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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

バリエネマHD75%の基本情報

後発品(加算対象)
一般名
製薬会社
薬価・規格
1843.1円(75%300mL1個)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 消化管<大腸>撮影
注意すべき副作用
ショック 、 アナフィラキシー 、 顔面蒼白 、 四肢冷感 、 血圧低下 、 チアノーゼ 、 意識消失 、 潮紅 、 蕁麻疹 、 顔面浮腫
用法・用量(主なもの)
  • 1個を直腸内に注入する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 消化管閉塞
    • 消化管穿孔
    • 消化管に急性出血
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

副作用

主な副作用
排便困難 、 便秘 、 一過性下痢 、 一過性腹痛 、 肛門部痛 、 肛門部出血 、 悪心 、 嘔吐 、 過敏症 、 発疹 、 そう痒感
重大な副作用
ショック 、 アナフィラキシー 、 顔面蒼白 、 四肢冷感 、 血圧低下 、 チアノーゼ 、 意識消失 、 潮紅 、 蕁麻疹 、 顔面浮腫 、 喉頭浮腫 、 呼吸困難 、 消化管穿孔 、 腸閉塞 、 腹膜炎 、 大腸潰瘍 、 大腸炎 、 憩室炎 、 バリウム虫垂炎 、 腹痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 消化管閉塞
    • 消化管穿孔
    • 消化管に急性出血
  • 慎重投与
    • 胃潰瘍
    • 潰瘍性大腸炎
    • 憩室炎
    • 十二指腸潰瘍
    • 腫瘍
    • 消化管狭窄
    • 穿孔
    • 虫垂炎
    • 寄生虫感染
    • 消化管瘻孔
    • 腸重積症
    • 腸管憩室
    • 生体組織検査後間もない
  • 注意
    • アトピー性皮膚炎
    • 喘息
    • 過敏症反応
    • 心臓に基礎疾患
    • 医薬品に対し過敏症
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・小児
  • 注意
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

消化管<大腸>撮影。

用法・用量(添付文書全文)

1個を直腸内に注入する。

副作用(添付文書全文)

本剤は、使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、顔面蒼白、四肢冷感、血圧低下、チアノーゼ、意識消失、潮紅、蕁麻疹、顔面浮腫、喉頭浮腫、呼吸困難等が現れた場合には、適切な処置を行う。
2).消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎:消化管穿孔、腸閉塞、腹膜炎を起こすことがあり、また、大腸潰瘍、大腸炎、憩室炎、バリウム虫垂炎等から消化管穿孔に至る恐れもあるので、観察を十分に行い、検査後、腹痛等の異常が認められた場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).消化器:(頻度不明)排便困難、便秘、一過性下痢・一過性腹痛、肛門部痛・肛門部出血、悪心、嘔吐。
2).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒感、蕁麻疹。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.消化管穿孔又はその疑いのある患者[消化管外(腹腔内等)に漏れることにより、バリウム腹膜炎等の重篤な症状を引き起こす恐れがある]。
2.消化管に急性出血のある患者[出血部位穿孔を生ずる恐れがあり、また、粘膜損傷部等より硫酸バリウムが血管内に侵入する恐れがある]。
3.消化管閉塞又はその疑いのある患者[穿孔を生ずる恐れがある]。
4.全身衰弱の強い患者。
5.硫酸バリウム製剤に対し、過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.消化管瘻孔又はその疑いのある患者[穿孔を生じ、消化管外に漏れる恐れがある]。
2.穿孔を生ずる恐れのある患者(胃潰瘍・十二指腸潰瘍、虫垂炎、憩室炎、潰瘍性大腸炎、腸重積症、腫瘍、寄生虫感染、生体組織検査後間もない患者等)。
3.消化管狭窄又はその疑いのある患者[腸閉塞、穿孔等を生ずる恐れがある]。
4.腸管憩室のある患者[穿孔、憩室炎を生ずる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.他の医薬品に対し過敏症の既往歴のある患者、喘息、アトピー性皮膚炎等、過敏症反応を起こしやすい体質を有する患者では、ショック、アナフィラキシーが現れる恐れがあるので、投与に際しては問診を行い、観察を十分に行う。
2.消化管内に硫酸バリウムが停留することにより、まれに消化管穿孔、腸閉塞、大腸潰瘍、大腸炎、憩室炎、バリウム虫垂炎等を引き起こすことが報告されており、特に高齢者においては、より重篤な転帰をたどることがあるので、次の点に留意する。
1).患者の日常の排便状況に応じた下剤投与を行う。
2).迅速に硫酸バリウムを排出する必要があるため、十分な水分の摂取を患者に指導する。
3).患者に排便状況を確認させ、持続する排便困難、腹痛等の消化器症状が現れた場合には、直ちに医療機関を受診するよう指導する。
4).腹痛等の消化器症状が現れた場合には、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行う。
3.心臓に基礎疾患を有する患者、高齢者では、不整脈・心電図異常が現れることが報告されているので、観察に留意する。
(高齢者への投与)
高齢者では消化管運動機能が低下していることが多いため、硫酸バリウムの停留により、消化管穿孔が起こりやすく、また、起こした場合には、より重篤な転帰をたどることがあるので、検査後の硫酸バリウムの排泄については十分に留意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、本剤投与の際にはX線照射を伴うので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
新生児、低出生体重児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。また、本剤投与の際にはX線照射を伴うので、小児等には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与する。
(適用上の注意)
1.投与前の処置:
1).レクタルチューブを肛門に挿入する際には、あらかじめ直腸の触診を行い、慎重に挿入する。
2).レクタルチューブには、あらかじめ潤滑剤(オリーブ油、ワセリン、グリセリン等)をぬり、慎重に挿入する。
2.投与後の処置:
1).注腸造影中の体位変換は腸壁を傷つけないように慎重に行う。
2).排便困難や便秘を防ぐため検査後、水分の摂取・下剤投与等の処置をする。
(その他の注意)
硫酸バリウム製剤が消化管損傷部等を介して組織内(腹腔、腸管等)に停留した場合、肉芽腫を形成することがあるとの報告がある。
(取扱い上の注意)
1.使用上の留意点:
1).本剤中の硫酸バリウムは、比重が大きいため沈殿凝固しやすいので、本剤使用前の再分散処理が不十分な場合、注入途中に硫酸バリウム凝塊によるつまりを起こすことがある。本剤使用前には、袋ごと温湯で加温(体温程度)し、よく振って(上下の振盪幅30〜40cmで30〜40回、15秒程度)再分散していることを確認してから使用する。再分散が不十分な場合、良好な画像が得られず、適切な注腸X線検査が実施できないことがある(添付文書末尾の「使用前の準備」参照)。
参考:
(1).本剤使用前の再分散処理をしやすくするため、ときどき箱ごと天地を逆にして保管する。
(2).硫酸バリウムが沈殿凝固して容器内壁に付着している場合は、その部分を外から指で押し、容器内壁より硫酸バリウム凝塊を剥離させた後に振盪すると再分散しやすくなる。
2).長期保存品又は冬季の使用時は、硫酸バリウムが沈殿凝固している可能性が高いため、通常よりも加温及び振盪を十分に行う。
2.安定性試験:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、バリエネマLC、バリエネマHD75%は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
(「バリエネマ」使用前の準備)
バリウムを大腸粘膜にむらなく付着させ良好な画像を得るためには、次記の手順でバリウムゾルを均一に“再分散”させる。
1.よく温める:バリエネマを袋ごと温湯で加温する(体温程度)。
<体温程度になる加温時間の目安>
湯温(恒温水槽撹拌)40℃;バリエネマ300の温度(参考)約0℃:約60分、バリエネマ300の温度(参考)約15℃:約40分、バリエネマ300の温度(参考)約25℃:約35分。
湯温(恒温水槽撹拌)50℃;バリエネマ300の温度(参考)約0℃:約30分、バリエネマ300の温度(参考)約15℃:約20分、バリエネマ300の温度(参考)約25℃:約15分。
湯温(恒温水槽撹拌)60℃;バリエネマ300の温度(参考)約0℃:約20分、バリエネマ300の温度(参考)約15℃:約15分、バリエネマ300の温度(参考)約25℃:約10分。
2.よく振る:強く振盪する(上下の振盪幅30〜40cmで30〜40回、15秒程度)。
3.再分散をよく確認する:容器を横にし、液面の線が見えるように持ち、横軸を中心に液切れする速度でゆっくりと1回転させ、添付文書図のように液面の線が連続して見えることを確認する。もし液面の一部が見えない場合は、再度十分な振盪を行う。
4.送気球を空気送入口にセットしておく。
5.先端のキャップを取り外し、挿入する部分に潤滑剤(オリーブ油、ワセリン、グリセリン等)を塗り、滑らかにする。
6.挿入する:チューブに表示してある数値を目安にし、深くまで挿入しない。腸を傷つける恐れがある。
7.添付文書図1〜3の順に行う。
(保管上の注意)
禁凍結。

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