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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

プランルカスト錠225mg「TYK」の基本情報

後発品(加算対象)
一般名
製薬会社
薬価・規格
41.3円(225mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
ロイコトリエン受容体拮抗薬

体内のアレルギー反応などに関わるロイコトリエンの働きを抑えることで、気管支を広げ喘息による咳の発作を予防したり、アレルギー性鼻炎などを治療する薬

ロイコトリエン受容体拮抗薬
  • オノン
  • キプレス シングレア
効能・効果
  • アレルギー性鼻炎
  • 気管支喘息
注意すべき副作用
ショック 、 アナフィラキシー 、 血圧低下 、 意識障害 、 呼吸困難 、 発疹 、 白血球減少 、 発熱 、 咽頭痛 、 頭痛
用法・用量(主なもの)
  • プランルカスト水和物として1日量450mgを朝食後及び夕食後の2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
頭痛 、 倦怠感 、 出血 、 AST上昇 、 GOT上昇 、 ALT上昇 、 GPT上昇 、 過敏症 、 そう痒 、 蕁麻疹 、 多形滲出性紅斑
重大な副作用
ショック 、 アナフィラキシー 、 血圧低下 、 意識障害 、 呼吸困難 、 発疹 、 白血球減少 、 発熱 、 咽頭痛 、 全身倦怠感 、 血小板減少 、 紫斑 、 鼻出血 、 歯肉出血 、 出血傾向 、 肝機能障害 、 黄疸 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 間質性肺炎 、 好酸球性肺炎 、 咳嗽 、 胸部X線異常 、 好酸球増加 、 横紋筋融解症 、 筋肉痛 、 脱力感 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 急性腎障害
上記以外の副作用
眠気 、 眩暈 、 不眠 、 しびれ 、 味覚異常 、 震え 、 痙攣 、 興奮 、 不安 、 嘔気 、 腹痛 、 胃部不快感 、 下痢 、 嘔吐 、 胸やけ 、 食欲不振 、 便秘 、 腹部膨満感 、 口内炎 、 舌炎 、 舌しびれ 、 不整脈 、 頻脈 、 心房細動 、 期外収縮 、 動悸 、 潮紅 、 ビリルビン上昇 、 アルカリホスファターゼ上昇 、 関節痛 、 四肢痛 、 こわばり 、 蛋白尿 、 尿潜血 、 頻尿 、 尿量減少 、 排尿障害 、 BUN上昇 、 胸部絞扼感 、 浮腫 、 トリグリセリド上昇 、 好酸球増多 、 咽喉頭異常感 、 口渇 、 耳鳴 、 尿沈渣陽性 、 脱毛 、 生理不順 、 乳房腫脹 、 乳房硬結 、 乳房痛 、 女性化乳房

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 注意
    • 長期ステロイド療法
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤
本剤及びこれらの薬剤の血中濃度が上昇
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤
本剤の血中濃度が上昇
イトラコナゾール
本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン
本剤の血中濃度が上昇

処方理由

ロイコトリエン受容体拮抗薬
この薬をファーストチョイスする理由(2019年9月更新)
  • ・良く効きます。DSなので、体重換算して処方しやすいことと減量のテーパリングがやりやすい。目立った副作用はない。少なくとも私は経験がない。(50歳代開業医、小児科)

  • ・1日2回の内服なので、面倒ではあるが、自分で使用してみて(気管支喘息)これが最も効果があった。(60歳代その他、救急科)

  • ・ロイコトリエン受容体拮抗薬として最初に世に出た薬剤で、気管支喘息などによく投与していました。その後モンテルカストが現れましたが、プランルカストとそれほどの差はないように感じましたので、今まで同様プランルカストを使用しています。(60歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・幼小児でも使いやすい。継続的使用だけでなく、短期的にも使用している。長期的使用ではモンテルカストの方がチュアブル剤があり使用頻度が高い。(60歳代診療所勤務医、小児科)

  • ・モンテルカストより服用錠数も回数も多いが、特に喘息患者さんにプランルカストの方が効果が高いように患者さんの反応を見て思っている。(40歳代診療所勤務医、循環器内科)

  • ・副作用がないので自分自身が長く服用しています。効き方はマイルドで速効性とか強力なものではないけど,安心して使っています。(50歳代病院勤務医、病理科)

  • ・処方した患者さんに特に有害事象と思われるような症状が現れたこともなく、効果も確実ですので、処方し続けています。(50歳代病院勤務医、呼吸器外科)

ロイコトリエン受容体拮抗薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年4月更新)
  • ・比較的薬価が安いためです。また、1日2回ではありますが、効果はしっかりとしています。(50歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・1歳未満の乳児にも使用できるし、患者の体重により投与量を増減できる点が優れている。(50歳代病院勤務医、小児科)

  • ・1000例以上使用していますが、きっちり使った場合、モンテルカストよりもプランルカストの効果の方が少し強い印象を持っています。ただ、最近はコンプライアンスを考えて、新規患者にはモンテルカストを使うことが多くなってきました。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・モンテルカストの方が服薬回数が少なくて済むので、一時期よく使っていた。しかし、喘息の患者さんなどに実際使ってみるとプランルカストの方が、効果があるように思われる。服薬回数も錠数も多いデメリットはあるが。(40歳代診療所勤務医、循環器内科)

  • ・アレルギー性鼻炎の鼻閉に自分自身で使ってみたら、症状の改善を実感したので。(50歳代病院勤務医、一般外科)

ロイコトリエン受容体拮抗薬
この薬をファーストチョイスする理由(2015年11月更新)
  • ・2カプセル分2と投与法が他に比べて面倒であるが、効果は安定しているので用い続けている。(50代診療所勤務医、一般内科)

  • ・2錠分2で済む後発の錠剤が出たため。(40代診療所勤務医、総合診療科)

  • ・古くからある薬ですし、1日2回投与であるため、他の気管支拡張薬と併用しやすい。(50代勤務医、循環器内科)

  • ・プランルカストはモンテルカストに比べて服用数が多く、処方の際に抵抗を感じるのですが、特に喘息においてはプランルカストの方が自覚症状が改善している感触があり、プランルカストを処方しています。徐放剤があるとよいのにといつも思います。(40代診療所勤務医、循環器内科)

  • ・1歳未満にも使えるから。(20代勤務医、小児科)

  • ・用量設定が体重当たりのため、年齢に比して、体格が著しく標準からはずれている小児にも処方しやすい。(30代勤務医、小児科)

  • ・最初に出た抗ロイコトリエン薬で、使い慣れています。一番効果が高いのはアコレートだと思いますが、肝障害が出やすく、長期処方はためらわれます。シングレアは1日1回の服用で済むことが魅力的で、効果にも優れています。(50代勤務医、呼吸器内科)

  • ・成人アトピー性皮膚炎に、劇的な効果を示すことがある。(50代診療所勤務医、皮膚科)

  • ・抗ヒスタミン薬などの効かない蕁麻疹に効くことがあるので、選択肢が増えてよい。(40代勤務医、皮膚科)

  • ・呼吸器疾患に対してではなく、てんかんの発作コントロールに対して用いている。(30代勤務医、神経内科)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.気管支喘息。
2.アレルギー性鼻炎。

用法・用量(添付文書全文)

プランルカスト水和物として1日量450mgを朝食後及び夕食後の2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、意識障害、呼吸困難、発疹等が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).白血球減少:白血球減少(初期症状:発熱、咽頭痛、全身倦怠感等)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
3).血小板減少:血小板減少(初期症状:紫斑、鼻出血、歯肉出血等の出血傾向)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止する。
4).肝機能障害:黄疸、著しいAST上昇(著しいGOT上昇)・著しいALT上昇(著しいGPT上昇)等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような場合には投与を中止し適切な処置を行う。
5).間質性肺炎、好酸球性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増加等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
6).横紋筋融解症:横紋筋融解症が現れることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇等の症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意する。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).過敏症:発疹、そう痒、蕁麻疹、多形滲出性紅斑等[発現した場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
2).精神神経系:頭痛、眠気、眩暈、不眠、しびれ、味覚異常、震え、痙攣、興奮、不安。
3).消化器:嘔気、腹痛、胃部不快感、下痢、嘔吐、胸やけ、食欲不振、便秘、腹部膨満感、口内炎、舌炎、舌しびれ。
4).循環器:不整脈(頻脈・心房細動・期外収縮等)、動悸、潮紅。
5).肝臓:ビリルビン上昇、AST上昇(GOT上昇)・ALT上昇(GPT上昇)、アルカリホスファターゼ上昇等。
6).筋骨格系:関節痛、筋肉痛、四肢痛、こわばり、CK上昇(CPK上昇)。
7).泌尿器:蛋白尿、尿潜血、頻尿、尿量減少、排尿障害、BUN上昇。
8).その他:胸部絞扼感、発熱、浮腫、倦怠感、トリグリセリド上昇、出血、好酸球増多、咽喉頭異常感、口渇、耳鳴、尿沈渣陽性、脱毛、生理不順、乳房腫脹・乳房硬結、乳房痛、女性化乳房。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
1.本剤は気管支拡張剤、ステロイド剤等と異なり、すでに起こっている喘息発作を緩解する薬剤ではないので、このことは患者に十分説明しておく必要がある。
2.気管支喘息患者に本剤を投与中、大発作をみた場合は、気管支拡張剤あるいはステロイド剤を投与する必要がある。
3.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。
4.本剤投与によりステロイド維持量を減量し得た患者で、本剤の投与を中止する場合は、原疾患再発の恐れがあるので注意する。
5.本剤を含めロイコトリエン拮抗剤使用時にChurg−Strauss症候群様の血管炎を生じたとの報告があり、これらの症状は、おおむね経口ステロイド剤の減量・中止時に生じているので、本剤使用時は、特に好酸球数の推移及びしびれ、四肢脱力、発熱、関節痛、肺浸潤影等の血管炎症状に注意する。
6.他のロイコトリエン拮抗剤を投与した患者で、因果関係は明らかではないがうつ病、自殺念慮、自殺及び攻撃的行動を含む精神症状が報告されているので、本剤の投与にあたっては患者の状態を十分に観察する。
7.本剤投与により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する。
(相互作用)
併用注意:
1.主にCYP3A4によって代謝される薬剤[本剤及びこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある(本剤はin vitro試験でCYP3A4により代謝され、これらの薬剤の代謝を競合的に阻害するとの報告がある)]。
2.CYP3A4を阻害する薬剤(イトラコナゾール、エリスロマイシン等)[本剤の血中濃度が上昇する可能性がある(in vitro、in vivo試験でこれらの薬剤により本剤の代謝が阻害されるとの報告がある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量する(例えば、1回112.5mgを1日2回)など注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、75%RH、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。