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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ケタスカプセル10mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
20.1円(10mg1カプセル)
添付文書

基本情報

薬効分類
脳循環改善薬

脳循環を改善し脳への栄養や酸素を送りやすくすることで脳梗塞後のめまいや意欲の低下などを改善する薬

脳循環改善薬
  • ケタス
  • サアミオン
  • セロクラール
効能・効果
  • 気管支喘息
  • 脳梗塞後遺症の慢性脳循環障害による眩暈の改善
注意すべき副作用
食欲不振 、 嘔気 、 過敏症 、 発疹 、 眩暈 、 頭痛 、 嘔吐 、 腹痛 、 消化不良 、 γ−GTP上昇
用法・用量(主なもの)
  • 1.気管支喘息の場合:イブジラストとして、1回10mgを1日2回経口投与する
  • 2.脳血管障害の場合:イブジラストとして、1回10mgを1日3回経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 頭蓋内出血後止血が完成していない

副作用

主な副作用
食欲不振 、 嘔気 、 過敏症 、 発疹 、 眩暈 、 頭痛 、 嘔吐 、 腹痛 、 消化不良 、 そう痒感 、 振戦
重大な副作用
γ−GTP上昇 、 血小板減少 、 肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 総ビリルビン上昇
上記以外の副作用
不眠 、 眠気 、 ぼっとする 、 腹部膨満感 、 下痢 、 胃潰瘍 、 心悸亢進 、 起立性低血圧 、 ほてり 、 貧血 、 白血球減少 、 倦怠感 、 耳鳴 、 顔面浮腫 、 浮遊感 、 味覚異常

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 頭蓋内出血後止血が完成していない
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 脳梗塞急性期
  • 注意
    • 長期ステロイド療法
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

処方理由

脳循環代謝改善薬
この薬をファーストチョイスする理由(2015年10月更新)
  • ・脳循環不全によるめまい、浮遊感に、高確率で効果が期待できる。(50代勤務医、脳神経外科)

  • ・抗血小板作用の他に、気管支喘息にも有効で、めまいにも効果が見られる。(50代勤務医、脳神経外科)

  • ・「モヤモヤしたものが取れた」など、4〜5割の患者で自覚症状の改善があります。(50代開業医、脳神経外科)

  • ・効くのかどうか、不安を持って使っています。(50代勤務医、脳神経外科)

  • ・シンメトレルとケタスが採用薬です。以前は、血管性の認知症にはシンメトレル、脳梗塞など血管性の脳疾患の後遺症で認知症が目立たない場合はケタスを使っていました。ただ、コリンエステラーゼ阻害薬やNMDA受容体阻害薬などの認知症治療薬が血管性認知症にもそこそこ効く印象があるので、ドパミンを何とかしたいのだったらシンメトレルよりも適応外でメマリーという感じになっていて、結果ケタスの処方頻度が最も高くなっています。いずれにせよ、昔の薬というイメージです。(50代勤務医、精神科)

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.気管支喘息。
2.脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害による眩暈の改善。

用法・用量(添付文書全文)

1.気管支喘息の場合:イブジラストとして、1回10mgを1日2回経口投与する。
2.脳血管障害の場合:イブジラストとして、1回10mgを1日3回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
脳梗塞後遺症の場合:投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止する。

副作用(添付文書全文)

気管支喘息及び脳血管障害の両領域において、総症例14,968例中、507例(3.39%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められ、主な副作用は食欲不振87例(0.58%)、嘔気84例(0.56%)、AST(GOT)上昇45例(0.30%)、ALT(GPT)上昇53例(0.35%)、γ−GTP上昇54例(0.36%)であった(再評価終了時)。
1.重大な副作用
1).血小板減少:血小板減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、総ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)そう痒感等[発現した場合には投与を中止する]。
2).精神神経系:(0.1〜5%未満)眩暈、頭痛、(0.1%未満)振戦、不眠、眠気、ぼっとする等。
3).消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、嘔気、嘔吐、腹痛、消化不良、(0.1%未満)腹部膨満感、下痢、胃潰瘍等。
4).循環器:(0.1%未満)心悸亢進、起立性低血圧、ほてり。
5).血液:(0.1%未満)貧血、白血球減少。
6).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、(0.1%未満)総ビリルビン上昇等。
7).その他:(0.1%未満)倦怠感、耳鳴、顔面浮腫、浮遊感、味覚異常等。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
頭蓋内出血後止血が完成していないと考えられる患者[止血の完成を遅らせる恐れがある]。
(慎重投与)
1.脳梗塞急性期の患者[症状が悪化する恐れがある]。
2.肝機能障害のある患者。
3.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.気管支喘息に使用する場合、本剤は気管支拡張剤、ステロイド剤等と異なり、すでに起こっている発作を速やかに緩解する薬剤ではないので、このことは患者に十分説明しておく必要がある。
2.長期ステロイド療法を受けている気管支喘息患者で、本剤投与によりステロイド剤の減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う。
(高齢者への投与)
本剤は、主として肝臓で代謝されるが、高齢者では肝機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続する恐れがあるので、注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[動物実験(ラット)において、新生仔発育遅延等が報告されている]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましい[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
1.調剤時:本剤は徐放性製剤であるため、カプセル内容物を取り出して調剤しない。
2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
1〜30℃。

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