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リネゾリド錠600mg「サワイ」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:リネゾリド錠

製薬会社:沢井製薬

薬価・規格: 6169.6円(600mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 感染症

注意すべき副作用詳しく見る

貧血白血球減少症汎血球減少症血小板減少症骨髄抑制代謝性アシドーシス乳酸アシドーシス視神経症ショックアナフィラキシー

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに経口投与する
  • 12歳未満の小児にはリネゾリドとして1回10mg/kgを8時間ごとに経口投与する
    • なお、1回投与量として600mgを超えない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

肺炎下痢好酸球増加症血小板血症白血球増加症好中球減少症紫斑リパーゼ増加アミラーゼ増加低クロル血症高血糖

重大な副作用

貧血白血球減少症汎血球減少症血小板減少症骨髄抑制代謝性アシドーシス乳酸アシドーシス視神経症ショックアナフィラキシー間質性肺炎腎不全クレアチニン上昇BUN上昇低ナトリウム血症意識障害嘔気嘔吐食欲不振偽膜性大腸炎腹痛頻回の下痢肝機能障害AST上昇GOT上昇ALT上昇GPT上昇LDH上昇Al−P上昇γ−GTP上昇

上記以外の副作用

高カリウム血症低カリウム血症高尿酸血症CK増加CPK増加脱水痛風低カルシウム血症体重増加浮動性眩暈痙攣意識消失振戦落ち着きのなさ傾眠失見当識末梢神経障害一過性脳虚血発作回転性眩暈感覚鈍麻錯感覚不眠症不安多幸症幻覚霧視眼障害視覚異常瞳孔反射障害耳鳴耳障害味覚消失味覚倒錯上室性期外収縮高血圧動悸血栓性静脈炎静脈炎QT延長頻脈低血圧血管拡張呼吸困難肺水腫気胸咳嗽喘鳴咽頭炎気管炎気管支炎胸水鼻出血悪心食道炎胃腸炎胃腸出血麻痺性イレウス口渇胃食道逆流腹部膨満口唇炎口内炎口腔内潰瘍口腔内白斑症舌障害舌炎舌変色歯変色食欲亢進膵炎消化不良便秘メレナ肝機能検査値異常ビリルビン血症AST増加ALT増加γ−GTP増加Al−P増加LDH増加肝炎発疹皮膚水疱皮膚炎斑状丘疹状皮疹剥脱性皮膚炎皮膚単純疱疹湿疹紅斑蕁麻疹皮膚感染真菌性皮膚炎皮膚糜爛皮膚そう痒皮膚刺激筋痛排尿困難頻尿多尿膣痛膣感染性器分泌物不正子宮出血陰茎感染網状赤血球減少症血管痛浮腫倦怠感網状赤血球数増加頭痛背部痛発熱カンジダ症下肢脱力β−HCG増加血管神経性浮腫顔面浮腫アレルギー反応反応光線過敏性反応無力症疲労悪寒発汗粘膜乾燥膿瘍真菌感染そう痒感疼痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 高度腎機能障害
    • 骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要
    • 長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬
    • 投与前に貧血
    • 投与前に白血球減少症
    • 投与前に汎血球減少症
    • 投与前に血小板減少症
    • 投与前に骨髄抑制
    • 14日を超えて本剤を投与
    • 抗菌薬を本剤と併用
  • 注意
    • 骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要
    • 長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬
    • 投与前に貧血
    • 投与前に白血球減少症
    • 投与前に汎血球減少症
    • 投与前に血小板減少症
    • 投与前に骨髄抑制
    • 14日を超えて本剤を投与
    • 抗菌薬を本剤と併用

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 授乳婦
  • 注意
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 投与に際する指示
    • 新生児(低出生体重児を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 体重40kg未満
  • 注意
    • 生後7日目までの早産<在胎34週未満>新生児(0日〜7日)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 生後7日目までの早産<在胎34週未満>新生児(0日〜7日)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
モノアミン酸化酵素阻害剤 両薬剤が相加的に作用し血圧上昇
セレギリン塩酸塩 両薬剤が相加的に作用し血圧上昇
交感神経作動薬 血圧上昇
塩酸ドパミン 血圧上昇
エピネフリン 血圧上昇
フェニルプロパノールアミン 血圧上昇
交感神経作動薬 動悸
塩酸ドパミン 動悸
エピネフリン 動悸
フェニルプロパノールアミン 動悸
セロトニン作用薬 セロトニン症候群の徴候及び症状
セロトニン作用薬 錯乱
セロトニン作用薬 譫妄
セロトニン作用薬 情緒不安
セロトニン作用薬 振戦
セロトニン作用薬 潮紅
セロトニン作用薬 発汗
セロトニン作用薬 超高熱
リファンピシン類 リネゾリド製剤のCmax及びAUCがそれぞれ21%及び32%低下

飲食物との相互作用

  • チラミンを含むもの<コーヒー、そら豆、チーズ、ビール、赤ワイン など>

処方理由

抗MRSA薬この薬をファーストチョイスする理由(2018年12月更新)もっと見る

  • ・腎機能を考慮する必要がない。血中濃度を測定する必要がない。点滴で使用する際の水分量が多い。(30歳代病院勤務医、消化器外科)
  • ・投与量の計算や腎機能による調節など、あまり多くを考えなくてもよいところがよい。(30歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)
  • ・点滴も内服もあって、効果も非常に強い。肺炎での効果は抜群に感じる。(50歳代病院勤務医、脳神経外科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    各種感染症。

    用法・用量(添付文書全文)

    成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして1日1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに経口投与する。
    12歳未満の小児にはリネゾリドとして1回10mg/kgを8時間ごとに経口投与する。なお、1回投与量として600mgを超えない。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、次のことに注意する。
    1).感染症の治療に十分な知識と経験を持つ医師又はその指導のもとで行う。
    2).原則として他の抗菌薬及び本剤に対する感受性(耐性)を確認する。
    3).投与期間は、感染部位、重症度、患者の症状等を考慮し、適切な時期に、本剤の継続投与が必要か判定し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
    2.点滴静注、経口投与及び切り替え投与のいずれの投与方法においても、28日を超える投与の安全性及び有効性は検討されていない。したがって、原則として本剤の投与は28日を超えないことが望ましい。なお、本剤を28日を超えて投与した場合、視神経障害が現れることがある。
    3.本剤はグラム陽性菌に対してのみ抗菌活性を有するため、グラム陰性菌等を含む混合感染と診断された場合、又は混合感染が疑われる場合は適切な薬剤を併用して治療を行う。
    4.注射剤から錠剤への切り替え:注射剤からリネゾリドの投与を開始した患者において、経口投与可能であると医師が判断した場合は、同じ用量の錠剤に切り替えることができる。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).可逆的な貧血・白血球減少症・汎血球減少症・血小板減少症等の骨髄抑制:投与中止によって回復しうる貧血・白血球減少症・汎血球減少症・血小板減少症等の骨髄抑制が現れることがあるので、血液検査を定期的に実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。なお、本剤の臨床試験において、14日を超えて本剤を投与した場合に血小板減少症の発現頻度が高くなる傾向が認められている。
    2).代謝性アシドーシス:乳酸アシドーシス等の代謝性アシドーシスが現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3).視神経症:視神経症が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    5).間質性肺炎:間質性肺炎が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    6).腎不全:クレアチニン上昇、BUN上昇等を伴う腎不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).低ナトリウム血症:意識障害、嘔気、嘔吐、食欲不振等を伴う低ナトリウム血症が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    8).偽膜性大腸炎:偽膜性大腸炎が現れることがあるので、観察を十分に行い、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    9).肝機能障害:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、LDH上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).血液:好酸球増加症、血小板血症、白血球増加症、好中球減少症、紫斑。
    2).代謝・栄養:リパーゼ増加、アミラーゼ増加、低クロル血症、高血糖、高カリウム血症、低カリウム血症、高尿酸血症、CK増加(CPK増加)、脱水、痛風、低カルシウム血症、体重増加。
    3).神経:浮動性眩暈、痙攣、意識消失、振戦、落ち着きのなさ、傾眠、失見当識、末梢神経障害、一過性脳虚血発作、回転性眩暈、感覚鈍麻、錯感覚、不眠症、不安、多幸症、幻覚。
    4).感覚器:霧視、眼障害、視覚異常、瞳孔反射障害、耳鳴、耳障害、味覚消失、味覚倒錯。
    5).循環器:上室性期外収縮、高血圧、動悸、血栓性静脈炎、QT延長、頻脈、低血圧、血管拡張、静脈炎。
    6).呼吸器:呼吸困難、肺炎、肺水腫、気胸、咳嗽、喘鳴、咽頭炎、気管炎、気管支炎、胸水、鼻出血。
    7).消化器:下痢、悪心、嘔吐、食欲不振、食道炎・胃腸炎、胃腸出血、腹痛、麻痺性イレウス、口渇、胃食道逆流、腹部膨満、口唇炎、口内炎、口腔内潰瘍、口腔内白斑症、舌障害、舌炎、舌変色、歯変色、食欲亢進、膵炎、消化不良、便秘、メレナ。
    8).肝臓:肝機能検査値異常、ビリルビン血症、AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加)、γ−GTP増加、Al−P増加、LDH増加、肝炎。
    9).皮膚:発疹、皮膚水疱、皮膚炎、斑状丘疹状皮疹、剥脱性皮膚炎、皮膚単純疱疹、湿疹、紅斑、蕁麻疹、皮膚感染、真菌性皮膚炎、皮膚糜爛、皮膚そう痒、皮膚刺激。
    10).筋・骨格:筋痛。
    11).泌尿器・生殖器:排尿困難、頻尿、多尿、膣痛、膣感染、性器分泌物、不正子宮出血、陰茎感染。
    12).その他:網状赤血球減少症、血管痛、浮腫、倦怠感、網状赤血球数増加、頭痛、背部痛、発熱、カンジダ症、下肢脱力、β−HCG増加、血管神経性浮腫、顔面浮腫、アレルギー反応、光線過敏性反応、無力症、疲労、悪寒、発汗、粘膜乾燥、膿瘍、真菌感染、注射部/血管カテーテル部浮腫、注射部/血管カテーテル部そう痒感、注射部/血管カテーテル部疼痛、注射部/血管カテーテル部静脈炎/血栓性静脈炎、注射部/血管カテーテル部反応。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    本剤の耐性菌の発現を防ぐため、「用法・用量に関連する使用上の注意」の項を熟読の上、適正使用に努める。
    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.投与前に貧血、投与前に白血球減少症、投与前に汎血球減少症、投与前に血小板減少症等の投与前に骨髄抑制が確認されている患者、骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要な患者、感染症のため長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬されていた、あるいは、他の抗菌薬を本剤と併用して投薬される患者、14日を超えて本剤を投与される可能性のある患者。
    2.高度腎機能障害のある患者。
    3.体重40kg未満の患者[貧血の発現頻度が高くなる傾向が認められている]。
    4.授乳婦。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の投与にあたっては、血液検査を定期的(週1回を目処)に実施し、特に投与前に貧血、投与前に白血球減少症、投与前に汎血球減少症、投与前に血小板減少症等の投与前に骨髄抑制が確認されている患者、骨髄抑制作用を有する薬剤との併用が必要な患者、感染症のため長期にわたり他の抗菌薬を本剤の投与前に投薬されていた、あるいは、他の抗菌薬を本剤と併用して投薬される患者、14日を超えて本剤を投与される可能性のある患者には血液検査値に注意し、貧血、白血球減少症、汎血球減少症、血小板減少症等の骨髄抑制の傾向や貧血悪化、白血球減少症悪化、汎血球減少症悪化、血小板減少症悪化等の骨髄抑制悪化が認められた場合には、本剤の投与中止等の適切な処置を行う。
    2.本剤の投与により、乳酸アシドーシス等の代謝性アシドーシスが現れることがあるので、嘔気、嘔吐の症状が繰り返し現れた場合には、直ちに医師の診断を受けるよう患者を十分指導する。嘔気、嘔吐の症状や原因不明のアシドーシスもしくは血中重炭酸塩減少等の症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    3.本剤の投与により、低ナトリウム血症が現れることがあるので、定期的に血清ナトリウム値の測定を行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4.本剤の投与により、まれに発熱、腹痛、白血球増多、粘液便・血液便を伴う激症下痢を主症状とする重篤な大腸炎で、内視鏡検査により偽膜斑等の形成をみる偽膜性大腸炎が現れることがあるので、発症後直ちに投与を中止しなければ電解質失調、低蛋白血症等に陥り、特に高齢者及び衰弱患者では予後不良となることがある。したがって本剤を投与する場合には、投与患者に対し、投与中又は投与後2〜3週間までに腹痛、頻回な下痢が現れた場合、直ちに医師に通知するよう注意する。また、偽膜性大腸炎の症状が重篤な場合には適切な処置を行う。
    5.本剤を28日を超えて投与した場合、視神経障害が現れることがあり、更に視力喪失に進行する可能性があるので観察を十分に行い、また、視力低下、色覚異常、霧視、視野欠損のような自覚症状が現れた場合、直ちに医師に連絡するように患者を指導し、視力低下、色覚異常、霧視、視野欠損のような自覚症状が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    6.本剤と選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)を含むセロトニン作動薬との併用によるセロトニン症候群がまれに報告されているため、本剤とセロトニン作動薬との併用投与にあたっては、セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、譫妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)に十分注意する。
    7.抗菌薬の使用は、非感受性菌の過剰増殖を促進する可能性があるので、治療中に重複感染が発現した場合には、適切な処置を行う。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤(塩酸セレギリン)[両薬剤が相加的に作用し血圧上昇等が現れる恐れがある(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    2.アドレナリン作動薬(ドパミン塩酸塩、アドレナリン、フェニルプロパノールアミン等)[血圧上昇、動悸が現れることがあるので、患者の状態を観察しながら、これらの薬剤の初回量を減量するなど用量に注意する(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    3.セロトニン作動薬[セロトニン症候群の徴候及び症状(錯乱、譫妄、情緒不安、振戦、潮紅、発汗、超高熱)が現れる恐れがあるので、十分に注意し、これらの徴候や症状が認められた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うが、なお、セロトニン作動薬の急激な減量又は投与中止により離脱症状が現れることがあるので注意する(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    4.リファンピシン[リファンピシンとの併用によりリネゾリド製剤のCmax及びAUCがそれぞれ21%及び32%低下した(機序不明)]。
    5.チラミンを多く含有する飲食物(チーズ、ビール、赤ワイン等)[チラミン含有量:チーズ;0〜5.3mg/10g、ビール;1.1mg/100mL、赤ワイン;0〜2.5mg/100mL][血圧上昇、動悸が現れることがあるので、本剤投与中には、チラミン含有量の高い飲食物の過量摂取(1食あたりチラミン100mg以上)を避けさせる(本剤は非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する)]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
    2.授乳婦:授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[ヒト母乳中への移行の有無は不明であるが、動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが認められている]。
    (小児等への投与)
    生後7日目までの早産<在胎34週未満>新生児においてクリアランスが低い値を示し、7日目以降にクリアランスは迅速に増加するとの報告があることから、これらの患者に投与する場合には投与間隔を12時間ごとにすることを考慮する。
    (過量投与)
    1.症状:ヒトに過量投与した時の影響は知られていないが、動物実験(イヌ、ラット)において、ラットに自発運動低下と運動失調(投与量3000mg/kg/日)、イヌに嘔吐と振戦(投与量2000mg/kg/日)が現れた。
    2.処置:患者の状態を注意深く観察し、本剤の過量投与が疑われた場合は、必要に応じ糸球体濾過能を維持させる支持療法を行うことが望ましく、血液透析ではリネゾリドの急速な消失が認められた(第1相臨床試験において、リネゾリドの投与量の約30%は、リネゾリド投与3時間後に始めた3時間の血液透析期間中に除去され、腹膜透析又は血液灌流によるリネゾリドの除去については、データが得られていない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.イヌにおける1カ月間反復経口投与毒性試験(0、20、40及び80mg/kg/日:AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ0.4倍以上及び0.8倍以上)において、対照群を含み投与群の雄に前立腺低形成、精巣低形成及び精巣上体低形成が報告されているが、イヌにおける他の反復投与毒性試験では生殖器に変化は認められていない。
    2.ラットにおける授胎能・生殖能(受胎能・生殖能)及び授乳期における生殖試験(0、2.5、15及び50mg/kg/日)において、高用量群(AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ0.7倍及び1.3倍に相当)に軽度の精子運動能低下が報告されている。幼若ラットにおける反復投与試験(100mg/kg/日、22〜35日齢)では、可逆的な精子運動性低下及び可逆的な精子形態変化が、いずれも可逆的な変化として認められた。このときの曝露量は、3カ月齢〜11歳の小児患者(外国人)で認められるAUCの5.9倍であった。
    3.幼若雄ラットにおける反復投与試験(7〜36日齢に50mg/kg/日、37〜55日齢に100mg/kg/日)では、軽度の授胎能低下が認められた。このときの曝露量は、3カ月齢〜11歳の小児患者(外国人)で認められるAUCの5.1倍であった。
    4.雌ラットの妊娠及び授乳期にリネゾリド50mg/kg/日投与群(AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ0.7倍及び1.3倍に相当)において、生後1〜4日における新生仔生存率低下した。
    5.ラットにおける雄性生殖能回復試験(0、50及び100mg/kg/日、9週間投与)において、高用量群(AUCの比較で、ヒトの経口投与及び静脈内投与における曝露量のそれぞれ2.1倍及び4.0倍に相当)で投与4週目のテストステロン値減少がみられたが、回復12週目のテストステロン値に変化はみられていないと報告されている。雄性ラットにおける他の生殖能試験では、テストステロン値の減少は認められていない。
    (取扱い上の注意)
    安定性試験:包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
    (保管上の注意)
    遮光。

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