処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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アセチルスピラマイシン錠200の基本情報
基本情報
細菌のタンパク質合成を阻害し細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわす薬
- エリスロシン
- クラリス,クラリシッド
- ジスロマック
- ジョサマイ,ジョサマイシン
- アセチルスピラマイシン
- 咽頭炎
- 外傷の二次感染
- 急性気管支炎
- 喉頭炎
- 骨髄炎
- 子宮付属器炎
- 手術創の二次感染
- 猩紅熱
- 中耳炎
- 乳腺炎
- 熱傷の二次感染
- 肺炎
- 梅毒
- 肺膿瘍
- 麦粒腫
- 扁桃炎
- 慢性膿皮症
- リンパ管炎
- リンパ節炎
- 涙嚢炎
- 深在性皮膚感染症
- 表在性皮膚感染症
- 慢性呼吸器病変の二次感染
- スピラマイシン酢酸エステルとして1回200mg(力価)を1日4〜6回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 肝機能障害
- 腎機能障害
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、梅毒、子宮付属器炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、猩紅熱。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。
スピラマイシン酢酸エステルとして1回200mg(力価)を1日4〜6回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。
承認時及び1970年2月までの副作用頻度調査において、5,903例中、副作用の発現例は180例(発現率3.0%)であった。主な副作用は食欲不振60件(1.0%)、悪心・嘔吐37件(0.6%)、皮膚発疹・発赤27件(0.5%)、下痢14件(0.2%)、胃部不快感10件(0.2%)等であった。
次記のような副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う。
1.過敏症:(0.1〜5%未満)発疹・発赤[投与を中止する]。
2.消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、悪心・嘔吐、下痢、胃部不快感、(0.1%未満)軟便、口内炎、(頻度不明)胃部圧迫感。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
肝機能障害又は腎機能障害のある患者[体内貯留が延長する恐れがある]。
(高齢者への投与)
高齢者では肝機能、腎機能が低下していることが多く、体内貯留の延長の恐れがあるので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人に投与する場合には授乳を避けさせることが望ましい[母乳中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全性は確立していない。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
フェニルヒドラジン反応(Porter−Silver反応)が陽性になることがある。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
密閉容器。
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