日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ザイボックス注射液600mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:リネゾリド注射液

製薬会社:ファイザー

薬価・規格: 14042円(600mg300mL1袋) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 外傷の二次感染
  • 感染症
  • 手術創の二次感染
  • 熱傷の二次感染
  • 肺炎
  • 敗血症
  • 慢性膿皮症
  • 深在性皮膚感染症

注意すべき副作用詳しく見る

血小板減少症下痢骨髄抑制貧血白血球減少症低ナトリウム血症リパーゼ増加悪心嘔吐汎血球減少症

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに、それぞれ30分〜2時間かけて点滴静注する
  • 12歳未満の小児にはリネゾリドとして1回10mg/kgを8時間ごとに、それぞれ30分〜2時間かけて点滴静注する
    • なお、1回投与量として600mgを超えない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

下痢リパーゼ増加悪心好酸球増加症アミラーゼ増加低クロル血症高血糖高カリウム血症低カリウム血症高尿酸血症浮動性眩暈

重大な副作用

血小板減少症骨髄抑制貧血白血球減少症低ナトリウム血症嘔吐汎血球減少症代謝性アシドーシス乳酸アシドーシス間質性肺炎腎不全クレアチニン上昇BUN上昇意識障害嘔気食欲不振視神経症ショックアナフィラキシー偽膜性大腸炎腹痛頻回の下痢肝機能障害AST上昇GOT上昇ALT上昇GPT上昇LDH上昇Al−P上昇γ−GTP上昇

上記以外の副作用

呼吸困難食道炎胃腸炎肝機能検査値異常ビリルビン血症AST増加ALT増加γ−GTP増加Al−P増加発疹網状赤血球減少症血管痛倦怠感網状赤血球数増加味覚倒錯好中球減少症紫斑痛風低カルシウム血症体重増加末梢神経障害一過性脳虚血発作回転性眩暈感覚鈍麻錯感覚不眠症不安多幸症幻覚霧視眼障害視覚異常瞳孔反射障害耳鳴耳障害味覚消失血栓性静脈炎静脈炎QT延長頻脈低血圧血管拡張咳嗽喘鳴咽頭炎気管炎気管支炎胸水鼻出血腹部膨満口唇炎口内炎口腔内潰瘍口腔内白斑症舌障害舌炎舌変色歯変色食欲亢進膵炎消化不良便秘メレナLDH増加肝炎皮膚炎斑状丘疹状皮疹剥脱性皮膚炎皮膚単純疱疹湿疹紅斑蕁麻疹皮膚感染真菌性皮膚炎皮膚糜爛皮膚そう痒皮膚刺激膣痛膣感染性器分泌物不正子宮出血陰茎感染浮腫血管神経性浮腫顔面浮腫アレルギー反応反応光線過敏性反応無力症疲労悪寒発汗粘膜乾燥膿瘍真菌感染そう痒感疼痛頭痛カンジダ症肺炎血小板血症白血球増加症CK増加CPK増加脱水痙攣意識消失振戦落ち着きのなさ傾眠失見当識上室性期外収縮高血圧動悸肺水腫気胸胃腸出血麻痺性イレウス口渇胃食道逆流皮膚水疱筋痛排尿困難頻尿多尿背部痛発熱下肢脱力β−HCG増加

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 高度腎機能障害
    • 骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要
    • 長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬
    • 投与前に貧血
    • 投与前に白血球減少症
    • 投与前に汎血球減少症
    • 投与前に血小板減少症
    • 投与前に骨髄抑制
    • 14日を超えて本剤を投与
    • 抗菌薬を本剤と併用
  • 注意
    • 骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要
    • 長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬
    • 投与前に貧血
    • 投与前に白血球減少症
    • 投与前に汎血球減少症
    • 投与前に血小板減少症
    • 投与前に骨髄抑制
    • 14日を超えて本剤を投与
    • 抗菌薬を本剤と併用

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 授乳婦
  • 注意
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 投与に際する指示
    • 新生児(低出生体重児を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 体重40kg未満
  • 注意
    • 生後7日目までの早産<在胎34週未満>新生児(0日〜7日)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 生後7日目までの早産<在胎34週未満>新生児(0日〜7日)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
モノアミン酸化酵素阻害剤 両薬剤が相加的に作用し血圧上昇
セレギリン塩酸塩 両薬剤が相加的に作用し血圧上昇
交感神経作動薬 血圧上昇
塩酸ドパミン 血圧上昇
エピネフリン 血圧上昇
フェニルプロパノールアミン 血圧上昇
交感神経作動薬 動悸
塩酸ドパミン 動悸
エピネフリン 動悸
フェニルプロパノールアミン 動悸
セロトニン作用薬 セロトニン症候群の徴候及び症状
セロトニン作用薬 錯乱
セロトニン作用薬 譫妄
セロトニン作用薬 情緒不安
セロトニン作用薬 振戦
セロトニン作用薬 潮紅
セロトニン作用薬 発汗
セロトニン作用薬 超高熱
リファンピシン類 本剤のCmax及びAUCがそれぞれ21%及び32%低下

飲食物との相互作用

  • チラミンを含むもの<コーヒー、そら豆、チーズ、ビール、赤ワイン など>

処方理由

抗MRSA薬この薬をファーストチョイスする理由(2018年12月更新)もっと見る

  • ・腎機能を考慮する必要がない。血中濃度を測定する必要がない。点滴で使用する際の水分量が多い。(30歳代病院勤務医、消化器外科)
  • ・投与量の計算や腎機能による調節など、あまり多くを考えなくてもよいところがよい。(30歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)
  • ・点滴も内服もあって、効果も非常に強い。肺炎での効果は抜群に感じる。(50歳代病院勤務医、脳神経外科)

抗MRSA薬この薬をファーストチョイスする理由(2017年5月更新)もっと見る

  • ・最強の抗MRSA薬で初診時に2週間ほど処方します。骨髄抑制から起こる重度の貧血、肝障害、腎障害などに留意します。(70歳以上病院勤務医、整形外科)
  • ・TDMを省略できることが利点。治療効果も安定している。(50歳代病院勤務医、一般外科)
  • ・他の薬剤のように採血が不要な点が気に入っている。注射から容易に内服に変更できる点も魅力的です。(30歳代診療所勤務医、形成外科)
  • ・骨髄移行が良く、効果発現が早いので治療初期に用いることが多い。(50歳代病院勤務医、整形外科)

抗MRSA薬この薬をファーストチョイスする理由(2016年3月更新)もっと見る

  • ・骨関節感染症への移行性が高いと言われているため。(40歳代病院勤務医、整形外科)
  • ・腎機能障害患者にも常用量使用可能で、血中濃度測定が不要で、注射と内服薬が選択できる。(40歳代病院勤務医、泌尿器科)
  • ・軟部組織、関節、骨などの組織移行性に優れる。(60歳代病院勤務医、整形外科)
  • ・血中濃度のモニタリングが必要ないことが気に入っている。(40歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・腎機能障害にも使える。(30歳代病院勤務医、整形外科)
  • ・効果が安定しており、使用制限や血中濃度測定などの煩わしさも少ない。(50歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・髄膜炎症例を多く経験するので、髄液移行性が良い薬剤を使用しています。(40歳代病院勤務医、上記以外の内科系専門科)
  • ・点滴、内服いずれも投与可能で、バンコマイシンに耐性のあるMRSAにも有効な場合が多く、利便性、有効性ともに優れる。(50歳代病院勤務医、神経内科)
  • ・内服もあり、用量調節、投与方法もシンプルで使いやすい。(40歳代病院勤務医、総合診療科)
  • ・リネゾリドは今のところ、耐性菌が報告されていない。組織親和性がよい。ただ、感染性心内膜炎などで長期投与していると、急に血小板が減少してくることがあるので、注意が必要。バンコマイシンは最近、MICが2以上のものをよくみるため、使用頻度は減少している。分子量が大きいため、血管炎を起こしやすく、高齢者や小児で血管が細いもしくはもろい患者に投与する際に気を遣う。ダプトマイシンは1日1回投与であるが、小児の場合、代謝が早いためか、標準投与量では菌血症で効果が出にくい印象を持っており、投与量を増やすか、1日2回投与の方法に変更する必要性を感じている。(40歳代病院勤務医、心臓血管外科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.本剤に感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA):敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肺炎。
    2.本剤に感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウム:各種感染症。

    用法・用量(添付文書全文)

    成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに、それぞれ30分〜2時間かけて点滴静注する。
    12歳未満の小児にはリネゾリドとして1回10mg/kgを8時間ごとに、それぞれ30分〜2時間かけて点滴静注する。なお、1回投与量として600mgを超えない。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、次のことに注意する。
    1).感染症の治療に十分な知識と経験を持つ医師又はその指導のもとで行う。
    2).原則として他の抗菌薬及び本剤に対する感受性(耐性)を確認する。
    3).投与期間は、感染部位、重症度、患者の症状等を考慮し、適切な時期に、本剤の継続投与が必要か判定し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
    2.点滴静注、経口投与及び切り替え投与のいずれの投与方法においても、28日を超える投与の安全性及び有効性は検討されていない。したがって、原則として本剤の投与は28日を超えないことが望ましい。なお、本剤を28日を超えて投与した場合、視神経障害が現れることがある。
    3.本剤はグラム陽性菌に対してのみ抗菌活性を有するため、グラム陰性菌等を含む混合感染と診断された場合、又は混合感染が疑われる場合は適切な薬剤を併用して治療を行う。
    4.本剤は添加物としてブドウ糖水和物5%(1バッグ300mL中、15.072g)を含有する。点滴静注する場合の速度は、10mL/kg/hr(ブドウ糖水和物として0.5g/kg/hr)以下とする。
    5.注射剤から錠剤への切り替え:注射剤からリネゾリドの投与を開始した患者において、経口投与可能であると医師が判断した場合は、同じ用量の錠剤に切り替えることができる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    国内で実施された1件の第3相対照薬比較試験(注射剤及び錠剤を用いた試験)における安全性評価対象例100例中、副作用の発現症例は55例(55.0%)であった。その主なものは、血小板減少症19例(19.0%)、貧血13例(13.0%)、下痢10例(10.0%)、白血球減少症7例(7.0%)及び低ナトリウム血症7例(7.0%)等であった(承認時までの調査の集計)。
    国内で実施された1件の第3相オープン試験(注射剤及び錠剤を用いた試験)における安全性評価対象例24例中、副作用の発現症例は17例(70.8%)であった。その主なものは、血小板減少症7例(29.2%)、貧血6例(25.0%)、リパーゼ増加5例(20.8%)等であった(試験終了時の調査の集計)。
    外国で実施された8件の第3相対照薬比較試験(注射剤及び錠剤を用いた試験)における安全性評価対象例2,367例中、副作用の発現症例は489例(20.7%)であった。その主なものは、下痢101例(4.3%)、悪心70例(3.0%)、頭痛45例(1.9%)、膣カンジダ症25例(1.1%)、味覚倒錯24例(1.0%)及び嘔吐24例(1.0%)等であった(承認時までの調査の集計)。
    国内で実施された市販後の使用成績調査における安全性評価対象例970例中、副作用の発現症例は163例(16.8%)であった。その主なものは、血小板減少症104例(10.7%)、貧血34例(3.5%)、白血球減少症12例(1.2%)等であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    1).可逆的な貧血(4.8%)・白血球減少症(1.9%)・汎血球減少症(0.8%)・血小板減少症(11.9%)等の骨髄抑制:投与中止によって回復しうる貧血・白血球減少症・汎血球減少症・血小板減少症等の骨髄抑制が現れることがあるので、血液検査を定期的に実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。なお、本剤の臨床試験において、14日を超えて本剤を投与した場合に血小板減少症の発現頻度が高くなる傾向が認められている。
    2).代謝性アシドーシス(0.2%):乳酸アシドーシス等の代謝性アシドーシスが現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3).視神経症(頻度不明):視神経症が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    5).間質性肺炎(0.1%):間質性肺炎が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    6).腎不全(0.3%):クレアチニン上昇、BUN上昇等を伴う腎不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).低ナトリウム血症(0.9%):意識障害、嘔気、嘔吐、食欲不振等を伴う低ナトリウム血症が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    8).偽膜性大腸炎(頻度不明):偽膜性大腸炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    9).肝機能障害(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、LDH上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).血液:(0.1〜1%未満)好酸球増加症、(0.1%未満)血小板血症、白血球増加症、(頻度不明)好中球減少症、紫斑。
    2).代謝・栄養:(0.1〜1%未満)リパーゼ増加、アミラーゼ増加、低クロル血症、高血糖、高カリウム血症、低カリウム血症、高尿酸血症、(0.1%未満)CK増加(CPK増加)、脱水、(頻度不明)痛風、低カルシウム血症、体重増加。
    3).神経:(0.1〜1%未満)浮動性眩暈、(0.1%未満)痙攣、意識消失、振戦、落ち着きのなさ、傾眠、失見当識、(頻度不明)末梢神経障害、一過性脳虚血発作、回転性眩暈、感覚鈍麻、錯感覚、不眠症、不安、多幸症、幻覚。
    4).感覚器:(頻度不明)霧視、眼障害、視覚異常、瞳孔反射障害、耳鳴、耳障害、味覚消失、味覚倒錯。
    5).循環器:(0.1%未満)上室性期外収縮、高血圧、動悸、血栓性静脈炎、(頻度不明)QT延長、頻脈、低血圧、血管拡張、静脈炎。
    6).呼吸器:(0.1〜1%未満)呼吸困難、(0.1%未満)肺炎、肺水腫、気胸、(頻度不明)咳嗽、喘鳴、咽頭炎、気管炎、気管支炎、胸水、鼻出血。
    7).消化器:(1%以上)下痢、(0.1〜1%未満)悪心、嘔吐、食欲不振、食道炎・胃腸炎、(0.1%未満)胃腸出血、腹痛、麻痺性イレウス、口渇、胃食道逆流、(頻度不明)腹部膨満、口唇炎、口内炎、口腔内潰瘍、口腔内白斑症、舌障害、舌炎、舌変色、歯変色、食欲亢進、膵炎、消化不良、便秘、メレナ。
    8).肝臓:(1%以上)肝機能検査値異常、(0.1〜1%未満)ビリルビン血症、AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、γ−GTP増加、Al−P増加、(頻度不明)LDH増加、肝炎。
    9).皮膚:(1%以上)発疹、(0.1%未満)皮膚水疱、(頻度不明)皮膚炎、斑状丘疹状皮疹、剥脱性皮膚炎、皮膚単純疱疹、湿疹、紅斑、蕁麻疹、皮膚感染、真菌性皮膚炎、皮膚糜爛、皮膚そう痒、皮膚刺激。
    10).筋・骨格:(0.1%未満)筋痛。
    11).泌尿器・生殖器:(0.1%未満)排尿困難、頻尿、多尿、(頻度不明)膣痛、膣感染、性器分泌物、不正子宮出血、陰茎感染。
    12).その他:(0.1〜1%未満)網状赤血球減少症、血管痛、浮腫、倦怠感、網状赤血球数増加、(0.1%未満)頭痛、背部痛、発熱、カンジダ症、下肢脱力、β−HCG増加、(頻度不明)血管神経性浮腫、顔面浮腫、アレルギー反応、光線過敏性反応、無力症、疲労、悪寒、発汗、粘膜乾燥、膿瘍、真菌感染、注射部/血管カテーテル部浮腫、注射部/血管カテーテル部そう痒感、注射部/血管カテーテル部疼痛、注射部/血管カテーテル部静脈炎/血栓性静脈炎、注射部/血管カテーテル部反応。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    本剤の耐性菌の発現を防ぐため、「用法・用量に関連する使用上の注意」の項を熟読の上、適正使用に努める。
    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.投与前に貧血、投与前に白血球減少症、投与前に汎血球減少症、投与前に血小板減少症等の投与前に骨髄抑制が確認されている患者、骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要な患者、感染症のため長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬されていた、あるいは、他の抗菌薬を本剤と併用して投薬される患者、14日を超えて本剤を投与される可能性のある患者。
    2.高度腎機能障害のある患者。
    3.体重40kg未満の患者[貧血の発現頻度が高くなる傾向が認められている]。
    4.授乳婦。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与にあたっては、血液検査を定期的(週1回を目処)に実施し、特に投与前に貧血、投与前に白血球減少症、投与前に汎血球減少症、投与前に血小板減少症等の投与前に骨髄抑制が確認されている患者、骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要な患者、感染症のため長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬されていた、あるいは、他の抗菌薬を本剤と併用して投薬される患者、14日を超えて本剤を投与される可能性のある患者には血液検査値に注意し、貧血、白血球減少症、汎血球減少症、血小板減少症等の骨髄抑制の傾向や貧血悪化、白血球減少症悪化、汎血球減少症悪化、血小板減少症悪化等の骨髄抑制悪化が認められた場合には、本剤の投与中止等の適切な処置を行う。
    2.本剤の投与により、乳酸アシドーシス等の代謝性アシドーシスが現れることがあるので、嘔気、嘔吐の症状が繰り返し現れた場合には、直ちに医師の診断を受けるよう患者を十分指導する。嘔気、嘔吐の症状や原因不明のアシドーシスもしくは血中重炭酸塩減少等の症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3.本剤の投与により、低ナトリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清ナトリウム値の測定を行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4.本剤の投与により、まれに発熱、腹痛、白血球増多、粘液便・血液便を伴う激症下痢を主症状とする重篤な大腸炎で、内視鏡検査により偽膜斑等の形成をみる偽膜性大腸炎が現れることがあるので、発症後直ちに投与を中止しなければ電解質失調、低蛋白血症等に陥り、特に高齢者及び衰弱患者では予後不良となることがある。したがって本剤を投与する場合には、投与患者に対し、投与中又は投与後2〜3週間までに腹痛、頻回な下痢が現れた場合、直ちに医師に通知するよう注意する。また、偽膜性大腸炎の症状が重篤な場合には適切な処置を行う。
    5.本剤を28日を超えて投与した場合、視神経障害が現れることがあり、更に視力喪失に進行する可能性があるので観察を十分に行い、また、視力低下、色覚異常、霧視、視野欠損のような自覚症状が現れた場合、直ちに医師に連絡するように患者を指導し、視力低下、色覚異常、霧視、視野欠損のような自覚症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    6.本剤と選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)を含むセロトニン作動薬との併用によるセロトニン症候群がまれに報告されているため、本剤とセロトニン作動薬との併用投与にあたっては、セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、譫妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)に十分注意する。
    7.本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1).事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2).投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3).投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    8.抗菌薬の使用は、非感受性菌の過剰増殖を促進する可能性があるので、治療中に重複感染が発現した場合には、適切な処置を行う。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤(塩酸セレギリン)[両薬剤が相加的に作用し血圧上昇等が現れる恐れがある(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    2.アドレナリン作動薬(ドパミン塩酸塩、アドレナリン、フェニルプロパノールアミン等)[血圧上昇、動悸が現れることがあるので、患者の状態を観察しながら、これらの薬剤の初回量を減量するなど用量に注意する(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    3.セロトニン作動薬[セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、譫妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)が現れる恐れがあるので、十分に注意し、これらの徴候や症状が認められた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うが、なお、セロトニン作動薬の急激な減量又は投与中止により離脱症状が現れることがあるので注意する(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    4.リファンピシン[リファンピシンとの併用により本剤のCmax及びAUCがそれぞれ21%及び32%低下した(機序不明)]。
    5.チラミンを多く含有する飲食物(チーズ、ビール、赤ワイン等)[チラミン含有量:チーズ;0〜5.3mg/10g、ビール;1.1mg/100mL、赤ワイン;0〜2.5mg/100mL][血圧上昇、動悸が現れることがあるので、本剤投与中には、チラミン含有量の高い飲食物の過量摂取(1食あたりチラミン100mg以上)を避けさせる(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳婦:授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[ヒト母乳中への移行の有無は不明であるが、動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが認められている]。
    (小児等への投与)
    生後7日目までの早産<在胎34週未満>新生児においてクリアランスが低い値を示し、7日目以降にクリアランスは迅速に増加するとの報告があることから、これらの患者に投与する場合には投与間隔を12時間ごとにすることを考慮する。
    (過量投与)
    1.症状:ヒトに過量投与した時の影響は知られていないが、動物実験(イヌ、ラット)において、ラットに自発運動低下と運動失調(投与量3000mg/kg/日)、イヌに嘔吐と振戦(投与量2000mg/kg/日)が現れた。
    2.処置:患者の状態を注意深く観察し、本剤の過量投与が疑われた場合は、必要に応じ糸球体濾過能を維持させる支持療法を行うことが望ましく、血液透析ではリネゾリドの急速な消失が認められた(第1相臨床試験において、リネゾリドの投与量の約30%は、リネゾリド投与3時間後に始めた3時間の血液透析期間中に除去され、腹膜透析又は血液灌流によるリネゾリドの除去については、データが得られていない)。
    (適用上の注意)
    本剤は用法・用量にしたがって、点滴静注のみに使用する。本剤の使用に際しては、次の点に注意する。
    1.投与前:
    1).本剤は、調製不要の使い切りバッグであるので残液は使用しない。
    2).バッグを包んでいる外袋は使用時まで開封しない。
    3).投与前に、不溶物の認められるものは使用しない。
    4).バッグを押すことにより液漏れの有無の確認を行う(液漏れが認められた場合には、無菌性が損なわれている可能性があるため使用しない)。
    5).投与は、バッグの青色ポートより行い、白色ポートは使用しない。
    6).本剤は、軟らかいバッグであるので、大気圧で自然に内容液が排出されるため、通気針は不要である。
    7).U字管連結は行わない。
    8).バッグの液目盛りはおよその目安として使用する。
    9).本剤は、時間の経過とともに黄色を呈することがあるが、効力に影響を及ぼすことはない。
    2.配合変化:
    1).本剤は、次の薬剤と配合禁忌である:アムホテリシンB、塩酸クロルプロマジン、ジアゼパム、イセチオン酸ペンタミジン、ラクトビオン酸エリスロマイシン、フェニトインナトリウム、スルファメトキサゾール・トリメトプリム、セフトリアキソンナトリウム。
    2).本剤を他の薬剤と併用投与する場合には、各薬剤の定められた用法・用量に従い、別々に投与する。
    3).本剤と他の薬剤を同一の輸液チューブにより連続注入する場合には、本剤及び他の薬剤と配合変化を起こさない輸液(生理食塩液)を本剤の投与前後に輸液チューブ内に流す。
    3.静脈内投与時:本剤に他の薬剤を注入して使用しない。
    (その他の注意)
    1.イヌにおける1カ月間反復経口投与毒性試験(0、20、40及び80mg/kg/日:AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ0.4倍以上及び0.8倍以上)において、対照群を含み投与群の雄に前立腺低形成、精巣低形成及び精巣上体低形成が報告されているが、イヌにおける他の反復投与毒性試験では生殖器に変化は認められていない。
    2.ラットにおける授胎能・生殖能(受胎能・生殖能)及び授乳期における生殖試験(0、2.5、15及び50mg/kg/日)において、高用量群(AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ0.7倍及び1.3倍に相当)に軽度の精子運動能低下が報告されている。幼若ラットにおける反復投与試験(100mg/kg/日、22〜35日齢)では、可逆的な精子運動性低下及び可逆的な精子形態変化が、いずれも可逆的な変化として認められた。このときの曝露量は、3カ月齢〜11歳の小児患者(外国人)で認められるAUCの5.9倍であった。
    3.幼若雄ラットにおける反復投与試験(7〜36日齢に50mg/kg/日、37〜55日齢に100mg/kg/日)では、軽度の授胎能低下が認められた。このときの曝露量は、3カ月齢〜11歳の小児患者(外国人)で認められるAUCの5.1倍であった。
    4.雌ラットの妊娠及び授乳期にリネゾリド50mg/kg/日投与群(AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ0.7倍及び1.3倍に相当)において、生後1〜4日における新生仔生存率低下した。
    5.ラットにおける雄性生殖能回復試験(0、50及び100mg/kg/日、9週間投与)において、高用量群(AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ2.1倍及び4.0倍に相当)で投与4週目のテストステロン値減少がみられたが、回復12週目のテストステロン値に変化はみられていないと報告されている。雄性ラットにおける他の生殖能試験では、テストステロン値の減少は認められていない。
    (取扱い上の注意)
    製品の品質を保持するため、本品を包んでいる外袋は使用時まで開封しない。
    (保管上の注意)
    遮光(凍結を避ける)。

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