基本情報

薬効分類

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)詳しく見る

  • 抗ヒスタミン作用(体内物質ヒスタミンの働きを抑える作用)によりアレルギー反応を抑え蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善する薬
抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)の代表的な商品名
  • アレジオン
  • アレグラ
  • アレロック
  • レスタミン
  • ポララミン
  • クラリチン
  • ザイザル
  • デザレックス
  • ビラノア
  • ルパフィン

効能・効果詳しく見る

  • アレルギー性鼻炎
  • 湿疹・皮膚炎のそう痒
  • 蕁麻疹
  • 皮膚疾患のそう痒
  • 皮膚そう痒症のそう痒

注意すべき副作用詳しく見る

眠気倦怠感腹痛口渇嘔気嘔吐発疹白血球増多AST上昇GOT上昇

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 成人:ロラタジンとして1回10mg(ドライシロップとして1g)を1日1回、食後に用時溶解して経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
  • 小児:3歳以上7歳未満の小児にはロラタジンとして1回5mg(ドライシロップとして0.5g)、7歳以上の小児にはロラタジンとして1回10mg(ドライシロップとして1g)を1日1回、食後に用時溶解して経口投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

眠気倦怠感腹痛口渇嘔気嘔吐発疹白血球増多AST上昇GOT上昇ALT上昇

重大な副作用

ショックアナフィラキシーチアノーゼ呼吸困難血圧低下血管浮腫てんかん発作痙攣肝機能障害黄疸著しいAST上昇著しいALT上昇著しいγ−GTP上昇著しいAl−P上昇著しいLDH上昇著しいビリルビン上昇

上記以外の副作用

GPT上昇γ−GTP上昇Al−P上昇眩暈頭痛ビリルビン値上昇蛋白尿BUN上昇好酸球増多白血球減少好中球減少単球増多リンパ球減少リンパ球増多ヘマトクリット減少ヘモグロビン減少好塩基球増多血小板減少好中球増多尿糖胃炎過敏症発赤脱毛尿閉不正子宮出血胸痛便秘浮腫咽頭痛鼻乾燥感下痢口唇乾燥口内炎蕁麻疹紅斑そう痒動悸頻脈眼球乾燥耳鳴難聴ほてり顔面浮腫四肢浮腫味覚障害月経不順胸部不快感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 腎障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
エリスロマイシン ロラタジン及び活性代謝物<DCL>の血漿中濃度の上昇
シメチジン ロラタジン及び活性代謝物<DCL>の血漿中濃度の上昇

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒。

    用法・用量(添付文書全文)

    成人:ロラタジンとして1回10mg(ドライシロップとして1g)を1日1回、食後に用時溶解して経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
    小児:3歳以上7歳未満の小児にはロラタジンとして1回5mg(ドライシロップとして0.5g)、7歳以上の小児にはロラタジンとして1回10mg(ドライシロップとして1g)を1日1回、食後に用時溶解して経口投与する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    <成人>
    クラリチン錠10mg承認時までの臨床試験で、副作用は1,653例中173例(10.5%)に認められた。主なものは、眠気105件(6.4%)、倦怠感23件(1.4%)、腹痛15件(0.9%)、口渇15件(0.9%)、嘔気・嘔吐9件(0.5%)であった。また、臨床検査値の異常変動は1,482例中72例(4.9%)に認められた。主なものは、ALT(GPT)上昇13件(0.9%)、AST(GOT)上昇10件(0.7%)であった。
    製造販売後調査(使用成績調査及び特別調査)では7,049例中110例(1.6%)に副作用が認められた。主なものは、眠気52件(0.7%)、腹痛7件(0.1%)、口渇6件(0.1%)、便秘5件(0.1%)であった[再審査終了時]。
    製造販売後臨床試験では104例中5例(4.8%)に副作用が認められた。主なものは、眠気2件(1.9%)であった[再審査終了時]。
    <小児>
    承認時までの小児臨床試験で、副作用は197例中10例(5.1%)に認められた。主なものは、眠気7件(3.6%)、腹痛2件(1.0%)であった。また、臨床検査値の異常変動は197例中6例(3.0%)に認められた。主なものは、ALT(GPT)上昇2件(1.0%)、AST(GOT)上昇2件(1.0%)であった。
    特定使用成績調査では774例中6例(0.8%)に副作用が認められた。主なものは、発疹2件(0.3%)であった[再審査終了時]。
    製造販売後臨床試験では157例中6例(3.8%)に副作用が認められた。主なものは、白血球増多2件(1.3%)であった[再審査終了時]。
    1.重大な副作用
    1).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、チアノーゼ、呼吸困難、血圧低下、血管浮腫等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).てんかん(頻度不明):てんかんの既往のある患者で本剤投与後にてんかん発作が現れたとの報告があるので使用に際しては十分な問診を行う。
    3).痙攣(頻度不明):痙攣が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).肝機能障害、黄疸(頻度不明):著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)、著しいγ−GTP上昇、著しいAl−P上昇、著しいLDH上昇、著しいビリルビン上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、投与中止等の適切な処置を行う。
    1).精神神経系:(1%以上)眠気、(0.1〜1%未満)倦怠感、眩暈、頭痛。
    2).呼吸器:(0.1%未満)咽頭痛、鼻乾燥感。
    3).消化器:(0.1〜1%未満)腹痛、口渇、嘔気・嘔吐、(0.1%未満)下痢、便秘、口唇乾燥、口内炎、(頻度不明)胃炎。
    4).過敏症:(0.1〜1%未満)発疹、(0.1%未満)蕁麻疹、紅斑、そう痒、(頻度不明)発赤。
    5).皮膚:(頻度不明)脱毛。
    6).肝臓:(0.1〜1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、ビリルビン値上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇。
    7).腎臓:(0.1〜1%未満)蛋白尿、BUN上昇、(頻度不明)尿閉。
    8).循環器:(0.1%未満)動悸、頻脈。
    9).血液:(0.1〜1%未満)好酸球増多、白血球減少、好中球減少、単球増多、リンパ球減少、白血球増多、リンパ球増多、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、好塩基球増多、血小板減少、好中球増多。
    10).その他:(0.1〜1%未満)尿糖、(0.1%未満)眼球乾燥、耳鳴、難聴、ほてり、浮腫(顔面浮腫・四肢浮腫)、味覚障害、月経不順、胸部不快感、(頻度不明)不正子宮出血、胸痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.肝障害のある患者[ロラタジンの血漿中濃度が上昇する恐れがある]。
    2.腎障害のある患者[ロラタジン及び活性代謝物descarboethoxyloratadine(DCL)の血漿中濃度が上昇する恐れがある]。
    3.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤を季節性の患者に投与する場合は、好発季節を考えて、その直前から投与を開始し、好発季節終了時まで続けることが望ましい。
    2.本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する。
    (相互作用)
    ロラタジンから活性代謝物(DCL)への代謝にはCYP3A4及びCYP2D6の関与が確認されている。
    併用注意:エリスロマイシン、シメチジン[ロラタジン及び活性代謝物<DCL>の血漿中濃度の上昇が認められるので、患者の状態を十分に観察するなど注意する(薬物代謝酵素(CYP3A4、CYP2D6)阻害作用を有する医薬品との併用により、ロラタジンから活性代謝物(DCL)への代謝が阻害され、ロラタジンの血漿中濃度が上昇する[活性代謝物(DCL)の血漿中濃度が上昇する機序は不明])]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能(肝、腎等)が低下しており、高い血中濃度が持続する恐れがあるので、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、投与を避けることが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、動物試験(ラット、ウサギ)で催奇形性は認められないが、ラットで胎仔への移行が報告されている]。
    2.授乳中の婦人には、投与を避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[ヒト母乳中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児又は3歳未満の幼児に対する安全性は確立していない[使用経験がない]。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    本剤は、アレルゲン皮内反応を抑制するため、アレルゲン皮内反応検査を実施する3〜5日前より本剤の投与を中止する。
    (過量投与)
    1.徴候、症状:海外において、過量投与(40mgから180mg)により眠気、頻脈、頭痛が報告されている。
    2.処置:過量投与時には、一般的な薬物除去法(胃洗浄、活性炭投与等)により、本剤を除去し、また、必要に応じて対症療法を行う(なお、本剤は血液透析によって除去できない)。
    (適用上の注意)
    調製時:用時調製して用いる製剤であるため、調製後は速やかに使用する。
    (保管上の注意)
    気密。

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