日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ポマリストカプセル1mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:ポマリドミドカプセル

製薬会社:セルジーン

薬価・規格: 42624.8円(1mg1カプセル) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

サリドマイド関連薬詳しく見る

  • サリドマイド(又はサリドマイドに類似した化学構造をもつ薬剤)による血管新生抑制などのがん細胞増殖因子抑制作用やがん細胞の自滅誘導・増殖抑制などにより抗腫瘍効果をあらわす薬
サリドマイド関連薬の代表的な商品名
  • サレド
  • レブラミド
  • ポマリスト

効能・効果詳しく見る

  • 再発又は難治性の多発性骨髄腫

注意すべき副作用詳しく見る

好中球減少血小板減少発熱貧血便秘疲労下痢末梢性感覚ニューロパチー発熱性好中球減少症肺炎

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • デキサメタゾン併用の場合:ポマリドミドとして1日1回4mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する
  • これを1サイクルとして投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用の場合:ポマリドミドとして1日1回4mgを14日間連日経口投与した後、7日間休薬する
  • これを1サイクルとして投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 適正管理手順を遵守できない
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

発熱便秘疲労下痢悪心呼吸困難筋痙縮浮動性眩暈無力症浮腫口内炎

重大な副作用

好中球減少血小板減少貧血末梢性感覚ニューロパチー発熱性好中球減少症肺炎重篤な感染症末梢神経障害発疹深部静脈血栓症静脈血栓症肺塞栓症静脈塞栓症脳梗塞敗血症腫瘍崩壊症候群心不全不整脈心房細動頻脈性不整脈急性腎障害腎障害多発ニューロパチー末梢性ニューロパチー骨髄抑制汎血球減少症過敏症血管浮腫蕁麻疹間質性肺疾患肝機能障害黄疸AST上昇ALT上昇γ−GTP上昇ビリルビン上昇催奇形性

上記以外の副作用

腹痛口内乾燥嘔吐腹部膨満上腹部痛痔出血低血圧高血圧咳嗽労作性呼吸困難鼻出血口腔咽頭痛頭痛発声障害筋力低下四肢痛筋肉痛背部痛骨痛食欲減退低カリウム血症低アルブミン血症低リン酸血症低カルシウム血症低ナトリウム血症高血糖低マグネシウム血症高カリウム血症高カルシウム血症振戦味覚異常錯感覚失神感覚鈍麻錯乱状態不眠症うつ病意識レベル低下傾眠皮膚そう痒症脱毛症全身性皮疹皮膚乾燥寝汗紅斑多汗症点状出血末梢性浮腫体重減少回転性眩暈転倒悪寒倦怠感CRP増加白内障非心臓性胸痛尿閉慢性腎臓病骨盤痛胃腸出血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 適正管理手順を遵守できない
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 骨髄抑制
    • 重篤な過敏症
    • 腎機能障害
    • 深部静脈血栓症のリスクを有する

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 警告
    • 妊娠する可能性(11歳〜)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 妊娠する可能性(11歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 妊娠する可能性(11歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
CYP1A2阻害剤 本剤の血中濃度が増加
フルボキサミンマレイン酸塩 本剤の血中濃度が増加
シプロフロキサシン 本剤の血中濃度が増加
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の血中濃度が増加
ケトコナゾール 本剤の血中濃度が増加
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が増加
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が増加

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    再発又は難治性の多発性骨髄腫。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.本剤による治療は、少なくとも1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とする。
    2.臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について、添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行う。

    用法・用量(添付文書全文)

    デキサメタゾン併用の場合:ポマリドミドとして1日1回4mgを21日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用の場合:ポマリドミドとして1日1回4mgを14日間連日経口投与した後、7日間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤を含むがん化学療法は、添付文書の「臨床成績」の項の内容、特に、用法・用量を十分に理解した上で行う。
    2.本剤投与により副作用が発現した場合には、次を参考に本剤の休薬等を考慮する。
    [副作用発現時の本剤の休薬、減量又は中止基準の目安]
    1).血小板減少:血小板数25000/μL未満に減少;50000/μL以上に回復するまで本剤を休薬し、再開は休薬前の投与量から1mg減量する(再開した後に再び発現した場合も同様とし、1mgに減量した後に再び副作用が発現した場合には、本剤の投与を中止する)。
    2).好中球減少:好中球数500/μL未満に減少又は発熱性好中球減少症(好中球数が1000/μL未満でかつ1回でも38.3℃を超える発熱又は好中球数が1000/μL未満でかつ1時間を超えて持続する38℃以上の発熱);1000/μL以上に回復するまで本剤を休薬し、再開は休薬前の投与量から1mg減量する(G−CSF製剤を使用していない場合には、使用について考慮する)、再開した後に再び発現した場合も同様とし、1mgに減量した後に再び副作用が発現した場合には、本剤の投与を中止する。
    3).皮疹:
    (1).Grade3の皮疹;Grade1以下に回復するまで本剤を休薬し、再開は休薬前の投与量から1mg減量する(なお再開は、患者の状態に応じて判断する)、再開した後に再び発現した場合も同様とし、1mgに減量した後に再び副作用が発現した場合には、本剤の投与を中止する。
    (2).Grade4の皮疹又は水疱形成;本剤の投与を中止する。
    4).前記以外の副作用:Grade3の副作用又はGrade4の副作用;Grade2以下に回復するまで本剤を休薬し、再開は休薬前の投与量から1mg減量する(なお再開は、患者の状態に応じて判断する)、再開した後に再び発現した場合も同様とし、1mgに減量した後に再び副作用が発現した場合には、本剤の投与を中止する。
    GradeはCTCAE V4.0に基づく。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    <デキサメタゾン併用投与での成績>
    再発の多発性骨髄腫患者を対象とした国内第2相臨床試験の安全性評価症例において、36例中32例(88.9%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、好中球減少25例(69.4%)、血小板減少12例(33.3%)、発疹8例(22.2%)、白血球減少5例(13.9%)、発熱5例(13.9%)、貧血4例(11.1%)、リンパ球減少4例(11.1%)、便秘4例(11.1%)であった(承認時)。
    再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした外国第3相臨床試験の本剤投与群の安全性評価症例において、300例中247例(82.3%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、好中球減少141例(47.0%)、貧血74例(24.7%)、血小板減少65例(21.7%)、疲労63例(21.0%)、白血球減少36例(12.0%)であった(承認時)。
    <ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用投与での成績>
    再発又は難治性の多発性骨髄腫患者を対象とした国際共同第3相臨床試験の本剤投与群の安全性評価症例において、278例中(日本人12例含む)229例(82.4%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。主な副作用は、好中球減少107例(38.5%)、血小板減少78例(28.1%)、疲労61例(21.9%)、便秘50例(18.0%)、下痢40例(14.4%)、貧血37例(13.3%)、末梢性感覚ニューロパチー37例(13.3%)であった(承認時)。
    1.重大な副作用:デキサメタゾン併用投与による外国第3相臨床試験及びボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用投与による国際共同第3相臨床試験結果に基づき発現頻度を記載した。当該試験以外で報告された副作用については頻度不明とした。
    1).深部静脈血栓症、肺塞栓症:深部静脈血栓症(2.8%)、肺塞栓症(2.2%)、静脈塞栓症(0.7%)、静脈血栓症(0.5%)等が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    2).脳梗塞:脳梗塞(0.3%)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).骨髄抑制:好中球減少(42.9%)、血小板減少(24.7%)、貧血(19.2%)、発熱性好中球減少症(5.0%)、汎血球減少症(頻度不明)等の骨髄抑制が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    4).感染症:肺炎(8.3%)、敗血症(2.1%)等の重篤な感染症が現れることがあるので、血液学的検査及び画像検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).腫瘍崩壊症候群:腫瘍崩壊症候群(0.2%)が現れることがあるので、腫瘍量の多い患者では、血清中電解質濃度測定及び腎機能検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行い、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察する。
    6).心不全、不整脈:心不全(0.7%)、心房細動(0.9%)、頻脈性不整脈(0.2%)等が現れることがあるので、心機能検査(心エコー、心電図等)を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).急性腎障害:急性腎障害(0.5%)等の腎障害が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    8).過敏症:血管浮腫(頻度不明)、発疹(4.8%)、蕁麻疹(頻度不明)等の過敏症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    9).末梢神経障害:末梢性感覚ニューロパチー(8.3%)、多発ニューロパチー(0.9%)、末梢性ニューロパチー(0.7%)等の末梢神経障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    10).間質性肺疾患:間質性肺疾患(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    11).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)が現れることがあるので、定期的に検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.重大な副作用(類薬)(頻度不明)
    類薬で催奇形性が報告されているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない。
    3.その他の副作用:本剤の投与により次のような症状又は異常が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う(デキサメタゾン併用投与による外国第3相臨床試験及びボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用投与による国際共同第3相臨床試験での報告)。
    1).消化器:(10%以上)便秘、下痢、(5〜10%未満)悪心、(5%未満)口内炎、腹痛、口内乾燥、嘔吐、腹部膨満、上腹部痛、痔出血、胃腸出血。
    2).循環器:(5%未満)低血圧、高血圧。
    3).呼吸器:(5〜10%未満)呼吸困難、(5%未満)咳嗽、労作性呼吸困難、鼻出血、口腔咽頭痛、発声障害。
    4).筋骨格:(5〜10%未満)筋痙縮、(5%未満)筋力低下、四肢痛、筋肉痛、背部痛、骨痛。
    5).代謝:(5%未満)食欲減退、低カリウム血症、低アルブミン血症、低リン酸血症、低カルシウム血症、低ナトリウム血症、高血糖、低マグネシウム血症、高カリウム血症、高カルシウム血症。
    6).精神・神経系:(5〜10%未満)浮動性眩暈、(5%未満)振戦、味覚異常、錯感覚、頭痛、失神、感覚鈍麻、錯乱状態、不眠症、うつ病、意識レベル低下、傾眠。
    7).皮膚:(5%未満)皮膚そう痒症、脱毛症、全身性皮疹、皮膚乾燥、寝汗、紅斑、多汗症、点状出血。
    8).その他:(10%以上)疲労、(5〜10%未満)発熱、無力症、(5%未満)末梢性浮腫、体重減少、回転性眩暈、転倒、悪寒、倦怠感、CRP増加、浮腫、白内障、非心臓性胸痛、尿閉、慢性腎臓病、骨盤痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (警告)
    1.本剤はサリドマイド誘導体であり、本剤はヒトにおいて催奇形性を有する可能性があるため、妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者には決して投与しない。
    2.本剤の胎児への曝露を避けるため、本剤の使用については、適正管理手順が定められているので、関係企業、医師、薬剤師等の医療関係者、患者やその家族等の全ての関係者が本手順を遵守する。
    3.妊娠する可能性のある女性患者に投与する場合は、投与開始前に妊娠検査を行い、妊娠検査が陰性であることを確認した上で投与を開始し、また、妊娠の可能性のある女性は投与開始予定4週間前から投与終了4週間後まで、性交渉を行う場合はパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底(男性は必ずコンドーム着用)させ、避妊を遵守している事を十分に確認するとともに定期的に妊娠検査を行う。なお、本剤の投与期間中に妊娠が疑われる場合には、直ちに本剤の投与を中止し、医師等に連絡するよう患者を指導する。
    4.本剤は精液中へ移行することから投与終了4週間後まで、性交渉を行う場合は極めて有効な避妊法の実施を徹底(男性患者は必ずコンドームを着用)させ、避妊を遵守していることを十分に確認する。また、投与終了4週間後まで、妊婦との性交渉は行わせない。
    5.本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される患者のみに行う。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族等に有効性及び危険性(胎児への曝露の危険性を含む)を十分に説明し、文書で同意を得てから投与を開始する。
    6.深部静脈血栓症及び肺塞栓症の発現が報告されているので、観察を十分に行いながら慎重に投与し、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
    (禁忌)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性患者。
    2.適正管理手順を遵守できない患者。
    3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.深部静脈血栓症のリスクを有する患者[本剤により症状が発現、増悪することがある]。
    2.骨髄抑制のある患者[重篤な好中球減少症及び重篤な血小板減少症が発現することがある]。
    3.高齢者。
    4.サリドマイド又はレナリドミドによる重篤な過敏症の既往歴のある患者。
    5.腎機能障害のある患者[安全性は確立していない]。
    6.肝機能障害のある患者[安全性は確立していない]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤はヒトにおいて催奇形性を有する可能性があることから、妊娠する可能性のある女性患者に本剤を投与する場合は、本剤投与開始4週間前及び本剤投与開始3日前から投与開始直前までに妊娠検査を実施し、妊娠していないことを確認後に投与を開始し、また、本剤の治療中は4週間を超えない間隔で、本剤の投与終了の際は本剤投与終了時及び本剤投与終了4週間後に妊娠検査を実施する。
    2.本剤投与開始から投与中止4週間後までは、献血、精子・精液の提供をさせない。
    3.本剤の投与により重篤な好中球減少症及び重篤な血小板減少症が発現することがあるため、定期的に血液学的検査を行うとともに必要に応じて本剤の減量、休薬等適切な処置を行う。また、本剤の投与にあたっては、G−CSF製剤の適切な使用も考慮する。
    4.外国臨床試験において、傾眠、錯乱、疲労、意識レベルの低下、眩暈が報告されているので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作を避けるよう注意する。
    5.急性腎障害が発現することがあるため、定期的に血清クレアチニン、血中尿素窒素(BUN)等の腎機能検査、尿検査及び血液学的検査を行い、患者の状態を十分に観察する。
    (相互作用)
    本剤は主にCYP1A2及びCYP3A4によって代謝される。
    併用注意:CYP1A2阻害剤(フルボキサミンマレイン酸塩、シプロフロキサシン等)、CYP3A4阻害剤(ケトコナゾール、イトラコナゾール、クラリスロマイシン等)[本剤とCYP1A2阻害剤及びCYP3A4阻害剤との併用により、また、本剤とCYP1A2阻害剤との併用により、本剤の血中濃度が増加したとの報告があるので、併用は避け、代替の治療薬への変更を考慮し、やむを得ず併用投与する場合には、本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、有害事象の発現に十分注意する(本剤とCYP1A2阻害剤又はCYP3A4阻害剤を併用した場合に、本剤の代謝が阻害されると考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[ウサギ及びラットでの生殖発生毒性試験では、妊娠中にポマリドミドを投与された母動物の胎仔に催奇形性が認められた(ポマリドミドはヒトで催奇形性を有する可能性がある)]。
    2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[ラットで乳汁中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    1.調剤時:調剤時には脱カプセルをしない。
    2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    3.服用時:カプセルを噛み砕いたり、開けたりせずに服用するように患者を指導する。
    (その他の注意)
    臨床試験において、本剤の投与を受けた多発性骨髄腫の患者で、基底細胞癌、上皮性腫瘍、扁平上皮癌、急性骨髄性白血病等の悪性腫瘍が発現した。
    (取扱い上の注意)
    1.薬剤管理は適正管理手順を厳守し、徹底する。
    2.開封後、直射日光及び高温・高湿を避けて保存する。

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