処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
※キーワードをスペースで区切るとAND検索に、半角の「|」で挟むとOR検索になります
塩化インジウム(111In)注(日本メジフィジックス)の基本情報
基本情報
- 造血骨髄の診断
- 37〜111MBqを静脈内に注射し、おおよそ48時間後に被検部の骨髄シンチグラムをとる
- 年齢、体重により適宜増減する
副作用
注意事項
- 原則禁止
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
骨髄シンチグラムによる造血骨髄の診断。
37〜111MBqを静脈内に注射し、おおよそ48時間後に被検部の骨髄シンチグラムをとる。年齢、体重により適宜増減する。
臨床試験及び使用成績調査(全1,120例)において副作用が認められた例はなかった(再審査終了時)。
(重要な基本的注意)
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最少限度にとどめる。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には、原則として投与しないことが望ましいが、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与する。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(現在までのところ、十分な臨床成績が得られていない)。
(その他の注意)
1.(社)日本アイソトープ協会医学・薬学部会放射性医薬品安全性専門委員会の「放射性医薬品副作用事例調査報告」において、まれにアレルギー反応(発疹など)が現れることがあると報告されている。
2.本剤は、医療法その他の放射線防護に関する法令、関連する告示及び通知等を遵守し、適正に使用する。
(保管上の注意)
遮光。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。