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ヨードカプセル−123の基本情報
基本情報
- 甲状腺機能検査
- 甲状腺疾患の診断
- 検査前1〜2週間は、ヨウ素を含む食物やヨウ素−123甲状腺摂取率に影響する薬剤は摂らせないようにする
- 〈甲状腺摂取率の測定〉通常成人には、本剤3.7MBqを経口投与し、3〜24時間後に1〜3回シンチレーションカウンターで計数する
- なお、年齢、体重により適宜増減する
- 〈甲状腺シンチグラフィ〉通常成人には、本剤3.7〜7.4MBqを経口投与し、3〜24時間後に1〜2回シンチレーションカメラ又はシンチレーションスキャナで撮影又は走査することにより甲状腺シンチグラムをとる
- なお、年齢、体重により適宜増減する
副作用
注意事項
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 注意
- 授乳婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 幼児・小児
- 注意
- 小児等(0歳〜14歳)
相互作用
- ヨウ素を含むもの<昆布、ひじき、わかめ、海苔、たら など>
処方理由
添付文書
1). 甲状腺シンチグラフィによる甲状腺疾患の診断。
2). 甲状腺摂取率による甲状腺機能検査。
検査前1〜2週間は、ヨウ素を含む食物やヨウ素−123甲状腺摂取率に影響する薬剤は摂らせないようにする。
〈甲状腺摂取率の測定〉
通常成人には、本剤3.7MBqを経口投与し、3〜24時間後に1〜3回シンチレーションカウンターで計数する。
なお、年齢、体重により適宜増減する。
〈甲状腺シンチグラフィ〉
通常成人には、本剤3.7〜7.4MBqを経口投与し、3〜24時間後に1〜2回シンチレーションカメラ又はシンチレーションスキャナで撮影又は走査することにより甲状腺シンチグラムをとる。
なお、年齢、体重により適宜増減する。
(重要な基本的注意)
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤投与時の注意
検査前1〜2週間は、ヨウ素を含む食物や甲状腺摂取率の検査に影響する薬剤は摂らせないこと。
(取扱い上の注意)
本剤は、医療法その他の放射線防護に関する法令、関連する告示及び通知等を遵守し、適正に使用すること。
(保管上の注意)
冷所保存。
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