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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ニュベクオ錠300mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
2311円(300mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
抗アンドロゲン薬(前立腺がん治療薬)

前立腺細胞においてアンドロゲン(男性ホルモン)のアンドロゲン受容体への結合を阻害し、抗腫瘍効果をあらわす薬

抗アンドロゲン薬(前立腺がん治療薬)
  • カソデックス
  • イクスタンジ
  • アーリーダ
  • ニュベクオ
効能・効果
  • 遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌
注意すべき副作用
心臓障害 、 不整脈 、 貧血 、 好中球減少 、 食欲減退 、 頭痛 、 浮動性めまい 、 ほてり 、 高血圧 、 悪心
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人にはダロルタミドとして1回600mgを1日2回、食後に経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 外科的又は内科的去勢術と併用しない場合の有効性及び安全性は確立していない
  • 7.2. グレード3以上の副作用又は忍容できない副作用があらわれた場合は、回復するまで休薬するとともに、回復後は1回300mg1日2回に減量した用量での再開を考慮すること(ただし、患者の状態により、通常用量に増量することができる)
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
貧血 、 好中球減少 、 食欲減退 、 頭痛 、 浮動性めまい 、 ほてり 、 高血圧 、 悪心 、 下痢 、 便秘 、 AST増加
重大な副作用
心臓障害 、 不整脈
上記以外の副作用
ビリルビン増加 、 発疹 、 四肢痛 、 女性化乳房 、 疲労

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 注意
    • 重度<Child−Pugh分類C>の肝機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
強いCYP3A誘導薬
本剤の有効性が減弱
リファンピシン類
本剤の有効性が減弱
カルバマゼピン
本剤の有効性が減弱
フェノバルビタール
本剤の有効性が減弱
BCRPの基質となる薬剤
副作用が増強
有機アニオン輸送ポリペプチドOATP1B1の基質である薬剤
副作用が増強
OATP1B3の基質となる薬剤
副作用が増強
ロスバスタチン
副作用が増強
フルバスタチン
副作用が増強
アトルバスタチン
副作用が増強

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌。
(効能又は効果に関連する注意)
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人にはダロルタミドとして1回600mgを1日2回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 外科的又は内科的去勢術と併用しない場合の有効性及び安全性は確立していない。
7.2. グレード3以上の副作用又は忍容できない副作用があらわれた場合は、回復するまで休薬するとともに、回復後は1回300mg1日2回に減量した用量での再開を考慮すること(ただし、患者の状態により、通常用量に増量することができる)。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 心臓障害(1.0%):不整脈等の心臓障害があらわれることがある〔8.2参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 血液およびリンパ系障害:(1%以上)貧血、好中球減少。
2). 代謝および栄養障害:(1%以上)食欲減退。
3). 神経系障害:(1%以上)頭痛、浮動性めまい。
4). 血管障害:(1%以上)ほてり、高血圧。
5). 胃腸障害:(1%以上)悪心、下痢、便秘。
6). 肝胆道系障害:(1%以上)AST増加、ビリルビン増加。
7). 皮膚および皮下組織障害:(1%未満)発疹。
8). 筋骨格系および結合組織障害:(1%未満)四肢痛。
9). 生殖系および乳房障害:(1%以上)女性化乳房。
10). 一般・全身障害および投与部位の状態:(1%以上)疲労。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
8.2. 不整脈等の心臓障害があらわれることがあるので、本剤投与開始前及び本剤投与中は適宜心機能検査(心電図等)を行うなど、患者の状態を十分に確認すること〔11.1.1参照〕。
8.3. 本剤との関連性は明らかではないが、間質性肺疾患が報告されているので、本剤の投与にあたっては、初期症状(息切れ、呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び胸部X線検査の実施等、患者の状態を十分に観察すること。また、間質性肺疾患の初期症状が発現した場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者に説明すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(肝機能障害患者)
9.3.1. 重度<Child−Pugh分類C>の肝機能障害患者:本剤は主に肝臓で代謝されて排泄されるため、重度の肝機能障害は本剤の血漿中濃度を上昇させる可能性がある(なお、重度の肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない)〔16.6.2参照〕。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(相互作用)
本剤は、主にCYP3A4によって代謝される。また、本剤は乳癌耐性タンパク(BCRP)、有機アニオン輸送ポリペプチド(OATP)1B1及びOATP1B3の阻害作用を示す〔16.4参照〕。
10.2. 併用注意:
1). 強いCYP3A誘導薬(リファンピシン、カルバマゼピン、フェノバルビタール等)〔16.7.1参照〕[本剤の有効性が減弱するおそれがあるので、CYP3A誘導作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A誘導薬への代替を考慮すること(これらの薬剤がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血漿中濃度が低下する可能性がある)]。
2). BCRPの基質となる薬剤、OATP1B1の基質となる薬剤及びOATP1B3の基質となる薬剤(ロスバスタチン、フルバスタチン、アトルバスタチン等)〔16.7.2参照〕[これらの薬剤の副作用が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること(本剤がBCRP、OATP1B1及びOATP1B3を阻害することにより、これらの薬剤の血漿中濃度が増加する可能性がある)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
反復投与毒性試験(ラット及びイヌ)において、AUC比較で臨床曝露量に相当する用量から雄性生殖器変化(前立腺萎縮及び精巣上体萎縮等)が認められている。
(保険給付上の注意)
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第107号(平成18年3月6日付)に基づき、2021年4月末日までは、投薬は1回14日分を限度とされている。
(保管上の注意)
室温保存。

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