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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ケフラール細粒小児用100mgの基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
44.3円(100mg1g)
添付文書

基本情報

薬効分類
セフェム系抗菌薬

細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬

セフェム系抗菌薬
  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
効能・効果
  • 咽頭炎
  • 外傷の二次感染
  • 顎炎
  • 急性気管支炎
  • 喉頭炎
  • 歯冠周囲炎
  • 歯周組織炎
  • 手術創の二次感染
  • 猩紅熱
  • 腎盂腎炎
  • 中耳炎
  • 乳腺炎
  • 熱傷の二次感染
  • 肺炎
  • 麦粒腫
  • 扁桃炎
  • 膀胱炎
  • 慢性膿皮症
  • リンパ管炎
  • リンパ節炎
  • 深在性皮膚感染症
  • 表在性皮膚感染症
  • 慢性呼吸器病変の二次感染
注意すべき副作用
腹痛 、 下痢 、 AST上昇 、 GOT上昇 、 ALT上昇 、 GPT上昇 、 発疹 、 悪心 、 呼吸困難 、 急性腎障害
用法・用量(主なもの)
  • 幼小児にはセファクロルとして体重kgあたり1日20〜40mg(力価)を3回に分割して経口投与する
    • なお、年齢、体重、症状等に応じ適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 過敏症

副作用

主な副作用
腹痛 、 下痢 、 AST上昇 、 GOT上昇 、 ALT上昇 、 GPT上昇 、 発疹 、 悪心 、 過敏症 、 リンパ腺腫脹 、 関節痛
重大な副作用
呼吸困難 、 急性腎障害 、 重篤な腎障害 、 汎血球減少 、 無顆粒球症 、 血小板減少 、 中毒性表皮壊死融解症 、 Toxic Epidermal Necrolysis 、 TEN 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 間質性肺炎 、 PIE症候群 、 発熱 、 咳嗽 、 胸部X線異常 、 好酸球増多 、 肝機能障害 、 黄疸 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 著しいAl−P上昇 、 溶血性貧血 、 ショック 、 アナフィラキシー 、 喘鳴 、 全身潮紅 、 浮腫 、 偽膜性大腸炎 、 血便 、 重篤な大腸炎 、 頻回の下痢
上記以外の副作用
食欲不振 、 菌交代症 、 口内炎 、 カンジダ症 、 ビタミンK欠乏症状 、 低プロトロンビン血症 、 出血傾向 、 ビタミンB群欠乏症状 、 舌炎 、 神経炎 、 Al−P上昇 、 貧血 、 蕁麻疹 、 紅斑 、 そう痒 、 顆粒球減少 、 赤血球減少 、 ヘモグロビン減少 、 ヘマトクリット減少 、 BUN上昇 、 血清クレアチニン上昇 、 嘔吐 、 胃不快感 、 胸やけ 、 頭痛 、 眩暈

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 原則禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • アレルギー
    • 過敏症
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 高度腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 発疹
    • 非経口栄養
  • 投与に際する指示
    • 高度腎障害

相互作用

処方理由

セフェム系抗菌薬
この薬をファーストチョイスする理由(2018年10月更新)
  • ・第3世代セフェムはバイオアベイラビリティが悪く、効くとは思えない。第1世代セフェムではケフラールには血清病の副作用があり、ケフレックスの方がbetterと効くが今まで行った施設で採用されていたことが少ないのでケフラールが多いです。蜂窩織炎、膀胱炎のfirst choiceに、また腎盂腎炎で入院継続できない人のde−escalationの際に使っている。(30歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)

  • ・ピボキシル基を有する抗菌剤はバイオアベイラビリティが低いことが分かったので、ケフラールやケフレックスといった古い抗菌剤を見直して処方するようにした。(40歳代病院勤務医、小児科)

  • ・投与目的がはっきりしており消化管合併症も少ない。生態利用率も高い。(40歳代病院勤務医、腎臓内科)

  • ・経口セフェムの中ではバイオアベイラビリティがよい。一般的な黄色ブドウ球菌や大腸菌をカバーしているので過不足ない。(20歳代病院勤務医、上記以外の内科系診療科)

  • ・陽性球菌への強さ、耐性菌誘導の弱さ、副作用の少なさ、そしてコスパ…どれをとっても非常に有用な薬剤と思います。(50歳代病院勤務医、一般内科)

セフェム系抗菌薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年3月更新)
  • ・あまりセフェム系の抗菌薬は出さないが、出す場合も第一世代で十分と思われるケースがほとんど。(50歳代開業医、一般内科)

  • ・バイオアベイラビリティが高く、価格も控えめなので。(30歳代病院勤務位、一般内科)

  • ・抗菌薬の適正使用が強く求められるようになりました。皮膚感染や尿路感染にはケフラールで十分有効です。メイアクト、トミロン、フロモックスの処方は当院では激減しています。(50歳代病院勤務医、小児科)

  • ・セフェム系の中ではバイオアベイラビリティが高くて有効性が高いと考えているから。(50歳代病院勤務医、一般内科)

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管炎・リンパ節炎、慢性膿皮症。
2.外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎。
3.咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染。
4.膀胱炎、腎盂腎炎。
5.麦粒腫。
6.中耳炎。
7.歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎。
8.猩紅熱。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎への使用にあたっては、「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与する。

用法・用量(添付文書全文)

幼小児にはセファクロルとして体重kgあたり1日20〜40mg(力価)を3回に分割して経口投与する。なお、年齢、体重、症状等に応じ適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめる。

副作用(添付文書全文)

承認時における安全性評価対象例778例中、臨床検査値の異常変動を含む副作用は26例(3.3%)に認められた。再審査終了時における安全性評価対象例7,672例中、臨床検査値の異常変動を含む副作用は112例(1.46%)に認められた。
[副作用の発現頻度は、セファクロル製剤(セファクロルカプセル・細粒・複合顆粒)の承認時、再審査終了時の成績及び自発報告等に基づく]。
1.重大な副作用
1).ショック、アナフィラキシー(0.1%未満):ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、喘鳴、全身潮紅、浮腫等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).急性腎障害(頻度不明):急性腎障害等の重篤な腎障害が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
3).汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少(頻度不明):汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
4).偽膜性大腸炎(0.1%未満):偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が現れることがあるので、腹痛、頻回の下痢が現れた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行う。
5).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
6).間質性肺炎、PIE症候群(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
7).肝機能障害、黄疸(頻度不明):著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいAl−P上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.重大な副作用(類薬)
溶血性貧血:他のセフェム系抗生物質で溶血性貧血が現れることが報告されているので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
3.その他の副作用
1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)蕁麻疹、紅斑、そう痒、発熱等、(頻度不明)リンパ腺腫脹、関節痛[症状(異常)が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).血液:(0.1%未満)顆粒球減少、貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少)、血小板減少、好酸球増多等[症状(異常)が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、(0.1%未満)Al−P上昇、(頻度不明)黄疸[症状(異常)が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
4).腎臓:(0.1%未満)BUN上昇、血清クレアチニン上昇。
5).消化器:(0.1〜5%未満)悪心、下痢、腹痛、(0.1%未満)嘔吐、胃不快感、胸やけ、食欲不振等。
6).菌交代症:(頻度不明)口内炎、カンジダ症。
7).ビタミン欠乏症:(頻度不明)ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)。
8).その他:(0.1%未満)頭痛、眩暈等。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(原則禁忌)
セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者。
3.高度腎障害のある患者[血中濃度が持続するので、投与量を減らすか、投与間隔をあけて使用する]。
4.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状が現れることがあるので観察を十分に行う]。
(重要な基本的注意)
ショックが現れる恐れがあるので、十分な問診を行う。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
1.テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意する。
2.直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意する。
(適用上の注意)
調製方法:牛乳、ジュース等に懸濁したまま放置しないように注意する。
(保管上の注意)
遮光・気密容器(経時的に退色することがある)。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。