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ストックリン錠200mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:エファビレンツ錠

製薬会社:MSD

薬価・規格: 535.2円(200mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

非核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)詳しく見る

  • ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が宿主細胞に感染するために必要な逆転写酵素の働きを阻害し、HIVの体内における感染拡大を抑える薬
非核酸系逆転写酵素阻害薬(抗HIV薬)の代表的な商品名
  • ストックリン
  • エジュラント

効能・効果詳しく見る

  • HIV−1感染症

注意すべき副作用詳しく見る

斑状丘疹性皮疹紅斑発疹嘔気眩暈下痢頭痛不眠疲労集中力障害

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • エファビレンツとして600mgを1日1回経口投与する
  • 本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる
    • なお、投与に際しては必ず他の抗HIV薬と併用する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • トリアゾラム投与中
    • ミダゾラム投与中
    • ボリコナゾール投与中
    • エルゴタミン酒石酸塩投与中
    • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中
    • メチルエルゴメトリンマレイン酸塩投与中
    • エルゴメトリンマレイン酸塩投与中
    • アスナプレビル投与中
    • シメプレビル投与中
    • グラゾプレビル投与中
    • エルバスビル投与中

副作用

主な副作用

斑状丘疹性皮疹紅斑発疹嘔気眩暈下痢頭痛不眠疲労集中力障害インフルエンザ様症候群

重大な副作用

肝不全重篤な肝障害QT延長皮膚粘膜眼症候群Stevens−Johnson症候群多形紅斑

上記以外の副作用

疼痛無力症倦怠感発熱嘔吐消化不良胃炎胃腸炎胃食道逆流アミラーゼ上昇口渇腹痛鼓腸放屁食欲亢進食欲不振潮紅動悸頻脈AST上昇ALT上昇γ−GTP上昇関節痛筋痛うつ症状悪化激越健忘不安運動失調感情不安定多幸症幻覚偏頭痛異常感覚抑うつ神経過敏傾眠異夢錯乱喘息副鼻腔炎上気道感染脱毛湿疹脂漏蕁麻疹毛包炎皮膚そう痒多汗多汗<夜間>好中球減少耳鳴血糖値上昇体重減少視力異常味覚倒錯アルコール不耐性ほてり失神末梢性浮腫肝炎総ビリルビン上昇協調障害インポテンス性欲減退性欲亢進神経痛末梢神経障害言語障害痙攣離人症思考異常振戦ざ瘡総コレステロール上昇血清トリグリセリド上昇体重増加複視嗅覚錯誤貧血体脂肪再分布体脂肪蓄積後頚部体脂肪再分布後頚部体脂肪蓄積胸部体脂肪再分布胸部体脂肪蓄積腹部体脂肪再分布腹部体脂肪蓄積後腹膜部体脂肪再分布後腹膜部体脂肪蓄積膵炎感情鈍麻精神病小脳障害平衡障害眼振カタトニー皮膚剥離光線過敏性皮膚炎女性化乳房赤血球数減少ヘモグロビン低下

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • トリアゾラム投与中
    • ミダゾラム投与中
    • ボリコナゾール投与中
    • エルゴタミン酒石酸塩投与中
    • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中
    • メチルエルゴメトリンマレイン酸塩投与中
    • エルゴメトリンマレイン酸塩投与中
    • アスナプレビル投与中
    • シメプレビル投与中
    • グラゾプレビル投与中
    • エルバスビル投与中
  • 相対禁止
    • 血清トランスアミナーゼの正常範囲の上限より5倍以上の上昇が持続
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 慢性肝疾患
    • B型肝炎感染
    • C型肝炎感染
  • 注意
    • 精神病
    • 薬物乱用
    • 血清トランスアミナーゼの正常範囲の上限より5倍以上の上昇が持続
    • 肝毒性が知られている薬剤投与中
    • B型肝炎感染
    • C型肝炎感染
    • 治療当初の2〜4週間
    • 神経系の副作用が継続
  • 投与に際する指示
    • 治療当初の2〜4週間
    • 神経系の副作用が継続

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
エタノール摂取 相加的に中枢神経系効果が増強
中枢神経作用薬 相加的に中枢神経系効果が増強
肝毒性のある薬剤による治療中 重篤な肝障害発現のリスクが増加
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 血中濃度は低下
CYP2B6の基質となる薬剤 血中濃度は低下
トリアゾラム 代謝が抑制
ミダゾラム 代謝が抑制
酒石酸エルゴタミン 代謝が抑制
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 代謝が抑制
マレイン酸メチルエルゴメトリン 代謝が抑制
マレイン酸エルゴメトリン 代謝が抑制
トリアゾラム 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>
ミダゾラム 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>
酒石酸エルゴタミン 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>
マレイン酸メチルエルゴメトリン 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>
マレイン酸エルゴメトリン 重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>
ボリコナゾール AUC及びCmaxがそれぞれ77%及び61%減少
ボリコナゾール 本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ44%及び38%増加
シメプレビル 血漿中濃度が低下し効果が減弱
アスナプレビル 血漿中濃度が低下し効果が減弱
エルバスビル 血漿中濃度が低下し効果が減弱
グラゾプレビル 血漿中濃度が低下し効果が減弱
インジナビル AUC及びCmaxがそれぞれ約31%及び16%減少
リトナビル 高頻度の臨床的有害事象<例:眩暈・嘔気・異常感覚>
リトナビル 臨床検査値異常<肝酵素上昇>
サキナビル AUC及びCmaxがそれぞれ62%及び45〜50%減少
ホスアンプレナビル アンプレナビルのAUCが13%・Cminが36%低下
アタザナビル 曝露量が減少
ロピナビル・リトナビル配合剤 ロピナビルのCminが39%低下
ダルナビル AUC・Cmax及びCminがそれぞれ13%・15%及び31%減少
ダルナビル 本剤のAUC・Cmax及びCminがそれぞれ21%・15%及び17%増加
ダルナビル AUC及びCminがそれぞれ14%及び57%減少
マラビロク AUC及びCmaxはそれぞれ45%及び51%減少
ドルテグラビル AUC・Cmax及びCminはそれぞれ57%・39%及び75%減少
リファンピシン類 本剤のAUCが26%・Cmaxが20%減少
リファンピシン類 Cmax及びAUCをそれぞれ32%及び38%低下
リファブチン Cmax及びAUCをそれぞれ32%及び38%低下
クラリスロマイシン 薬物動態に対して有意な影響
クラリスロマイシン AUC及びCmaxがそれぞれ39%及び26%減少
クラリスロマイシン 水酸化代謝物のAUC及びCmaxがそれぞれ34%及び49%増加
クラリスロマイシン 発疹
経口避妊薬 ノルゲスチメートの活性代謝物のノルエルゲストロミンのAUCは64%減少
経口避妊薬 ノルゲスチメートの活性代謝物のレボノルゲストレルのAUCは83%減少
アトルバスタチン AUC・Cmaxを43・12%減少
アトルバスタチン 2−ヒドロキシアトルバスタチンのAUC・Cmaxを35・13%減少
アトルバスタチン 4−ヒドロキシアトルバスタチンのAUC・Cmaxを4・47%減少
アトルバスタチン 総HMG−CoA還元酵素阻害活性物質のAUC・Cmaxを34・20%減少
プラバスタチン AUC及びCmaxが40%及び18%減少
シンバスタチン AUC・Cmaxを69%・76%減少
シンバスタチン オープンアシド体のAUC・Cmaxを58%・51%減少
シンバスタチン HMG−CoA還元酵素阻害活性物質のAUC・Cmaxを60%・62%減少
シンバスタチン 総HMG−CoA還元酵素阻害物質のAUC・Cmaxを60%・70%減少
カルバマゼピン AUC・Cmax・Cminはそれぞれ27%・20%・35%減少
カルバマゼピン 本剤のAUC・Cmax・Cminはそれぞれ36%・21%・47%減少
フェニトイン 血漿中濃度を増加あるいは減少
フェノバルビタール 血漿中濃度を増加あるいは減少
チトクロームP450で代謝される他の抗痙攣薬 血漿中濃度を増加あるいは減少
イトラコナゾール AUC・Cmax・Cminはそれぞれ39・37・44%減少
イトラコナゾール 活性代謝物のAUC・Cmax・Cminはそれぞれ37・35・43%減少
ジルチアゼム AUC・Cmax・Cminはそれぞれ69・60・63%減少
ジルチアゼム 脱アセチル化体のAUC・Cmax・Cminは75・64・62%減少
ジルチアゼム N−脱メチル化体のAUC・Cmax・Cminは37・28・37%減少
テラプレビル AUC・Cmax・Cminが単剤投与時と比べそれぞれ26・9・47%減少
アトバコン/プログアニル アトバコンのAUC及びCmaxはそれぞれ75%及び44%低下
アトバコン/プログアニル プログアニルのAUCは43%低下

飲食物との相互作用

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • 食べ物全般
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    HIV−1感染症。

    用法・用量(添付文書全文)

    エファビレンツとして600mgを1日1回経口投与する。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。なお、投与に際しては必ず他の抗HIV薬と併用する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤は、単独で投与しない。また、他の治療が無効の場合に本剤を単独で追加投与しない。本剤による治療は、患者に未投与の1種類以上の抗レトロウイルス薬(ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤又はHIVプロテアーゼ阻害剤)との併用により開始する。本剤と併用する抗レトロウイルス薬の選択にはウイルスの交差耐性の可能性を考慮する[本剤を単独療法として投与する場合、耐性ウイルスが急速に出現する]。
    2.薬剤への忍容性がないために併用療法中の抗レトロウイルス薬の投与を中断する場合は、すべての抗レトロウイルス薬を同時に中止するよう十分に考慮する。不忍容の症状が消失した際はすべての抗レトロウイルス薬の投与を同時に再開する。[抗レトロウイルス薬の間欠的単独療法及び逐次的再導入は、薬剤耐性突然変異ウイルスの出現の可能性が増加するため望ましくない]。
    3.神経系の副作用の忍容性を改善するため、治療当初の2〜4週間及び神経系の副作用が継続する患者では、就寝時の投与が推奨される。
    4.食物との併用により、本剤の曝露量を増加させ副作用の発現頻度を増加させる恐れがある。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できるが、空腹時、可能な限り就寝時の服用が望ましい。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    海外臨床試験(治験):本剤は、2,000例以上の患者で試験が行われており、臨床試験では一般的に忍容性は良好であった。比較対照臨床試験にてプロテアーゼ阻害剤もしくはヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤との併用により本剤1日600mgを投与された患者の413例において、高頻度で報告された薬剤投与と関連のある重症度が中等度以上の有害事象は、斑状丘疹性皮疹・紅斑を含む発疹(13.1%)、嘔気(10.4%)、眩暈(9.2%)、下痢(6.8%)、頭痛(6.3%)、不眠(6.1%)、疲労(5.6%)及び集中力障害(5.3%)であった。対照群では嘔気が更に高い頻度で報告されており、下痢の報告頻度は同程度であった。本剤に関連した最も注意すべき有害事象は、発疹及び精神神経系症状である。
    国内使用成績調査(再審査終了時):総症例1,703例中924例(54.3%)に、2,114件の副作用が認められた。主なものは、高脂血症174例(10.2%)、浮動性眩暈154例(9.0%)、発疹115例(6.8%)、肝機能異常86例(5.1%)、γ−GTP増加85例(5.0%)、血中トリグリセリド増加71例(4.2%)、不眠症63例(3.7%)、肝障害62例(3.6%)、薬疹55例(3.2%)、高トリグリセリド血症50例(2.9%)、貧血42例(2.5%)、悪心41例(2.4%)、感覚鈍麻35例(2.1%)であった。
    1.重大な副作用:次のような症状が現れることがあるので、症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(0.1%未満)、多形紅斑(0.1%未満)。
    2).肝不全(頻度不明):重篤な肝障害が現れることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察を十分に行う。
    3).QT延長(頻度不明):QT延長が現れることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察を十分に行う。
    2.その他の副作用:次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).全身性一般:(頻度不明)体脂肪再分布/体脂肪蓄積(後頚部体脂肪再分布/後頚部体脂肪蓄積、胸部体脂肪再分布/胸部体脂肪蓄積、腹部体脂肪再分布/腹部体脂肪蓄積、後腹膜部体脂肪再分布/後腹膜部体脂肪蓄積等)、(10%以上)頭痛、インフルエンザ様症候群、疼痛、(1〜10%未満)無力症、倦怠感、発熱、(1%未満)アルコール不耐性、ほてり、失神、末梢性浮腫。
    2).消化器:(頻度不明)膵炎、(10%以上)嘔気、嘔吐、下痢、消化不良、(1〜10%未満)胃炎、胃腸炎、胃食道逆流、アミラーゼ上昇、口渇、腹痛、鼓腸放屁、食欲亢進、食欲不振。
    3).心・血管系:(1〜10%未満)潮紅、動悸、頻脈。
    4).肝臓:(1〜10%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、(1%未満)肝炎、総ビリルビン上昇。
    5).筋・骨格系:(1〜10%未満)関節痛、筋痛。
    6).精神神経系:(頻度不明)感情鈍麻、精神病、小脳障害(平衡障害、眼振等)、カタトニー、(10%以上)眩暈、不眠、集中力障害、疲労、(1〜10%未満)うつ症状悪化、激越、健忘、不安、運動失調、感情不安定、多幸症、幻覚、偏頭痛、異常感覚、抑うつ、神経過敏、傾眠、異夢、錯乱、(1%未満)協調障害、インポテンス、性欲減退、性欲亢進、神経痛、末梢神経障害、言語障害、痙攣、離人症、思考異常、振戦。
    7).呼吸器:(1〜10%未満)喘息、副鼻腔炎、上気道感染。
    8).皮膚:(頻度不明)皮膚剥離、光線過敏性皮膚炎、(10%以上)発疹、斑状丘疹性皮疹、紅斑、(1〜10%未満)脱毛、湿疹、脂漏、蕁麻疹、毛包炎、皮膚そう痒、多汗、多汗<夜間>、(1%未満)ざ瘡。
    9).その他:(頻度不明)女性化乳房、貧血(赤血球数減少、ヘモグロビン低下等)、(1〜10%未満)好中球減少、耳鳴、血糖値上昇、体重減少、視力異常、味覚倒錯、(1%未満)総コレステロール上昇、血清トリグリセリド上昇、体重増加、複視、嗅覚錯誤。
    副作用の頻度は海外の臨床試験に基づき集計。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.トリアゾラム投与中、ミダゾラム投与中、エルゴタミン酒石酸塩投与中、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩投与中及びエルゴメトリンマレイン酸塩投与中の患者。
    3.ボリコナゾール投与中の患者。
    4.シメプレビル投与中、アスナプレビル投与中の患者。
    5.エルバスビル投与中、グラゾプレビル投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.肝障害のある患者[慢性肝疾患患者における使用経験が少なく、安全性が確立していない、また、本剤は主にチトクロームP450・3A4(CYP3A4)を介して代謝されることが報告されている]。
    2.B型肝炎感染、C型肝炎感染の既往のある患者あるいはその疑いのある患者[肝機能障害が発現・増悪する恐れがある]。
    3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の国内臨床試験は実施されていないために海外臨床試験のデータに基づき記載している。
    2.何らかの理由により本剤の投与を中断する場合は、他の抗レトロウイルス薬の投与中止を十分に考慮する。同様に、併用している抗ウイルス療法が一時的に中止される場合は、本剤の投与も中止する。すべての抗レトロウイルス薬の投与を同時に再開する。
    3.本剤の使用に際しては、患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項についてよく説明し、同意を得た後、使用する。
    1).本剤はHIV感染症の根治療法薬ではないことから、日和見感染を含むHIV感染症の進展に伴う疾病を発症し続ける可能性があるので、本剤投与開始後の身体状況の変化については、すべて担当医に報告する。
    2).本剤の長期投与による影響については、現在のところ不明である。
    3).本剤が性的接触又は血液汚染による他の人への感染の危険性を低下させるかどうかは証明されていない。
    4).本剤は、処方通りに毎日服用する。本剤は、常に他の抗レトロウイルス薬と併用しなければならない。また、担当医への相談なしで、用量を変更したり治療を中止しない。
    5).本剤は他の薬剤と相互作用を示す可能性があるので、他の薬剤の服用の有無について担当医に報告する。
    6).本剤をアルコール又は中枢神経作用薬と併用するとき、相加的に中枢神経系効果が増強されるので注意する。
    7).本剤は眩暈、集中力障害、嗜眠状態を引き起こすことがあるので、これらの症状が現れた場合は、自動車の運転や機械の操作等、潜在的な危険のある労働を避ける。
    8).動物実験で胎仔奇形が認められているため、本剤を投与中及び投与中止後12週間を経過していない女性は、適切な避妊方法を用いて妊娠を避けるようにし、本剤を投与中及び投与中止後12週間を経過していない女性が妊娠した場合は担当医に報告する。
    4.発疹:本剤に関する臨床試験において軽・中等度の発疹が報告されており、一般に投与開始2週間以内に発現し、通常は投与継続中に1カ月以内で消失する(適切な抗ヒスタミン薬もしくはコルチコステロイドの投与が忍容性の改善を促し、発疹の消失を早めることがある)。本剤投与患者の1%未満で、水疱、湿性落屑又は潰瘍形成を随伴した重度発疹が報告されている。多形紅斑又は皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)の発現率は0.14%であった。水疱、落屑、粘膜波及又は発熱に関連する重度発疹が発現した患者では本剤の投与を中止する。
    5.精神神経系症状:精神病あるいは薬物乱用の既往歴のある患者に目立って、妄想及び不穏当な行動が報告された(本剤を投与された患者1,000例につき約1例から2例)。また、対照群患者及び本剤投与群患者両群ともに重度の急性うつ病(自殺願望及び自殺企図を含む)がまれに報告された。妄想、不穏当な行動及び重度急性うつ病(自殺願望及び自殺企図を含む)が発現した患者には、本剤の投与中止を考慮する。本剤を投与している患者の52%に精神神経系症状が報告され、これらの症状の主なものは、眩暈、集中力障害、傾眠、異夢及び不眠であった。比較対照臨床試験では、これらの症状は本剤1日600mgを投与された患者の2.6%、対照群の患者の1.4%で重度であった。臨床試験では、本剤を投与された患者の2.6%が精神神経系症状のために投与を中止した。精神神経系症状は一般に投与開始1〜2日後に発現し、通常は投与継続中に2〜4週間で消失する。これらの副作用の忍容性を改善するために、治療の最初の数週間及びこれらの症状の発現が継続する患者には、就寝時の投与が推奨される。
    6.重篤な肝障害が報告されているため、本剤を投与する際には、肝酵素のモニタリングが推奨され、特に、B型肝炎感染、C型肝炎感染の既往のある患者あるいはその疑いのある患者、及び肝毒性が知られている薬剤投与中の患者では、重篤な肝障害発現のリスクが増加する。血清トランスアミナーゼの正常範囲の上限より5倍以上の上昇が持続している患者では、本剤による重篤な肝毒性発症のリスクより本剤の有用性が上回ると判断された場合にのみ投与する。
    7.本剤を投与している患者では、脂質のモニタリングを考慮する[本剤を投与された数名の非感染ボランティアに10〜20%の総コレステロール上昇が認められ、また、本剤を非空腹時の患者に投与した際、軽微な血清トリグリセリド上昇及び血清コレステロール上昇が認められた。また別の試験では、[本剤+ジドブジン(ZDV)+ラミブジン(3TC)]を48週間投与した患者において、総コレステロール、HDLコレステロール、空腹時LDLコレステロール及び空腹時トリグリセリドのそれぞれベースラインから21%、24%、18%及び23%の上昇が認められた。しかしながら、これらの知見の臨床上の意義は不明である]。
    8.本剤を含む抗HIV薬の多剤併用療法を行った患者で、免疫再構築症候群が報告されている(投与開始後、免疫機能が回復し、症候性のみならず無症候性日和見感染に対する炎症反応(マイコバクテリウムアビウムコンプレックス、サイトメガロウイルス、ニューモシスチス等によるもの)等が発現することがあり、また、免疫機能の回復に伴い自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ぶどう膜炎等)が発現するとの報告があるので、これらの症状を評価し、必要時には適切な治療を考慮する)。
    (相互作用)
    本剤は、チトクロームP450(CYP)3A4及びCYP2B6の誘導剤であるため、本剤との併用により他のCYP3A4の基質である化合物もしくはCYP2B6の基質である化合物の血中濃度は低下することがある。
    1.併用禁忌:
    1).トリアゾラム<ハルシオン等>、ミダゾラム<ドルミカム>、エルゴタミン酒石酸塩<クリアミン配合錠>、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩<パルタンM>、エルゴメトリンマレイン酸塩<エルゴメトリン>[これらの薬剤の代謝が抑制され、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>が起こる可能性がある(CYP3A4に対する競合による)]。
    2).ボリコナゾール<ブイフェンド>[ボリコナゾールとの併用により、ボリコナゾールのAUC及びCmaxがそれぞれ77%及び61%減少し、本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ44%及び38%増加した(機序不明)]。
    3).シメプレビル<ソブリアード>、アスナプレビル<スンベプラ、ジメンシー配合錠>[本剤との併用により、これらの薬剤の血漿中濃度が低下し効果が減弱する恐れがある(本剤のCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される恐れがある)]。
    4).エルバスビル<エレルサ>、グラゾプレビル<グラジナ>[本剤との併用により、これらの薬剤の血漿中濃度が低下し効果が減弱する恐れがある(本剤のCYP3A4及びP−gp誘導作用によりこれらの薬剤の代謝及び排出が促進される恐れがある)]。
    2.併用注意:
    1).インジナビル[インジナビル(800mg、8時間ごと)と本剤を併用して投与した場合、酵素誘導の結果としてインジナビルのAUC及びCmaxがそれぞれ約31%及び16%減少した(本剤のCYP3A4誘導作用により、インジナビルの代謝が促進される恐れがある)]。
    2).リトナビル[非感染ボランティアにおいて本剤600mg(1日1回、就寝時投与)とリトナビル500mg(12時間ごと投与)について試験を行ったとき、併用の忍容性は良好ではなく、高頻度の臨床的有害事象<例:眩暈・嘔気・異常感覚>及び臨床検査値異常<肝酵素上昇>が認められたので、本剤をリトナビルと併用する場合は肝酵素のモニタリングが推奨される(機序不明)]。
    3).サキナビル[サキナビル(1200mg1日3回、ソフトゲル製剤)と本剤を併用した場合、サキナビルのAUC及びCmaxがそれぞれ62%及び45〜50%減少したとの報告があるので、併用するプロテアーゼ阻害剤がサキナビルのみの場合は本剤の使用は推奨されない(機序不明)]。
    4).ホスアンプレナビル[ホスアンプレナビル1400mg及びリトナビル200mgの1日1回投与と本剤600mg1日1回を併用した場合、アンプレナビルのAUCが13%・Cminが36%低下したが、リトナビルを300mgに増量すると、アンプレナビルの血中濃度は維持され、また、ホスアンプレナビル700mg及びリトナビル100mgの1日2回投与と本剤600mg1日1回を併用した場合、アンプレナビルの血中濃度に著しい変化はなかった(本剤のCYP3A4誘導作用により、アンプレナビルの代謝が促進される)]。
    5).アタザナビル[本剤600mgとアタザナビルとの併用により、アタザナビルの曝露量が減少したので、本剤をアタザナビルと併用する際には、更に低用量のリトナビルを併用するとともに、アタザナビルの用量調節が必要であり、HIV治療歴のない患者に本剤を併用投与する場合、アタザナビル300mg、リトナビル100mg、本剤600mgを1日1回投与することが推奨され、HIV治療歴のある患者におけるアタザナビル及び本剤の推奨用量は確立していない(機序不明)]。
    6).ロピナビル/リトナビル[ロピナビル/リトナビル(カプセル剤)と本剤を併用した場合、ロピナビル/リトナビルの単独投与時と比べてロピナビルのCminが39%低下した(本剤のCYP3A4誘導作用により、ロピナビルの代謝が促進される恐れがある)]。
    7).ダルナビル:
    (1).ダルナビル[ダルナビル/リトナビル(300mg/100mg1日2回)と本剤(600mg1日1回)を併用した場合、単独投与時と比べてダルナビルのAUC・Cmax及びCminがそれぞれ13%・15%及び31%減少し、本剤のAUC・Cmax及びCminがそれぞれ21%・15%及び17%増加した(本剤のCYP3A4誘導作用により、ダルナビルの代謝が促進される恐れがある)]。
    (2).ダルナビル[ダルナビル/リトナビル(900mg/100mg1日1回)と本剤(600mg1日1回)を併用した場合、ダルナビルのAUC及びCminがそれぞれ14%及び57%減少し、ダルナビルのCmax及び本剤の曝露は変化がなかった(本剤のCYP3A4誘導作用により、ダルナビルの代謝が促進される恐れがある)]。
    8).マラビロク[本剤(600mg経口1日1回)とマラビロク(100mg経口1日2回)を併用した場合、マラビロク単剤投与と比較して、マラビロクのAUC及びCmaxはそれぞれ45%及び51%減少した(本剤とマラビロクを含む併用についてはマラビロクの添付文書を参照する)(本剤のCYP3A4誘導作用によりマラビロクの代謝が促進される恐れがある)]。
    9).ドルテグラビル[本剤(600mg経口1日1回)とドルテグラビル(50mg経口1日1回)を併用した場合、ドルテグラビル単剤投与と比較して、ドルテグラビルのAUC・Cmax及びCminはそれぞれ57%・39%及び75%減少した(本剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用によりドルテグラビルの代謝が促進される恐れがある)]。
    10).リファンピシン類:
    (1).リファンピシン類[非感染ボランティア12例ではリファンピシンにより本剤のAUCが26%・Cmaxが20%減少したので、リファンピシンと併用投与する場合、本剤の投与量を800mg/日に増加する(本剤とリファンピシンを併用投与する場合、リファンピシンの用量調節は推奨されない)(機序不明)]。
    (2).リファンピシン類[非感染のボランティアに対する臨床試験において、本剤はリファブチンのCmax及びAUCをそれぞれ32%及び38%低下させた(機序不明)]。
    11).クラリスロマイシン[本剤400mg1日1回とクラリスロマイシン500mg12時間ごと1週間併用した場合、本剤がクラリスロマイシンの薬物動態に対して有意な影響を及ぼし、本剤と併用した場合に、クラリスロマイシンのAUC及びCmaxがそれぞれ39%及び26%減少する一方で、クラリスロマイシン水酸化代謝物のAUC及びCmaxがそれぞれ34%及び49%増加した。このようなクラリスロマイシンの血漿中濃度の変化の臨床上の意義は不明である。非感染ボランティアの46%で本剤とクラリスロマイシンを投与中に発疹が発現した(本剤はクラリスロマイシンと併用投与した場合には用量調節は推奨されないため、クラリスロマイシンの代替薬を考慮する)(機序不明)]。
    12).経口避妊薬[本剤(600mg1日1回)と経口避妊薬(エチニルエストラジオール0.035mg/ノルゲスチメート0.25mg1日1回)を14日間併用した場合、本剤はエチニルエストラジオールの血漿中濃度に影響を与えなかったが、ノルゲスチメートの活性代謝物のノルエルゲストロミンのAUCは64%減少及びノルゲスチメートの活性代謝物のレボノルゲストレルのAUCは83%減少した(これらの作用の臨床上の意義は不明であり、一方、本剤の血漿中濃度への影響は認められなかったが、本剤と経口避妊薬の併用による相互作用の可能性は十分に検討されていないため、経口避妊薬に加えて信頼できる防御的避妊法(コンドーム)を用いる)(機序不明)]。
    13).セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’s Wort)[本剤の血中濃度が低下し抗ウイルス作用の欠如及び本剤又は他の非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤の耐性化が起こる恐れがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意する(セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素(CYP3A4)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている)]。
    14).アトルバスタチン[非感染ボランティアにおいて、本剤(600mg経口1日1回)とアトルバスタチン(10mg経口1日1回)を併用した場合、アトルバスタチン単剤投与と比較して、定常状態におけるアトルバスタチンのAUC・Cmaxを43・12%減少、及びその由来物質の2−ヒドロキシアトルバスタチンのAUC・Cmaxを35・13%減少、4−ヒドロキシアトルバスタチンのAUC・Cmaxを4・47%減少、総HMG−CoA還元酵素阻害活性物質のAUC・Cmaxを34・20%減少させた(機序不明)]。
    15).プラバスタチン[非感染ボランティアにおいて、本剤(600mg経口1日1回)とプラバスタチン(40mg経口1日1回)を併用した場合、プラバスタチン単剤投与と比較して、定常状態におけるプラバスタチンのAUC及びCmaxが40%及び18%減少した(機序不明)]。
    16).シンバスタチン[非感染ボランティアにおいて、本剤(600mg経口1日1回)とシンバスタチン(40mg経口1日1回)を併用した場合、シンバスタチン単剤投与と比較して、定常状態におけるシンバスタチンのAUC・Cmaxを69%・76%減少、及びその由来物質のシンバスタチンのオープンアシド体のAUC・Cmaxを58%・51%減少、HMG−CoA還元酵素阻害活性物質のAUC・Cmaxを60%・62%減少、総HMG−CoA還元酵素阻害物質のAUC・Cmaxを60%・70%減少させた(本剤のCYP3A4誘導作用により、シンバスタチンの代謝が促進される恐れがある)]。
    17).抗痙攣薬:カルバマゼピン[非感染ボランティアにおいて、本剤(600mg経口1日1回)とカルバマゼピン(400mg1日1回)を併用した場合、定常状態におけるカルバマゼピンのAUC・Cmax・Cminはそれぞれ27%・20%・35%減少し、本剤のAUC・Cmax・Cminはそれぞれ36%・21%・47%減少し、定常状態における活性型カルバマゼピンエポキシド代謝物のAUC、Cmax、Cminは変化がなかった(カルバマゼピンの血漿中濃度は定期的にモニタリングすべきである)。フェニトイン、フェノバルビタール、あるいはチトクロームP450で代謝される他の抗痙攣薬との相互作用についてのデータは得られていないので、本剤がこれらの薬剤と併用して投与される場合、各薬剤の血漿中濃度を増加あるいは減少させる可能性があるので、血漿中濃度を定期的にモニタリングすべきである(機序不明)]。
    18).イトラコナゾール[非感染ボランティアにおいて、本剤(600mg経口1日1回)とイトラコナゾール(200mg経口12時間ごと)を併用した場合、イトラコナゾール単剤投与と比較して、定常状態におけるイトラコナゾールのAUC・Cmax・Cminはそれぞれ39・37・44%減少し、イトラコナゾールの活性代謝物のAUC・Cmax・Cminはそれぞれ37・35・43%減少した(活性代謝物:ヒドロキシイトラコナゾール)(機序不明)]。
    19).ジルチアゼム[非感染ボランティアにおいて、本剤(600mg経口1日1回)とジルチアゼム(240mg経口1日1回)を併用した場合、ジルチアゼム単剤投与と比較して、定常状態におけるジルチアゼムのAUC・Cmax・Cminはそれぞれ69・60・63%減少し、ジルチアゼムの脱アセチル化体のAUC・Cmax・Cminは75・64・62%減少し、ジルチアゼムのN−脱メチル化体のAUC・Cmax・Cminは37・28・37%減少した(脱アセチル化体:デスアセチルジルチアゼム、N−脱メチル化体:N−モノデスメチルジルチアゼム)(機序不明)]。
    20).テラプレビル[テラプレビル(750mg、8時間ごと)と本剤(600mg1日1回)を併用した場合、テラプレビルのAUC・Cmax・Cminが単剤投与時と比べそれぞれ26・9・47%減少した(本剤のCYP3A4誘導作用により、テラプレビルの代謝が促進される恐れがある)]。
    21).アトバコン/プログアニル[本剤(600mg1日1回)とアトバコン/プログアニル(250mg/100mg単回投与)を併用した場合、アトバコンのAUC及びCmaxはそれぞれ75%及び44%低下し、プログアニルのAUCは43%低下した(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者における安全性及び有効性は確立していない[一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意する]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊婦への投与に関する安全性は確立していない。海外の抗HIV薬治療下妊娠症例登録制度において、本剤を妊娠中に服用した妊婦から生まれた新生児に脊髄髄膜瘤等の神経管欠損が報告されており、また、動物実験(カニクイザル)において、胎仔/新生仔20匹のうち3匹で奇形が認められた(妊娠したサルにエファビレンツ60mg/kg/day(ヒトに600mg/日を投与したときと同様の血漿中薬物濃度を示す用量)を投与したところ、1胎仔において胎仔無脳及び胎仔に片眼の無眼球症が認められ、別の胎仔では胎仔小眼球症が認められ、第3の胎仔では胎仔口蓋裂が認められた)]。
    2.本剤投与中は授乳を中止させる[ラットにおける実験では、本剤が乳汁中に排泄されることが認められており、また、ヒトの乳汁中に移行することも認められている]。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    カンナビノイド試験:本剤は、カンナビノイドレセプターに結合しないが、本剤投与時に複数の尿カンナビノイド試験で、偽陽性が認められている。
    (過量投与)
    1.臨床試験にて、偶発的に600mgを1日2回摂取した患者数例において精神神経系症状増加が報告されており、1例では不随意筋収縮が発現した。
    2.過量投与の処置には、バイタルサインのモニタリングや患者の臨床状態の観察等の一般的な支持療法を行い、吸収されていない薬物の除去を促すために活性炭の投与を行ってもよい[本剤の過量投与に対する特異的解毒剤はない(本剤は蛋白質との結合率が高いため、透析では血液から薬物を有意に除去する見込みはない)]。

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