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イオフェタミン(123I)注射液「第一」の基本情報
基本情報
- 局所脳血流シンチグラフィ
- 本剤37〜222MBqを静脈内に注射し、投与15〜30分後より被検部にガンマカメラ等の検出部を向け、撮像もしくはデータを収録し、脳血流シンチグラムを得る
- 必要に応じて局所脳血流量を求める
- なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法によりそれぞれ適宜増減する
- <シリンジ入り製品使用方法>1.シールを取り、鉛容器の蓋をはずす
- 2.シリンジが鉛容器に入ったままの状態でプランジャーロッドをねじ込む(添付文書の図1)
- 3.プランジャーロッドを持って鉛容器から取り出す(添付文書の図2)
- 4.シリンジの先端のゴムキャップをはずし、両頭針の短い方を取りつける
- このとき長針側先端のカット面が投与時に上を向くように取りつける(添付文書の図3)
- 5.患者に投与する(添付文書の図4)
- [注意事項]1.両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにする
- 2.シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があり、注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与する
- [廃棄の方法]注射針にカバーをつけた後、針をはずす
- 次にプランジャーロッドを取りつけた時と逆の方向に回し、取りはずす
- フランジキャップを回して取りはずし、シールドからシリンジを抜取り廃棄する
副作用
注意事項
- 原則禁止
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
局所脳血流シンチグラフィ。
本剤37〜222MBqを静脈内に注射し、投与15〜30分後より被検部にガンマカメラ等の検出部を向け、撮像もしくはデータを収録し、脳血流シンチグラムを得る。必要に応じて局所脳血流量を求める。
なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法によりそれぞれ適宜増減する。
<シリンジ入り製品使用方法>
1.シールを取り、鉛容器の蓋をはずす。
2.シリンジが鉛容器に入ったままの状態でプランジャーロッドをねじ込む(添付文書の図1)。
3.プランジャーロッドを持って鉛容器から取り出す(添付文書の図2)。
4.シリンジの先端のゴムキャップをはずし、両頭針の短い方を取りつける。このとき長針側先端のカット面が投与時に上を向くように取りつける(添付文書の図3)。
5.患者に投与する(添付文書の図4)。
[注意事項]
1.両頭針を取りつける際、プランジャーロッドを押さないようにする。
2.シリンジ中にごくわずかに気泡が含まれている場合があり、注射液を投与してもこの気泡は通常シリンジ内に残るが、誤って投与することのないよう気泡の位置に注意しながら投与する。
[廃棄の方法]
注射針にカバーをつけた後、針をはずす。次にプランジャーロッドを取りつけた時と逆の方向に回し、取りはずす。フランジキャップを回して取りはずし、シールドからシリンジを抜取り廃棄する。
その他の副作用(頻度不明)
1.過敏症:発疹、紅斑状皮疹、小丘疹、注射部発赤、かゆみ。
2.消化器:嘔気。
3.循環器:血圧低下、胸痛。
4.精神神経系:痙攣。
(重要な基本的注意)
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめる。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、原則として投与しないことが望ましいが、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(現在までのところ、十分な臨床試験成績が得られていない)。
(適用上の注意)
前処置:本剤投与にあたっては、体内で遊離した放射性ヨードが甲状腺に摂取されることを防止するため、適当なヨード剤を服用させる。また、膀胱部の被曝を軽減させるため、撮像前後できるだけ患者に水分を摂取させ、排尿させる。
(その他の注意)
(社)日本アイソトープ協会医学・薬学部会放射性医薬品安全性専門委員会の「放射性医薬品副作用事例調査報告」において、まれに血管迷走神経反応(動悸、嘔気)、アレルギー反応(発赤など)が現れることがあると報告されている。
(取扱い上の注意)
安定性試験:本品のシリンジ製剤を用いた長期保存試験(25℃、検定日時より28時間)及び苛酷試験(40℃、検定日時より28時間)の結果、本品は、有効期間中安定であることが確認された。
(保管上の注意)
1.遮光。
2.放射線を安全に遮蔽できる貯蔵設備(貯蔵箱)に保存。
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