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ベスタチンカプセル10mgの基本情報
基本情報
- 成人急性非リンパ性白血病の生存期間の延長
- 成人急性非リンパ性白血病の完全緩解導入後に維持強化化学療法剤と併用する
- 投与量はウベニメクスとして1日30mgを1日1回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 希望禁止
- 授乳婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
成人急性非リンパ性白血病に対する完全緩解導入後の維持強化化学療法剤との併用による生存期間の延長。
成人急性非リンパ性白血病の完全緩解導入後に維持強化化学療法剤と併用する。投与量はウベニメクスとして1日30mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
<概要>総症例数2,164例(承認時939例、使用成績調査1,225例)における副作用及び臨床検査値異常の発現率は4.2%であり、主なものは、肝臓障害(AST(GOT)・ALT(GPT)上昇等)1.8%、皮膚障害(発疹・発赤、そう痒感等)1.3%、消化器障害(悪心・嘔吐、食欲不振等)0.9%等であった[再審査終了時]。
1.肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
2.皮膚:(0.1〜5%未満)発疹・発赤、皮膚そう痒感、(0.1%未満)脱毛。
3.消化器:(0.1〜5%未満)悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、(0.1%未満)腹部膨満感、下痢。
4.精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、(0.1%未満)ふらつき感、しびれ感。
5.その他:(0.1〜5%未満)口腔内違和感、(0.1%未満)浮腫。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ラット)で胎仔発育不全が報告されている]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましい[動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
本剤をラットに4週間、混餌投与した試験において、25mg/kg/日以上の投与量で病理組織学的に腎変性・腎壊死所見が認められている。
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