日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ゾスパタ錠40mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
19768.5円(40mg1錠)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病
注意すべき副作用
貧血 、 発熱 、 発熱性好中球減少症 、 好中球減少 、 骨髄抑制 、 血小板減少 、 白血球減少 、 QT間隔延長 、 肝機能障害 、 ALT上昇
用法・用量(主なもの)
  • ギルテリチニブとして120mgを1日1回経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回200mgを超えない
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用
発熱 、 頭痛 、 悪心 、 下痢 、 便秘 、 嘔吐 、 疲労 、 筋肉痛 、 食欲減退 、 味覚異常 、 Al−P増加
重大な副作用
貧血 、 発熱性好中球減少症 、 好中球減少 、 骨髄抑制 、 血小板減少 、 白血球減少 、 QT間隔延長 、 肝機能障害 、 ALT上昇 、 AST上昇 、 肺炎 、 肺感染 、 敗血症 、 重度感染症 、 出血 、 脳出血 、 硬膜下血腫 、 心膜炎 、 心不全 、 心嚢液貯留 、 ビリルビン上昇 、 γ−GTP上昇 、 腎障害 、 急性腎障害 、 消化管穿孔 、 間質性肺疾患 、 咳嗽 、 呼吸困難 、 アナフィラキシー 、 重度過敏症 、 可逆性後白質脳症症候群 、 痙攣 、 意識障害 、 錯乱 、 視覚障害
上記以外の副作用
CK増加 、 CPK増加 、 汎血球減少症 、 内出血発生増加傾向 、 心筋炎 、 洞性頻脈 、 低血圧 、 高血圧 、 起立性低血圧 、 塞栓症 、 霧視 、 結膜出血 、 網膜出血 、 眼乾燥 、 眼窩周囲浮腫 、 羞明 、 視力低下 、 腹痛 、 口内炎 、 口内乾燥 、 胃食道逆流性疾患 、 口腔内出血 、 消化不良 、 大腸炎 、 口腔粘膜水疱 、 末梢性浮腫 、 無力症 、 倦怠感 、 粘膜炎症 、 顔面浮腫 、 疼痛 、 末梢腫脹 、 肝機能異常 、 高ビリルビン血症 、 上気道感染 、 医療機器関連感染 、 口腔カンジダ症 、 クロストリジウム・ディフィシレ大腸炎 、 鼻出血 、 労作性呼吸困難 、 しゃっくり 、 胸水 、 発疹 、 皮膚そう痒症 、 急性熱性好中球性皮膚症 、 薬疹 、 皮膚疼痛 、 点状出血 、 皮膚色素過剰 、 蕁麻疹 、 皮膚炎 、 丘疹性皮疹 、 紫斑 、 斑状皮疹 、 転倒 、 関節痛 、 四肢痛 、 筋力低下 、 筋痙縮 、 低リン酸血症 、 低カリウム血症 、 低ナトリウム血症 、 低カルシウム血症 、 高尿酸血症 、 低マグネシウム血症 、 高血糖 、 脱水 、 高トリグリセリド血症 、 低アルブミン血症 、 高リン酸塩血症 、 浮動性眩暈 、 錯感覚 、 末梢性ニューロパチー 、 異常感覚 、 末梢性感覚ニューロパチー 、 知覚過敏 、 感覚鈍麻 、 神経痛 、 痙攣発作 、 傾眠 、 不眠症 、 膣出血 、 LDH増加 、 血中クレアチニン増加 、 トランスアミナーゼ上昇 、 アルドラーゼ増加 、 体重減少 、 アミラーゼ増加 、 リンパ球数減少 、 体重増加 、 血中リン減少 、 駆出率減少 、 上腹部痛 、 下部消化管出血 、 低酸素症 、 急性前骨髄球性白血病分化症候群 、 国際標準比増加 、 肝機能検査値上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • QT間隔延長
    • 重度肝機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 原則禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
CYP3A酵素誘導剤
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
P−糖蛋白質を誘導する薬剤
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
リファンピシン類
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
フェニトイン
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
カルバマゼピン
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
セイヨウオトギリソウ
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
強力なCYP3A阻害剤
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
強いP−gp阻害作用を有する薬剤
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
イトラコナゾール
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
クラリスロマイシン
本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
QTを延長する薬剤
QT間隔延長を増強
キニジン
QT間隔延長を増強
プロカインアミド
QT間隔延長を増強
オンダンセトロン
QT間隔延長を増強
飲食物との相互作用
  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、FLT3遺伝子変異陽性が確認された患者に投与する(検査にあたっては、承認された体外診断薬を用いる)。
2.臨床試験に組み入れられた患者の遺伝子変異の種類等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行う。
FLT3:FMS様チロシンキナーゼ3。

用法・用量(添付文書全文)

ギルテリチニブとして120mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日1回200mgを超えない。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
2.副作用がみられた場合は、症状、重症度に応じて次の基準を考慮して、本剤を休薬、減量又は中止する。
1).本剤の減量段階
(1).通常投与量:120mg。
(2).1段階減量:80mg。
(3).2段階減量:40mg。
2).本剤の休薬、減量又は中止基準の目安
(1).QT間隔延長:500msecを超えるQT間隔延長;480msec以下又はベースラインに回復するまで本剤を休薬し、回復後、1段階減量して投与を再開できる。
(2).その他の非血液毒性:
①.グレード3の非血液毒性;グレード1以下又はベースラインに回復するまで本剤を休薬し、回復後、1段階減量して投与を再開できる。
②.グレード4の非血液毒性;投与を中止する。
グレードはNCI−CTCAEに準じる。
3.4週間の投与により効果がみられない場合は、患者の状態を考慮した上で、1日1回200mgに増量することができる(なお、200mgから減量する場合は1日1回120mg以下の用量とする)。

副作用(添付文書全文)

再発又は難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病患者を対象とした国際共同第3相試験で本剤を投与された246例(日本人33例を含む)中206例(83.7%)に副作用が認められた。主な副作用はALT(GPT)増加(29.7%)、AST(GOT)増加(28.0%)、貧血(23.2%)及び発熱性好中球減少症(15.9%)等であった(データカットオフ:2018年9月17日)。
次の副作用の頻度は、国際共同第3相試験において本剤1日1回120mgが投与された患者(246例)の集計に基づく。
1.重大な副作用
1).骨髄抑制:血小板減少(27.2%)、貧血(23.2%)、好中球減少(18.7%)、発熱性好中球減少症(15.9%)、白血球減少(12.6%)等の骨髄抑制が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
2).感染症:肺炎(3.3%)、肺感染(0.8%)、敗血症(1.2%)等の重度感染症が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
3).出血:脳出血(0.4%)、硬膜下血腫(0.4%)等の出血が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
4).QT間隔延長:QT間隔延長(5.7%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
5).心膜炎、心不全、心嚢液貯留:心膜炎(1.2%)、心不全(0.8%)、心嚢液貯留(1.2%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
6).肝機能障害:ALT上昇(GPT上昇)(29.7%)、AST上昇(GOT上昇)(28.0%)、ビリルビン上昇(3.7%)、γ−GTP上昇(0.8%)等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
7).腎障害:急性腎障害(1.2%)等の腎障害が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
8).消化管穿孔:消化管穿孔(0.8%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、本剤の休薬、減量又は投与中止等の適切な処置を行う。
9).間質性肺疾患:間質性肺疾患(0.4%)が現れることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状を十分に観察し、異常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を実施し、間質性肺疾患が疑われた場合には、本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
10).過敏症:アナフィラキシー(0.4%)等の重度過敏症が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、直ちに本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
11).可逆性後白質脳症症候群:可逆性後白質脳症症候群(頻度不明)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、可逆性後白質脳症症候群が疑われる症状(痙攣、頭痛、意識障害、錯乱、視覚障害等)が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).血液及びリンパ系障害:(5%未満)汎血球減少症、内出血発生増加傾向。
2).心臓障害:(5%未満)心筋炎、洞性頻脈。
3).血管障害:(5%未満)低血圧、高血圧、起立性低血圧、塞栓症。
4).眼障害:(5%未満)霧視、結膜出血、網膜出血、眼乾燥、眼窩周囲浮腫、羞明、視力低下。
5).胃腸障害:(10%以上)悪心、下痢、(5〜10%未満)便秘、嘔吐、(5%未満)腹痛、口内炎、口内乾燥、胃食道逆流性疾患、口腔内出血、消化不良、大腸炎、口腔粘膜水疱形成、(頻度不明)上腹部痛、下部消化管出血。
6).一般・全身障害及び投与部位の状態:(5〜10%未満)疲労、発熱、(5%未満)末梢性浮腫、無力症、倦怠感、粘膜炎症、顔面浮腫、疼痛、末梢腫脹。
7).肝胆道系障害:(5%未満)肝機能異常、高ビリルビン血症。
8).感染症及び寄生虫症:(5%未満)上気道感染、医療機器関連感染、口腔カンジダ症、クロストリジウム・ディフィシレ大腸炎。
9).呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(5%未満)咳嗽、呼吸困難、鼻出血、労作性呼吸困難、しゃっくり、胸水、(頻度不明)低酸素症、急性前骨髄球性白血病分化症候群。
10).皮膚及び皮下組織障害:(5%未満)発疹、皮膚そう痒症、急性熱性好中球性皮膚症、薬疹、皮膚疼痛、点状出血、皮膚色素過剰、蕁麻疹、皮膚炎、丘疹性皮疹、紫斑、斑状皮疹。
11).傷害、中毒及び処置合併症:(5%未満)転倒。
12).筋骨格系及び結合組織障害:(5〜10%未満)筋肉痛、(5%未満)関節痛、四肢痛、筋力低下、筋痙縮。
13).代謝及び栄養障害:(5〜10%未満)食欲減退、(5%未満)低リン酸血症、低カリウム血症、低ナトリウム血症、低カルシウム血症、高尿酸血症、低マグネシウム血症、高血糖、脱水、高トリグリセリド血症、低アルブミン血症、高リン酸塩血症。
14).神経系障害:(5〜10%未満)頭痛、味覚異常、(5%未満)浮動性眩暈、錯感覚、末梢性ニューロパチー、異常感覚、末梢性感覚ニューロパチー、知覚過敏、感覚鈍麻、神経痛、痙攣発作、傾眠。
15).精神障害:(5%未満)不眠症。
16).生殖系及び乳房障害:(5%未満)膣出血。
17).臨床検査:(10%以上)Al−P増加、CK増加(CPK増加)、(5%未満)LDH増加、血中クレアチニン増加、トランスアミナーゼ上昇、アルドラーゼ増加、体重減少、アミラーゼ増加、リンパ球数減少、体重増加、血中リン減少、駆出率減少、(頻度不明)国際標準比増加、肝機能検査値上昇。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始する。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.QT間隔延長の恐れ又はその既往歴のある患者[QT間隔延長が起こる恐れがある]。
2.重度肝機能障害のある患者(使用経験がなく安全性が確立していない)。
(重要な基本的注意)
1.QT間隔延長が現れることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に心電図検査及び電解質検査(カリウム、マグネシウム等)を行い、患者の状態を十分に観察し、また、必要に応じて電解質補正(カリウム、マグネシウム等)を行う。
2.発熱性好中球減少症、貧血等の骨髄抑制が現れることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
3.脳出血、硬膜下血腫等の出血が現れることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
4.AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、ビリルビン上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
5.急性腎障害等の腎障害が現れることがあるので、本剤投与開始前及び投与中は定期的に腎機能検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
(相互作用)
ギルテリチニブは主としてCYP3A4により代謝される。また、P−糖蛋白質(P−gp)の基質である。
併用注意:
1.CYP3A誘導作用を有する薬剤及びP−gp誘導作用を有する薬剤(リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン、セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort)等)[本剤の血中濃度が低下し効果が減弱する恐れがあるので、CYP3A誘導作用及びP−gp誘導作用のない薬剤への代替を考慮する(これらの薬剤がCYP3A及びP−gpを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)]。
2.強いCYP3A阻害作用を有する薬剤及び強いP−gp阻害作用を有する薬剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシン等)[本剤の血中濃度が上昇し副作用の発現が増強される恐れがあるので、併用を避けることが望ましいが、やむを得ず併用する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意する(これらの薬剤がCYP3A及びP−gpを阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある)]。
3.QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤(キニジン、プロカインアミド、オンダンセトロン等)[QT間隔延長を増強する恐れがあるため、併用する場合には、患者の状態を十分に観察する(本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させる恐れがあるため、併用により作用が増強する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では、生理機能が低下していることが多いので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦等:本剤の妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、本剤を投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与し、また、妊娠可能な女性及びパートナーが妊娠する可能性のある男性には、本剤投与中及び最終投与後一定期間は適切な避妊を行うよう指導する[動物試験(ラット)において、臨床曝露量未満に相当する用量で胎仔発育抑制、胚死亡・胎仔死亡及び催奇形性が認められており、また、マウスにおいて遺伝毒性が認められている]。
2.授乳婦:授乳中の女性に投与する場合には授乳を中止させる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(過量投与)
1.症状:臨床試験において、1日1回200mgを超える用量で本剤を反復投与した際に、肝機能検査値異常(AST増加(GOT増加)、ALT増加(GPT増加))、CK増加(CPK増加)及びQT間隔延長等の副作用の発現頻度が高くなることが報告されている。
2.処置:過量投与が認められた場合には、患者の状態を観察し、適切な対症療法を行う。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
1.再発又は難治性の急性骨髄性白血病患者を対象とした海外第1/2相試験において、本剤投与後に白血病細胞の分化を伴い、発熱、低血圧等が認められた症例が報告されている。
2.イヌ反復経口投与毒性試験において、臨床曝露量未満に相当する用量で眼への影響(眼底色調異常、並びに網膜における光干渉断層計検査による網膜高反射性変化、網膜局所的菲薄化及び病理組織学的な網膜空胞化)が認められている。

処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。