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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ビラフトビカプセル50mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
3239.6円(50mg1カプセル)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫
注意すべき副作用
悪心 、 下痢 、 疲労 、 眼障害 、 網膜障害 、 心機能障害 、 駆出率減少 、 肝機能障害 、 AST上昇 、 ALT上昇
用法・用量(主なもの)
  • ビニメチニブとの併用において、エンコラフェニブとして450mgを1日1回経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜減量する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
悪心 、 下痢 、 疲労 、 筋肉痛 、 貧血 、 視力障害 、 霧視 、 嘔吐 、 腹痛 、 便秘 、 無力症
重大な副作用
眼障害 、 網膜障害 、 心機能障害 、 駆出率減少 、 肝機能障害 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 高血圧 、 手掌・足底発赤知覚不全症候群 、 皮膚悪性腫瘍 、 基底細胞癌 、 ケラトアカントーマ 、 ぶどう膜炎 、 左室機能不全 、 ビリルビン上昇 、 横紋筋融解症 、 脱力感 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 高血圧クリーゼ 、 出血 、 消化管出血
上記以外の副作用
発熱 、 関節痛 、 筋痙縮 、 血中CK増加 、 血中CPK増加 、 浮動性眩暈 、 味覚異常 、 頭痛 、 発疹 、 湿疹 、 丘疹 、 脱毛症 、 皮膚乾燥 、 紅斑 、 皮膚過角化 、 皮膚そう痒症 、 掌蹠角皮症 、 リンパ球減少 、 好中球減少 、 動悸 、 期外収縮 、 僧帽弁閉鎖不全症 、 耳鳴 、 回転性眩暈 、 眼瞼炎 、 色視症 、 眼乾燥 、 眼刺激 、 羞明 、 硝子体浮遊物 、 変視症 、 腹部不快感 、 腹部膨満 、 大腸炎 、 口内乾燥 、 消化不良 、 鼓腸 、 胃食道逆流性疾患 、 口内炎 、 膵炎 、 アミラーゼ増加 、 悪寒 、 冷感 、 インフルエンザ様疾患 、 浮腫 、 末梢性浮腫 、 末梢腫脹 、 全身健康状態低下 、 乾燥症 、 過敏症 、 毛包炎 、 爪真菌症 、 鼻咽頭炎 、 ヘルペス感染 、 カンジダ感染 、 胃腸炎 、 高コレステロール血症 、 血中リン減少 、 高カリウム血症 、 高トリグリセリド血症 、 高尿酸血症 、 低アルブミン血症 、 食欲減退 、 リパーゼ増加 、 関節炎 、 背部痛 、 筋力低下 、 成長痛 、 筋骨格痛 、 四肢痛 、 頚部痛 、 四肢不快感 、 顔面麻痺 、 視野欠損 、 不安 、 不眠症 、 睡眠障害 、 異常感覚 、 錯感覚 、 失神 、 傾眠 、 末梢性ニューロパチー 、 血中クレアチニン増加 、 頻尿 、 咳嗽 、 呼吸困難 、 胸水 、 皮膚炎 、 毛髪障害 、 毛質異常 、 多汗症 、 寝汗 、 光線過敏性反応 、 蕁麻疹 、 尋常性白斑 、 皮膚腫瘤 、 皮膚色素減少 、 皮膚色素過剰 、 ざ瘡様皮膚炎 、 脂肪織炎 、 低血圧 、 ほてり 、 体重減少 、 体重増加 、 アクロコルドン 、 メラノサイト性母斑 、 脂漏性角化症 、 乳頭腫 、 扁平上皮癌

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 心疾患
  • 注意
    • 肝機能障害
  • 投与に際する指示
    • 肝機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 原則禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
CYP3A酵素阻害剤
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
リトナビル
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
クラリスロマイシン
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
ポサコナゾール
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
ジルチアゼム
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、BRAF遺伝子変異が確認された患者に投与する(検査にあたっては、承認された体外診断薬を用いる)。
2.添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行う。
3.本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

用法・用量(添付文書全文)

ビニメチニブとの併用において、エンコラフェニブとして450mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.本剤投与により副作用が発現した場合には、次記の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止する。
1).減量して投与を継続する場合の投与量:
(1).通常投与量:450mg1日1回。
(2).1段階減量:300mg1日1回。
(3).2段階減量:200mg1日1回。
(4).3段階減量:投与中止。
減量を要した副作用がGrade1以下に回復し、他に合併する副作用がない場合には、減量時と逆の段階を経て増量可能。
2).副作用発現時の用量調節基準:
(1).網膜疾患、ぶどう膜炎:
①.Grade2の網膜疾患、Grade2のぶどう膜炎:Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合、同量又は1段階減量して投与。
②.Grade3の網膜疾患、Grade3のぶどう膜炎:Grade2以下に回復するまで休薬し、再開する場合、1段階減量して投与し、Grade3が継続する場合、投与中止。
③.Grade4の網膜疾患、Grade4のぶどう膜炎:投与中止。
(2).網膜静脈閉塞:Grade1以上の網膜静脈閉塞:投与中止。
(3).眼障害(前記以外):
①.Grade3の眼障害:Grade1以下に回復するまで休薬し、28日以内で回復し再開する場合、1段階減量して投与し、28日以内で回復しない場合、投与中止。
②.Grade4の眼障害:投与中止。
(4).AST増加、ALT増加:
①.Grade2のAST増加<血清ビリルビン上昇を伴わない場合>、Grade2のALT増加<血清ビリルビン上昇を伴わない場合>:14日を超えて継続する場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合、同量で投与(但し、再発した場合、休薬し回復後に1段階減量して投与)。
②.Grade2のAST増加<血清ビリルビン上昇を伴う場合>、Grade2のALT増加<血清ビリルビン上昇を伴う場合>:Grade1以下に回復するまで休薬し、7日以内で回復し再開する場合、1段階減量して投与し、7日以内で回復しない場合、投与中止。
③.Grade3のAST増加<血清ビリルビン上昇を伴わない場合>、Grade3のALT増加<血清ビリルビン上昇を伴わない場合>:Grade1以下に回復するまで休薬し、14日以内で回復し再開する場合、同量で投与し、14日超で回復し再開する場合、1段階減量して投与。
④.Grade3のAST増加<血清ビリルビン上昇を伴う場合>、Grade3のALT増加<血清ビリルビン上昇を伴う場合>及びGrade4のAST増加、Grade4のALT増加:投与中止。
(5).血清CK上昇:Grade3−4の血清CK上昇<血清クレアチニン上昇を伴う場合>:Grade1以下に回復するまで休薬し、28日以内で回復し再開する場合、1段階減量して投与し、28日以内で回復しない場合、投与中止。
(6).心電図QT延長:
①.500msを超えるQTc値が認められかつ投与前からの変化が60ms以下の場合:QTc値が500msを下回るまで休薬し、再開する場合、1段階減量して再開する(但し、再発した場合、投与中止)。
②.500msを超えるQTc値が認められかつ投与前からの変化が60ms超の場合:投与中止。
(7).皮膚炎:
①.Grade2の皮膚炎:症状が継続又は悪化する場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合、同量で投与。
②.Grade3の皮膚炎:Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合、同量で投与(但し、再発した場合、休薬し回復後に1段階減量して投与)。
③.Grade4の皮膚炎:投与中止。
(8).手掌・足底発赤知覚不全症候群:
①.Grade2の手掌・足底発赤知覚不全症候群:14日を超えて継続する場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合、同量で投与(但し、再発した場合、休薬し回復後に1段階減量して投与することを考慮)。
②.Grade3の手掌・足底発赤知覚不全症候群:Grade1以下に回復するまで休薬し、再開する場合、1段階減量して投与(但し、再発を繰り返す場合、1段階減量して投与又は投与中止することも考慮)。
(9).前記以外の副作用:
①.Grade2の副作用:Grade2が継続する場合、休薬又は減量を考慮。
②.Grade3の副作用:Grade1以下に回復するまで休薬を考慮し、28日以内で回復し再開する場合、1段階減量して投与することを考慮。
③.Grade4の副作用:投与中止。
GradeはNCI−CTCAE ver4.03に準じる。
2.本剤単独投与時の忍容性を検討した臨床試験では、1日1回450mg投与は本剤の最大耐用量を上回る可能性が示唆されているので、ビニメチニブを休薬又は中止した場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意する。
3.肝機能障害のある患者では、本剤の血中濃度が上昇するとの報告があるため、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、副作用の発現に十分注意する。

副作用(添付文書全文)

国際共同第3相試験(CMEK162B2301試験)の安全性評価対象192例中、169例(88.0%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用(20%以上)は、悪心59例(30.7%)、下痢52例(27.1%)、疲労48例(25.0%)、血中CK(CPK)増加41例(21.4%)であった(承認時)。
1.重大な副作用
1).皮膚悪性腫瘍:基底細胞癌(0.5%)、ケラトアカントーマ(1.0%)等の皮膚悪性腫瘍が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
2).眼障害:網膜障害(18.8%)、ぶどう膜炎(4.2%)等の眼障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
3).心機能障害:左室機能不全(1.0%)、駆出率減少(5.2%)等の心機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
4).肝機能障害:AST上昇(GOT上昇)(6.3%)、ALT上昇(GPT上昇)(8.3%)、γ−GTP上昇(12.5%)、ビリルビン上昇(1.0%)等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
5).横紋筋融解症:横紋筋融解症(0.5%)が現れることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等に十分注意し、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
6).高血圧、高血圧クリーゼ:高血圧(6.3%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。また、高血圧クリーゼ(0.5%)が現れることがあるので、血圧の推移等に十分注意して投与し、高血圧クリーゼが認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
7).出血:消化管出血(2.1%)等の出血が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量、休薬又は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
8).手掌・足底発赤知覚不全症候群:手掌・足底発赤知覚不全症候群(6.8%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次の副作用が認められた場合には、症状にあわせて適切な処置を行う。
1).血液及びリンパ系障害:(5%以上)貧血、(5%未満)リンパ球減少、好中球減少。
2).心臓障害:(5%未満)動悸、期外収縮、僧帽弁閉鎖不全症。
3).耳及び迷路障害:(5%未満)耳鳴、回転性眩暈。
4).眼障害:(5%以上)視力障害、霧視、(5%未満)眼瞼炎、色視症、眼乾燥、眼障害、眼刺激、羞明、硝子体浮遊物、変視症。
5).胃腸障害:(5%以上)悪心、嘔吐、腹痛、便秘、下痢、(5%未満)腹部不快感、腹部膨満、大腸炎、口内乾燥、消化不良、鼓腸、胃食道逆流性疾患、口内炎、膵炎、アミラーゼ増加。
6).全身障害:(5%以上)疲労、無力症、発熱、(5%未満)悪寒、冷感、インフルエンザ様疾患、浮腫(末梢性浮腫等)、末梢腫脹、全身健康状態低下、乾燥症。
7).免疫系障害:(5%未満)過敏症。
8).感染症及び寄生虫症:(5%未満)毛包炎、爪真菌症、鼻咽頭炎、ヘルペス感染、カンジダ感染、胃腸炎。
9).代謝及び栄養障害:(5%未満)高コレステロール血症、血中リン減少、高カリウム血症、高トリグリセリド血症、高尿酸血症、低アルブミン血症、食欲減退、リパーゼ増加。
10).筋骨格系及び結合組織障害:(5%以上)関節痛、筋痙縮、筋肉痛、血中CK増加(血中CPK増加)、(5%未満)関節炎、背部痛、筋力低下、成長痛、筋骨格痛、四肢痛、頚部痛、四肢不快感。
11).精神・神経系障害:(5%以上)浮動性眩暈、味覚異常、頭痛、(5%未満)顔面麻痺、視野欠損、不安、不眠症、睡眠障害、異常感覚、錯感覚、失神、傾眠、末梢性ニューロパチー。
12).腎及び尿路障害:(5%未満)血中クレアチニン増加、頻尿。
13).呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(5%未満)咳嗽、呼吸困難、胸水。
14).皮膚及び皮下組織障害:(5%以上)発疹(湿疹、丘疹等)、脱毛症、皮膚乾燥、紅斑、皮膚過角化、皮膚そう痒症、掌蹠角皮症、(5%未満)皮膚炎、毛髪障害、毛質異常、多汗症、寝汗、光線過敏性反応、蕁麻疹、尋常性白斑、皮膚腫瘤、皮膚色素減少、皮膚色素過剰、ざ瘡様皮膚炎、脂肪織炎。
15).血管障害:(5%未満)低血圧、ほてり。
16).その他:(5%未満)体重減少、体重増加、アクロコルドン、メラノサイト性母斑、脂漏性角化症、乳頭腫、扁平上皮癌。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ投与する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.肝機能障害のある患者[本剤の血中濃度が増加する可能性がある]。
2.心疾患又はその既往歴のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.基底細胞癌、新たな原発性悪性黒色腫等の皮膚悪性腫瘍が現れることがあるので、定期的に皮膚の状態を確認する。また、皮膚の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導する。
2.皮膚以外の部位に悪性腫瘍が現れる恐れがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行う。
3.網膜障害、ぶどう膜炎(虹彩炎、虹彩毛様体炎を含む)等の重篤な眼障害が報告されているので、定期的に眼の異常の有無を確認する。また、眼の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診するよう患者を指導する。
4.ALT上昇(GPT上昇)、AST上昇(GOT上昇)等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を確認する。
5.左室機能不全、駆出率減少等の心機能障害が現れることがあるので、本剤投与開始前及び本剤投与中は適宜心機能検査(心エコー等)を行い、患者の状態(左室駆出率(LVEF)の変動を含む)を確認する。
6.横紋筋融解症が現れることがあるので、本剤投与中は定期的にCK(CPK)、クレアチニン等の検査を行い、患者の状態を確認する。
7.本剤の単独投与時において、ビニメチニブとの併用投与時と比較して、手掌・足底発赤知覚不全症候群等の発現頻度が増加する傾向が認められているので、ビニメチニブを中止し本剤を継続する場合は、観察を十分に行い、これらの事象の発現に十分に注意する。
(相互作用)
本剤は主にCYP3A4により代謝される。
併用注意:CYP3A阻害剤(リトナビル、クラリスロマイシン、ポサコナゾール(国内未承認)、ジルチアゼム等)[本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強される恐れがあるので、CYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮し、やむを得ずCYP3A阻害剤を併用する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意する(これらの薬剤との併用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.本剤の妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、本剤を投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する(また、妊娠可能な女性は、本剤投与中及び最終投与後一定期間、適切な避妊を行うよう指導する)[ラットを用いた動物試験において臨床曝露量の27倍に相当する用量で胎仔体重低値、胎仔骨化遅延又は胎仔骨格変異、ウサギを用いた動物試験において臨床曝露量の180倍に相当する用量で胎仔体重の低値、骨化遅延が認められた]。
2.授乳中の女性に投与する場合には授乳を中止させる[ヒト母乳中への移行は不明である]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
1.ラットにおいて、臨床曝露量の3.3倍に相当する用量から雄性生殖器への影響(精細管変性、精子数減少等)が認められた。
2.カニクイザルにおいて、臨床曝露量の1.5倍に相当する用量で網膜への影響(黄斑部における網膜剥離)が認められた。
3.In vitro光毒性試験陽性結果が得られた。

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