基本情報

薬効分類

抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)詳しく見る

  • 抗ヒスタミン作用(体内物質ヒスタミンの働きを抑える作用)によりアレルギー反応を抑え蕁麻疹、花粉症、喘息などによる皮膚の腫れや痒み、鼻づまり、咳などの症状を改善する薬
抗ヒスタミン薬(内服薬・注射剤・貼付剤)の代表的な商品名
  • アレジオン
  • アレグラ
  • アレロック
  • レスタミン
  • ポララミン
  • クラリチン
  • ザイザル
  • デザレックス
  • ビラノア
  • ルパフィン

効能・効果詳しく見る

  • 血管運動性浮腫
  • アレルギー性鼻炎
  • 感冒のくしゃみ
  • 感冒の咳嗽
  • 感冒の鼻汁
  • 血管運動性鼻炎
  • 枯草熱
  • 湿疹・皮膚炎のそう痒
  • 上気道炎のくしゃみ
  • 上気道炎の咳嗽
  • 上気道炎の鼻汁
  • 蕁麻疹
  • 皮膚疾患のそう痒
  • 皮膚そう痒症のそう痒
  • 薬疹のそう痒

注意すべき副作用詳しく見る

眠気倦怠感口渇頻尿眩暈もうろう感頭痛不眠しびれ感悪心

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • シプロヘプタジン塩酸塩として、1回4mg(10mL)を1日1〜3回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (参考)Augsberger式による小児の1回投与量例:次記用量を1日1〜3回経口投与する
  • 2〜3歳:3mL
  • 4〜6歳:4mL
  • 7〜9歳:5mL
  • 10〜12歳:6.5mL

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 気管支喘息の急性発作時
    • 狭窄性胃潰瘍
    • 前立腺肥大
    • 幽門十二指腸閉塞
    • 緑内障
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 老齢の衰弱(65歳〜)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 低出生体重児(0日〜27日)

副作用

主な副作用

眠気倦怠感口渇頻尿眩暈もうろう感頭痛不眠しびれ感悪心食欲不振

重大な副作用

錯乱幻覚痙攣無顆粒球症重篤な血液障害

上記以外の副作用

下痢腹痛過敏症発疹注意力低下いらいら感興奮運動失調意識レベル低下白血球減少血小板減少紫斑食欲亢進粘膜乾燥浮腫肝機能異常AST上昇ALT上昇Al−P上昇LDH上昇鼻出血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 下部尿路に閉塞性疾患
    • 気管支喘息の急性発作時
    • 狭窄性胃潰瘍
    • 前立腺肥大
    • 幽門十二指腸閉塞
    • 緑内障
  • 慎重投与
    • 眼内圧亢進
    • 気管支喘息
    • 高血圧症
    • 甲状腺機能亢進症
    • 心血管障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 禁止
    • 老齢の衰弱(65歳〜)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 乳・幼児(0歳〜6歳)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)
    • 乳・幼児(0歳〜6歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
エタノール摂取 相互に作用を増強
中枢抑制剤 相互に作用を増強
催眠・鎮静剤 相互に作用を増強
トランキライザー 相互に作用を増強
抗不安薬 相互に作用を増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 抗コリン作用が持続・増強
抗コリン作用を有する薬剤 抗コリン作用が増強
セロトニン系を介して効果を発揮する抗うつ薬 作用を減弱
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 作用を減弱

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹)、蕁麻疹、血管運動性浮腫、枯草熱、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽。

    用法・用量(添付文書全文)

    シプロヘプタジン塩酸塩として、1回4mg(10mL)を1日1〜3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
    (参考)Augsberger式による小児の1回投与量例:次記用量を1日1〜3回経口投与する。
    2〜3歳:3mL。
    4〜6歳:4mL。
    7〜9歳:5mL。
    10〜12歳:6.5mL。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については国内文献を参考に集計した(再審査対象外)。
    総症例1,529例中、282例(18.44%)に副作用が認められた。その主なものは、眠気234件(15.30%)、倦怠感25件(1.64%)、口渇12件(0.78%)、頻尿12件(0.78%)であった。
    1.重大な副作用(頻度不明):次のような副作用が現れることがあるので、症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    1).錯乱、幻覚。
    2).痙攣。
    3).無顆粒球症:重篤な血液障害が現れることがあるので、定期的に検査を実施するなど観察を十分に行う。
    2.その他の副作用:次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    1).過敏症:(頻度不明)発疹。
    2).精神神経系:(5%以上)眠気、(頻度不明)注意力低下、いらいら感、興奮、運動失調、意識レベル低下、(0.1〜5%未満)眩暈、もうろう感、倦怠感、頭痛、不眠、しびれ感。
    3).消化器:(0.1〜5%未満)口渇、悪心、食欲不振、下痢、腹痛。
    4).血液:(頻度不明)白血球減少、血小板減少、紫斑。
    5).その他:(頻度不明)食欲亢進、粘膜乾燥、浮腫、肝機能異常(AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇等)、鼻出血、(0.1〜5%未満)頻尿。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.緑内障のある患者[抗コリン作用により眼内圧が亢進し、症状を悪化させる恐れがある]。
    2.狭窄性胃潰瘍のある患者[抗コリン作用により胃内容の停滞が起こり、その結果胃酸分泌亢進が起き、症状を悪化させる恐れがある]。
    3.幽門十二指腸閉塞のある患者[抗コリン作用により胃内容の停滞、幽門十二指腸部の膨満が起こり、症状を悪化させる恐れがある]。
    4.前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により尿閉を悪化させる恐れがある]。
    5.気管支喘息の急性発作時の患者[抗コリン作用により、喀痰粘稠化・去痰困難を起こすことがあり、喘息を悪化させる恐れがある]。
    6.新生児・低出生体重児。
    7.老齢の衰弱した患者。
    8.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.気管支喘息又はその既往歴のある患者[抗コリン作用により、喀痰粘稠化・去痰困難を起こすことがあり、喘息の悪化又は再発を起こす恐れがある]。
    2.眼内圧亢進のある患者[抗コリン作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    3.甲状腺機能亢進症のある患者[抗コリン作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    4.心血管障害のある患者[抗コリン作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    5.高血圧症のある患者[抗コリン作用により症状を悪化させる恐れがある]。
    6.乳・幼児。
    (重要な基本的注意)
    眠気を催すことがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように十分注意する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.アルコール[相互に作用を増強することがある(両薬剤とも中枢神経抑制作用を有するため、併用により鎮静作用が増強される)]。
    2.中枢神経抑制剤(睡眠剤、鎮静剤、トランキライザー、抗不安剤等)[相互に作用を増強することがある(両薬剤とも中枢神経抑制作用を有するため、併用により鎮静作用が増強される)]。
    3.モノアミン酸化酵素阻害剤[抗コリン作用が持続・増強される恐れがある(機序不明)]。
    4.抗コリン作働薬[抗コリン作用が増強される恐れがある(本剤は弱いながらも抗コリン作用を有するため、併用により抗コリン作用が増強する)]。
    5.セロトニン系を介して効果を発揮する抗うつ薬:選択的セロトニン再取り込み阻害剤等[これらの薬剤の作用を減弱することがある(本剤は抗セロトニン作用を有するため、これらの薬剤によるセロトニン神経伝達増強作用が減弱する可能性がある)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど慎重に投与する。なお、安全性が確立されていないので老齢の衰弱した患者には投与しない。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ラット)において催奇形作用が報告されている]。
    (参考)ラットに10〜50mg/kg/日を妊娠7〜15日の間に単回腹腔内投与あるいは2mg/kg/日を妊娠全期間にわたり連続腹腔内投与した試験及び15〜50mg/kg/日を妊娠6〜15日に連続経口投与した試験において、胎仔死亡率上昇・産仔死亡率上昇及び胎仔形態異常・産仔形態異常を認めたとの報告がある。
    2.本剤投与中は授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    1.新生児・低出生体重児に対する安全性は確立されていないので投与しない[新生児へ投与し、無呼吸、チアノーゼ、呼吸困難を起こしたとの報告がある]。
    2.乳・幼児において、過量投与により副作用が強く現れる恐れがあるので、年齢及び体重を十分考慮し、用量を調節するなど慎重に投与する[抗ヒスタミン剤の過量投与により、特に乳・幼児において、幻覚、中枢神経抑制、痙攣、呼吸停止、心停止を起こし、死に至ることがある]。
    (臨床検査結果に及ぼす影響)
    薬物スクリーニング検査(尿、血清等)で、三環系抗うつ剤に対する偽陽性を示すことがある。
    (過量投与)
    過量投与により、中枢神経症状、アトロピン様症状、消化器症状が現れる恐れがある(特に乳・幼児では中枢神経症状が現れる恐れがあるので注意する)、なお処置として中枢興奮剤は使用しない。
    (保管上の注意)
    密栓、遮光。

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