜400mLの炭酸ガスの発生量に相当する量を、少量の水又は、造影剤と共に経口投与する
副作用
注意事項
- 禁止
- 消化管穿孔
- 消化管に急性出血
- 慎重投与
- 胃潰瘍
- 憩室炎
- 十二指腸潰瘍
- 腫瘍
- 消化管狭窄
- 消化管閉塞
- 穿孔
- 寄生虫感染
- 消化管瘻孔
- 生体組織検査後間もない
- 注意
- 消化管出血
- 消化管炎症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 幼児・小児
- 慎重投与
- 虚弱者(衰弱者を含む)
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 相対禁止
- 小児(0歳〜14歳)
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
胃及び十二指腸の透視・撮影の造影補助。
透視開始に際して、造影剤投与開始直前あるいは投与開始後、年齢、胃内容積の個人差、造影の体位に応じて、約100〜400mLの炭酸ガスの発生量に相当する量を、少量の水又は、造影剤と共に経口投与する。
その他の副作用(頻度不明)
消化器:腹部膨満感、おくび。
(禁忌)
1.消化管穿孔又はその疑いのある患者[本剤投与により消化管が膨らみ、穿孔部位を伸展させ腹痛等の症状を悪化させる恐れがある]。
2.消化管に急性出血のある患者[本剤投与により消化管が膨らみ、出血部位を伸展させる]。
(慎重投与)
1.消化管瘻孔又はその疑いのある患者[本剤投与により消化管が膨らみ、瘻孔部位を伸展させる]。
2.消化管狭窄又は消化管閉塞、あるいはそれらが疑われる患者[本剤投与により消化管が膨らみ、狭窄又は閉塞部位の口側を伸展させる恐れがある]。
3.穿孔を生ずる恐れのある患者(胃潰瘍・十二指腸潰瘍、腫瘍、憩室炎、寄生虫感染、生体組織検査後間もない患者等)。
4.全身衰弱の強い患者。
(重要な基本的注意)
1.消化管内で発生する炭酸ガスにより短時間に消化管内圧が上昇するので、消化管炎症や消化管出血の疑われる患者への投与は、その症状を増悪させることがあるため、投与に際しては十分に注意する。
2.消化管内圧の上昇により、一過性血圧低下が発症することが報告されているので投与に際しては十分に注意する。
(高齢者への投与)
高齢者では消化管運動機能等が低下していることが多いので、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、本剤投与の際にはX線照射を伴うので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)、また、本剤投与の際にはX線照射を伴うので、小児には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与する。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%)の結果、本剤は通常の市場流通下において、使用期間の間安定であることが推測された。
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