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ベガ錠200mgの基本情報
基本情報
- 気管支喘息
- オザグレル塩酸塩水和物として1日量400mgを朝食後及び就寝前の2回に分けて経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 出血
- 注意
- 長期ステロイド療法
- 禁止
- 授乳婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 禁止
- 小児(0歳〜14歳)
- 低出生体重児(0日〜27日)
- 新生児(0日〜27日)
- 乳児(0日〜364日)
- 幼児(0歳〜6歳)
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 抗血小板剤
- 出血傾向の増強
- チクロピジン
- 出血傾向の増強
- 血栓溶解剤
- 出血傾向の増強
- ウロキナーゼ
- 出血傾向の増強
- 血液凝固阻止剤
- 出血傾向の増強
- ヘパリン製剤
- 出血傾向の増強
- ワルファリン
- 出血傾向の増強
処方理由
添付文書
気管支喘息。
オザグレル塩酸塩水和物として1日量400mgを朝食後及び就寝前の2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
承認時までの調査及び市販後調査において副作用集計の対象となった7,694例中154例(2.0%)に194件の副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。主なものはAST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等25件(0.3%)、嘔気21件(0.3%)、そう痒16件(0.2%)、発疹12件(0.2%)、胃・腹部不快感9件(0.1%)、出血傾向9件(0.1%)等であった(再審査終了時)。
1.過敏症:(0.1〜0.5%未満)発疹、そう痒等[発現した場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
2.消化器:(0.1〜0.5%未満)嘔気、胃部不快感・腹部不快感、(0.1%未満)嘔吐、腹痛、食欲不振、便秘、下痢、(頻度不明)腹部膨満感。
3.肝臓:(0.1〜0.5%未満)AST上昇(GOT上昇)・ALT上昇(GPT上昇)等、(0.1%未満)アルカリホスファターゼ上昇。
4.循環器:(0.1%未満)心悸亢進。
5.血液:(0.1〜0.5%未満)出血傾向、(0.1%未満)血小板減少。
6.精神神経系:(0.1%未満)頭痛、眩暈、眠気、しびれ感、振戦。
7.その他:(0.1%未満)浮腫、発熱、倦怠感、下肢痛、筋肉痛、胸部圧迫感、(頻度不明)関節痛、月経異常(月経過多・月経延長)。
(禁忌)
1.小児等。
2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
出血している患者[出血を助長する可能性がある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤は気管支拡張剤、ステロイド剤等と異なり、すでに起こっている発作を緩解する薬剤ではないので、このことは患者に十分説明しておく必要がある。
2.気管支喘息患者に本剤を投与中、大発作をみた場合は、気管支拡張剤あるいはステロイド剤を投与する必要がある。
3.長期ステロイド療法を受けている患者で、本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。
4.本剤投与によりステロイド維持量を減量し得た患者で、本剤の投与を中止する場合は、原疾患再発の恐れがあるので、注意する。
5.本剤投与により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意する。
(相互作用)
併用注意:抗血小板剤(チクロピジン)、血栓溶解剤(ウロキナーゼ)、抗凝血剤(ヘパリン、ワルファリン)[これらの薬剤と併用することにより出血傾向の増強を来す恐れがあるので、観察を十分に行い、用量を調節するなど注意する(本剤は血小板凝集能を抑制するため、類似の作用を持つ薬剤を併用することにより作用を増強する可能性がある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には大量投与を避ける。[ラットの周産期及び授乳期投与で新生仔体重増加抑制(1000mg/kg)が報告されている]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していないので、低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児には投与しない。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
遮光した気密容器。
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