処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
※キーワードをスペースで区切るとAND検索に、半角の「|」で挟むとOR検索になります
パンスポリンT錠200の基本情報
基本情報
- 咽頭炎
- 外傷の二次感染
- 角膜炎
- 角膜潰瘍
- 急性気管支炎
- 喉頭炎
- 肛門周囲膿瘍
- 手術創の二次感染
- 腎盂腎炎
- 中耳炎
- 乳腺炎
- 尿道炎
- 熱傷の二次感染
- 肺炎
- 麦粒腫
- 副鼻腔炎
- 扁桃炎
- 膀胱炎
- 瞼板腺炎
- 慢性膿皮症
- リンパ管炎
- リンパ節炎
- 涙嚢炎
- 深在性皮膚感染症
- 表在性皮膚感染症
- 慢性呼吸器病変の二次感染
- 1.表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎の場合:セフォチアム ヘキセチル塩酸塩として1日300〜600mg(力価)を3回に分割して経口投与する
- 2.慢性呼吸器病変の二次感染の場合:セフォチアム ヘキセチル塩酸塩として1日600〜1200mg(力価)を3回に分割して経口投与する
- なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる症状には1日1200mg(力価)を3回に分割して経口投与する
副作用
注意事項
- 禁止
- ショック
- 原則禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- アレルギー
- 過敏症
- 気管支喘息
- 経口摂取の不良
- 高度腎障害
- 食道通過障害
- 蕁麻疹
- 全身状態の悪い
- 発疹
- 非経口栄養
- 投与に際する指示
- 高度腎障害
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
1.表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染。
2.乳腺炎、肛門周囲膿瘍。
3.咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染。
4.膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎。
5.涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)。
6.中耳炎、副鼻腔炎。
1.表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎の場合:セフォチアム ヘキセチル塩酸塩として1日300〜600mg(力価)を3回に分割して経口投与する。
2.慢性呼吸器病変の二次感染の場合:セフォチアム ヘキセチル塩酸塩として1日600〜1200mg(力価)を3回に分割して経口投与する。
なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる症状には1日1200mg(力価)を3回に分割して経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.高度腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与する。
2.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめる。
承認時までの調査では、2,818例中214例(7.6%)に、製造販売後の使用成績調査(再審査終了時点)では8,608例中116例(1.3%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。
次の副作用は前記の調査あるいは自発報告等で認められたものである。
1.重大な副作用
1).ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身潮紅・全身蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).セフォチアム塩酸塩で、急性腎不全等の重篤な腎障害(0.1%未満)が現れることが報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
3).顆粒球減少(0.1%未満)が現れることがあり、また、セフォチアム塩酸塩で、溶血性貧血(0.1%未満)が現れることが報告されているので、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
4).偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。
5).発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群(0.1%未満)等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
6).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
7).AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱、(0.1%未満)リンパ腺腫脹、関節痛[このような場合には投与を中止し適切な処置を行う]。
2).腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、(0.1%未満)クレアチニン上昇。
3).血液:(0.1〜5%未満)貧血、好酸球増多、(0.1%未満)血小板減少。
4).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇。
5).消化器:(0.1〜5%未満)下痢、腹痛、悪心、嘔吐、胸やけ、食欲不振、胃部不快感、胃痛、腹部膨満感、便秘。
6).菌交代症:(0.1%未満)口内炎、カンジダ症。
7).ビタミン欠乏症:(0.1%未満)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
8).その他:(0.1〜5%未満)眩暈、頭痛、しびれ、胸痛、倦怠感、顔面浮腫等の浮腫。
(禁忌)
本剤の成分又はセフォチアム塩酸塩によるショックの既往歴のある患者。
(原則禁忌)
本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
3.高度腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある]。
4.食道通過障害のある患者[食道に停留し、崩壊すると食道潰瘍を起こす恐れがある]。
5.高齢者。
6.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
(重要な基本的注意)
ショックが現れる恐れがあるので、十分な問診を行う。
(高齢者への投与)
次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
1.高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用が発現しやすい。
2.高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがある。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
1.テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意する。
2.直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意する。
(適用上の注意)
1.服用時:食道に停留し、崩壊すると食道潰瘍を起こす恐れがあるので、多めの水で服用させ、特に就寝直前の服用等には注意する。
2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
1.注意:本剤は苦味防止の目的でフィルムコーティング錠としているため、粉砕して使用しない。
2.貯法:内袋開封後はPTP包装のまま保存し、服用時にPTPから取り出すよう指示する[本品は高防湿性のPTPと乾燥剤入りのアルミ箔の内袋により品質保持をはかっている]。
3.使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。
(保管上の注意)
内袋開封後はPTP包装のまま保存し、服用時にPTPから取り出すよう指示する。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。