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硫酸カナマイシン注射液1000mg「明治」基本情報

一般名:カナマイシン硫酸塩注射液

製薬会社:MeijiSeikaファルマ

薬価・規格: 314円(1g1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

アミノグリコシド系抗菌薬詳しく見る

  • 細菌のタンパク質合成を阻害し殺菌的に抗菌作用をあらわす薬
アミノグリコシド系抗菌薬の代表的な商品名
  • 硫酸ストレプトマイシン
  • 硫酸カナマイシン カナマイシン
  • ゲンタシン
  • トロビシン
  • ハベカシン

効能・効果詳しく見る

  • 外傷の二次感染
  • 急性気管支炎
  • 結核症
  • 骨髄炎
  • 子宮付属器炎
  • 手術創の二次感染
  • 腎盂腎炎
  • 中耳炎
  • 乳腺炎
  • 熱傷の二次感染
  • 肺炎
  • 肺結核
  • 百日咳
  • 扁桃炎
  • 膀胱炎
  • リンパ管炎
  • リンパ節炎
  • 深在性皮膚感染症
  • 表在性皮膚感染症
  • 慢性呼吸器病変の二次感染
  • 淋菌感染症

注意すべき副作用詳しく見る

疼痛硬結第8脳神経障害発疹耳鳴難聴眩暈蝸牛機能障害過敏症一過性頭痛

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.肺結核及びその他の結核症に対して使用する場合:カナマイシンとして、1日2g(力価)を朝夕1g(力価)ずつ2回筋肉内注射し、週2日使用するか、又は1日1g(力価)ずつ週3日使用する
  • また必要に応じて局所に投与する
    • 但し、高齢者(60歳以上)には1回0.5〜0.75g(力価)とし、小児あるいは体重の著しく少ないものにあっては適宜減量する
    • なお、肺結核及びその他の結核症に対して使用する場合、原則として他の抗結核薬と併用する
  • 2.その他の場合:カナマイシンとして、1日1〜2g(力価)を、小児には1日体重1kgあたり30〜50mg(力価)を1〜2回に分けて、筋肉内注射する
  • また必要に応じて局所に投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • アミノグリコシド系抗生物質による難聴
    • 難聴

副作用

主な副作用

疼痛硬結発疹過敏症一過性頭痛口唇部のしびれ感腎機能障害BUN上昇クレアチニン上昇浮腫蛋白尿

重大な副作用

第8脳神経障害耳鳴難聴眩暈蝸牛機能障害急性腎障害重篤な腎障害ショック胸内苦悶呼吸困難心悸亢進血圧低下

上記以外の副作用

血尿カリウム異常電解質異常ビタミンK欠乏症状低プロトロンビン血症出血傾向ビタミンB群欠乏症状舌炎口内炎食欲不振神経炎

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 原則禁止
    • アミノグリコシド系抗生物質による難聴
    • 難聴
  • 慎重投与
    • 経口摂取の不良
    • 重症筋無力症
    • 腎機能障害
    • 腎障害
    • 全身状態の悪い
    • 非経口栄養
    • 大量投与
    • 長期間投与
  • 注意
    • 腎機能障害
    • 腎障害
    • 大量投与
    • 長期間投与
    • クエン酸水和物で抗凝固処理した血液を大量輸血された
  • 投与に際する指示
    • 腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
腎障害を起こす恐れのある血液代用剤 腎障害が発現・悪化
デキストラン製剤 腎障害が発現・悪化
ヒドロキシエチルデンプン 腎障害が発現・悪化
腎毒性を有する薬剤 腎障害が発現・悪化
シクロスポリン 腎障害が発現・悪化
アムホテリシンB 腎障害が発現・悪化
ループ利尿剤 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
エタクリン酸 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
フロセミド 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
アゾセミド 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
バンコマイシン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
エンビオマイシン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
白金含有の抗悪性腫瘍剤 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
シスプラチン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
カルボプラチン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
ネダプラチン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
麻酔剤 呼吸抑制
筋弛緩剤 呼吸抑制
ツボクラリン 呼吸抑制
パンクロニウム臭化物 呼吸抑制
ベクロニウム臭化物 呼吸抑制
トルペリゾン 呼吸抑制
A型ボツリヌス毒素 呼吸抑制

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、淋菌感染症、子宮付属器炎、中耳炎、百日咳、肺結核及びその他の結核症。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    扁桃炎、急性気管支炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.肺結核及びその他の結核症に対して使用する場合:カナマイシンとして、1日2g(力価)を朝夕1g(力価)ずつ2回筋肉内注射し、週2日使用するか、又は1日1g(力価)ずつ週3日使用する。また必要に応じて局所に投与する。但し、高齢者(60歳以上)には1回0.5〜0.75g(力価)とし、小児あるいは体重の著しく少ないものにあっては適宜減量する。なお、肺結核及びその他の結核症に対して使用する場合、原則として他の抗結核薬と併用する。
    2.その他の場合:カナマイシンとして、1日1〜2g(力価)を、小児には1日体重1kgあたり30〜50mg(力価)を1〜2回に分けて、筋肉内注射する。また必要に応じて局所に投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
    2.腎障害のある患者には、投与量を減ずるか、投与間隔をあけて使用する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    全国の医療機関より寄せられた症例報告11,224例中、副作用発現は2,252件(20.1%)であり、その主な種類は聴覚障害を含む第8脳神経障害(9.3%)、腎障害(1.4%)、注射部位の疼痛・硬結(1.8%)、発疹(0.5%)等であった(再評価結果)。
    1.重大な副作用
    1).耳鳴、難聴、眩暈等の第8脳神経障害(主として蝸牛機能障害)(5%以上又は頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、投与を中止することが望ましいが、やむを得ず投与を続ける必要がある場合には、慎重に投与する。
    2).急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満)が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、胸内苦悶、呼吸困難、心悸亢進、血圧低下等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).腎臓:(0.1%未満)腎機能障害(BUN上昇、クレアチニン上昇等)[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する]、浮腫、蛋白尿、血尿、カリウム異常等電解質異常。
    2).過敏症:(5%以上又は頻度不明)発疹等[症状が現れた場合には、投与を中止し、再投与が必要な場合(結核症等)には、減感作を行う]。
    3).ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
    4).注射部位:(0.1〜5%未満)注射局所の疼痛又は硬結。
    5).その他:(5%以上又は頻度不明)一過性頭痛、口唇部のしびれ感。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分並びにアミノグリコシド系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者。
    (原則禁忌)
    本人又はその血族がアミノグリコシド系抗生物質による難聴又はその他の難聴のある患者[難聴が発現又は増悪する恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.腎障害のある患者[高い血中濃度が持続し、腎障害が悪化する恐れがあり、また、第8脳神経障害等の副作用が強く現れる恐れがある]。
    2.重症筋無力症の患者[神経筋遮断作用がある]。
    3.高齢者。
    4.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤によるショック、アナフィラキシーの発生を確実に予知できる方法がないので、次の措置をとる。
    1).事前に既往歴等について十分な問診を行う(なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認する)。
    2).投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておく。
    3).投与開始から投与終了後まで、患者を安静の状態に保たせ、十分な観察を行い、特に、投与開始直後は注意深く観察する。
    2.眩暈、耳鳴、難聴等の第8脳神経障害が現れることがあるので慎重に投与する(特に腎機能障害患者、高齢者、長期間投与患者及び大量投与患者等では血中濃度が高くなりやすく、聴力障害の危険性がより大きくなるので、聴力検査を実施することが望ましい)、アミノグリコシド系抗生物質の聴力障害は、高周波音に始まり低周波音へと波及するので、障害の早期発見のために、聴力検査の最高周波数である8kHzでの検査が有用である。
    3.急性腎障害等の重篤な腎障害が現れることがあるので慎重に投与する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.腎障害を起こす恐れのある血液代用剤(デキストラン、ヒドロキシエチルデンプン等)[腎障害が発現・悪化することがあるので、併用は避けることが望ましく、腎障害が発生した場合には、投与を中止し、透析療法等適切な処置を行う(機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中への蓄積、近位尿細管上皮の空胞変性が生じるという報告がある)]。
    2.ループ利尿剤(エタクリン酸、フロセミド、アゾセミド等)[腎障害及び聴器障害が発現・悪化する恐れがあるので、併用は避けることが望ましい(機序は明確ではないが、併用によりアミノグリコシド系抗生物質の血中濃度の上昇、腎への蓄積が起こるという報告がある)]。
    3.腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤(バンコマイシン、エンビオマイシン、白金含有抗悪性腫瘍剤(シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン)等)[腎障害及び聴器障害が発現・悪化する恐れがあるので、併用は避けることが望ましい(両薬剤ともに腎毒性、聴器毒性を有するが相互作用の機序は不明)]。
    4.麻酔剤、筋弛緩剤(ツボクラリン、パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物、トルペリゾン、A型ボツリヌス毒素等)[呼吸抑制が現れる恐れがあるので、呼吸抑制が現れた場合には、必要に応じ、コリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与等の適切な処置を行う(両薬剤ともに神経筋遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強される)]。
    5.腎毒性を有する薬剤(シクロスポリン、アムホテリシンB等)[腎障害が発現・悪化する恐れがある(両薬剤ともに腎毒性を有するが、相互作用の機序は不明)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    1.本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続する恐れがあり、第8脳神経障害、腎障害等の副作用が現れやすい。
    2.高齢者では、ビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[新生児に第8脳神経障害が現れる恐れがある]。
    2.本剤投与中は授乳を避けさせることが望ましい[ヒト母乳中へ移行する]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。
    (過量投与)
    1.過量投与時の徴候、症状:腎障害、聴覚障害、前庭障害、神経筋遮断症状、呼吸麻痺が現れることがある。
    2.過量投与時の処置:血液透析、腹膜透析による薬剤の除去を行う。過量投与による神経筋遮断症状、呼吸麻痺に対してはコリンエステラーゼ阻害剤、カルシウム製剤の投与又は機械的呼吸補助を行う。
    (適用上の注意)
    1.アンプルカット時:本剤はワンポイントアンプルであるが、異物混入を避けるため、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭したのちカットすることが望ましい。
    2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に注意する。
    1).筋肉内注射時同一部位への反復注射はなるべく行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
    2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。なお、注射針を刺入したとき、神経に当たったと思われるような激痛を訴えた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
    3).筋肉内注射時、注射器の内筒を軽くひき、血液の逆流がないことを確かめて注射する。
    4).筋肉内注射時、硬結を来すことがあるので、筋肉内注射直後は局所を十分にもむ。
    3.局所投与時:局所投与する場合には、長期間連用しない。
    (その他の注意)
    クエン酸水和物で抗凝固処理した血液を大量輸血された患者にアミノグリコシド系抗生物質を投与すると、投与経路にかかわらず、神経筋遮断症状、呼吸麻痺が現れることがある。
    (取扱い上の注意)
    他剤との混注は、着色や力価の低下を来すことがあるので避ける。

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