日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ツムラ抑肝散エキス顆粒(医療用)の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
10.9円(1g)
添付文書

基本情報

薬効分類
漢方製剤(概論)

自然由来の生薬(しょうやく)から構成され、日本で独自に発展を遂げた伝統医学である漢方医学による治療などに使われる薬

漢方製剤(概論)
  • 葛根湯(カッコントウ):ツムラ葛根湯、クラシエ葛根湯など
  • 大建中湯(ダイケンチュウトウ):ツムラ大建中湯、コタロー大建中湯
  • 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ):ツムラ芍薬甘草湯、クラシエ芍薬甘草湯など
  • 補中益気湯(ホチュウエッキトウ):ツムラ補中益気湯、クラシエ補中益気湯など
  • 六君子湯(リックンシトウ):ツムラ六君子湯、クラシエ六君子湯など
  • 抑肝散(ヨクカンサン):ツムラ抑肝散、オースギ抑肝散料など
  • 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン):ツムラ牛車腎気丸
  • 加味逍遙散(カミショウヨウサン):ツムラ加味逍遙散、クラシエ加味逍遙散料など
  • 小青竜湯(ショウセイリュウトウ):ツムラ小青竜湯、クラシエ小青竜湯など
  • 麦門冬湯(バクモンドウトウ):ツムラ麦門冬湯、クラシエ麦門冬湯など
効能・効果
  • 神経症
  • 不眠症
  • 小児疳症
  • 小児夜なき
注意すべき副作用
肝機能異常 、 食欲不振 、 胃部不快感 、 悪心 、 下痢 、 傾眠 、 倦怠感 、 間質性肺炎 、 発熱 、 咳嗽
用法・用量(主なもの)
  • 1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する
    • なお、年齢、体重、症状により適宜増減する

副作用

主な副作用
肝機能異常 、 食欲不振 、 胃部不快感 、 悪心 、 下痢 、 傾眠 、 倦怠感 、 過敏症 、 発疹 、 発赤 、 そう痒
重大な副作用
間質性肺炎 、 発熱 、 咳嗽 、 呼吸困難 、 肺音異常 、 偽アルドステロン症 、 低カリウム血症 、 血圧上昇 、 ナトリウム貯留 、 体液貯留 、 浮腫 、 体重増加 、 ミオパシー 、 横紋筋融解症 、 脱力感 、 筋力低下 、 筋肉痛 、 四肢痙攣 、 四肢麻痺 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 肝機能障害 、 黄疸 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 著しいAl−P上昇 、 著しいγ−GTP上昇 、 心不全 、 急激な体重増加 、 心不全症状 、 息切れ 、 心胸比拡大 、 胸水

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 悪心
    • 嘔吐
    • 食欲不振
    • 著しく胃腸虚弱
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
カンゾウ含有製剤
偽アルドステロン症
グリチルリチン製剤
偽アルドステロン症
カンゾウ含有製剤
低カリウム血症
グリチルリチン製剤
低カリウム血症
カンゾウ含有製剤
ミオパシー
グリチルリチン製剤
ミオパシー

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症。

用法・用量(添付文書全文)

1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

副作用発生状況の概要:副作用発現頻度調査(2012年10月〜2014年3月)において、3,141例中、136例(4.3%)162件に臨床検査値の異常を含む副作用が報告された。
1.重大な副作用
1).間質性肺炎(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常等が現れた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、速やかに胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
2).偽アルドステロン症(頻度不明):低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム貯留・体液貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症が現れることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行う。
3).心不全(0.1%未満):心不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、体液貯留、急激な体重増加、心不全症状・徴候(息切れ、心胸比拡大、胸水等)が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
4).ミオパシー、横紋筋融解症(頻度不明):低カリウム血症の結果として、ミオパシー、横紋筋融解症が現れることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢痙攣・四肢麻痺、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行う。
5).肝機能障害、黄疸(頻度不明):著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいAl−P上昇、著しいγ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1%未満)発疹、発赤、そう痒等[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
2).肝臓:(0.1〜5%未満)肝機能異常。
3).消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等。
4).精神神経系:(0.1〜5%未満)傾眠。
5).その他:(0.1〜5%未満)低カリウム血症、浮腫、血圧上昇、倦怠感。

使用上の注意(添付文書全文)

(慎重投与)
1.著しく胃腸虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等が現れることがある]。
2.食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与する。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避ける。
2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止する。
3.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意する。
(相互作用)
併用注意:カンゾウ含有製剤、グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤[偽アルドステロン症が現れやすくなり、また、低カリウム血症の結果として、ミオパシーが現れやすくなる(グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない[使用経験が少ない]。
(保管上の注意)
遮光・気密容器。

処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。