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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ハラヴェン静注1mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
67121円(1mg2mL1瓶)
添付文書

基本情報

薬効分類
微小管阻害薬(エリブリンメシル酸塩製剤)

微小管の重合を阻害することで細胞分裂に不可欠な紡錘体の形成を阻害し細胞分裂を停止させ、がん細胞の自滅を誘導することで抗腫瘍効果をあらわす薬

微小管阻害薬(エリブリンメシル酸塩製剤)
  • ハラヴェン
効能・効果
  • 悪性軟部腫瘍
  • 手術不能又は再発乳癌
注意すべき副作用
好中球減少 、 白血球減少 、 脱毛症 、 リンパ球減少 、 疲労 、 食欲減退 、 悪心 、 口内炎 、 味覚異常 、 ヘモグロビン減少
用法・用量(主なもの)
  • エリブリンメシル酸塩として、1日1回1.4mg/㎡(体表面積)を2〜5分間かけて、週1回、静脈内投与する
  • これを2週連続で行い、3週目は休薬する
  • これを1サイクルとして、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 高度骨髄抑制
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
脱毛症 、 疲労 、 食欲減退 、 悪心 、 口内炎 、 味覚異常 、 発熱 、 耐糖能障害 、 嘔吐 、 頭痛 、 下痢
重大な副作用
好中球減少 、 白血球減少 、 リンパ球減少 、 ヘモグロビン減少 、 末梢神経障害 、 発熱性好中球減少 、 血小板減少 、 貧血 、 肝機能障害 、 末梢性ニューロパチー 、 しびれ 、 赤血球減少 、 間質性肺炎 、 骨髄抑制 、 汎血球減少 、 感染症 、 敗血症 、 肺炎 、 皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 多形紅斑
上記以外の副作用
筋肉痛 、 発疹 、 便秘 、 倦怠感 、 蛋白尿 、 腹痛 、 浮腫 、 眩暈 、 血中アルブミン低下 、 血中カリウム低下 、 血中リン低下 、 血中総コレステロール上昇 、 関節痛 、 咳嗽 、 口腔咽頭痛 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 γ−GTP上昇 、 LDH上昇 、 尿潜血 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 CRP上昇 、 体重減少 、 無力症 、 血小板増加 、 口唇炎 、 口内乾燥 、 口の感覚鈍麻 、 感覚鈍麻 、 流涎過多 、 歯痛 、 歯肉痛 、 歯周炎 、 舌炎 、 舌苔 、 嚥下障害 、 腹部不快感 、 消化不良 、 胃腸粘膜障害 、 胃炎 、 裂肛 、 肛門周囲痛 、 疼痛 、 インフルエンザ様疾患 、 同名性半盲 、 傾眠 、 不眠症 、 不安 、 感覚障害 、 血中ナトリウム低下 、 血中クロル低下 、 血中カルシウム低下 、 血中総蛋白低下 、 血糖低下 、 血中リン上昇 、 血中トリグリセリド上昇 、 頚部痛 、 背部痛 、 鼡径部痛 、 四肢痛 、 筋固縮 、 筋痙縮 、 関節炎 、 変形性関節症 、 呼吸困難 、 鼻出血 、 出血 、 鼻漏 、 口腔咽頭不快感 、 上気道炎 、 胸膜炎 、 放射線性肺臓炎 、 発声障害 、 肺塞栓症 、 喀血 、 胸水 、 湿疹 、 蕁麻疹 、 皮膚そう痒症 、 光線過敏性反応 、 皮膚乾燥 、 皮膚筋炎 、 総ビリルビン上昇 、 脂肪肝 、 動悸 、 血圧上昇 、 頻脈 、 心電図QT延長 、 心室性期外収縮 、 尿意切迫 、 BUN上昇 、 血中クレアチニン上昇 、 尿路感染 、 排尿障害 、 腎不全 、 結膜炎 、 眼異常感 、 複視 、 眼脂 、 眼痛 、 眼乾燥 、 流涙増加 、 耳漏 、 耳鳴 、 白内障 、 注射部位反応 、 注射部位そう痒感 、 注射部位漏出 、 胸痛 、 口渇 、 過敏症 、 膣分泌物 、 血管炎 、 ほてり 、 体重増加 、 不規則月経 、 膵炎 、 消化器粘膜炎症 、 骨痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 高度骨髄抑制
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 骨髄抑制
    • 腎機能障害
  • 注意
    • 肝機能障害
    • 化学療法未治療
    • 前治療歴
  • 投与に際する指示
    • 肝機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 生殖可能な年齢(11歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
抗悪性腫瘍剤
骨髄抑制が増強

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

手術不能又は再発乳癌、悪性軟部腫瘍。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.手術不能又は再発乳癌:
1).手術不能又は再発乳癌の場合、本剤の術前・術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立していない。
2).手術不能又は再発乳癌の場合、本剤の投与を行う場合には、アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤及びタキサン系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法を施行後の増悪若しくは再発例を対象とする。
2.悪性軟部腫瘍:
1).悪性軟部腫瘍の場合、本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない。
2).悪性軟部腫瘍の場合、臨床試験に組み入れられた患者の病理組織型等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行う。

用法・用量(添付文書全文)

エリブリンメシル酸塩として、1日1回1.4mg/㎡(体表面積)を2〜5分間かけて、週1回、静脈内投与する。これを2週連続で行い、3週目は休薬する。これを1サイクルとして、投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
2.本剤の投与にあたっては、次の基準を参考に必要に応じて、投与を延期、減量又は休薬する。
1).各サイクル1週目
(1).投与開始基準:各サイクル1週目に次記の基準を満たさない場合、投与を延期する(好中球数;1000/mm3以上、血小板数;75000/mm3以上、非血液毒性;*Grade2以下)。
(2).減量基準:前サイクルにおいて次の副作用等が発現した場合、減量した上で投与する※;各サイクル1週目に前サイクルで7日間を超えて継続する好中球数減少<500/mm3未満>、前サイクルで発熱又は感染を伴う好中球数減少<1000/mm3未満>、前サイクルで血小板数減少<25000/mm3未満>、前サイクルで輸血を要する血小板数減少<50000/mm3未満>、*前サイクルでGrade3以上の非血液毒性、前サイクルで副作用等により2週目に休薬した場合。
2).各サイクル2週目
(1).投与開始基準:各サイクル2週目に次記の基準を満たさない場合、投与を延期する(好中球数;1000/mm3以上、血小板数;75000/mm3以上、非血液毒性;*Grade2以下)。
(2).投与再開基準:各サイクル2週目に投与延期後1週間以内に各サイクル2週目の投与開始基準を満たした場合、減量して投与する※。
(3).休薬基準:各サイクル2週目に投与延期後1週間以内に各サイクル2週目の投与開始基準を満たさない場合は、休薬する。
*:Common Terminology Criteria for Adverse Events(CTCAE)に基づく。
※:減量を行う際、次の用量を参考にする[減量前の投与量→減量後の投与量(1.4mg/㎡→1.1mg/㎡、1.1mg/㎡→0.7mg/㎡、0.7mg/㎡→投与中止を考慮)]。
3.肝機能障害を有する患者に投与する場合は、減量を考慮する。
4.本剤投与時、希釈する場合は日本薬局方生理食塩液を使用する。

副作用(添付文書全文)

1.手術不能又は再発乳癌:
<国内臨床試験成績>
国内第2相試験において、安全性解析対象症例81例中全例で副作用が報告されている(試験終了時の集計)。
主な副作用は、好中球減少(98.8%)、白血球減少(98.8%)、脱毛症(58.0%)、リンパ球減少(54.3%)、疲労(44.4%)、食欲減退(43.2%)、悪心(42.0%)、口内炎(39.5%)、味覚異常(33.3%)、ヘモグロビン減少(32.1%)、AST(GOT)の上昇(29.6%)、ALT(GPT)の上昇(27.2%)、CK(CPK)の上昇(25.9%)、発熱(24.7%)、末梢神経障害(24.7%)、γ−GTPの上昇(19.8%)、耐糖能障害(16.0%)、嘔吐(14.8%)、頭痛(14.8%)、発熱性好中球減少(14.8%)、下痢(13.6%)、Al−Pの上昇(13.6%)、LDHの上昇(12.3%)、筋肉痛(12.3%)、発疹(12.3%)、便秘(12.3%)、血小板減少(11.1%)、倦怠感(11.1%)である。
<外国臨床試験成績>
外国第2相及び第3相試験において、安全性解析対象症例827例中、791例(95.6%)の副作用が報告されている(試験終了時の集計)。
主な副作用は、好中球減少(56.2%)、脱毛症(49.8%)、悪心(35.1%)、末梢神経障害(32.0%)、疲労(29.4%)、無力症(26.2%)、白血球減少(23.1%)、貧血(20.7%)、食欲減退(18.7%)、発熱(17.0%)、便秘(16.3%)、下痢(15.2%)、嘔吐(14.6%)、頭痛(11.5%)、口内炎(10.9%)である。
2.悪性軟部腫瘍:
<国内臨床試験成績>
国内第2相試験において、安全性解析対象症例51例中全例で副作用が報告されている(効能追加承認時の集計)。
主な副作用は、白血球減少(100.0%)、好中球減少(98.0%)、リンパ球減少(78.4%)、貧血(47.1%)、発熱(41.2%)、倦怠感(39.2%)、悪心(37.3%)、末梢神経障害(33.3%)、脱毛症(27.5%)、口内炎(25.5%)、味覚異常(23.5%)、ALT(GPT)の上昇(23.5%)、AST(GOT)の上昇(23.5%)、食欲減退(21.6%)、疲労(17.6%)、便秘(15.7%)、発疹(15.7%)、血中アルブミンの低下(15.7%)、LDHの上昇(15.7%)、鼻咽頭炎(13.7%)、CK(CPK)の上昇(13.7%)、蛋白尿(13.7%)、頭痛(11.8%)、上気道感染(11.8%)、血中リンの低下(11.8%)、肝機能障害(11.8%)である。
<外国臨床試験成績>
外国第3相試験において、安全性解析対象症例226例中、210例(92.9%)の副作用が報告されている(効能追加承認時の集計)。
主な副作用は、好中球減少(50.0%)、疲労(36.7%)、脱毛症(34.5%)、悪心(33.2%)、末梢神経障害(26.1%)、貧血(24.3%)、白血球減少(22.6%)、便秘(16.8%)、無力症(15.9%)、発熱(14.6%)、食欲減退(14.2%)、下痢(13.3%)、口内炎(12.8%)、嘔吐(11.9%)、頭痛(10.2%)である。
1.重大な副作用:国内臨床試験における副作用発現頻度に基づいて、発現率を記載した。
1).骨髄抑制:白血球減少(99.2%)、好中球減少(98.5%)、リンパ球減少(63.6%)、貧血(23.5%)、ヘモグロビン減少(21.2%)、発熱性好中球減少(12.1%)、血小板減少(9.1%)、赤血球減少(3.8%)、汎血球減少(頻度不明)等の骨髄抑制が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行う。
2).感染症:敗血症(頻度不明)、肺炎(頻度不明)等の感染症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行う。
3).末梢神経障害(末梢性ニューロパチー):末梢神経障害(28.0%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、しびれ等の症状が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行う。
4).肝機能障害:肝機能障害(8.3%)が現れることがあるので、肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行う。
5).間質性肺炎:間質性肺炎(1.5%)が現れることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
6).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑:皮膚粘膜眼症候群(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:国内臨床試験における副作用発現頻度に基づいて、発現率を記載した。
1).血液:(5%未満)血小板増加。
2).消化器:(30%以上)悪心(40.2%)、口内炎(34.1%)、(5〜30%未満)嘔吐、便秘、下痢、腹痛、(5%未満)口唇炎、口内乾燥、口の感覚鈍麻、流涎過多、歯痛、歯肉痛、歯周炎、舌炎、舌苔、嚥下障害、腹部不快感、消化不良、胃腸粘膜障害、胃炎、裂肛、肛門周囲痛、(頻度不明)膵炎、消化器粘膜炎症。
3).全身症状:(30%以上)疲労(34.1%)、発熱(31.1%)、(5〜30%未満)倦怠感、浮腫、(5%未満)無力症、疼痛、インフルエンザ様疾患。
4).精神神経系:(5〜30%未満)味覚異常、頭痛、眩暈、(5%未満)同名性半盲、傾眠、不眠症、不安、感覚鈍麻、感覚障害。
5).代謝:(30%以上)食欲減退(34.8%)、(5〜30%未満)血中アルブミン低下、血中カリウム低下、血中リン低下、血中総コレステロール上昇、耐糖能障害、(5%未満)血中ナトリウム低下、血中クロル低下、血中カルシウム低下、血中総蛋白低下、血糖低下、血中リン上昇、血中トリグリセリド上昇。
6).筋骨格系:(5〜30%未満)筋肉痛、関節痛、(5%未満)頚部痛、背部痛、鼡径部痛、四肢痛、筋固縮、筋痙縮、関節炎、変形性関節症、(頻度不明)骨痛。
7).呼吸器:(5〜30%未満)咳嗽、口腔咽頭痛、(5%未満)呼吸困難、鼻出血、鼻漏、口腔咽頭不快感、上気道炎、胸膜炎、放射線性肺臓炎、発声障害、肺塞栓症、喀血、胸水。
8).皮膚:(30%以上)脱毛症(46.2%)、(5〜30%未満)発疹、(5%未満)湿疹、蕁麻疹、皮膚そう痒症、光線過敏性反応、皮膚乾燥、皮膚筋炎。
9).肝臓:(5〜30%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇、(5%未満)総ビリルビン上昇、脂肪肝。
10).循環器:(5%未満)動悸、血圧上昇、頻脈、心電図QT延長、心室性期外収縮。
11).泌尿器:(5〜30%未満)蛋白尿、尿潜血、(5%未満)尿意切迫、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、尿路感染、排尿障害、腎不全。
12).感覚器:(5%未満)結膜炎、眼異常感、複視、眼脂、眼痛、眼乾燥、流涙増加、耳漏、耳鳴、白内障。
13).その他:(5〜30%未満)CK上昇(CPK上昇)、CRP上昇、体重減少、(5%未満)注射部位反応(注射部位そう痒感等)、注射部位漏出、胸痛、口渇、過敏症、膣分泌物、血管炎、出血、ほてり、体重増加、不規則月経。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
1.本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分な対応ができる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。また、本剤による治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与する。
2.骨髄抑制が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察する。また、「禁忌」、「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項を参照し、適応患者の選択を慎重に行う。なお、本剤の使用にあたっては、添付文書を熟読する。
(禁忌)
1.高度骨髄抑制のある患者[骨髄抑制を悪化させる可能性がある]。
2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
3.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
(慎重投与)
1.骨髄抑制のある患者。
2.肝機能障害のある患者[肝機能障害患者では、本剤のAUCが増加し、好中球減少の発現頻度が高くなる傾向がある]。
3.腎機能障害のある患者[腎機能障害患者では、本剤のAUCが増加する傾向がある]。
4.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.骨髄抑制が現れることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、感染症の発現に注意し、異常が認められた場合には、減量や休薬等を行い、必要に応じて、G−CSF製剤や抗生剤の投与等の適切な処置を行う。Grade3以上の白血球及び好中球減少の最低値は、ともに投与開始14日後(中央値)に現れ、最低値発現日からともに7日後(中央値)に回復した。
2.QT間隔延長が現れたとの報告があるので、投与開始前は心電図検査及び電解質検査を行う。本剤投与中は適宜心電図検査を行うなど患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
3.動物実験(ラット、イヌ)において精巣毒性が認められているので、生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には、性腺に対する影響を考慮する。
(相互作用)
併用注意:抗悪性腫瘍剤、放射線照射[併用により、骨髄抑制が増強する恐れがあるので、併用する場合には、患者の状態を十分に観察し、必要に応じて減量又は休薬期間の延長を行う(ともに骨髄抑制作用を有するため、骨髄抑制が増強する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多く、骨髄抑制や消化器症状等の副作用が現れやすいので、患者の状態を十分に観察し、慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[動物実験(ラット)で胚致死作用及び催奇形作用が報告されている]。
2.授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させる[安全性が確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(過量投与)
本剤の過量投与に対する解毒剤は知られていないので、過量投与が行われた場合には、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、対症療法等の適切な処置を行う。
(適用上の注意)
1.調製時:
1).本剤を他の医薬品<日本薬局方生理食塩液を除く>と混注しない。
2).本剤を5%ブドウ糖注射液で希釈した場合、反応生成物が検出されるため、希釈する場合は日本薬局方生理食塩液を使用する。また、0.01mg/mL未満の濃度に希釈しない。
3).調製時には手袋、ゴーグル及び保護衣の着用が望ましい。本剤が皮膚に付着した場合には、直ちに石鹸及び多量の流水で洗い流し、また、粘膜に付着した場合には、直ちに多量の流水で洗い流す。
2.投与時:本剤をシリンジに入れ、室温で保存した場合は6時間以内、冷蔵で保存した場合は24時間以内に投与する。
(その他の注意)
前治療歴を有する患者において、本剤の投与後に骨髄異形成症候群(MDS)が発生したとの報告がある。

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