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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ビルトリシド錠600mgの基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
1283.5円(600mg1錠)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 肝吸虫症
  • 肺吸虫症
  • 横川吸虫症
注意すべき副作用
嘔気 、 下痢 、 頭痛 、 腹痛 、 発疹 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 LDH上昇 、 Al−P上昇
用法・用量(主なもの)
  • 1.肝吸虫症、肺吸虫症:プラジカンテルとして、1回20mg/kgを1日2回2日間経口投与する
  • 2.横川吸虫症:プラジカンテルとして、1回20mg/kgを1日1〜2回1日経口投与する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • リファンピシン投与中
    • 有鉤嚢虫症
    • 条虫症

副作用

主な副作用
嘔気 、 下痢 、 頭痛 、 腹痛 、 発疹 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 LDH上昇 、 Al−P上昇 、 血清ビリルビン上昇
上記以外の副作用
赤血球減少 、 血小板減少 、 好酸球増多 、 白血球増加 、 嘔吐 、 食欲不振 、 頭重感 、 眠気 、 眩暈 、 倦怠感 、 発熱 、 過敏症 、 アレルギー反応 、 多発性漿膜炎 、 そう痒 、 痙攣 、 無力症 、 脱力感 、 筋肉痛 、 不整脈 、 脳波の徐波増加

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • リファンピシン投与中
    • 有鉤嚢虫症
    • 条虫症
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 不整脈
  • 注意
    • 住血吸虫
    • 住血吸虫の幼虫ステージ
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
リファンピシン類
本剤の血中濃度が約100%低下
デキサメタゾン
本剤の血中濃度が低下
フェニトイン
本剤の血中濃度が低下
カルバマゼピン
本剤の血中濃度が低下
ヒドロキシクロロキン硫酸塩
本剤の血中濃度が低下
シメチジン
本剤の血中濃度が上昇
イトラコナゾール
本剤の血中濃度が上昇
ケトコナゾール
本剤の血中濃度が上昇

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

肝吸虫症、肺吸虫症、横川吸虫症。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
住血吸虫症に対する本剤の有用性は外国においては確立されており、WHOでは住血吸虫症の治療のエッセンシャル・ドラッグとされているが、国内における評価症例がないため、我国においては住血吸虫症に対する効能は承認されていない。

用法・用量(添付文書全文)

1.肝吸虫症、肺吸虫症:プラジカンテルとして、1回20mg/kgを1日2回2日間経口投与する。
2.横川吸虫症:プラジカンテルとして、1回20mg/kgを1日1〜2回1日経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1回投与量20mg/kgは、患者の体重に応じほぼ次の錠数になる。
体重20〜26kg:3/4錠、体重27〜33kg:1錠、体重34〜41kg:1と1/4錠、体重42〜48kg:1と1/2錠、体重49〜56kg:1と3/4錠、体重57〜63kg:2錠、体重64〜70kg:2と1/4錠、体重71〜78kg:2と1/2錠、体重79〜86kg:2と3/4錠。

副作用(添付文書全文)

承認時及び使用成績調査での調査症例699例中129例(18.45%)に副作用(臨床検査値の異常変動を含む)が認められ、主な副作用は嘔気20件(2.86%)、下痢17件(2.43%)、頭痛15件(2.15%)、腹痛14件(2.00%)等であった(再審査終了時)。
1.過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(頻度不明)アレルギー反応(多発性漿膜炎等)、そう痒。
2.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、LDH上昇、Al−P上昇、血清ビリルビン上昇。
3.血液:(0.1〜5%未満)赤血球減少、血小板減少、好酸球増多、白血球増加。
4.消化器:(0.1〜5%未満)嘔気・嘔吐、腹痛、食欲不振、下痢。
5.精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛・頭重感、眠気、眩暈、(0.1%未満)脳波の徐波増加、(頻度不明)痙攣、眩暈。
6.その他:(0.1〜5%未満)倦怠感、発熱、(頻度不明)無力症(脱力感)、筋肉痛、不整脈。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.有鉤嚢虫症(条虫症)患者[寄生部位によっては、死滅虫体により回復困難な病変(失語症、片麻痺、脳梗塞等の中枢神経障害、眼障害等)を引き起こすことがある]。
3.リファンピシン投与中の患者。
(慎重投与)
1.腎機能障害のある患者[本剤の排泄が遅延する可能性がある]。
2.肝機能障害のある患者[本剤の代謝が低下し、血中濃度が高くなる可能性がある]。
3.不整脈のある患者[不整脈を助長することがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤は1錠に3本の割線があり、プラジカンテル150mgを含有する4個の錠片に分割することができ、投与量を患者の体重に応じて調整することができるので、できるだけ正確な用量を投与する。
2.高用量投与(50mg/kg)で、用量の増加率以上に血中濃度が増加したとの報告があるので、用法・用量を厳守する。
3.1日2回投与の場合、昼食後及び夕食後に投与することが望ましい。投与間隔は少なくとも4時間以上とする。
4.眠気が現れることがあるので、自動車の運転、機械の操作等危険を伴う作業に注意させる。
(相互作用)
本剤は主にチトクロームP450・3A4(CYP3A4)によって代謝される。
1.併用禁忌:リファンピシン<リファジン等>[本剤の血中濃度が約100%低下することが報告されている(リファンピシンにより代謝酵素(CYP3A4)が誘導され、本剤の代謝が促進されるためと考えられている)]。
2.併用注意:
1).デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピン[本剤の血中濃度が低下することが報告されている(これらの薬剤が代謝酵素(CYP3A4)を誘導し、本剤のクリアランスを上昇させるためと考えられている)]。
2).ヒドロキシクロロキン硫酸塩[クロロキン(国内未発売)との併用により、本剤の血中濃度が低下することが報告されているため、クロロキンと類似の構造を有するヒドロキシクロロキン硫酸塩との併用においても同様に本剤の血中濃度が低下する可能性がある(発現機序の詳細は不明である)]。
3).シメチジン[本剤の血中濃度が上昇することが報告されている(これらの薬剤が代謝酵素(CYP3A4)を阻害し、本剤のクリアランスを低下させるためと考えられている)]。
4).イトラコナゾール[本剤の血中濃度が上昇する可能性があり、ケトコナゾール(経口剤:国内未発売)との併用により、本剤の血中濃度が上昇することが報告されている(これらの薬剤が代謝酵素(CYP3A4)を阻害し、本剤のクリアランスを低下させるためと考えられている)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与当日及びその後72時間は授乳を中止させる[ヒト母乳中へ移行することがある]。
(その他の注意)
成虫の住血吸虫と比較し、幼虫の住血吸虫は本剤に対する感受性が低いとの報告があり、住血吸虫の幼虫ステージでは、十分な効果が得られないことがある(最新の寄生虫症薬物治療の手引き等を参照する)。また本剤の投与により、住血吸虫の抗原に対する炎症性の免疫応答と思われる重篤な事象(呼吸不全、脳症、脳血管炎等)が現れるとの報告がある。
(保管上の注意)
気密容器。

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