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コンバントリン錠100mgの基本情報
基本情報
- 回虫の駆除
- 蟯虫の駆除
- 鉤虫の駆除
- 東洋毛様線虫の駆除
- 体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与する
- 体重換算による服用量の概算は、次の通りである
- 体重20kg:ピランテルとして200mg
- 体重30kg:ピランテルとして300mg
- 体重40kg:ピランテルとして400mg
- 体重50kg以上:ピランテルとして500mg
- 本剤は食事に関係なく投与することができ、また下剤を使用する必要はない
- なお、投与は1回のみである
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- ピペラジン系駆虫薬投与中
- 慎重投与
- 肝障害
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 慎重投与
- 2歳未満の乳・小児(0歳〜1歳)
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- ピペラジン系駆虫薬
- 両剤の駆虫作用が減弱
処方理由
添付文書
回虫、鉤虫、蟯虫、東洋毛様線虫の駆除。
体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与する。
体重換算による服用量の概算は、次の通りである。
体重20kg:ピランテルとして200mg。
体重30kg:ピランテルとして300mg。
体重40kg:ピランテルとして400mg。
体重50kg以上:ピランテルとして500mg。
本剤は食事に関係なく投与することができ、また下剤を使用する必要はない。
なお、投与は1回のみである。
総症例9,544例中372例(3.90%)に副作用が認められ、その主なものは腹痛(1.34%)、頭痛(1.17%)、悪心・嘔吐(1.16%)等であった(副作用調査終了時)。
次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行う。
1.精神・神経系:(1%以上)頭痛、(頻度不明)嗜眠、不眠、(0.1〜1%未満)眩暈。
2.消化器:(1%以上)腹痛、悪心・嘔吐、(0.1〜1%未満)下痢、食欲不振。
3.肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)[肝障害のある患者には慎重に投与する(少数例に一過性の軽微なAST(GOT)上昇の報告がある)]。
4.過敏症:(頻度不明)そう痒、蕁麻疹、(0.1%未満)発疹[発現した場合には投与を中止する]。
5.その他:(頻度不明)冷汗、多汗、(0.1〜1%未満)倦怠感。
(禁忌)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.ピペラジン系駆虫薬投与中の患者。
(相互作用)
併用禁忌:ピペラジン系駆虫薬[両剤の駆虫作用が減弱する恐れがある(両剤の駆虫作用が拮抗したとの報告がある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
2歳未満の乳・小児に対する安全性は確立していないので、2歳未満の乳・小児に投与する場合には、慎重に投与する。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
遮光。
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