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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

アネメトロ点滴静注液500mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
1275円(500mg100mL1瓶)
添付文書

基本情報

薬効分類
メトロニダゾール製剤

細菌や原虫のDNAの切断作用などにより、抗菌作用や抗原虫作用をあらわす薬

メトロニダゾール製剤
  • フラジール
  • アネメトロ
効能・効果
  • アメーバ赤痢
  • 外傷の二次感染
  • 化膿性髄膜炎
  • 肝膿瘍
  • 偽膜性大腸炎
  • 骨髄炎
  • 手術創の二次感染
  • 胆嚢炎
  • 熱傷の二次感染
  • 膿胸
  • 脳膿瘍
  • 肺炎
  • 敗血症
  • 肺膿瘍
  • 腹膜炎
  • 感染性腸炎
  • 深在性皮膚感染症
  • 腹腔内膿瘍
  • 骨盤内炎症性疾患
注意すべき副作用
悪心 、 嘔吐 、 腹痛 、 下痢 、 AST増加 、 ALT増加 、 γ−GTP増加 、 咳嗽 、 心房細動 、 洞性頻脈
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回、20分以上かけて点滴静注する
    • なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて、1回500mgを1日4回投与できる
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 中枢神経障害、末梢神経障害等の副作用があらわれることがあるので、特に10日を超えて本剤を投与する場合は、副作用の発現に十分注意すること〔9.1.2、11.1.1、11.1.2参照〕
  • 7.2. 本剤は嫌気性菌に対して抗菌活性を有するため、好気性菌等を含む混合感染と診断された場合、又は混合感染が疑われる場合は、適切な薬剤を併用して治療を行うこと
  • 7.3. クロストリジウム・ディフィシルによる感染性腸炎においては、他の抗菌薬の併用により、治癒の遷延につながる場合があることから、併用の必要性について十分検討すること
  • 7.4. 本剤は血液透析により除去されるため、血液透析を受けている患者に投与する場合は、透析後に投与すること〔16.6.1参照〕
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 脊髄器質的疾患
    • 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く>
    • 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合を除く>
    • 脳器質的疾患<化膿性髄膜炎及び脳膿瘍を除く>
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
悪心 、 嘔吐 、 腹痛 、 下痢 、 AST増加 、 ALT増加 、 γ−GTP増加 、 咳嗽 、 心房細動 、 洞性頻脈 、 味覚異常
重大な副作用
中枢神経障害 、 脳症 、 痙攣 、 錯乱 、 幻覚 、 小脳失調 、 ふらつき 、 歩行障害 、 意識障害 、 構語障害 、 四肢のしびれ 、 末梢神経障害 、 四肢異常感 、 無菌性髄膜炎 、 頸部硬直 、 発熱 、 頭痛 、 意識混濁 、 中毒性表皮壊死融解症 、 Toxic Epidermal Necrolysis 、 TEN 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 急性膵炎 、 背部痛 、 血清アミラーゼ値上昇 、 白血球減少 、 好中球減少 、 肝機能障害
上記以外の副作用
湿疹 、 皮膚乾燥 、 舌苔 、 胃不快感 、 口内炎 、 舌炎 、 口内乾燥 、 胃腸炎症 、 無力症 、 カンジダ属出現 、 膿疱 、 総ビリルビン上昇 、 Al−P上昇 、 LDH上昇 、 黄疸 、 複視 、 近視 、 筋肉痛 、 血小板減少症 、 血液障害 、 傾眠 、 浮動性めまい 、 運動失調 、 着色尿 、 食欲減退 、 発疹 、 蕁麻疹 、 血管浮腫 、 ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 脊髄器質的疾患
    • 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く>
    • 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合を除く>
    • 脳器質的疾患<化膿性髄膜炎及び脳膿瘍を除く>
  • 注意
    • 肝機能障害
    • 血液疾患
    • 血液透析
    • 循環器系機能障害
    • 腎機能障害
    • 心臓機能障害
    • コケイン症候群
  • 投与に際する指示
    • 血液透析
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
エタノール摂取
腹部の疝痛
エタノール摂取
嘔気
エタノール摂取
嘔吐
エタノール摂取
頭痛
エタノール摂取
潮紅
リトナビル含有製剤<内用液>
ジスルフィラム様反応
ジスルフィラム
精神症状<錯乱等>
ワルファリン
抗凝血作用を増強し出血
ブスルファン
作用が増強
フルオロウラシル
作用が増強
シクロスポリン
作用が増強
リチウム製剤
血中濃度が上昇しリチウム中毒
フェノバルビタール
本剤の作用が減弱
飲食物との相互作用
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1). 嫌気性菌感染症:
・ 敗血症。
・ 深在性皮膚感染症。
・ 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染。
・ 骨髄炎。
・ 肺炎、肺膿瘍、膿胸。
・ 骨盤内炎症性疾患。
・ 腹膜炎、腹腔内膿瘍。
・ 胆嚢炎、肝膿瘍。
・ 化膿性髄膜炎。
・ 脳膿瘍。
2). 感染性腸炎:
感染性腸炎(偽膜性大腸炎を含む)。
3). アメーバ赤痢。
(効能又は効果に関連する注意)
〈感染性腸炎(偽膜性大腸炎を含む)〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人にはメトロニダゾールとして1回500mgを1日3回、20分以上かけて点滴静注する。なお、難治性又は重症感染症には症状に応じて、1回500mgを1日4回投与できる。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 中枢神経障害、末梢神経障害等の副作用があらわれることがあるので、特に10日を超えて本剤を投与する場合は、副作用の発現に十分注意すること〔9.1.2、11.1.1、11.1.2参照〕。
7.2. 本剤は嫌気性菌に対して抗菌活性を有するため、好気性菌等を含む混合感染と診断された場合、又は混合感染が疑われる場合は、適切な薬剤を併用して治療を行うこと。
7.3. クロストリジウム・ディフィシルによる感染性腸炎においては、他の抗菌薬の併用により、治癒の遷延につながる場合があることから、併用の必要性について十分検討すること。
7.4. 本剤は血液透析により除去されるため、血液透析を受けている患者に投与する場合は、透析後に投与すること〔16.6.1参照〕。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 中枢神経障害(頻度不明):脳症、痙攣、錯乱、幻覚、小脳失調等があらわれることがあるので、ふらつき、歩行障害、意識障害、構語障害、四肢のしびれ等の初期症状があらわれ、本剤による脳症が疑われた場合には、本剤の投与を中止すること〔7.1、9.1.2参照〕。
11.1.2. 末梢神経障害(頻度不明):四肢のしびれ、四肢異常感等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと〔7.1参照〕。
11.1.3. 無菌性髄膜炎(頻度不明):頸部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎があらわれることがある。
11.1.4. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明)。
11.1.5. 急性膵炎(頻度不明):腹痛、背部痛、悪心・嘔吐、血清アミラーゼ値上昇等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.6. 白血球減少(頻度不明)、好中球減少(頻度不明)〔8.2、9.1.1参照〕。
11.1.7. 肝機能障害(頻度不明)〔8.4、9.1.3参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 胃腸障害:(10%以上)下痢、(10%未満)悪心、腹痛、嘔吐、(頻度不明)舌苔、胃不快感、腹痛、口内炎、舌炎、口内乾燥、胃腸炎症。
2). 一般・全身障害及び投与部位の状態:(頻度不明)無力症、発熱。
3). 感染症及び寄生虫症:(頻度不明)カンジダ属出現、膿疱。
4). 肝胆道系障害:(10%未満)AST増加、ALT増加、γ−GTP増加、(頻度不明)総ビリルビン上昇、Al−P上昇、LDH上昇、黄疸。
5). 眼障害:(頻度不明)複視、近視。
6). 筋骨格系及び結合組織障害:(頻度不明)筋肉痛。
7). 血液及びリンパ系障害:(頻度不明)血小板減少症、血液障害。
8). 呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(10%未満)咳嗽。
9). 心臓障害:(10%未満)心房細動、洞性頻脈。
10). 神経系障害:(10%未満)味覚異常、(頻度不明)頭痛、傾眠、浮動性めまい、運動失調、痙攣。
11). 腎及び尿路障害:(頻度不明)着色尿。
12). 精神障害:(頻度不明)幻覚。
13). 代謝及び栄養障害:(頻度不明)食欲減退。
14). 皮膚及び皮下組織障害:(10%未満)湿疹、皮膚乾燥、(頻度不明)発疹、蕁麻疹、血管浮腫。
15). 免疫系障害:(頻度不明)ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 脳器質的疾患<化膿性髄膜炎及び脳膿瘍を除く>、脊髄器質的疾患のある患者[中枢神経系症状があらわれることがある]。
2.3. 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く>の女性〔9.5.1、16.3.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
8.2. 白血球減少、好中球減少があらわれることがあるので、定期的に血液検査を実施するなど、患者の状態を十分に観察すること〔9.1.1、11.1.6参照〕。
8.3. 本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとること。
8.3.1. 事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
8.3.2. 投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
8.3.3. 投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察すること。
8.4. 肝機能障害があらわれることがあるので、定期的に肝機能検査を実施するなど、患者の状態を十分に観察すること〔9.1.3、11.1.7参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 血液疾患のある患者:白血球減少、好中球減少があらわれることがある〔8.2、11.1.6参照〕。
9.1.2. 化膿性髄膜炎及び脳膿瘍のある患者:中枢神経症状があらわれることがある〔7.1、11.1.1参照〕。
9.1.3. コケイン症候群の患者:重度肝毒性又は急性肝不全が発現し死亡に至ることがある〔8.4、11.1.7参照〕。
9.1.4. 心臓機能障害、循環器系機能障害のある患者:本剤には、塩化ナトリウムが含まれるため、循環血液量を増やすことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。
(腎機能障害患者)
腎機能障害患者:本剤には、塩化ナトリウムが含まれるため、水分、塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある〔16.6.1参照〕。
(肝機能障害患者)
肝機能障害患者:血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある〔16.6.2参照〕。
(妊婦)
9.5.1. 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合を除く>の女性:投与しないこと(胎盤関門を通過して胎児へ移行することが報告されている)〔2.3、16.3.1参照〕。
9.5.2. 妊娠3ヵ月を過ぎた女性:有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること〔16.3.1参照〕。
(授乳婦)
授乳しないことが望ましい(母乳中へ移行することが報告されている)〔16.3.1参照〕。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
一般に、生理機能が低下している。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). アルコール[腹部の疝痛、嘔気、嘔吐、頭痛、潮紅があらわれることがある(機序不明)]。
2). リトナビル含有製剤<内用液>[ジスルフィラム様反応を起こすおそれがある(リトナビル含有製剤(内用液)はエタノールを含有するので本剤によりジスルフィラム様反応を起こすおそれがある)]。
3). ジスルフィラム[精神症状<錯乱等>があらわれることがある(機序不明)]。
4). ワルファリン[ワルファリンの抗凝血作用を増強し出血等があらわれることがある(本剤はワルファリンの代謝を阻害し、その血中濃度を上昇させる)]。
5). ブスルファン[ブスルファンの作用が増強されることがある(本剤はブスルファンの血中濃度を上昇させることがある)]。
6). リチウム[リチウムの血中濃度が上昇しリチウム中毒があらわれることがある(機序不明)]。
7). 5−フルオロウラシル[5−フルオロウラシルの作用が増強される可能性がある(本剤は5−フルオロウラシルの血中濃度を上昇させることがある)]。
8). シクロスポリン[シクロスポリンの作用が増強される可能性がある(本剤はシクロスポリンの血中濃度を上昇させることがある)]。
9). フェノバルビタール[本剤の作用が減弱する可能性がある(フェノバルビタールは本剤の代謝酵素を誘導し、その血中濃度を低下させることがある)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤調製時の注意
本剤は調製不要の使い切り製剤であるため、残液は使用しないこと。
14.2. 薬剤投与時の注意
配合変化を起こす可能性があるので他の薬剤との混注を避けること。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
マウスに長期経口投与した場合、肺腫瘍が、またラットでは乳腺腫瘍の発生が報告されているが、ハムスターの生涯投与試験では腫瘍はみられていないとの報告がある。
(保管上の注意)
室温保存。

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