処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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オースギ八味地黄丸料エキスT錠の基本情報
基本情報
自然由来の生薬(しょうやく)から構成され、日本で独自に発展を遂げた伝統医学である漢方医学による治療などに使われる薬
- 葛根湯(カッコントウ):ツムラ葛根湯、クラシエ葛根湯など
- 大建中湯(ダイケンチュウトウ):ツムラ大建中湯、コタロー大建中湯
- 芍薬甘草湯(シャクヤクカンゾウトウ):ツムラ芍薬甘草湯、クラシエ芍薬甘草湯など
- 補中益気湯(ホチュウエッキトウ):ツムラ補中益気湯、クラシエ補中益気湯など
- 六君子湯(リックンシトウ):ツムラ六君子湯、クラシエ六君子湯など
- 抑肝散(ヨクカンサン):ツムラ抑肝散、オースギ抑肝散料など
- 牛車腎気丸(ゴシャジンキガン):ツムラ牛車腎気丸など
- 加味逍遙散(カミショウヨウサン):ツムラ加味逍遙散、クラシエ加味逍遙散料など
- 小青竜湯(ショウセイリュウトウ):ツムラ小青竜湯、クラシエ小青竜湯など
- 麦門冬湯(バクモンドウトウ):ツムラ麦門冬湯、クラシエ麦門冬湯など
- かゆみ
- しびれ
- 排尿困難
- 頻尿
- むくみ
- 腰痛
- 下肢痛
- 老人のかすみ目
- 通常、成人1日18錠を2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する
- なお、年齢、体重、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 注意
- 悪心
- 嘔吐
- 食欲不振
- 体力の充実している
- 著しく胃腸虚弱
- 暑がりでのぼせが強く赤ら顔
- 希望禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 注意
- 授乳婦
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
相互作用
処方理由
添付文書
疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇がある次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ。
通常、成人1日18錠を2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹、発赤、そう痒等。
2). 肝臓:(頻度不明)肝機能異常(AST上昇、ALT上昇、T−Bil上昇等)。
3). 消化器:(頻度不明)食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘等。
4). その他:(頻度不明)心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ等。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
8.2. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意し、ブシを含む製剤との併用には、特に注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 体力の充実している患者:副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。
9.1.2. 暑がりでのぼせが強く赤ら顔の患者:心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれることがある。
9.1.3. 著しく胃腸虚弱な患者:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、便秘等があらわれることがある。
9.1.4. 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者:これらの症状が悪化するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(本剤に含まれるボタンピにより流早産の危険性があり、またブシ末の副作用があらわれやすくなる)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
慎重に投与すること(本剤にはブシ末が含まれている)。
(高齢者)
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(取扱い上の注意)
20.1. 本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
20.2. 開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
20.3. 本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。
(保管上の注意)
室温保存。
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