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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

タルグレチンカプセル75mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
2849.7円(75mg1カプセル)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 皮膚T細胞性リンパ腫
注意すべき副作用
高コレステロール血症 、 高トリグリセリド血症 、 白血球減少症 、 好中球減少症 、 貧血 、 頭痛 、 悪心 、 嘔吐 、 倦怠感 、 血小板数増加
用法・用量(主なもの)
  • ベキサロテンとして1日1回300mg/㎡(体表面積)を食後経口投与する
    • なお、患者の状態により適宜減量する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重度肝障害
    • ビタミンA過剰症
    • ビタミンA製剤投与中
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 妊娠する可能性のある婦人(11歳〜)

副作用

主な副作用
頭痛 、 悪心 、 嘔吐 、 倦怠感 、 血小板数増加 、 高尿酸血症 、 食欲減退 、 血小板増加症 、 活性化部分トロンボプラスチン時間延長 、 浮腫 、 血中甲状腺刺激ホルモン減少
重大な副作用
高コレステロール血症 、 高トリグリセリド血症 、 白血球減少症 、 好中球減少症 、 貧血 、 下垂体性甲状腺機能低下症 、 肝機能障害 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 総ビリルビン上昇 、 膵炎 、 急性膵炎 、 腹痛 、 低血糖 、 内分泌障害 、 肝不全 、 肺炎 、 敗血症 、 重篤な感染症 、 間質性肺疾患 、 血栓塞栓症 、 肺塞栓症 、 心筋梗塞 、 脳血管発作 、 横紋筋融解症 、 筋力低下 、 筋肉痛 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇
上記以外の副作用
サイロキシン減少 、 遊離サイロキシン減少 、 洞性不整脈 、 心電図QT延長 、 脱毛症 、 皮膚炎 、 光線過敏症 、 腎機能障害 、 血中クレアチニン増加 、 無感情 、 耳管開放 、 片耳難聴 、 発声障害 、 甲状腺機能低下症 、 感染 、 食欲不振 、 低蛋白血症 、 末梢性浮腫 、 骨髄機能不全 、 リンパ節症 、 白血球増加症 、 好酸球増加症 、 下痢 、 皮膚そう痒症 、 発疹 、 皮膚障害 、 剥脱性皮膚炎 、 皮膚剥脱 、 血中尿素窒素増加 、 無力症 、 ホルモン値変動 、 ホルモン値異常 、 疼痛 、 発熱 、 細菌感染 、 悪寒 、 背部痛 、 白内障

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 重度肝障害
    • ビタミンA過剰症
    • ビタミンA製剤投与中
  • 慎重投与
    • 膵炎
    • 軽度肝障害
    • 中等度肝障害
    • 膵炎の危険因子を有する
  • 注意
    • 皮膚以外の病変<内臓等>
    • 未治療の皮膚T細胞性リンパ腫
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 警告
    • 妊娠する可能性のある婦人(11歳〜)
  • 原則禁止
    • 妊娠する可能性のある婦人(11歳〜)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 妊娠する可能性のある婦人(11歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 妊娠する可能性のある婦人(11歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
経口避妊薬
血漿中濃度を低下
ビタミンA製剤
ビタミンA過剰症と類似した副作用症状
CYP2C8を阻害する薬剤
本剤の血中トラフ濃度が約4倍上昇し本剤の作用が増強
ゲムフィブロジル
本剤の血中トラフ濃度が約4倍上昇し本剤の作用が増強
CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤
AUCが約50%低下
アトルバスタチン
AUCが約50%低下
シンバスタチン
AUCが約50%低下
ミダゾラム
AUCが約50%低下
糖尿病用薬
低血糖
インスリン製剤
低血糖
スルホニルウレア系薬剤
低血糖
チアゾリジン系薬剤
低血糖
飲食物との相互作用
  • ビタミンAを含むもの<レバー、あんこう、うなぎ、あゆ、海苔 など>

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

皮膚T細胞性リンパ腫。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
1.本剤投与の適応となる疾患の診断は、病理診断に十分な経験を持つ医師又は施設により行う。
2.未治療の皮膚T細胞性リンパ腫に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
3.本剤の皮膚以外の病変<内臓等>に対する有効性及び安全性は確立していない。
4.臨床試験に組み入れられた患者の組織型、病期等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行う。

用法・用量(添付文書全文)

ベキサロテンとして1日1回300mg/㎡(体表面積)を食後経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.全身投与による他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
2.体表面積から換算した本剤(1カプセルあたりベキサロテンとして75mgを含有する)の服用量は、次のとおりである。
1).300mg/㎡(初回投与量)投与時における体表面積換算によるカプセル数:
体表面積0.88−1.12㎡の場合:4カプセル。
体表面積1.13−1.37㎡の場合:5カプセル。
体表面積1.38−1.62㎡の場合:6カプセル。
体表面積1.63−1.87㎡の場合:7カプセル。
体表面積1.88−2.12㎡の場合:8カプセル。
体表面積2.13−2.37㎡の場合:9カプセル。
体表面積2.38−2.62㎡の場合:10カプセル。
2).200mg/㎡(減量時用量)投与時における体表面積換算によるカプセル数:
体表面積0.88−0.93㎡の場合:2カプセル。
体表面積0.94−1.31㎡の場合:3カプセル。
体表面積1.32−1.68㎡の場合:4カプセル。
体表面積1.69−2.06㎡の場合:5カプセル。
体表面積2.07−2.43㎡の場合:6カプセル。
体表面積2.44−2.62㎡の場合:7カプセル。
3).100mg/㎡(減量時用量)投与時における体表面積換算によるカプセル数:
体表面積0.88−1.12㎡の場合:1カプセル。
体表面積1.13−1.87㎡の場合:2カプセル。
体表面積1.88−2.62㎡の場合:3カプセル。
3.下垂体性甲状腺機能低下症が現れることがあるので、投与開始前及び投与期間中は定期的に甲状腺機能検査(甲状腺刺激ホルモン、遊離トリヨードサイロニン、遊離サイロキシン等の測定)を実施し、遊離サイロキシンが基準値から25%以上低下した場合には、レボチロキシンナトリウムの投与を行う。
4.Grade3以上の副作用及び高トリグリセリド血症が発現した場合には、次の基準を目安として、本剤を休薬、減量又は中止する。
用量調節の目安:
1).Grade3以上の副作用が発現した場合(次の高トリグリセリド血症が発現した場合は<高トリグリセリド血症への対応>に従う):発現時の1日投与量が300mg/㎡(体表面積)の場合には、副作用が消失又はGrade1以下に改善するまで休薬し、200mg/㎡(体表面積)で投与を再開する(4週間休薬しても、副作用が消失、又はGrade1以下に回復しない場合には、投与を中止する)、発現時の1日投与量が200mg/㎡(体表面積)の場合には、副作用が消失又はGrade1以下に改善するまで休薬し、100mg/㎡(体表面積)で投与を再開する(4週間休薬しても、副作用が消失、又はGrade1以下に回復しない場合には、投与を中止する)、発現時の1日投与量が100mg/㎡(体表面積)の場合には、副作用が消失又はGrade1以下に改善するまで休薬し、100mg/㎡(体表面積)で投与を再開する(4週間休薬しても、副作用が消失、又はGrade1以下に回復しない場合には、投与を中止する)。
2).高トリグリセリド血症への対応:血清トリグリセリド値が200mg/dLを超えた場合には、脂質異常症治療薬の処方を考慮する。脂質異常症治療薬による治療を行っても血清トリグリセリド値が400mg/dLを超えている場合には、脂質異常症治療薬の処方を調整する。脂質異常症治療薬の処方を調整しても、血清トリグリセリド値が500mg/dLを超えている場合には投与量を減量する(1日投与量が300mg/㎡(体表面積)の場合、順次200mg/㎡(体表面積)、100mg/㎡(体表面積)へと減量する)。また、血清トリグリセリド値が1000mg/dLを超えた場合には、本剤を休薬し、休薬後、血清トリグリセリド値が400mg/dL未満で安定した場合には、休薬前より1段階低用量で投与を再開し、4週間休薬しても回復しない場合には、投与を中止する。
GradeはNCI−CTCAE version 4.0による。

副作用(添付文書全文)

皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)患者を対象とした国内第1/2相試験において、安全性評価対象16例中16例(100%)に副作用(臨床検査値の変動を含む)が認められた。主な副作用は、甲状腺機能低下症15例(93.8%)、高コレステロール血症13例(81.3%)、高トリグリセリド血症12例(75.0%)、白血球減少症、好中球減少症及び白血球数減少各5例(31.3%)、貧血及び好中球数減少各3例(18.8%)、頭痛、悪心、嘔吐、肝機能異常、倦怠感、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加及び血小板数増加各2例(12.5%)であった(承認時)。
副作用の頻度については、CTCL患者を対象とした国内第1/2相試験の集計に基づき記載した。また、当該試験で認められていない副作用については頻度不明とした。
1.重大な副作用
1).脂質異常症:高トリグリセリド血症(75.0%)、高コレステロール血症(81.3%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には休薬、減量又は投与を中止する等、適切な処置を行う。
2).膵炎:膵炎(頻度不明)が現れることがあり、高トリグリセリド血症とともに急性膵炎を発現した例が報告されているので、定期的に膵酵素を含む検査を行う等、患者の状態を十分に観察し、腹痛等の膵炎を示唆する症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
3).下垂体性甲状腺機能低下症、低血糖:下垂体性甲状腺機能低下症(93.8%)、低血糖(頻度不明)等の内分泌障害が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。
4).白血球減少症、好中球減少症、貧血:白血球減少症(31.3%)、好中球減少症(31.3%)、貧血(18.8%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。
5).肝不全、肝機能障害:肝不全(頻度不明)、AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、総ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害(25.0%)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。
6).感染症:肺炎(頻度不明)、敗血症(頻度不明)等の重篤な感染症が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。
7).間質性肺疾患:間質性肺疾患(頻度不明)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
8).血栓塞栓症:肺塞栓症(頻度不明)、心筋梗塞(頻度不明)、脳血管発作(頻度不明)等の血栓塞栓症が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止する等、適切な処置を行う。
9).横紋筋融解症:横紋筋融解症(頻度不明)が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、筋力低下、筋肉痛、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).代謝:(10%未満)高尿酸血症、食欲減退、(頻度不明)食欲不振、低蛋白血症。
2).血液:(10%以上)血小板数増加、(10%未満)血小板増加症、活性化部分トロンボプラスチン時間延長、(頻度不明)末梢性浮腫、骨髄機能不全、リンパ節症、白血球増加症、好酸球増加症。
3).内分泌:(10%未満)血中甲状腺刺激ホルモン減少、サイロキシン減少、遊離サイロキシン減少、(頻度不明)甲状腺機能低下症。
4).循環器:(10%未満)洞性不整脈、心電図QT延長。
5).胃腸障害:(10%以上)悪心、嘔吐、(頻度不明)下痢。
6).皮膚:(10%未満)脱毛症、皮膚炎、光線過敏症、(頻度不明)皮膚そう痒症、発疹、皮膚障害、剥脱性皮膚炎、皮膚剥脱。
7).腎臓:(10%未満)腎機能障害、血中クレアチニン増加、(頻度不明)血中尿素窒素増加。
8).その他:(10%以上)頭痛、倦怠感、(10%未満)無感情、耳管開放、片耳難聴、発声障害、浮腫、(頻度不明)無力症、ホルモン値変動/ホルモン値異常、疼痛、発熱、感染/細菌感染、悪寒、背部痛、白内障。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
1.本剤には催奇形性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない。また、妊娠する可能性のある婦人には投与しないことを原則とするが、やむを得ず投与する場合には使用上の注意を厳守する。
2.本剤の投与にあたっては、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施する。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与する。
(禁忌)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
2.重度肝障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
4.ビタミンA製剤投与中の患者[ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を起こす恐れがある]。
5.ビタミンA過剰症の患者[ビタミンA過剰症が増悪する恐れがある]。
(慎重投与)
1.膵炎の既往歴又は膵炎の危険因子を有する患者[膵炎が発現する恐れがあり、また、本剤投与による高トリグリセリド血症とともに急性膵炎を発現した例が報告されている]。
2.軽度肝障害及び中等度肝障害のある患者[本剤は肝臓で代謝されるため、血中濃度が上昇する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤には催奇形性があり、また副作用の発現頻度が高いので、使用上の注意を厳守し、患者又はそれに代わり得る適切な者に副作用についてよく説明した上で使用する。
2.妊娠する可能性のある婦人への使用に際しては、疾患の重症度及び治療の緊急性を考慮した上で、患者に注意事項についてよく説明し理解させた後、使用する。
1).本剤には催奇形性があるので、妊娠する可能性のある婦人で他に代わるべき治療法がない重症な患者にやむを得ず投与する場合には、投与開始前の少なくとも1カ月前から、投与中及び投与終了後少なくとも1カ月後までは必ず避妊させる。
2).妊娠する可能性のある婦人への使用に際しては、本剤の投与は次の正常な生理周期の2日又は3日目まで開始しない。
3).妊娠する可能性のある婦人への使用に際しては、本剤の投与開始前1週間以内の妊娠検査が陰性であるとの結果を確認する。
4).妊娠する可能性のある婦人への使用に際しては、本剤の投与期間中は定期的に妊娠検査を実施する。
5).本剤が経口避妊薬の血漿中濃度を低下させる可能性があるため、経口避妊薬による避妊法の場合には、経口避妊薬以外の方法をあわせて使用する。
3.本剤はマウス及びイヌを用いた動物実験において、精子形成能に異常を起こすことが報告されているので、男性に投与する場合には、投与期間中及び投与終了後少なくとも3カ月以上は避妊させる。
4.脂質異常症(高トリグリセリド血症等)が現れることがあるので、投与開始前及び投与期間中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
5.膵炎が現れることがあるので、持続的な激しい腹痛、嘔吐等の急性膵炎に関する初期症状が現れた場合には、速やかに医師の診察を受けるよう患者に指導する。
6.内分泌障害により異常が認められた場合には、必要に応じて、内分泌障害の治療に十分な知識と経験を有する医師との連携のもとで適切な処置を行う。
7.低血糖が現れることがあるので、投与開始前及び投与期間中は定期的に血液検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
8.白血球減少症、好中球減少症、貧血が現れることがあるので、投与開始前及び投与期間中は定期的に血液検査(血球数算定、白血球分画等)を行い、患者の状態を十分に観察する。
9.肝機能障害が現れることがあるので、投与開始前及び投与期間中は定期的に肝機能検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
10.光線過敏症が現れることがあるので、外出時には帽子や衣類等による遮光や日焼け止め効果の高いサンスクリーンの使用により、日光やUV光線の照射を避けるよう患者を指導する。
11.白内障が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には眼科を受診するよう患者に指導する。
(相互作用)
本剤はCYP3Aを誘導することが示されている。
1.併用禁忌:ビタミンA製剤<チョコラA等>[ビタミンA過剰症と類似した副作用症状を発現する恐れがある(本剤はビタミンAと同じレチノイドである)]。
2.併用注意:
1).CYP2C8阻害剤(ゲムフィブロジル(国内未承認)等)[ゲムフィブロジルとの併用により本剤の血中トラフ濃度が約4倍上昇し本剤の作用が増強する恐れがあるので、CYP2C8阻害作用のない薬剤への代替を考慮し、やむを得ず併用する際には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意する(CYP2C8の阻害により本剤の代謝が阻害されると考えられる)]。
2).CYP3Aの基質(アトルバスタチン、シンバスタチン、ミダゾラム等)[本剤との併用によりアトルバスタチンのAUCが約50%低下した(本剤のCYP3A誘導作用により、併用薬剤の代謝が促進されると考えられる)]。
3).糖尿病用薬(インスリン、スルホニルウレア系薬剤、チアゾリジン系薬剤等)[糖尿病用薬との併用により、低血糖を発現した例が認められている(本剤が血糖降下作用を増強する可能性がある)]。
4).紫外線療法(PUVA療法、UVB療法等)[NB−UVB療法との併用により、光線過敏症を発現した例が認められている(本剤はin vitro試験(光溶血性試験及びヒスチジン光酸化反応)において光毒性が認められている)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.動物実験で催奇形作用が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[ラットの胚・胎仔発生に関する試験で、外表異常(口蓋裂、眼球膨隆部陥凹、小耳、耳介低位及び舌突出)、内臓異常(小眼球)、骨格異常・骨格変異(頭蓋骨異常・頭蓋骨変異、椎骨異常・椎骨変異及び胸骨異常・胸骨変異)並びに骨化遅延が認められている。また、ベキサロテンは合成レチノイドであることから、ビタミンA過剰誘発催奇形性の恐れがある]。
2.授乳婦に投与する場合には授乳を避けさせる[乳汁中に移行する可能性がある]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する本剤の安全性は確立していない[使用経験がない]。
(過量投与)
海外臨床試験において、1日300mg/㎡(体表面積)を超える用量を反復投与した際に、高コレステロール血症、白血球減少症、下痢等の発現率が高くなったとの報告がある。
(適用上の注意)
1.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
2.保存時:ボトル包装の開封後は湿気を避けて保管する。
(その他の注意)
1.海外において本剤投与後に有棘細胞癌及び基底細胞癌の発現が報告されている。
2.In vitro試験(光溶血性試験及びヒスチジン光酸化反応)において光毒性が認められている。
3.ラット26週間反復投与試験において3mg/kg以上、イヌ39週間反復投与試験において10mg/kg以上の用量で、不可逆性の白内障が認められている。
(保管上の注意)
気密容器、遮光。

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